Truth has no answer

 ちょっと様子見していましたが、誰もreview,論評をしていないようなので残しておこうと思います。

 書き始めというのは、大抵内容について語り始めるところですが、敢えて一言で表現するならば「これは大衆にとって一番理解されない概念でできている。」となります。また「売れないだろうな。」、「売れたところで理解されないだろうな。」ということが明白な作品です。
 どういうことなのかと言うと、釣行開始の最初から、1キャスト目からスピニング・タックルを握ってライトリグを使う人たちで溢れている現状に「自分にとって最も釣りやすい習性を持つ魚が存在する場所を絞り込む作業」に使うツールとして「サーチルアー」を紹介したところで理解されるはずがないという意味です。1キャストに1分も費やしてしまう釣りから始めてしまって、1日の釣果が増えるはずがないという前提が既に忘れ去られてしまっている現状があるということです。英語で釣り情報を読んでいれば頻繁に出会う語彙として"given time"というものがありますが、1日という限られた時間の中で自分が何をすることができるのかという概念を表現しています。釣行時間は有限です。その中で「キャスト回数を増やしていかに多くの魚の反応を確かめ、その反応を素早く整理・体系化してパターンを組み上げることが基本ですよ。」ということを教えてくれている内容なわけです。
 とっくの昔に大勢の人たちがそんな基本を忘れちゃっているのに、今この内容を出したところで理解される訳がないという意味です。バス・フィッシングの基本を理解した上でこの映像作品を見たならば、「その基本を押さえるって大事だよね。」という内容です。

 さて細かい指摘に移ると、基本的に北米圏では水深に対するstrategiesをshallow,mid,deepの3分割で考えます。しかし、この作品ではそこを敢えてシャローとディープの2分割として基本を押さえています。ミッドという水深はシャロー側の戦略を使う場合もディープ側の戦略を使う場合もあることから、シャローとディープの基本さえ押さえてしまえば、そのミッドは応用で何とでもなってしまうということです。
 映像内では以下のような分割を定義としています。
・シャロー 表層~2m
・ディープ 2m以深
 敢えてツッコミを入れるとするならば、ミッドという水深を残すことを考えた分割にしても良かったのではないかという点です。仮にどういうことかというと、最終目標として3分割して考えることを目指すならば
・シャロー 表層~2m
・ディープ 4m以深
定義としては、敢えてこのような空白の水深をつくってもよかったのではないかということです。もう少し言及するならば、2分割とするならば3mまではシャロー側と捉えてもよかったとも考えられるのです。確実にシャローであると断言できる水深は2mまでという定義であるとすれば、映像内の定義でのディープは非常に幅広い、広過ぎるぐらいの定義であるというツッコミです。従って前述のように解説しない空白の水深が定義として存在しても良かったのではないかということです。
 ただし先に述べていることではありますが、目標地点が3分割で体系化していくという基本を理解していくところにありますから、明らかに目指す水準が明らかに上であることは間違いありません。個人的にはその上の水準を目指していることから、この映像作品ですら不満であるというのが感想なわけです。より普遍的な概念、基本を学ぶ作品として終わってしまっている点への不満で、もう少し上の水準があるという含みを持たせた内容・編集を求めているということです。ただ日本の基準で言えば、「まだ上の水準があるという含み」を単なる「シークレット」だの「秘密の」といった単調な語彙を言ったり掲載するだけで済ませてしまうという編集側に大きな問題があることから、「含みを持たせる」というのはこういうことだと「水深の定義」を例にしてプレゼンしてみました。

 Migration/マイグレーション、魚の回遊という語彙も英語で読み聞きしていれば頻繁に登場するvocabularyですし、ちょっと勉強していればいくらでも得られる情報なわけですが、それを体系化できていなかった、理論化できていなかった人たちには丁度良い仕上がりではないでしょうか。「大衆にとって一番理解されない概念でできている。」と言っているわけで、基礎・基本についての認識や理解がある人にとっては有益な情報ですが、それ以外の人にとっては理解されることもなく、いつの間にか消えていく情報その1であるということです。それ以外の人というのは、ご存知ルアーにしか興味がなかったり、ミーハーなブランド等の名前にしか興味のない連中のことです。
 当ブログでは、自分の基礎・基本が整理されているのか、つまり体系化・理論化できているのかどうか確認する態度は決して無駄なことではないと考えています。

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No title

アマケン氏のツイキャス、、nhkの取材艇で日本人2人とkvd(も)追いかけるそうですよ。
後で見れますけどね。

Re: No title

コメントありがとうございます。
 当の本人はBassmaster.comの新生BASSTrakkとWar Roomでtoo muchでございます。そして、残念ながら当方はBassmasterにおいて日本人に全く興味がありません。そして何度か当ブログで触れているように、結果、ウェイト、特定のベイトそのものへの興味もありません。行き着いた過程を理路整然とフィクション(ドラマ)なしに見たいだけの人にとって必要なこととは何か、散々"Bassmaster Classic 2011"カテゴリーに記してきたと思います。
 そもそも、そういった意図を持って2013 Bassmaster Classicを純粋に楽しみにしている人なんて北米圏にもまず居ないので心配は不要です。
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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