この世は模倣されたモノたちで満ちあふれている。そして、ジャーナリズムの進歩が模倣の速度を驚異的なまでに引き上げている。あらゆることが一気に全世界に広まり、次々とブームが作られる。これからの世界を生きる人間は、このブームの中に隠れている本質を、いつも注意深く見つけ出す努力をしていないと、自分の立ち位置を失ってしまうことになるだろう。

 恒例のBassmaster Classicの予想をするまでもなく時間切れ同然ですが、投稿だけしておこうと思います。
 大事なことなので何度でも言うように、大切なのはウィニング・ベイトなどではなく、その釣りの本質的なプロセスです。そのプロセスを形成するために必要なものはperspective/全体像です。何の全体像かと言えばそれは湖の地理的な配置です。南で開催されれば季節感の進行は日本人の想像より早いし、北であれば想像以上に遅くなるということです。
http://bassanglerspirit.blog127.fc2.com/blog-entry-296.html
 この時期に何度も引用している当ブログの投稿の一つです。今回の開催地はLake Hartwell, South Carolina州とGeorgia州の境にあります。リンク先の画像と地図を参照してもらえればhighlandが絡んだ場所となることが理解できるはずです。きっとpre-spawnなんて語彙がまた飛び出すでしょうが、基本的に多数派の魚は冬であると考えても間違いはないはずです。

 さて2008年も同じ場所でClassicが開催されたわけですが、個人的に強く記憶に残っているのはコレよりコレです。当時は話したところで誰にも理解されず、Kevin VanDamスゲーなんて一人で感心していたものです。何が凄いかといえば、本に書いてあった通りにフラットサイド・クランクベイトにclip-on weightを取り付けて潜行深度を自分の望む水深に調整していたり、フックをこの当時から1X strongのエクストラショート・シャンクに変更していたところです。本人が本に記した通りのことをしているし、それを公表しているし、何よりそうやって常に魚に近づけていこうとするその態度に感動したのです。高い水準で安定した成績には理由があるというのを見せつけられたわけです。
 その肝心のKevin Vandamは今回はEXPOの方にしか参加できないわけで、当著者はとってもテンションが下がっているわけでもあります。

 さて、当投稿自体がやっつけということで適当にSuper 6に入りそうなところでも予想しておきましょう。
Ott Defoe
Brandon Palaniuk
Randall Tharp
Mike McClelland
Scott Rook
Paul Mueller

 Ott DefoeとBrandon Palaniukは完全に個人的な好みです。Randall TharpとMike McClellandは有名どころであり、日本では話題に挙ってきそうで挙らないであろうところです。IkeとかA-martとか挙げても当ブログ的にはどうしようもないという意味も含まれています。Scott Rookもある意味個人的な好みですが、ベテラン枠として応援せずにはいられないところです。今回のダークホースとしてPaul Muellerを挙げておこうと思います。なぜかと問われると困る訳ですが、ジグとクランクベイト(もちろんリップレスも含めて)がメインになるとすれば、Paul Muellerは見逃せない何かがあるのではないかという予想です。
 そんなことを言いながらハンドポワードか何かのソフトプラスティック・ベイトでドロップショットがウィニング・ベイトだったりしたらそれはそれで日本では盛り上がらない気がするのでその方が良いなと思うなどしています。反対にRapalaのShad Rapなんかがでてくればミーハーな連中がまたこぞって騒ぐという偏見があります。それもモールドが変わったからルアーが別物になっただとか、バルサ製クランクベイトの若干の違いを騒ぐ割にRapalaだってその形状が微妙に違っているのにも関わらず一切触れようとしないそういうドーデモイイことしか気にしないミーハー連中のことです。
 このような感じで、今回のClassicはまともに分析できないであろうということを先にお伝えしておきます。内容があまりにも面白そうであれば追ってその中で何が大切なトピックなのかという分析を加えたいと思います。KVD不在ということで、おそらくここ数年で最も個人的に盛り上がらないClassicになることは間違いありません。
 最後に当ブログをわかりやすくコピー、模倣する奴、張り合おうなどと考えている連中がいるならば、Super 6の予想メンバーの名前ぐらい挙げれば良いのにと喧嘩だけ売っておきます。
 今回の件から学ぶべきところは、ウィニング・ベイトじゃなくてそのベイトに辿り着いたことを含めたプロセスが大事なんだよ。大事なことなので2回言いました。

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お疲れ様でした。

多忙な日々、お疲れ様でした。

さて、小生の個人的好みでは Mark Davis を応援しています。今シーズン前半の勢いと2008 年の Alton Jones の釣りを考えると条件は違えど注目かなーと思います。全然深く考えずに言ってますけどね(*´з`)

あとはピンクな Kevin に期待しまーす(^O^)/

Re: お疲れ様でした。

毎度コメントありがとうございます。コメントの場所だけ移植させてもらいました。
 当方も風邪で8日から寝込んでおりました。今も完治したとは言い切れない状態です。そして、しばらく忙しい日々は続きそうです。
 ウェイトのある魚のmajorityがシャロー側なのかディープ側なのかで随分変わってしまいますし、寒いという前評判から実際は暖かくなったりしたらそれはもう全く違った展開になりますね。
 2008年のKVDの視点からは、その展開が日々難しくなっていったわけです。しかし、今回の天気予報では金曜日に最高気温3℃、最低気温-4℃から土曜日に最高11℃、最低2℃、日曜日は最高12℃、最低5℃で雨模様と、日本と同じように春一番が訪れると想定すれば2008年を前提にしたり、同じことを想定して成績を予想するというのは非常に危険かと思います。だからといってどちらかと言えばフリッパーであるGreg Hackneyあたりを選ぶのかと言われれば、何か初日と進出したとして最終日の荒れ模様に適応できるかと問えば難しそうなので選んでいないわけです。
 天気予報、風向きと地図といった情報だけでも、地図を見ながら南風が直撃して釣りにならないであろう場所を除外したりすることはできます。結局のところどこまで肝心な情報だけを収集して分析するのかというスキルが重要になるわけですが、大抵の人はどのルアーがウィニング・ベイトになるとかいう不要な情報だけを集める傾向にあるというのはご存知かと思います。
 最終日に適度に風がきいているところで釣りを展開できる人が圧勝するか、完全にプロテクトされた側で釣りを展開して平均ウェイトを安定させて勝つかの2択とすれば、個人的なダークホースのPaul Muellerが出てきたわけです。
 事前情報であまりお手伝いはできませんでしたが、この辺りを想定してみると成績予想も面白くなるのではないでしょうか。
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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