「なぜ勉強するか」と言ったら「自分の頭で最大限正しい判断を下すため」だ。そして今で言うと、「わからないのに」あるいは「わからないがために」色んな情報に右往左往して醜態さらすような大人にならないように、である。

 色んな情報に右往左往して醜態を晒すヲトナ達と言えば、釣り業界にはそういった人達しか居ないのではないかという偏見があります。
 もちろん醜態さらすヲトナの書くブログを見ながら上から目線でヒドイね、カワイソーだねと思いながら自分のピュアさを昇華するブログがないとやっていけない人が存在していておかしくない社会だと思うので、そういう人向けはそういう方向性を失わないで欲しいと思う今日この頃です。しかし、当ブログにそういうのを欲しがる読者は不要ですし、きっと耐えられなくてとっくに居ないという偏見があります。それでも、純粋さを昇華する方法として自然の中で遊ぶ釣りが十分に成立するはずなのですが、その釣りにヒドイ、カワイソーだと思わせる釣果のなさ自慢やライトリグに頼るといった要素をわざとやっているならまだしも無自覚に追加してしまう人達というのは本当に想像力に欠けた可哀想な人達だという偏見もあります。
 さて前回の投稿に反応がある割に誰からもツッコミがないわけですが、実際はキャストしたルアーの空中での軌道と水中でのリトリーブ軌道を3次元的に考えれば、キャストして引き出されたラインの長さがそのまま着水点になっているわけではないので30mよりも実際は短いという点に気がつければその読者の感性と思考は生きています。それでも基準を持つべきだというトピックに間違いはありません。あくまで自分なりの基準を持つというときにそういった具体的な数値目標をがあれば、前回に例示したように比較ができますから自分の釣りをより深く理解することができます。

 さて久々に感性のない、見る目のないルアービルダーを自称するクランクベイト好きというのが意味不明な地位を確立しようとしている今日この頃ですが、彼らがよく言う「パクり」、「コピー」、「二番煎じ」の定義について異議申し立てをしたいと思います。
 例えば、どんな商品でも見る人によって「何かと同じに見えるかどうか」という粒度が変わるのはよくあることです。しかし、それに対してクリエイター、売り手、マニアがそれについて「詳しい」が故に細かい違いに溺れたり、逆に普通の人達にとって気にならないようなレベルのものをパクりだと気にしたりするということがよくあります。従って、何か類似した先行商品がある状況で「パクり」と揶揄されるとして、注意しなければいけないのはその人が「先行商品に忠誠心があるから」なのか、「先行商品を知りもしない、あるいは知らないが故に」なのかだという点です。逆に言えば3つのどれにも該当しない場合、多少売れてる先行商品があるのはどう考えても大チャンスで、数年経ってみたら誰も先行商品のことなんて覚えていなかったりするという偏見があります。
 そしてその「二番煎じ」という戦略が稚拙なものに陥る状況は3つあります。
1)先行商品が既に高い忠誠心を市場から得ている。
2)先行商品と差別化できるポイントがない。
3)差別化が標的市場の価値に繋がらない。

 こういった前提からスクエアビルという商品を見るとthe U.S.という国では既にスクエアビルの先行商品、Big Oなんてほとんど忘れられています。Lucky Craft RCシリーズのコピーかどうかという話題になった時点でそういうことです。そしてcopy catと揶揄されていたということは1)の忠誠心がそれなりにあったように見えますが、他社がスクエアビルを大量に市場投入し、いくつか定着したところを見るとその忠誠心は大したことがなかったということです。
 Lucky Craft RCシリーズとStrike King KVD Crankbaitを例に挙げれば、1)が大したことなかったのは先に述べたとして、2)は確実に価格という差別化がありました。もちろんbuilt-in actionというのもありますがそれは粒度の問題であり、「詳しい」が故に細かい違いに溺れているだけです。3)はその価格を下げたということで市場内での価値とつながります。同じようにLuck E Strike RC*2(square)も価格を下げているということで同じ結論となります。

 これが市場対象を日本にするとどうなるかというと随分と意味が変わっているように見えます。まず最初に肩書き商売している人達がこぞってコピーだパクりだと批判するわけです。それに乗っかって「先行商品を知りもしない」人達も二番煎じを揶揄したり馬鹿にしたりするわけです。そうすると商品が市場で忠誠心を得ているのではなくて、そういう肩書きを持った人物達の方が標的市場の価値となっているわけです。従って、ルアーが優れているとか劣っているとかもうそんなことはどうでもよくて、そういったロクに批評もできないような人物への忠誠心があればそれでいいということなのです。いくら商品に差別化を図ったところで、商品自体に市場価値はなくて、それを褒め讃える人物とその批評が価値となっているのです。商品、この場合ベイト・ルアーに釣れるとか使い易いとかそういう本来の意味が価値を有さず、自分が信頼している(と錯覚している)人が褒めているものだからそれは良い物だという点に価値を見出すわけですから、そりゃそんな顧客に何を言っても、どれだけ優れたベイト・ルアーであるか語ったところでどうりで無駄なわけです。
 つまり日本の場合において何が言いたいのかというと、市場が市場として未成熟で機能していないということです。ベイト・ルアー、ツールの価値なんて使い易いとか釣りやすい、釣れるといった点を追求すれば良いし表面上はそんな体面をしているのですが、中を覗けばそういったショーモナイところにしか価値がなかったりするという事実に驚愕と落胆を示さずにはいられないはずです。

 当ブログはそういった肩書き商売を批判し、ロクデモナイ連中が所持する価値を根底から崩していく立場にあります。ツールなんだから本来の意味、本来の価値を市場に取り戻すという試みです。
 この件から学ぶことといえば、まず肩書きがある人物を疑ってかかること、その人物の取り巻きが持つ忠誠心が高そうであればあるほど注意するといったことである程度ショーモナイ肩書き商売に騙されることは激減するはずです。そして、そういった人物の批評を信用しないのはもちろん、彼らが必要と言ったものほど不要で、不要と言ったものほど必要であるといった逆説がある一定の信頼性を持つというのも覚えておいて損はないでしょう。

 ちなみにボディ・プロファイルから全て違いますが、動きの大きさだけで比較すると以下のようになります。
Xcalibur XC100>RC*2 Series 3>KVD 1.5
 限界潜行深度はユニチカ シルバースレッド S.A.R. 300m 25LB(.410mm)を使用で70ftのキャストで4ft程度ですが、diving curve初期の角度、つまり潜り出しの早い順は以下のようになります。
RC*2>KVD 1.5>Xcs100
 動きの大きいものは物理的に潜行深度が稼げないのですが、RCスクエアはリップの延長線上にあるヘッドの平面をその欠点を補うデザインとしてデザイナーが組み込んだと考えると筋が通りそうです。この手のスクエアビルに潜行深度が10ftを叩くクランクベイトと比較するとそれほど重要ではないところがあります。なぜなら、本来スクエアビルの使いどころ、出しどころは通常スピナーベイトを使用するその時だからです。5ftまでのシャローで見るからに引っ掛かりそうなカヴァーのある場所というのが使いどころであるが故に目で見える範囲ということもあり、それこそ15ft diversと比較すると全く気にしなくても良い程度のものです。それでも知らないよりかは知っていた方が良いので、敢えて記述しているのは、大事なことなので何度も言っている比較することで自分の釣りをより深く理解しようとする意図があるためです。
 さて、このあたりで終えているロクデモナイ批評もあるかと思いますが、こういった全てのベイト・ルアーでどれが優れているというものはありません。"There is no magic lure.", Rick ClunnにしろKevin VanDamにしろ誰もが言うフレーズです。ルアーに魔法も神も宿っていません。そこでこれらの情報をいかに使用して合理的に運用するべきなのかという結論が必要なのです。
 結論は端的に、全て必要な人にとっては必要なモノ達です。しかし、自分のスタイルが確立している、体系化している人にとってみれば、これだけの情報からでも整理して自分に必要なモノだけ取り込むはずです。そこで問題となるのはその体系化されたシンプルな自分のスタイルを今現在持っていないということになるかと思います。大事なことなので何度でも言っていますが、それをつくるための積み立てがあり、基準づくりが必要なのです。そして、それをつくる方法としては、勉強するしかありません。自らが意図して考えながら、最初は投資としていくつかのベイト・ルアーを一揃え購入する必要性も出てくる中で、着実に検証作業していくという意味です。何も考えずにそういったスタイルを確立しようとすれば膨大な時間がかかり、休日だけの釣行時間ではいくらあっても足りませんし無駄だらけです。従って、考えて、合理的に賢くそういった勉強をしていこうというのが当ブログの提唱なのです。そのときに考えておくべきこと、どのようにすれば合理的か、読者の読解力や論理的思考という著者の手から離れた資質に依存しますが、そういったヒントをいくつも散りばめてきています。
 使えないルアーがあるなんて言うのはアングラーの腕が無い証拠ですし、アタリ・ハズレなんていうのも自分で合理的に積み立てれば良いだけのことでそこに他者の意見を汲む必要もありません。さらに全て、それぞれのツールごとにそれぞれに使用できる状況があると考えるのが賢明な判断です。普通の感性の人達が肩書き商売、その人物達とその取り巻きの忠誠心に価値を見出してコストを費やすことなんてありません。既にそのような罠にどっぷりとはまっている人達に今は何も忠誠心に価値を見出していない人達も含め、自分の基準づくりをすると共にそういった釣り本来の価値を取り戻すべきではないでしょうか。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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