ラジオはよく分かりませんがストレート方式よりやっぱりスーパーヘテロダイン方式のほうが良いと、私は思います。世界よ、耳をそばだてろ。

 毎度毎度ルアーのカラーの話題を出すと、学問的な立場から考察するにあたって「人がなぜ色を識別できるのか?」という自分のことを知っているか否かという確認を込めた前提条件の一致をしなければならないわけですが、その前提条件で頓挫するという偏見があります。なぜなら前提条件を書いたところで、それを理解していないのが丸分かりな的外れなことを言ってくるという偏見に基づきます。
 随分前からこここれこれもセットでこれも読まないと危険ですといったように色に関する話題を何度も取り上げています。
 人間にもある視細胞で錐体細胞と桿体細胞、英語ではcone cellsとrod cellsとなります。錐体がいわゆる光の3原色と言われるRGBこと赤緑青を識別する細胞で、その中の緑を識別する錐体細胞は進化の過程として先天的に欠けている人が普通に居ます。例えば以下のようなテストを受けたことがある人もいると思います。
test daltonismo
 個人的に左下の15がスクロールさせながら見ると17にも薄ら見えるわけですが、それぐらい錐体細胞というのは個人ごとにその数が多い少ないの両方の意味で違っていても何らおかしくないのです。緑色の黒板に赤というかピンクのチョークを使う光景というのはきっと無くなっていないと思いますが、それこそそういった緑色を識別する錐体細胞の少ない者達への配慮を欠いた行動だったりします。次に桿体細胞というのは、光のコントラストを見る細胞です。白黒というか英語であればshadesという陰影を見分ける細胞となります。例えば、dark blueとlight blueのdarkとlightを見分けている細胞です。
vincent can gogh
 Vincent van Goghの色覚異常に関する記事のこの画像が参考になるかもしれません。色覚を用いないで見たとき下の方の画像となるわけですが、この画像の色の濃淡を見分けているのはまさに桿体細胞によるものです。
 そして本題に移る前に、これはあくまで前提であって、人間を例に大気中での話であるという理解をしておく必要性があります。これから記す内容は水中の特にラージマウスを用いた考察の一環であるということを忘れてはいけません。つまり、bassという魚は生物学的な広義の意味で人間と同じ視細胞2種類を持っていますが、その錐体細胞にせよ桿体細胞にせよ反応の仕方というのは随分違うという前提があるということです。Bassという魚は人より桿体細胞が優れているためわずかな光源でも人より優れた色の区別をする能力がありますし、錐体細胞の数と質的に赤から黄色にかけてオレンジや茶系といった色覚に優れ反対に青系の色覚には優れていません。
 1970年代であればbassは色盲であると信じられていましたが、現代の科学を持ってすれば既にどの程度の色の違いに反応できるのかを検証することは可能です。そして釣りにおいて考察する光線というのは、魚の生理的な能力としてどの色を識別できるできないはもちろんですが、水中に入って透過した後のことでもあるという前提も忘れられがちな大切なことであるとの認識が必要です。

 ここまで丁寧に前提条件を整えようとたくさんの言葉を並べたてるわけですが、多くの肩書き商売に加担するような連中はセンセーショナルな部位にしか反応しないという偏見があります。そして学問的な立場としての前提条件の一致が見過ごされるという偏見のことです。要するに大事なことなので何度も言うように、誰もこの大事なまえがき部分を読んでいないという偏見があるということです。


Science: UV Baits
 毎年のようにたくさんのすてきなアイディアがICASTで発表されます。それは常に何が注目を集めるのか興味深く見ることも、何がそうでなかったかを見ることもできます。

 赤い釣り針も支持を得たのも確かです。「セクシー・シャッド」カラーのベイトの採用について言う人もいます。さらにGulp, AttraxxといったBio baitsに加え、音の誘惑であるHydrowaveユニットもあります。

 私が週末にBass Proのカタログを閲覧していたときに目に留まったのはUVスプレーでした。最近発表されていたもので、カタログにまだ残っていました。それらのTightlines wormsを覚えているでしょうか?

 そこで私はUV研究資料を探り、そのさわりを共有しましょう。
 >Ultraviolet radiation/紫外線は3種あります。UV-A(315-400nm), UV-B(280-315nm), UV-C(200-280nm)で、ほとんどのUV-C放射線はオゾン層に吸収されてしまいます。
 >通常、水中のdissolved organic matter/溶解性有機物(DOM)の量と紫外線の透過する距離は相関関係にあり、新鮮なDOMは多くの紫外線を吸収します。
 >非常に透明度の高い湖(透明度30フィート)であっても、約90%の放射照度全て(長波のUVAである320nmの光減衰)が最初の1.5メートルの水深で吸収される。
 >DOMが低い値の寒い時期であっても、1%の光減衰水深(ちょうど1%の紫外線が残る水深)はおおよそ8-9フィートで、季節が暖かくなるごとに浅くなっていきます。
 >調査では、若い(yearling/1歳の)バスだけが紫外線を識別する受容器[錐体視細胞]を持ち、歳を重ねるごとにその能力を失っていくという提言があります。

 そこで質問ですが誰かUV baitsやスプレーを試し、そしてそれは(良かったか悪かったのかといった)違いをあなたのbass fishingにもたらしたでしょうか? もし試したのでないとすれば、なぜしなかったのでしょうか? あなたはこれを信じますか、それともhypeだと考えますか?


Reference
http://bassblaster.bassgold.com/science-uv-baits

 紫外線が水中で浅い水深で消えることを知っていたから、それらのケイムラだのUVだのに一切反応しなかったのが当著者です。水温の高くなった、バスにとっての適水温の時期には、それこそトップウォーターからsub surface程度しかUV-Aなんて届かないというのを知識的に知っていたからということです。これに対して反論・論文がいくつか出ているのも事実です。測定機器の精度が上がり、水中への紫外線透過率というか光減衰がそれらのデータとは違い、もっと深い水深まで届いているという内容です。しかし、この程度をちょっと探して読めば「使いものにならないデータ」を信頼することになるという理解ができない人がアカデミックを名乗るのは解せません。仮に紫外線が届いていたとしてまだ問題があります。
 その問題とは、yearling/1歳魚ぐらいの若い魚しか紫外線を見ることができず徐々に失われていくという研究から、それを提唱した人が誰だったかすっかり記憶から飛んでいますが、そういう小さい魚ばっかり相手にしているライトリグ信者にとってみれば重要なんじゃないでしょうかという皮肉を効果的に放つことができます。
 結局、「紫外線」「UV」「ケイムラ」と言った人達って皆お金につながる彼らの保身のための宣伝でしかないという偏見です。毎回ルアーに関わる知性の足りない連中が強引にカラーを肯定しようとしてこういった理由を持ち出すという偏見がありますが、どれもこれも科学的知識が足りなさ過ぎて、勉強不足が露呈していて何の役にも立たないという偏見につながります。
 つまり何が言いたいのかこの時点で察してもらえないとすれば、それは確実に勉強不足であることを露呈してしまっていますが、まずDOMとの相互関係の観点から使い物にならない紫外線が水中の深いところまで届くというデータと魚が根本的に紫外線を識別できる錐体細胞を持っているのかどうかという証明することが時間の無駄とさえ思えるこの超重大なトピック2点に革命的なコンセプトを打ち立てる必要があるということです。
 その2点にトンデモ理論ではない革命的な概念を打ち立てるために調査かけて調査の限界も含めて妥当な解釈できる人って相当優秀だと思いますが、その前に「意思決定のために必要な調査かけて調査の限界とかも含めた妥当な解釈」が今回のトピックとして既に示されているっていうことはナイショです。アレな連中には絶対言っちゃいけません。
 そもそもこんなことになる原因ていうのが、英語とか英語以前の国語の問題で論文1本読めないからかじった知識から妄想繰り広げることしかできないといったことから研究の背景となる知識が世界最先端のところまで届いていないとか、調査デザインとか解析に関する知識が戦前水準とか、それが明らかになったところでどんな良いことがあるのかっていう論理が通ってないていう3点が考えられます。これに対して「どれもこれも教育の問題じゃねーか(笑)」と思った人達はその感想が正解だと思います。これがある意味で日本の学問の限界なわけです。これがそのままで良いと思うならそれも良し、このままではいけないと思うならそれを解決するためにどうするべきか学んで考え行動すれば良いのです。そういうの抜きのただの不満は、本当は自分の無能さを社会に対しての義憤にすり替えてるだけなんじゃないかという偏見があります。

 今回の件から学ぶべきことは、何色が釣れるのかとかいう時間の無駄にしかならない不毛な議論よりも、その色を使う意味・意思決定のために必要な調査をかけて調査の限界も含めた妥当な解釈をして紹介することの方がよっぽど有益だということです。
 さて仮に当著者にルアーでどの色が必要かと問われれば、水の透明度や釣り場が前提条件として整わないのであれば、一見して似ているカラーを除いた全てのカラーを購入すれば良いという考え方です。もちろん前提条件を絞れば独自の意思決定方法があるという意味です。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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