私が持っているのはこれくらいのもの。

 梅雨のまっただ中に七夕ができるわけないだろという至極真っ当なツッコミができないショーモナイオトナだらけになっているという偏見があります。毎年のように言っていればそのうち意識されるはずなので何度でも言います。
 そもそも農業を基盤につくられた旧暦の上でつくられた節の1つが七夕なわけで、旧暦上で7月8日は6月1日であり、そもそも七夕なんてできるわけがないのです。大事なことなので何度でも言いますが、新暦の7月7日に七夕とか本当に馬鹿じゃないの、本当に日本国民は文化を蔑ろにし過ぎというツッコミが入れられるべきなのです。
【宇宙】今日はほぼ新月の七夕なのに天の川見れずにどれが織姫・彦星なのかも知らない奴wwwwww
 このリンク先の引用元も煽るにしては微妙に惜しいところです。旧暦上でつくられた七夕は新暦の7月7日ではありません。ついでに「あれがデネブアルタイルベガ、君が指さす夏の大三角」の元ネタを貼っておこうと思います。

 国際的に取引をする必要性がある現代に旧暦を復活するべきなどと言う的外れなことを言っているわけではありません。合理的に仙台の七夕まつりのように8月にすれば良いだけのことです。7月7日という数字に意味を持たせたい意図も理解できますが、8月に開催される理由を文化教育の一環として「なぜ8月になったのか?」また「旧暦とは何なのか?」という学習とすることができます。そもそも二十四節気を理解していないオトナの方が多いという偏見がありますが、それもこれもそういった文化に対する教育を蔑ろにしてきた結果として新暦の7月7日を七夕とか言ってしまう馬鹿だらけ、文化人気取りだらけになってしまったのではないかという仮説です。


 結局のところ歴史や経緯といったところを理解しようとしないことに原因があるわけですが、バス・フィッシングの中でも割と深刻な誤用が蔓延しているのがストラクチャーとカヴァーです。Bassmaster.comに丁度良い記事があります。

Ask the Experts: Are structure and cover the same thing?
Want to get the most out of your bass fishing and learning opportunities? Brush up your terminology!

By Ken Duke

 多くの釣り雑誌を読んだり、釣り番組を見ているとおそらく"structure"と"cover"という似たような用語を読んだり聞いたりしたことがあるはずです。
 もちろん、ストラクチャーとカヴァーは同じことではありません。それらは全く違うもので、その用語を正しく使用することは不要な混乱を避け、よりバスとこのsportを理解するために重要なことです。
 定義から見ていきましょう。

 "Structure/ストラクチャー"は等高線の変化から成立する湖や川の基層。ストラクチャーの例はchannels/川筋の溝, dropoffs/落ち込み, flats/フラット、そしてpoints/岬を含みます。
 "Cover/カヴァー"はan object/物体または水生植物、stump/スタンプ・木の根、岩、ボート・ドックまたは橋脚といった捕食者(我々の場合はバスですが、a pike, muskie, その他の捕食者も適用されます。)が待ち伏せできる場所。

 カヴァーは餌か捕食者から身を隠す場所を提供します。ストラクチャーは大局的に見たものであり、それはディープ・ウォーターへの通路やバスにとって永続性のある指標を提供しています。それらは同じものではなく、重なり合うものでもありません。

 長い間、熟練のアングラーたちとバス・ライターたちは「あなたはバス抜きにストラクチャーを探すことはできるが、ストラクチャー抜きにバスを探すことはできないだろう」というのが持論となっています。今日、それはそれほど確かではありません。高機能な電子機器によって、我々はバスが一般的なストラクチャーやカヴァーから離れていることを認識できます。しかし、ベイトフィッシュの近くに居ることや、そのベイトフィッシュの群れ(特にshadやblueback herring)を動く(そして食べられる)ストラクチャーとしているのかもしれません。

  専門語を学ぶことは趣味や経歴の中の一部です。技術的な専門用語は同じ分野の他者たちとより効果的に交流することを手助けしてくれます。「ストラクチャー」と「カヴァー」を区別するということを覚えていれば、あなたの意思疎通に正確性を加えることができます。そうすれば全体に同じことを指すようになるのです。




Reference
http://www.bassmaster.com/tips/are-structure-and-cover-same-thing

 Terminologyという用語自身が日本の雑誌に掲載されることすらもはやないという偏見があります。そもそもストラクチャーの上にカヴァーがあればより多くの魚を釣ることができると体系化したのがBuck Perryです。
http://www.americaoutdoors.com/fishing/features/perry/spoonplug_trip.htm
[PDF]STRUCTURE FISHING:
 Buck Perryが最初に書籍Spoonplugging: Clay Printing Companyを出版したのは1965年のことです。もう半世紀近く前になるわけですが、既にストラクチャーとカヴァーといったその定義と体系化は完成されていたのです。その後、最近少し言及しましたが1970年代にバス・フィッシングは飛躍的に定義され体系化され完成したと言っても間違いない過程を辿ります。
 John Weissの書籍から"A Glossary Of Bass-Angling Terms"よりStructureを引用してみましょう。

Structure: Any place or object on the bottom which is noticeably different from surrounding bottom areas.

 こちらも漏れずにボトムの変化という点を強調しています。こういった定義の書けるだけ聡明な著者がいなくなっている現状というのもあるかと思いますが、北米ではまだまだこういった記事があがるだけ希望が持てます。
 個人的に注文を入れるならば、以前書いたように"Biting"と"Striking"も定義別で書き分けて欲しいところです。
 しかし、未だに日本ではストラクチャーとカヴァーの違いのわからない連中だらけです。プロとか持ち上げられている連中が理解していませんし、それを伝える側も理解していないという体たらくぶりです。先に述べたように歴史や経緯を理解しようとしないのはintelligenceやwisdomといった知恵が足りません。知恵の足りない連中とcommunicateなんてできるはずがありません。しかし、正しく教育されていれば最低限intelligenceがあるはずというか、無いと困るわけですが、仮にバス・フィッシングを続けようと考えているのであればそういった教育のできるthink tankが必要ではないのかという発想に行き着かないあたりやっぱり知恵が足りません。周囲に持ち上げてくれるだけの身内で包囲網をつくり裸の王様状態で、正しい道筋をつくってくれるブレインが居ないもったいない人もいるわけで、バス・フィッシングを続けるためにどのような教育が必要かということもそろそろ考えなければならない時期ではありますが、その人材不足を見る限りやはり未来なんてありません。
 いずれにしても、自分に原因があるということに原因を見出そうとせずに、他者や他所に原因を見出すスケープゴートに必死になっている連中なんて滅びてしまえば良いと考えています。七夕の件にしても、ストラクチャーとカヴァーの違いにしても、これまで何も言ってこなかった私の責任なのです。

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お久しぶりです

歴史や独自の文化を蔑ろにするのは、戦後日本のお家芸だと思っているのは自分だけ?

やたらと横文字を使うことを好み、和製英語の使用で更に混乱を招いていると思うのは自分だけ?

自分はIT系産業の末席に名を連ねていますが、ホントにやたらと横文字・英語を意味なく使いたがる人大杉です

Re: No title

お久しぶりです。コメントありがとうございます。
 経済成長を経験した国であれば、似たようなことはどこでも起こると考えられます。例えばお隣chinaでも歴史的遺産が次々と潰され商業施設になったり、有名どころでは兵馬俑の着色を空気に触れさせてそのほとんどを風化させてしまうなんていう絶対に許されないことも実際に起こりました。歴史や文化に対する冒涜というのは、結局のところ現代哲学の進歩主義といったところの思想的な弊害であったことは否めません。それでも、ポストモダンとしてそのままで良いとか、放っておいて良いはずがないわけで、誰かしら何がしかの行動をしなければ残らないのも事実ですよね。
 加えて、例えば世界に存在する言語の数が減少し続けているというのも文化・文明からすれば非常に大きな損失です。こういった損失のひとつとして七夕といった祭事も含まれているのではないかということです。

 気になるほど横文字を無意味に乱発する人が身内にいないのですが、ビジネス用語としてどこの誰だかわからない自称ビジネスのプロが定着させようと必死になっている語彙の数々には個人的にも確かに嫌悪感があります。あとそういった用語をカタカナで表記されると英語では知っている語彙が全く別の語彙にしか見えないこともあり個人的にそういったカタカナ表記のものは嫌いです。
 横文字を話しているからといって、こちらが日常的な日本語ではニュアンスの通じにくい英語を使うと、相手は本当は話せないという嫉妬なのか嫌味や批判が返ってくるという偏見があります。しかしながら、一度英語の冠詞の便利さを知ってしまうとPC,ケータイは英語の方が何ができるのかという具体的な目的を知ったり理解するのが早いのですが、当ブログを見ているといかに英語がわからない人が多いのかを思い知らされているわけで横文字と和製英語といったイビツな現状があるかということについては普通の人よりは深く理解しているつもりです。
 当ブログでも専門用語を使いながらも、それを日本語で誰にでもわかるような補足をつける努力をしているわけですが、これが最も難しいことであるという理解はきっといつまでたっても全くされません。こういった誰にでもわかる言葉を選んで同じ意味を共有するというのは意思疎通には非常に大切なことなのですが、自分も含めてそれが上手な人になかなかなれません。そうだからといって諦めるのは筋違いで、練習や努力なくしてできることでもありませんからやるべきことだと考えています。
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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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