ぱわー?ふぃねす?それとも、ぱわーふぃねす?

 日本のバスフィッシングにおいて、スピニングを握るっていうことが釣りのストレングス、コンフィデンスとして「弱い」という意味で捉えられていること自体が偏見なのではありませんか。というか日本においてはそれは極めて高いレベルで共感できるという偏見がある。
 自分の近頃組んだタックルは5ft5inのスピニングロッド(パックロッド)1本なのに対し、パワープロ0.8号+フロロリーダー14lb、モノフィラメント8lb,10lb,12lbと4種類ほどです。0.8号のブレイデッドライン以外は日本人には極端に避けられるであろうセッティングだと思っています。あとスピニングに20lbを巻いてジャーキングしてはいけない理由がどこにありましょうか、ありとあらゆる理由、身体的な理由でも、最もジャーキングがやりやすいのがスピニングタックルだと自覚したのであればその方法を追求、究めていけないいわれがどこにありましょうか。

Learn from Kevin VanDamのコーナーです。
スローベイトを使用してファストリトリーブを行うハイブリッドテクニックをKVDから学んでみましょう。
 多くのアングラーはゲームプランを2つに大別します。それがパワーフィッシングとフィネスフィッシングです。パワーフィッシングとは大きめのリアクションベイトを使用し、ヘビータックルを使用することもあり、広範囲の水域をカバーします。フィネスフィッシングはその逆であり、ダウンサイズベイトとライトタックルを使用し、広範囲の水域は攻められませんが、1箇所を徹底的に攻めます。これらの違いは、4インチのワームを6lbラインで使用して20フィートのスポットを狙うのと、スピナーベイトを20lbラインで3フィートを流していくといったものです。パワーフィッシングをストレングスにするアングラーは1マイル(1.6km)を1時間ぐらいで、フィネスフィッシングのアングラーは1キャストに賭けた釣り方をするような違いです。
 しかし、これらに加えて3つ目の両者を合わせたものが現れ世間を騒がせました。ケヴィン・ヴァンダムと彼の友人でもあるESPNの司会マーク・ゾーナが作り上げた語でもある、それがパワーフィネスです。

 「基本的に、パワーフィネスは自分にとってフィネスタイプのテクニックだが、パワーフィッシングの感覚で行っている」とKVDは言います。「チューブを跳ねさせるテクニックを例とすると、キャストしてから底をズル引きするのではなく、8〜10フィートの間を跳ね上げさせフォールさせるということを繰り返し、広範囲の水域をカバーしていきます。」
 「このテクニックはジグのスイミングと同じで、素早く泳がせた後に速度を落とし、スローに釣りを始めます。」
 「この跳ねさせる方法は、ドロップショットにも最適です。キャストし落とした後に跳ねさせて10〜12フィートほど動かします。これを早いペースで繰り返します。」
 KVDはパワーフィネスはGreat Lakesのような北に位置する湖で、テリトリーを泳ぎ回るようなバスに有効だと言っています。

 「これはクリアウォーターでバスが視覚をメインに捕食している場合に有効だと思われていますが、水の透明度はそれほど問題ではありません。ルアーの素早い動きでストライクの引き金を引くことが最も重要です。しかし、6インチまで見える透明度までしかこの方法を試したことがありません。」

 KVDが昔使用していたのはBite-Me jigのジグヘッドで、これを使用して11パウンダーのバス(詳細は本人曰く11lb30oz)をテキサスのLake Lewisvilleで釣っています。Bite-Meのテッド・ベリー曰く「KVDがこのテクニックを公にしてくれた」と言っています。
 シェイキージグヘッドはフラットなアイを持っており、60°の角度で付いています。「フラットなアイと60°という角度は真っすぐ上下に動いてくれ、フッキングさせやすい」とベリーは言います。「もし90°のアイを持ったジグを使用したならば、そのジグは右か左に倒れやすい」とも付け加えています。

 KVDのセッティングは1/8ozを基軸にしています。それでボトムが取れないようであっても5/16ozまでしか上げないとも言っています。シャローでの釣りなのでそれほど重さはいらないとも言っています。

 このように確かにKVDもスピニングタックルをパワーフィネスとして使用しますが、それは抑えとしての意味が強いです。しかし、彼の釣りを見ればそれは明らかで、以前もリストしたようにウィニングパターンのほとんどを今季はクランクベイトで釣っています。つまり、トーナメントでも圧倒的に釣果を上げやすいのはそういったパワーフィッシングであるという認識があっての抑えとなります。しかし、日本の一番上のトーナメントの結果を見る限りそれは抑えではなく先発ではありませんか。そういった意味で日本のトッププロがそんなことを続けていたら、いつまでたってもKVDのようなストレングスとしてのパワーフィネスに到達できやしないのではないですか。
 果たして本当に日本の狭い水域において日本人がやるフィネスというのは、本当にストレングスやコンフィデンスとして「強い」のでしょうか。単純にゲームのパターンとしても「強い」のでしょうか。
 KVDを日本中を連れ回して検証したいと思うところなのですが、誰か賛同して協賛金でも集められないのでしょうか。トーナメント中でなくとも、そういった彼のパワーフィッシングが有効だと分かれば一般のアングラーまでフィネスフィッシング用のタックルだけを持つ意味がなくなって、もっとレベルの高いお話ができて、もっと面白いバスフィッシングの世界ができやしないかと望んでおります。


引用
Bob Gwizdz
BASSMASTER Magazine, July 2010
"Power, Finesse or Power-Finesse? - Learn how the best in the sport have created a hybrid technique using slow baits with fast retrieves"
http://www.bassmaster.com/tips/power-finesse
Updated: Jul 8, 2010
Bass Pro Shops "The Bass Pros Season 1"[DVD] 2007

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No title

>あとスピニングに20lbを巻いてジャーキングしてはいけない理由がどこにありましょうか、ありとあらゆる理由、身体的な理由でも、最もジャーキングがやりやすいのがスピニングタックルだと自覚したのであればその方法を追求、究めていけないいわれがどこにありましょうか

一昔前のシーバスタックル(特に湾奥のランガンスタイルやボートゲーム)は正に上記のような感じだったので、バスフィッシングの世界でやっちゃいけない事はないと思うんですけど(それとも日本の有名バスアングラーが一人も行なっていないから、非常にダサくて格好悪いスタイルとでも思っているのでしょうか?)

もっともシーバスの世界でも、必要以上に細いPEラインの使用(1号以下)を流行らせようといった流れがあるので、あまり他の釣りのことは言えないのですが

自分は最初に「パワーフィネス」をバス雑誌で見た時、「これって、要するに「ヘビカバスタイル」のソフトベイト版ぢゃん。なんか今更感のある釣り方だなぁ」と思ったものです

あ、そうそう、しばらくバス釣りの旅に出るそうですね。lunamaggotさんの釣行記、楽しみにしています

Re: No title

 自分の名前を変更したために文字化けしたようです(笑) 著作権的に危険物を扱おうとしていたために、ちょっとしたブラフをかけておこうと思ったのですが、その計画自体を自粛しました。文字化けには気がつきませんでした、この場を借りてお礼申し上げます。文字化けは修正しましたが、また名前も落ち着いてから元に戻します。

 そもそもアメリカでのライトラインが日本の8lb~10lbの間ぐらいなので、そういった釣りが普通になることを望んでいます。別にビッグバスを釣るためとかじゃなくても普通に使えるタックルなのだと気がついてほしいところです。あと本当になぜそういった道具を使っていたらハブられるのでしょうか。なんとなくというか、確実にコミュニケーションにも隔たりを感じます。有名アングラーや有名メーカーといったブランド化しているものが俯瞰的に見ても売れているのが事実なので、やはりダサイのだと思います。『ブランドの条件 (岩波新書)』でブランド論となるとこの本を軸にザックリ勉強したことを思い出します。

 しかし、現状で自分も0.8号パワープロのブレイデッドラインを使用していることもあり、ブレイデッドラインが変える釣りもあるのだなと思い始めています。しかし、どちらにしても「アングラーの過信や無知で魚を逃すことにならないように」と訴えていける方法があればもっと良いかと思います。「そんな細いライン使ってるようじゃ、あの奥のデカイやつは取れないよ」など実際の経験につながりやすい煽り方が良いと思います。もしこういった記事を書くなどの例があれば使ってみてはいかがでしょうか。フィクション形式での嫌味なことを言わせるキャラクターは、何言われようとフィクションとして逃れることができますよ(笑)

> しばらくバス釣りの旅に出るそうですね。
 釣行記になるのかどうかわかりませんが、イラストレーターが手元を離れてしまっているので、公開できる見通しが立たないのが何とも言えないところです。しかし、イラストや理由づけをノートに書きつつ釣りをするなんていう非効率的な釣りをする予定なので、書き手本人の釣果にはあまり触れないであげてください(笑)
 たぶん釣れたか釣れなかったなどの速報は、botでもできるような凡庸な記事で、そんな内容でブログが埋まるような悪寒がしています。
 サンクスギビングの旅行がアフォな計画のような気がします。セドナ、グランドキャニオン、ラスベガスにショッピングなんてことをフロリダに行く2日前までしている予定です。せっかくだから一緒にといって行くのですが、過密で体が大丈夫かいなと心配になるのと同時に、ブログのエントリーにも若干影響しており、日を追うごとに内容のかなり薄い記事が読めることになる予定です。
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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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