公的抑圧 「もしもこの世に神様がいるのなら、一つ願いたい。すべての自由を阻害する者たちに、天罰の下らんことを。」

 盆栽は奥が深い。ただカットすりゃいいってモンじゃない。それぞれの盆栽にはひとつひとつ個性があり、そいつを生かしてやらないといけないのだ。 愚かな人間は、何でもかんでも同じように切り揃えようとする。はみ出した部分をただカット、カット、カットするだけだ。だがそのはみ出した部分こそが個性であり、オリジナリティなのだ。そんな事もわからない人間は鋏を持つべきじゃない。まったく盆栽が気の毒だ。

 賞金稼ぎの良い所は、ルールがないってところだ。賞金首を捕まえるのに、こうしなきゃいけない、という決まりなんてどこにも存在しないんだ。だが好き勝手な事をやると、とたんに文句を言われたり、それはルール違反だと怒られたりする。奴らは、この世界のルールに従って生きているつもりなんだが、そんなルールなんて一体誰が決めたんだ。俺達は誰かに従うために生まれてきたわけじゃねえ。脅かされようとすかされようと魂は売らない。残念ながら、自由業の魂は骨董品だ。あ?その心は?高過ぎて金じゃ買えねえんだよ。

 「まったくブラックジョークがわからないなんて気の毒だ。」これぐらい直接述べて初めてその意図に気がつく情報収集者たちがいるという偏見があります。そして世間的に浮き足立っている瞬間に、全く受け入れられない時期にこれを挙げる当ブログは十分過ぎるぐらいironyやsarcasmに富んでいます。爪を立てて深い傷を残せないようなものであれば当著者が記す必要性がありません。


 現状、日本の古いメディアに取り上げられる当著者と別姓でラージマウスを主体とした釣り人達に不正疑惑も含めて敬意を表することが全くできないのですが、ふと思い立って調べてみると個人的にいくつか興味深いものを見つけました。あえて根本的なトピック、紹介する理由は最後にまとめようと思います。
http://www.igfa.org/Museum/HALL-OF-FAME.aspx
 International Game Fish AssosiationことIGFAのHall of Fameのリストです。6名ほど女性が入っているということです。中でもいくつか特徴的な点も含めて紹介しておこうと思います。
 最初にDame Juliana Bernersです。いくつか英語の文献を漁るとよく彼女の名前が出てくることからその存在は知っていましたが、Hall of Fameに入れているところにその重大な功績を讃えるこの賞の意味があります。彼女が何をしたのかといえば、英語で釣りについて初めてessay/評論を書いたということです。それも500年以上も前、15世紀のことです。15世紀といえばレオナルド・ダ・ヴィンチが生きていた時代のことです。そして、食糧難という彼女の主張から修道女とsportswomanとしての葛藤などについても語られています。

 次にFrancesca LaMonteです。IGFA創設者の中の1名で海洋研究の先駆者です。バスの研究を遡っても資料が残っている範囲で男性しか出てこないのですが、海洋研究の先駆者は先に述べたDame Juliana Bernersと同様に女性であるというところが非常に興味深い点です。

 Mary Orvis Marbury,彼女はフライ・フィッシングにおいてフライ・パターンを最初に分類したことがその功績として讃えられています。逆説的に見れば、それまでstandard/標準とされるフライが存在していなかったということでもあります。女性というのは、生理学的に、視認するという作業において視細胞における錐体の数が男性より多かったりするという性質上、このような色も含めた細かい分類においては圧倒的な力を発揮しているという事実があります。そして、現在でもいくつかの業界で力を発揮しているのは、手先の器用さや繊細さといった細やかさを用いた業務もあります。そういった点を前提とすると、どの学問でも細かさや詳細さが求められる分類学では、個人的な論文を読んだ経験を付加しても女性が活躍している場だと考えています。Bass fishingにおいて仮にそういった人達に求めたいのは、とりとめもないルアーの分類の整理を頼みたいところではないでしょうか。ソフト・プラスティック・ベイトの分類やそれこそ色彩の分類をそういった感性の持ち主がやれば非常に面白いことになる可能性を彼女のこの功績から伺えるのです。

 Joan Vernon,彼女の功績の一つとしてサークル・フックを啓蒙したことが挙げられています。Billfishの世界で、リリース後の生存率を考えてそういった行動を起こしたのが彼女であったことに驚かされました。ラージマウスの釣りの世界においても飲み込まれることが前提のリグ、例えばワッキー・スタイルに使用するのが望ましいというKVDなんかの声がありますがそれほど普及していません。彼女に敬意を表してサークル・フックを使うというのは、自分を歴史とつなげるという思想の第一歩となるかもしれません。

 Joan Salvato Wulff
 この動画の冒頭のキャスティングで痺れました。フライ・フィッシングのキャスティングですが、たぶんラージマウス狙いで普通にキャスティングして釣りをしているプロと呼ばれたり自称する連中より巧いなというのがその一目惚れしたときの感想です。そして、その感動から動画の続きの解説を聞いて納得させられます。1943-1960年当時のキャスティング競技で男性陣を押しのけてトップに立ち17のタイトルを獲得しています。それも当時ですらfew,わずかな女性しかキャスティング競技に興味を持っていない中でのタイトルです。性別競技人口比率が一体どうなっていたのか想像もつかないぐらい低い中でのタイトルです。動画内にもハイヒールを履いてトリック・キャストしたディナーの催しや、1980年代にはOutdoor Life誌にキャスティングのコラムを書き、動画内でも"The Underhand Flip"ことフリップ・キャストについて書いている画像が表示されます。そしてフライ・フィッシング・キャスティングのメカニズムについてまとめられた初めての書籍も出版しています。何枚かの写真と文章から伺えますがバレエをやっていたのが彼女のそのキャスティングを支えているように見えます。まず冒頭のその映像の背骨も曲がっていない姿勢の良さは間違いなくそこに由来するものだと考えられます。個人的にもバス・フィッシングにおいてのキャスティングは肉体的に恵まれた者が有利であると考えていましたが、これを見せられると筋肉量による力ではなくそのバランス感覚といった繊細さも考慮するべきであると再考させられます。小さなボートに乗って釣りをしたことがあればより深く理解できることかと思います。無駄な筋肉よりそのバランスというのは確かにダンスをやっている人からすれば基本かもしれません。あくまで男女別で筋肉量を比較すれば生理学的に女性が男性を上回ることは稀なわけですから、彼女は希望的な存在です。


 昔、アメリカ人の恩師との会話で、勿論彼は自分の趣味が釣りであることを知っていて、自分に向けて「なぜ女性は釣りをしないのか?」という議論をしたことがあります。ブレインストーミング形式で会話していましたが、一般論しか出ず他愛ない会話にしかならなかった記憶です。しかし、このようにあまり自分が調べてこなかったカテゴリーをこのような形式で閲覧し、再考すると釣りという世界において女性がbig impactを与えていることが多いという事実が浮き彫りになったわけです。もちろん性別での釣り人口比率が圧倒的に女性の方が少ないわけで、その少なさに乗じて出てきているだけだという見方もできるという点について完全には否定できません。しかし、最初に釣りについて文字にしたDame Juliana Bernersの流れは無視できないという主張です。それこそフライ・フィッシングに興じている人にとって今のフライ・パターンはMary Orvis Marburyが居なければ混沌とした状態が長く続き、普及や発展がもっとゆるやかなものだったかもしれないのです。
 当ブログでは、こういった先人達や歴史に何を学ぶべきなのかということについて、教訓を得ようとすることがあるわけですが、女性を釣りに取り込もうとする戦略について、もう少し思慮深く考えるべきではないかということです。釣り具メーカーは率直に言ってそのセールスマンの知的水準を疑うようなマーケティングしかできていないという偏見があります。当ブログでは以前に、今も変わらぬcommitmentとして、「ゴミさらっと拾える人チョー良い人、ステキ! ポイ捨てする人なんてサイテー!」という女性側から男性側へのアピールをしたり、女性側からの自発的提案でも「ゴミさらっと拾える女子ってカワイイ」といった風潮をつくればその社会が素敵な方向へ向かいませんかということを主張したことがあります。そういったことに加えて、今回はもう少し実践的な実験してみるべき案件の提案となっています。例えば、繊細さ、器用さ、色彩感覚といった特徴からの分類学的なアプローチ、ダンスもしているようなフィジカル面で恵まれた人をキャスティングなどの実践的な場面で起用することです。先にある狙いとしても、結果的に見えてくるものとしても、最終的にはどれも先駆者になれること間違い無しで、性別など関係無く釣りという世界に発展をもたらしてくれる未来の可能性があります。そんな聡明な女性が釣りという世界に振り向いてくれるのかという疑問に対しては、先駆者になれる、即ち名を残せるという利点を売ることができます。もちろんその本人はそれに対してなんとなく好きでいくら時間をかけても苦にならなくて、自分にとって当たり前にやってるだけのなのに他人からたまに褒められる程度には得意で、自分が意義を感じられることにつなげて実践するというのが素質として必要なのはどこの世界に行っても変わりません。そして当著者も含めて読者などが持つべき態度として大切なのは、その実践を賞賛する人であり賞賛する環境をつくらなければいけないということです。

 先に述べるように、日本の釣りの世界にそんな人材どこにも現れていませんし、性別だけが女性であるというだけの、物質的利益の奴隷、偽物だらけだという偏見があります。そこで、そういった思想的な意味でも芸術に携わる意識のあるカテゴリーを問わないダンサーという人達は実践面も踏まえると近道となる可能性について言及しておこうと思います。最後に、釣りや狩りが性別の壁によって隔てられているというような一般論に一石を投じるトピックを読み取れたでしょうか。性別という概念が文化・文明圏によって違えば女性でも横並びできるという可能性についての話でした。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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