Nature is conquered by obeying her

 たぶん多くの人にとってみれば、釣りにおける映像作品、DVDなどの中で語られていることが新しいことばかりで、ちゃんと理解できていないことからまともなreview/論評ができないのではないかという偏見があります。語られている内容をそっくりそのまま繰り返し述べて「、最後に面白かったなんて一言で済ませられるようなコメントをレビューと呼ぶような人たちとはきっとお友達になれません。
 今回のは一応シリーズの完結編ですから、既に持っている知識であったとしても、一連の流れとして何がしたかったのかという疑問を抱いたときの返答ができるように見ておく必要性を感じたわけです。
【送料無料】THE ANSWER Game5:ゲーム構築学2

【送料無料】THE ANSWER Game5:ゲーム構築学2
価格:2,944円(税込、送料込)


 さて勝手に恒例化、キャッチコピーをつけてみましょう
「オカッパリとシャローの釣りに終始するメディアに一石を投じる。」
 ディープ側の釣りというのは映像的な見た目ではわからない釣りとなることから、魚が反転して映り込む映像やそれこそトップウォーターに水飛沫を上げて飛び出す派手な映像が撮影できないことから、一種のエンターテインメント性に欠けるので理解できないこともありません。しかし、本当に釣りが好きならば、そこに生息しているとわかっている魚に対して賢くプレゼンテーションをしたいと思うはずなのです。最初からそういった本当に好きな人だけに向けた内容となっています。つまり、本当に釣りが好き、バス・フィッシングが好きで、ディープ側の釣りを自分のものにしたいと考えるならば、オカッパリに傾倒することなく、ボートに乗らなければならないということです。岸からディープ側の釣りを網羅することは絶対に不可能だからです。

 内容の方ですが、あまりに階段の登り方、ステップアップの仕方が大き過ぎないだろうかという懸念があります。元々、シャロー編のキャッチフレーズにもしましたが、ボートに乗って釣りをしていれば勝手に覚えることが多かったわけですが、岸から釣りをしている分にはそもそもサーチルアーを使用した釣りがほとんどできませんから、そういった意味で一般的に理解されないという意味でもあります。そこでシャローからディープへと釣り方を変えているわけですが、これもボートで普段から釣りをしている人にとってはごく当たり前の動作ではありますが、岸からしか釣りをしたことのない人にとってみれば何のことやら普段からの経験をもとに考えたときにさっぱり理解できないのではないかということです。

 解説ナレーションが言い訳していましたが、釣っている場所があまりにも浅い場所があります。そこで先に指摘していたことですが、水深の定義に無理があったことからこのような事態になったのではないかと考えられます。その定義というのは、
・シャロー 表層~2m
・ディープ 2m以深
というディープというにはあまりにも浅過ぎる設定です。せめて1m空白をつくって3mにすれば良かったのではないかという指摘のことです。
 もしくは、チャネルに対してデプスファインダーとマーカーブイを使いながら釣りをしていく映像があるのですが、そこをもっと掘り下げるべきでした。通常、こういった釣りを映像化する際は、確実に3D映像でチャネルの形状がどうなっているのか、そしてどこにマーカーブイを使ったのか、どこにボート・ポジションを置いてどこを狙おうとしているのかといったことを見せるのが北米圏での普通の作り方です。売れる見込みのないものにコストをかけられなかったのか、そのような努力、せめぎあいを省いた作品に対して素直に拍手は送れません。これは別に内藤さんが悪いわけではなく、企画・編集段階の責任です。メディアがそんな情熱やプライドの欠片さえ持ち合わせていないからこのようなことになっているのでしょうが、編集の方法次第ではより良い作品になったのにも関わらず、制作費によってこの出来映えとなったとすれば購入者は非常に残念に思うべき部分です。加えて、もっと岸から離れたオフショアで釣りをするべきであったとも言えます。もちろん初歩ということで岸が見える範囲でのディープの釣りを導入にすること自体は賛成ですが、フロリダという土地柄でディープ側の釣りを取り扱う難しさがあったことは否めません。これは場所の設定、locatingの計画段階のミスです。ディープ側の釣りの奥深さを加えるであればAlabama州のLay Lakeぐらい行って欲しかったところですが、ここまで深く言及すれば内藤さん側の情熱の問題になります。

 今回の欠点をまとめてみましょう。Game 1からジオラマを使っていたことからわかりきっていたことですが、第一に3D映像すら組み込めないなんて制作費が無さ過ぎます。次に言わずもがなメディア側の知識と編集能力の低さです。欠点が既にメディアの質の全否定であることをここまで明言しなくてもわかっていなければならないということです。この2点を修正して仮に北米のどこかの会社に製作依頼したならば、もっと賞賛できるような内容が完成するということです。

 岸からしか釣りをしたことがなく、1日の釣り全体の流れを見て覚えるには非常に役立ちますが、細かくツッコミを入れるとデプスファインダーで水深を把握する際にどのようにボートを操船するのかなど含めての図解やきめ細やかさがありません。そういった意味でボートから普段釣りをしている人にとっては己の釣りを見直すソースにすることは可能です。魚に辿り着くまでのプロセスの効率化、整理・体系化するための知識としては非常に役立つはずです。

Post a comment

Private comment

Profile

arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

Latest journals
Latest comments
Monthly archive
Category
Latest trackbacks
Favorite
ジャークベイトの基礎/定番 ARB
定番2 Long A 14A
BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A

BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A
価格:820円(税込、送料別)

 もっとも安定したアクションを生みながら、もっとも頑丈に作られているロングA。  ARCについて「多くのバスプロ達が求めたのはゾーンが深い方のルアーだったため、リップをディープダイバーのものにしてあります。」ヒロ内藤



Test ad
Mail form

Name:
Mail address:
Subject:
Body:

Poll Question
Link
Reference
Favorite 2
Display RSS link.
Friend request form

Want to be friends with this user.

Favorite 4