If you have no critics you'll likely have no success

 ラージマウスの生態というか行動様式の一般的な知識というのは全く定義がされていないということがよくわかる例が今時分のブログに書かれているポストスポーンの大合唱です。それはプリスポーンの大合唱と全く同じ性質の誤解で、基本的に生物学に理解の乏しい人たちによってされています。そもそもラージマウスの産卵期の定義をどうすれば最も簡単に釣りに応用できるのかという体系化するという視点が欠けています。どいつもこいつも難しくしようとし過ぎているといった言動が目立ちます。その中で当ブログでも随分前のエントリーを掘り返せば、きっと水温を基盤として産卵期を定義するのが最も簡単に釣りに応用できると紹介したことがあるはずです。15度を境界に、15度を超えて温まってから産卵しなければ卵が水温によって孵化しないというものです。水温が低くなかなか孵化しなければ、ご存知のように鯉やブルーギルといった卵を狙う魚に食べられてしまうリスクが上がります。さらに孵化したとしても稚魚、幼生から若魚になる成長率は稚魚のときに捕食できる餌が影響するわけですから、その餌が少なくなってしまう水温が低い状態がいかに生存率を下げるのかと考察すれば容易に産卵期を定義できるはずです。
 しかし、例えば今年はこんな釣果の報告があります。GW明けという時期に「琵琶湖・南湖の西岸で、3.2m付近をクランクベイトで、48cmぐらいを筆頭に何尾も固めて釣りましたよ。魚はみんなアフターでしたよ。」
( ゚Д゚)
 ここ何十年と雪解け水こと雪代が入る琵琶湖は基本的に季節の進行が遅れるわけですが、産卵が始まるのが早いことから南湖の東岸の水路周辺を産卵期の開始点と定義しようと考えるのは琵琶湖の地形を知っていれば理解できることのはずです。さらに、2013年度のGWの気温の低さを考えると明らかに今年の産卵は5月後半にずれ込むことを予想するのが普通の感覚です。さらに、3.2mをクランクベイトで釣っていると言うからには、琵琶湖・南湖の一般的な最深部と理解するため、聞き手の前提としては何かカヴァー、水生植物なり底、ボトムにぶつけていると考えるわけで、プリスポーンと考えるのが普通わけです。この話は聞き手からすれば
「言っている意味がよくわからない。」
と不快感を示さずにはいられません。ため池にしてもラージマウスは産卵を一斉に行う種族ではありませんから、多数派が産卵しても少数派は産卵しないということが頻繁に起こります。そして雌雄に回数に差はあれど何度も産卵するわけですから、「もう全部アフター」なんて言っている人たちにも当著者は同様の不快感を示します。むしろそういった不可解な言動には不快感を示さなければなりません。当著者的には「アフター」という間違った語彙が大嫌いなので、あくまで産卵期は「プリスポーン、スポーニング、ポストスポーン」の3つの語で表現します。当著者はそんな日本語であっても「的を射る」を「的を得る」なんて誤用しようものならすかさずツッコミを入れるような類いです。得るなら正鵠です。そして、気温が高くなったのは先週ぐらいからであり、水温はすぐには上がらないことを前提にしなくてはなりません。兵庫県南部から淡路にかけて5月1日は北風が吹いていて寒かったのをその周辺に住む皆さんはもう忘れているのでしょうか。

 加えて、少しでも水準を上げようと努力しているアングラーたちにも疑問があります。プリスポーンの魚を狙っているから、それを狙うアングラーはボトムを集中的にアプローチの対象にしたり、ポストスポーンの魚を狙っているからボトムから離れて浮いたような魚を狙ってアプローチをそういった組み方にするといった計画をなぜ立てないのだろうかという疑問です。そもそもラージマウスの生態、行動様式の基本への理解が足りていないのかもしれませんが、上記の琵琶湖の例にもあるように、ボトムで釣れているのにプリスポーンと結びつけられなかったりすることに、「○○スポーンの大合唱」を何度揶揄しようと変わらない現状とは一体何なのでしょうか。やっぱり「釣りバカ」の定義って馬鹿が釣りをしていることなのでしょうか。当著者は、釣りが好きだから突き抜けて論文を読みあさるような人を釣りバカと呼びたいという願望があり、故にこの悲しみが生まれるわけですが、全く共感されていないということが本当によくわかります。当著者に対してその内批判のように見当違いの連中から「お前は一体何と戦っているのか?」と言われるかと思いますが、それは「誤解」と戦っているのであり、バス・フィッシングに「体系化された単純な思考方法」を導入することが目的と明言できます。長い期間ブログをやっていると読者にとっても忘れがちになりますが、当ブログのタイトルは"Bass Angler Spirit"と銘打っているのはそういうことです。

Post a comment

Private comment

Profile

arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

Latest journals
Latest comments
Monthly archive
Category
Latest trackbacks
Favorite
ジャークベイトの基礎/定番 ARB
定番2 Long A 14A
BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A

BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A
価格:820円(税込、送料別)

 もっとも安定したアクションを生みながら、もっとも頑丈に作られているロングA。  ARCについて「多くのバスプロ達が求めたのはゾーンが深い方のルアーだったため、リップをディープダイバーのものにしてあります。」ヒロ内藤



Test ad
Mail form

Name:
Mail address:
Subject:
Body:

Poll Question
Link
Reference
Favorite 2
Display RSS link.
Friend request form

Want to be friends with this user.

Favorite 4