じぐへっど・あいれっと

 ジグヘッドのアイレット(ラインアイ)の角度についてこだわっている人、また理由をつけて選んで購入している人って極めて少ないんじゃないかという偏見に基づいて書かれています。

 まずKevin VanDamは針のブランドや大きさにこだわるより、使用しているラインと針の軸の太さを気にしていると言っています。20-25lbのラインでフリッピングロッドであれば当然ヘビーワイヤーのフックが必要だし、スピニングで使用したい時はライトラインを使うため、ヘビワイヤーではフッキングできないことから、ファインワイヤーのジグを選択します。

 まずジグのアイレットには90°,60°,180°の3種類の角度があります。これらはそれぞれに特徴があり、多くのアングラーが見逃しがちですが、KVDにとってはとても重要な要素です。
 もしボトムに沿ってジグが引きたい場合、90°のアイレットを持つボールヘッドタイプのジグでは片側にフックポイント(針先)が倒れ、障害物などに当たり針先を痛めてしまいます。
 このような状況では60°のアイレットを持つジグが有効となります。ジグを引きずるとフックポイントが上を向き、砂地、岩などに当たりにくくなります。
加えて、90°のジグはウィードの中を引く時、その引ける角度によってあまり効果を発揮しません。KVDは基本的にアイレットは60°,30°もしくは全くない、ヘッドの先端にアイレットがあるものが、カバーをかわしやすいことから好みだと言っています。
 アイレットの位置は別の考察ができます。もし木や岩などのソリッドカバーを攻める時、彼はアイレットが水平にあるものが好きだと言っています。水平のアイレットは垂直な(90°)ものに比べ障害物を拾います。つまり水平のラインアイのジグは障害物に頻繁にぶつかります。しかし、それは根がかりを避けるためにシェイクし、ジグが揺れたり、引っかかったのが外れるといったハングオフといったアクションを起こすことができます。これらのアクションはバスのストライクのトリガーを引きます。
 もしウィードやカバーの中で釣りをするとき、簡単に引っかけずに引いてきたい場合に、垂直に位置するアイレットが効果を発揮します。


 ここでひとつ疑問があります。魚矢からウィールヘッドというものが発売されているのですが、これって以下のようにフリーフォールさせるとペラが回らないんじゃないでしょうかという疑問です。
eyelet-angle_jig-head
 だとしたら60°の位置にアイレットを持っていって、さらにヘッドから少し伸ばしたようにすると図解しているカーブフォールで落とした時によく回るのではないかというところです。確かにKVDの言っているように引っかけずに引っ張ってくる分には良いですが、そもそもボトムにペラが当たって回らないと思いますが、ボトムを引くような釣りには向いていません。しかし、リフト&フォールのような釣りの場合はやはり60°のアイレットが最適な角度のような気がします。
 このような面を克服しているのはデプスのプロップジグだと思います。ラインとペラの距離感があって上記のようなラインの接触が少なそうに見えます。
 ついでに魚矢の元ネタはNorthland Fishing Tackleのwhistlerjigでないかと思います。
http://www.northlandtackle.com/Category/main.taf?cat=55
1/32oz - 3/4ozまで揃っていますし、ヘッド形状もヘッドから垂直に落ちていかず、水平に落ちてくれそうなところなど色々と使いやすそうです。1/32ozはメバルなど海のライトゲームになどと言おうかと思いましたが、針が錆びるなどと他人がどうすることもできない文句を言われそうなので諦めます。水の中に漬けておけばなかなか錆びないような気がするので、あえてタックルボックスを真水で満たしておいて使用したルアーを全てそこに入れるとかいうアイデアはないのでしょうか。小さななジグヘッドならペットボトルの飲み口から入りそうなものです。
 あとヘッドもフックも銀色か金色にメッキされたものは1/16ozからです。

 そんなわけでジグヘッドの特殊仕様にばっかり目がいって、アイレットになぜこれほどまでに種類があるのかということを忘れないためのエントリーでした。




引用
Kevin VanDam (Author), Louie Stout (Contributor)『Kevin VanDam Secrets of a Champion』KVD Publications,p85-86,2002

Post a comment

Private comment

Profile

arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

Latest journals
Latest comments
Monthly archive
Category
Latest trackbacks
Favorite
ジャークベイトの基礎/定番 ARB
定番2 Long A 14A
BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A

BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A
価格:820円(税込、送料別)

 もっとも安定したアクションを生みながら、もっとも頑丈に作られているロングA。  ARCについて「多くのバスプロ達が求めたのはゾーンが深い方のルアーだったため、リップをディープダイバーのものにしてあります。」ヒロ内藤



Test ad
Mail form

Name:
Mail address:
Subject:
Body:

Poll Question
Link
Reference
Favorite 2
Display RSS link.
Friend request form

Want to be friends with this user.

Favorite 4