「One for all. 一人に傷を負わせてそいつを排除する。一人はみんなのために。よくやっていることだろ。」

 Bassmaster BASSfest at Chickamauga Lake - Dayton, TN, Jun 11 - 15, 2014
日本では誰も話題にすらしなかったという偏見があるeventでしたが、なぜ話題にならないのか不思議でしょうがありません。Elite Seriesのその日その釣り場で140名中top 50に残った人達が実際にファンと交流したり、seminarをやってくれるというのだから素晴らしいことではありませんかという意味です。
 きっと心の片隅で舐めた態度でElite Seriesのプロ達を見ている人達ほどこのBASSfestで行われたセミナーを見ようともしなかったという偏見があります。
http://www.bassmaster.com/video/fred-roumbanis-talks-pitchin-and-flippin
 まず印象的なのは、貼り付けたのはFred Roumbanisのものですが、John Crewsの動画も含めて、用意されたであろう椅子の並びの最前列に座っているのが揃いも揃って白髪の人々であるということです。比較するならば、過去に日本のフィッシングショーに来たSkeet Reeseが当著者の見確認情報で言っていたそうですが"kids"ばっかりと言っていたように、明らかにbass fishingに対し真剣に向き合っている層というのが違っていることが見受けられます。日本のフィッシングショーに走っていく人達をよく観察してみればメガバスだのイマカツだの比較的若年層ばっかりではなかったでしょうか。この比較をもって、「日本のバスフィッシング」文化なんて名乗ることすら恥ずかしく、何も知らないことを知らないままでそんなことを言っているという印象すら受けます。なぜならアメリカ合衆国内での相手はビジネスで引退を迎えようとしているとか引退した人達も含まれているのに対して、その層が微塵も含まれていないようにしか見えない若年層がため口で釣りを説明をしてくる日本のバスフィッシングの方向性について批判しているというトピックがあるためです。侮辱的に言ってしまえば日本のそれはいつまでたってもガキの遊び程度でしかないということです。このあたりを自覚すること、無知の知と言われる知らないということを知っているといった態度から初めて「日本の〜」といった論調をして頂きたいものです。そんなことも知らずに「日本の〜」と言っているのははっきりと主張すれば滑稽でしかありません。
 加えて手法について言及するならば、これは完全に英語圏で言うセミナーです。日本のセミナーと称した一方的に聴衆に講釈を言い聞かせる講義・レクチャーとは違います。主題となる講釈を終えた後すぐに質問を受け付けそれに対してどう考えているのか、どう選択していくのか話していく内容となっているわけです。このやり取り、続々とされる質問を見た印象として教育水準が日本とは随分違うと感じることができればそれは個人の何か障壁となっているものを乗り越えるまたは打ち破るための糧となるはずです。大事なことなので言っておくと、どちらかが絶対的に良い、神のような存在だなんてことはあり得ません。そこには利点と欠点が必ず存在しており、そのどちらの利点を有用性として選択し生かしていくのかという決断があるだけで、さらに言えば結果は結果であり必ずしも願っている結果が伴うとも限りません。これも大事なことなので何度も言っていますが、正解を探すことなんてできませんし、そもそもここに正解など無いのです。
 さて、こういった動画を所詮初心者のものだと見下して見ようともしない日本人のアメリカのモノ好きがほとんどだという偏見があるわけですが、そんな連中に限ってこういった基本を見下すことから論理構成がおかしかったり非科学的になるという偏見もあります。論理構成として広義のトピックが何であるか、話のトピックがどういった方向でズレたのか、細かい質疑応答にある細かいその瞬間のトピックは何であるか、こういったことを双方向で学ぶのがセミナーであるわけですから、それを学ぼうとしないで単に聞き流すだけではどこぞのすぴーどらーにんぐといった教材のように学習できないのは当たり前です。この人のこういう論法や話し方は使えそうだとか常にそういうことに意識を強く持っておくわけです。そんなこともわからないような人がおせっかいにもレクチャーなんてしてこようものなら、所詮はその程度の教育水準の中で育ってきたのだと気にする必要など全くなく見放す選択と決断をするべきです。
 さて本編の内容に触れる前にこれだけの事前知識がないために日本では一生かかってもbass fishingをElite Seriesのプロ達の聡明さを理解できないという警鐘を鳴らしているわけですが高等教育における教育水準のためか理解されることはない、今のままでは未来など無いという偏見があります。

 本編の何が面白くて引用したのかというと、別に道具立てだとかそういうことではなくて、green pumpkinという色がUVライト・ブラックライトを照射するとglow(光を反射して柔らかく輝く)と言ったことについてです。ついでにこの反応はluminescence(ルミネセンス)と呼ばれphosphorescence(燐光)とfluorescence(蛍光)に分類されるわけですが、日本人的な感覚で言えばグローは燐光、蓄光、夜光塗料の方をイメージすると思われますが、実際分類はあいまいです。そして今回のgreen pumpkinについて言えばfluorescent colorであるということです。
 彼が嘘を言うわけがないし、実際に家にあるグリーンパンプキン・カラーのジグをかき集めて暗闇の中へ、そして最近蛍光色がどれであるか確認するために購入したブラックライトを当てたところ確かに柔らかく光を反射する蛍光の反応が出たものがありました。スピナーベイトは確認していましたが、ジグの蛍光色という意識は全くなかったため試していなかっただけに若干驚きました。もちろん比較としてblack & blueカラーのジグも横に並べて比較しています。わずかに反射してくれるために見過ごしそうになりますが、green pumpkinの表示でも蛍光反応するものとしないものとがあったためにFred Roumbanisが言っていることが事実であることを経験として実際に確認できました。疑っていたわけではなく、実際に他人の経験を自分が追体験することが大切であるという意味です。
 ついでに当著者はこの2種類を購入したわけですが、ソーラーのものは長らく釣り用の鞄の中に入れていたことから単なる充電不足か潮でも被って不用意に濡れることがあったのか点灯しなくなってしまいました。
 基本として説明しておけば、蛍光色と普通の色との違いは目立つか目立たないかという違いが出ます。このあたりは当ブログの新年明けて早々に連続投稿された数々の中からこれを見逃さなければ既に知っている知識であるはずです。中でも引用したリンク先としてのこれの理論解説部分である冒頭を読めばすぐに理解できるはずです。もう少し説明すれば、蛍光色は水深がある場所まで持っていっても色が変わらないけれど、普通の色は見え方が変わってしまうという違いが出ます。例えば、蛍光色ではない赤色を光量の少ない水深まで持っていくと赤色は赤色に見えずに黒に見え、そこから水深を浅くしていくと次はグレーになります。さらに浅くしていくと今度は緑色になります。さらに浅くすると次はピンクに見え、水面に近くなってやっと赤色に見えるようになります。これが蛍光色の赤色であれば、そのまま赤色が残り、緑色にはならずにグレーから黒へと変わります。これが蛍光色が蛍光色でない色と比較して目立つ理由になります。このDr. Loren G. Hillの追求した科学、ロジックに関して、当著者が日本の釣り人の中では現状一番詳しいという自負があります。
 いずれにしても、green pumpkinは意外や意外、地味なカラーではなく、派手で目立つカラーであることが判明したわけです。これって日本的な感性で見れば相当衝撃的ではないでしょうか。きっと日本でグリーンパンプキン・カラーが蛍光色だなんて言ったとしても誰も信じなかったのではないかという偏見すらあります。どうして蛍光色になったのか製造段階のことを考えると、元々pumpkin(パンプキン)・カラーにgreenを混ぜてみたという村田基氏の提案をたぶんCrazy Head Lure Companyこと現Charlie Brewer's Slider CompanyのSlider wormで依頼したことが最初であると村田基氏本人が語っていたことがありますが、今回の件を考察するとその混ぜている緑色が蛍光色であるということが考えられます。ついでに当著者が確認したジグの中に茶系ことパンプキン・カラーがあったわけですが、UVライトでは蛍光反応を得ることはできなかったこともこの仮説を立てる理由の一員となっています。それではなぜ蛍光のグリーンをシリコンスカートのカラーに混ぜたのかと言えば、これも村田基氏の言い方に似てしまいますが、きっと蛍光色が入っていないグリーンパンプキンより発色が良くて売れそうに見えたという人間へのアピールであったことが考えられます。例えばルアーのパッケージにブラックライトを当てると高確率で蛍光色であるという事実を踏まえています。それが結果的に魚から見ても目立つということにつながり釣果となっているのだとすれば面白いことです。近年あったカラーの選択肢の中で科学的であったのはpinkish purpleというmorning dawnかと当著者は考えていましたが、fluorescent green pumpkinという存在はその考察を大きく変えそうです。
 前回の投稿の真意を読み解けなかった可哀想な読者からすれば、fluorescent green pumpkinとnon-fluorescent green pumpkinのどちらが良いのかという話をしたがると思うのですが、ゲームフィッシュはおおよそopportunistic feederであるからして、明らかにfluorescent green pumpkinに利があると明言しておきましょう。それはDr. Loren G. Hillが統計学としての結論として証明していますし、今回のFred Roumbanisのように多くの聡明な釣り人達の経験も加えると裏付けとしては十分なはずです。

 あとカラーに関して考察するときに、日本人が絡むと大抵このように結論のはっきりとしない禅問答のようにも見えるアフォな内容になるという偏見があります。そして、なぜかシーズン・季節というフレームで使うカラーを変えるということをトピックとしてかたくなに変えようとしないあたりもキレの悪さです。そもそも季節というフレームで使うカラーを特別変えているわけじゃないということが発覚した時点でトピックをひっくり返すなり変更するなりしない限り本来はコラムとして成立しません。挙げ句の果てに、湖の透明度や状況に合わせて変わるからこれという絶対的なものはないというある程度のまとめまでいったところまでは評価できますが、そこから最低限suggestion(提案)としてこの水系ならこのカラーを基本にといったものが一切無い、つまり何の結論も無しに終えているところが、タイトルの割にタイトルで導き出したい結論が無いという点が最低です。当著者の感想としてはっきり言ってしまえば、「だから日本人のメディア関係者にこういうこと聞いて欲しくないし、日本人の体系化すらされていない話なんて聞きたくないんだよ。」ということです。読者として、こういう体系化されていないこと、まとまっていないことを平気で流布するから世間的にカラーなんて本当にどうでもいいことかのように扱われる諸悪の根源であると主張していることが読み取れているでしょうか。そしてこれが仮に同じトピックで英語圏の聡明なメディア関係者にかかれば、トピックが途中から変わることが予想されるし、最低限結論としていくつかの色の提案が出てくるはずだということです。例えばこういうことです。
 カラーの話題にしてもルアーの話題にしても、魚に聞かなければわからない、魚が人の言葉を話さなければわからないなどという言い訳で、アプローチしてみた魚が寄ってきたとか逃げたとか魚に実際に反応を聞こうとしない日本人達で溢れているという偏見がありますが、言い訳したところで魚に聞いてみた人がいるのだからその結論から逃れることなどできないのです。今回の件から読者が学ぶべき教訓は逃げるだけでは解決しない物事もあるということです。

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No title

名前が June だけに6月にコメントを書き込もうとしていましたが、もう8月なんでタイミング逃したなと謎の後悔をしている June です。お久しぶりです。
もう、1、2年くらい釣りから離れていますが、当時は色々な物にブラックライト当てていたことを思い出しました。
たとえばアメリカ製?のリビングラバーを入手してブラックライトを当てると、ブラウンが蛍光オレンジ色にグリーンが蛍光グリーンに発色していたので、アピールカラーじゃねーか!?ということで
増水して透明度が下がった時のシャローウォーターでよく使っていましたね。
このリビングラバーの強みは、太いラバーから生まれるディスプレイスメントだけじゃなかったのね!!とちょっと感動したことを思い出しました。

Re: No title

コメントありがとうございます。
 仰る通り、色々と知っている人は知っている程度の知識なのかもしれませんが、それを賢く運用してあげる釣り人自身の能力が問われますよね。
 一応読んでいる誰かのために補足すると、蛍光色と蛍光色でないもので比較すれば蛍光色が目立つのは間違いありません。しかし、蛍光色でないものでも水の透明度と光量によっては、人間が地味だと感じる色が魚にとっては派手に目立つことがあります。どういうことかといえば、蛍光色の入っていないウォーターメロンやグリーンパンプキンも魚にとって非常に見やすいカラーになるという事実があります。反対に人間が派手だと思う蛍光色であっても水の透明度と光量によって魚にとっては見えにくいこともあります。これこそがDr. Loren G. Hillが血のにじむような努力をかけた実験から得た、証明されたトピックです。
 余談ですが「ラウンドスプリットラバー極太」として日本で売られているのはLiving Rubber製品だったりします。たぶん仰られているカラーがそのままあると思います。

 このように選択する人側の聡明さの問題になるわけですが、その聡明さをいち早く賢い人々から学ぼうとする人はきっと誰よりも早く聡明な選択ができるようになると考えています。

No title

返信ありがとうございます。

http://seafloor-control.com/html/report.html
水中での色の見え方について実験しているサイトを発見。良かったらどうぞ。

Re: No title

毎度コメントありがとうございます。
 日本で色の話をしだすと毎回理解されなくて非常に困るんですよね。リンク先の件ですが、釣りに関する日本語で書かれているコラムの中ではちょっとだけ科学をかじってみましたといういつものクオリティでしょうか。例えば「人間の目では少し色が分かりにくいとは思われるが、魚類は人間の目と比較すると、魚種にもよるが数倍~数千倍視力が良いと言われている。」という項目は視力が良いわけではなくて魚の視細胞の桿体が人より優れているから暗い中でも人より色の識別ができるという根本的に間違った言葉遣いなのか誤解をしています。従ってその程度という評価をしてみました。
 ついでに、たぶん彼らにとってみれば学識が足りず調べようがないのだと思いますが、Dr. Loren G. Hillを馬鹿にさえしなければ、Bureau of Medicine and Surgery of the Navy Departmentの実験では、Journal of the Optical Society of America, Vol. 57, No.6, p.802, 1967で、スキューバ・ダイバー達の水中下での様々な色の視認性が報告されていることを確認できます。記述されているように、1967年のアメリカ合衆国の海軍省の論文です。他にもEastman Kodak Companyから"The Fifth And Sixth Here's How", Combined Edition, 1977, pages 38-39やJacques Cousteauの本"The Silent World"も同じような証言を得られます。この古典のような学識ですら日本という国ではまともに理解されていない、情報としてリサーチできないという事実を突きつけられたときに、我々は何を思うべきなのか当ブログでは何度も警鐘を鳴らしたと思います。本当に日本の科学って「自由研究」だらけで他人の金で自由研究何十年間かやっただけで専門家ヅラして他人に偉そうな物言い出来るとかマジ羨ましいわけです。
 本当に大事なことなので何度でもコピペしますが、研究が自由研究に留まる根本的な大問題は三つ。
1.研究の背景となる知識が世界最先端のとこまで届いてない。
2.調査デザインとか解析に関する知識が戦前レベル。
3.そもそも「それが明らかになったとしてどんな良いことがあるか」のロジックが通ってない。
 1.に関してはリテラシーの問題なのでしょうか。基礎的な英語力と英語以前の国語力がないから論文一本読んで理解するのすら大変で、聞きかじった知識から妄想繰り広げるとこからしか研究始められない的な問題のことです。
 今回の場合、3.についてはDr. Loren G. Hillが散々結論を書いているわけですし、釣り人として色についての見識を広めることで釣果、そして趣味としての豊かさを得られるという大義名分があるのでおいておきましょう。問題となるのは1.と2.についてなわけですが、先に書いたように誰も釣り関係の人の知識が最先端に届いていないばかりか調査デザインも解析に関する知識が戦前レベルでまず話にならないのです。科学とか論理とかそういう基礎教養の問題で話にならないのです。
 ツッコミどころ満載のリンク先ありがとうございました。当著者のこのやり場のない悲しみと怒りが混じった感情は理研とか日本の文科省とかにぶつければ良いのでしょうか?(笑) そして、改めて日本のソルトという釣りの世界について、バスの世界とは比較にならない酷さを見せつけらたのではないでしょうか。
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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