Capt Ken's Frog

 落語でも枕があるようにブログにだって前置きがあってもいいはずなんです。フロリダ産ルアーの紹介です。元はハンドメイドの高価なルアーですが、それを量産型としてペイントクオリティなどを落としたものです。ボディもたぶんそですが、足はシリコン製で自分で足の色を自分で塗れるようです。人によってはそれが楽しみになるかもしれません。デザイナーによると油性マジックを勧めていて、その塗装の耐久性は乾燥させれば数日は持つけれど、一度塗った色を落とすことも可能だと言っています。
 Capt Ken's ケン バスフロッグ

 Capt Ken's ケン バスフロッグ

価格:1,050円(税込、送料別)


http://www.floridakayakfishing.com/index.html
 北米系バスフィッシングを題材にしているブログ何件かでお見受けしたフロッグです。魚矢が取り扱っていると公式にも出ていたので、そのうち出会えるのだろうと思っていたところ、ついに発見しました。12月に入ってから入荷したようです。アメリカでの購入価格も$9.99なのでほとんど変わらない価格で購入できます。
 プロモーションも現代で生き残っていくには必須であろうyoutubeを活用しています。かなりデカイのを上げてアングラーの気分を盛り上げてくれています。



アップロードされている動画一覧です。
http://www.youtube.com/user/captvideomeister

 動画のようなリリーパッドが絡むエリア場所はフロリダ全域に広がっている偏見があります。特にLake TahoやLake Kissimmeeと呼ばれている大きなレイクでは、どこで釣っていいのかわからないぐらいこんな場所だらけです。写真はLake Tahoです。
Lake Taho

 さすがに水温が56°Fと低いので青々とはしていませんし、寒さでトップに出るような雰囲気でもなかったですが、プリスポーンを狙える1月後半から3月ぐらいは面白い釣りができるのではないでしょうか。個人的な経験では面白いどころか修行かと思うぐらい厳しい釣りでした。

 個人的に気になるこのルアーの特徴はフックです。輪ゴムをウィードガードにしており、どの程度の確率でフッキングするか、どれだけ濃いカバーに入れられるのかという点です。
 重量がそれほどないようで、デザイナーはスピニングタックルで使用しています。軽量なものをわざわざベイトキャスティングタックルで投げなくとも良いと考えているためです。またアメリカ国内では特にスピニングロッドはM・ミディアムクラスからラインナップされているのが普通で、MH・ミディアムヘビークラスのロッドが容易に手に入るといった環境です。軽いものを投げるためにソフトティップを持たせたベイトキャスティングロッドより強引に寄せてこられるはずです。ベイトフィネスと違うのはカバーをどんどんアングラーから攻めていくということです。フィネスフィッシングにちょっとパワーを持たせるのではなく、そもそもカバーフィッシングを何とか軽量なルアーでアプローチしていこうとした結果から生まれたスタイルなので違って当然です。
 もしボートからアプローチするならば6.5ftMHのタックルであれば余裕で獲れますが、オカッパリからとなるとそれなりのタックルが必要になります。アングラーのスキルとしてカバーの濃さの判断で、獲れないであろう場所は当然諦める必要がありますし、獲れる場所というのは岸よりのインサイドエッジが主な場所になると思います。それでもカバーに潜られることを考えるとブレイデッドライン3号や4号にリーダーを組めば、そのルアーで釣りたいというルアーの性能ありきのゲームは組み立てられそうな気がします。また日本では雷魚の存在から、リーダーシステムもしっかり組んでおくことも必要です。デザイナー本人は30lbフロロカーボンラインをブレイデッドラインのリーダーにすることで、意図的にダイブさせて誘うこともあるようです。ただし、菱や蓮の葉が濃い場所はラインが絡んで使いにくくなるので、比較的そのようなカバーの薄い場所やグラス・ウィードといった場所が適していると言っています。また、パイク、マスキー、ピッケレルといった歯のある魚にはワイヤーリーダーを勧めており、副産物なのか意図的にダイビングもさせやすそうです。日本では太刀魚用のワーヤーリーダーが比較的簡単に購入できるはずです。
 加えて、ウィードガードの機能を無視してオープンウォーターで普通にトップウォーターとして使えそうです。ただし、水中にウィードなどのカバーがあるほうが圧倒的に釣りやすいです。抜けを心配するならば、簡単にゴム管や浮き止めゴム、近頃は専用ワームキーパーを入れておけば大丈夫そうです。
 しかしサクッと調べただけで6ft6in MHっていうロッドが2万円クラスのロッドに存在しないというのは本当にパワーフィッシング的な面が忘れられているのだなといった印象です。確かにスピニングで8-14lb使ってると言って、内藤さんに驚かれたぐらいなのでよほど自分のスタイルが珍しいタイプなのだとは自覚しています。ただし14lbは確かに扱い易いとはいえず、使用する覚悟が必要かと思います。

ダイワ ブラックレーベル 722MHRS

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 2万円程度で調べて出てきたのがこの程度しかないというのは、やはり嘆くべきなのでしょうか。選択する基準は適合負荷の下限を当てにしています。内藤さんのセミナーで知っている方もいるかと思いますが、ロッドの適合負荷の付け方は適当です(笑) 「特に適合負荷の上限は当てにならないのですが、下限は意外と当てになる。」という内藤さんの金言を残しておきます。
 欲を言えば3/16ozが下限のロッドが欲しいところですが、たぶんこのあたりが日本のルアーフィッシングの限界なのだと思います。


 左端が6ft6in MHというアメリカの平均的なカバー用(写真や動画のようなソフトカバーの上をスラッゴーやフルークで攻める)スピニングロッドです。左から2番目は6ft MHと尖り気味の性能のロッドです。そして左から3番目は6ft Hというかなり使用方法が限られるのではなかろうかという自分好みのロッドだと思われます。ショートロッドでヘビーと一般的に使用条件が思い浮かばないロッドほど使い方を探すのが面白かったりします。G.loomisは低価格帯のものでも十分良いロッドで、その低価格帯でも北米では高価な方なので、ここまで高価なロッドは必要のないような気もします。また、メーカーを変えてしまえば、似たようなロッドが普通に$100以内で購入できてしまいます。
 ボートからのアプローチになるかもしれませんが、スキート・リースのロッドもジャークワームとして使用するであろうセンコーという名が示す通り候補に入ると思います。ただしそのロッドレングスから狭い場所での取り回しはちょっと悪いです。Micro Honeycomb Spinningがもし手に入るなら、マイクロガイドを搭載してロッドに張りがある感じになっているので、カバーゲームを考えるとそちらの方がより使いやすいかもしれません。
【中古】ノリーズ:680MS パワフルスウィーパー

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 ミディアムという表示のロッドは日本では希有なようです。ML表示の次はMHというメーカーが多いことからも、いかに名付け方が適当かというのがわかります。左上の割とこういった安価なロッドというのはグラスが混ぜてあり、ロッドウェイトを乗せてキャスティングしやすく、しっかりとしたパワーがあったりしてロッドは価格でないということを教えてくれたりすることがあります。
 ノリーズのロッドに言うことはほとんどありませんが、あえてブランクに低弾性を使用し、ステンレスフレームの重めのガイドを乗せることでルアーの重さしっかり乗せて、スポットにキッチリと投げられるロッドであるということです。アプローチでキャスティングが何より重要であるといったメッセージでもあります。
 廃盤が決定しているヒロイズムです。たぶん日本でジャークワームのことを考えて作られたロッドはノリーズ・ロードランナーとこのヒロイズムぐらいではないでしょうか。そもそもジャークワームで釣る雑誌記事を見た記憶が内藤さんと田辺さんを除いてありません。
 64Sを所持はしていませんが、触った感触は張りがあって欲しくなった記憶があります。
 この中で唯一所持している68Sは自分の中で汎用性の高いロッドだと感じ気に入って使用ています。カバーへの1/16-1/8ozのライトテキサス、ジャークワーム、ジグヘッドとソフトルアーでアングラー側から攻めて行くのに最適な1本です。様々な要因で、オカッパリで1本だけスピニングタックルを持つとすればこれを選択します。
 ヒロ内藤さんを尊敬するアングラーとして真剣に自分がおススメできるのは今のところこのヒロイズム2本だけです。ショートキャストで細かく刻んで動かしたい場合の64S,写真や動画のような場所からロッドパワーでなんとか引きずり出す68Sといったところです。
 この2本は確かひっそりとエルモに数本入荷されていたのを目ざとくチェックしているので、たぶん在庫が残っているはずです。特に64Sあたりは使いどころが見出されずに残っている可能性が高く狙い目なはずです。
 ヒロイズムを使用する前はシマノ・アクシス2601Rを使用して小型フロッグやジャークワームを使用していました。それでも自分の判断である程度のカバーを攻めましたが、ラインブレイクはありませんでした。当時から12lbのモノフィラメントラインを使用していたこともその一因だと思っています。

カバーで攻略する専用の1本と考えるとこの2本がやはり適していると考えられます。バスワンのこの2602モデルを使って釣っている友人は、そのロッドの汎用性の高さからその1本だけをビッグスクーターに乗せて使用していました。ラインも自分が散々勧めていた8-12lbを使用していたと記憶しています。
 さすがに冬でソフトカバーが枯れてしまいフロッグを使用する場所もほとんどないかもしれませんが、来夏の武器を増やす予定に色々と準備しておくのも楽しい作業です。

 6.5ft MHクラスのスピニングロッドが低価格帯でも手に入ることをメーカーに熱望します。そのためには、まずジャークワームの釣りを来年あたり琵琶湖で流行させてくれれば良いと思います。きっとスピニングタックルの方がボイルに対してのロングキャストと手返しの早さといったアドヴァンテージがあります。事実、ジャークワームの釣りでベイトキャスティングタックルとスピニングタックルで、相手はクラシックで5位を獲ったこともあるプロですが大敗しました。ジャークワームにスピニングタックルの重要性を思い知った瞬間でした。
 水面近くまで伸びたウィードの周辺でボイルが起こっている時、プラグのトリプルフックに比べてウィードが絡む心配のないジャークワームほど手返しの良いものはありませんから、琵琶湖の南湖にもピッタリなはずです。

 とりあえず色々と考察背景など前提作りはできたので冒頭のフロッグを手に入れたいところです。ルアーアングラーとしてせっかく購入するならば、きっと売れ残るであろう黄色と黒の毒々しいカラーで釣ってみるのが面白そうです。

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こういう感性のルアーは正にアメリカルアーならではですね。日本だとおそらく人間から見たもっとリアルな見た目に拘るでしょう
因みにこのフロッグに使われているウィードレスシステムはその昔、日本の深夜の通販番組で一世を風靡したバス用アメリカンソフトルアー『バンジョーミノー』と同じものと思われますが、アメリカでは一般的なシステムなのでしょうか?
因みにロッドの話ですが、昨今の感度重視パキパキ系のロッドはイマイチ自分の感性には合わないので、自分は中古屋で安く入手した一昔二昔前のバスロッドを多少リファインしてシーバスのボートゲームで使ってます
因みに日本のバスロッドのレングスは基本的に『6f』『6.6f』で固定されてしまっているのが困りものです。あと頑なに1ピース至上主義であることも悩みの種であります

Re: No title

> こういう感性のルアーは正にアメリカルアーならではですね。日本だとおそらく人間から見たもっとリアルな見た目に拘るでしょう
 ライブターゲット社のフロッグなどは日本で売れるでしょうね。個人的にも両生類が好きなので、ライブターゲット社のも見た目の可愛さで欲しくなったりしました。見た目でこのルアー釣りたいと思うのも間違った方向ではないと思いますが、ルアーフィッシングであってエサ釣りではないという本質は忘れて欲しくありません。

> 因みにこのフロッグに使われているウィードレスシステムはその昔、日本の深夜の通販番組で一世を風靡したバス用アメリカンソフトルアー『バンジョーミノー』と同じものと思われますが、アメリカでは一般的なシステムなのでしょうか?
バンジョーミノーって今も普通にバスプロショップスにいけばテレビ付きの棚に陳列されていたりして驚かされます。ウィードガードが輪ゴムというのはあまり聞いたことがありません。細いワイヤーガードは釣具店でも見かけます。参考までにhttp://www.barlowstackle.com/Weedless-Hooks-C70.aspx
あとKahle Hookというフックの形状は結構一般的かもしれません。しかし、ウィードガードひとつにとっても日本の方が種類やそのクオリティは高いです。
 またフックの位置、バンジョーミノーの頭にピンをねじ込んで、針を掛けるシステムは、フルークタイプのジャークワームでよく使用されています。確かこのリグの作り方の引用元はバスプロフェッサーことダグ・ハノンで、YouTubeの動画でも紹介されています。
http://www.youtube.com/watch?v=A8VPn4ujqts
ウィードがない場所でオフセットフックを使用してフッキングミスすることを考えると合理的です。また動画では、大きなワームほど大きなフックを使用しなければならず、フッキングさせにくいためこのようなリグを作ると言っています。
 自分は11/0フックを使用して30cmぐらいのバスなら掛けてしまう人なのであまり気にしませんが、あまりにフッキングしない場合は試してみるのも良いかもしれません。ジャークミノーを使う場所が濃いめのカバーの中ということもあって未だに知ってはいますが試したことのないリグの方法です。

> 因みに日本のバスロッドのレングスは基本的に『6f』『6.6f』で固定されてしまっているのが困りものです。あと頑なに1ピース至上主義であることも悩みの種であります
 自分もあまりに張りのあるロッドは折れそうで怖いのでほとんど使用していません。シャウラ1605Rだけはどんだけ振り込んでフッキングしても折れそうな気がしないので、使用しています。
 スピニングはまだまだ6ft至上主義な偏見で、6.5ft/6ft6inといったレングスはまだそれほどないようです。最近では、6ft3inや6ft4in,6ft7inあたりもあるような気がしますが、求めている長さって短いのか、それとも長い方なのかで話が変わってしまいます。6ft未満でミノーのジャークもできるスピニングロッドはかなり少ないです。
 今後はセンターカットでない2ピースロッドが増えそうな気がしますが、アングラーがそれをずっと求めていないとメーカー側も作りづらいのだと思います。
 1ピースを持って電車で移動したことが何度もありますが、身長ぐらいまで、最高でも6ftぐらいまでが天井に当たることなども考えて快適だろうなと思いました。個人的にヒロイズムを好むのはグリップを外せて身長ぐらいまでの1袋に何本も入れて持って行けることです。グリップは当然鞄の中ですが、たまに1本ぐらい忘れていないかと心配になります。
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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