どろっぷ・しょっと Skeet Reese

らーにんぐ ふろむ スキート・リース
 北米では割と特殊な域になるフィネスフィッシングになります。場所によって一般的なのは言うまでもないですが、5〜6lbまで落とさないと食わないよなんていう話をエリートシリーズの選手間で行う場合は、ほとんどの選手は「そんなにタフなのか。」といった反応を示すといった桐山孝太郎さんのエビデンスもあります。
 そんな彼らがドロップショットでどういった釣りをしているのか、Wright&Mcgill(ライト&マクギル)のロッドで知らない人にも伝わったであろうSkeet Reeseの釣りで見ていきましょう。



 使っている道具は6lbという北米ではかなり細い糸を使用しています。メーカーによっては一番下限ののポンドクラスラインです。しかし、基本的に日本規格のポンドテストラインにすると約8lb程度あります。
Wright&Mcgill(ライト&マックギル) SKEET REESE(スキートリース) DS72S1 ドロップショット×スプリットショット WMESRDS72S1

 釣り方のコツとして「シェイクはするけれどもシンカーを底(ボトム)から離しすぎない。またはホップさせ過ぎない。」といったところです。シェイクもロッドで「6〜8インチ程度しか動かしていない。」と言っています。

 リグの作り方も北米では定番のパロマーノットで結び、割と大きめのワームが付けています。12~24inのリーダーを状況で使い分けているようです。ついでに1/4ozのシンカーを使用していますからこちらも日本の思想からは少々離れたフィネスリグになっています。

「狙う場所はハンプ、クリークチャンネルベンド(川筋の曲がり)、スポッツは特にロングスローピングポイント(岬)、本湖に向かっている岬のブレイクが絡んでいる場所。」といったストラクチャーがメインのキーポイントです。決してグラスや木/スタンプ、岩などのカバーではありません。

大事なことなのでもう一度言います


ストラクチャーとカバーは別物です。
 ストラクチャーは地形の変化、カバーはグラスや木/スタンプ、岩などのことです。地形の変化を探すのが最初の作業です。カバーだけを釣って探していても一向に効率性は上がりません。
この詳細はヒロ内藤のバスフィッシング理論「THE ANSWER-3」 [DVD]でしっかりと解説されています。




 ロッドは正直好みですが、個人的にはクランキングロッドがあればあとは別にどちらでもいいかなと思います。しかし、ロッドを一式揃えてボートで釣りをする場合、明らかに日本社製よりも強いブランクスで、ルアー別にタックルを組む場合に安価であるという利点があります。低弾性に感じられますが、逆に思いっきりフッキングができる安心感が生まれます。
 と言っている当事者は保有していません。Bass Pro Shopsで昨年の9月頃に触り、釣り場でちょっとだけ使ったことがある程度です。価格もそんなに高価ではないので評判もなかなかでした。
 使い込んでない分大きく言えない部分ではありますが、キャスティングの際に、ルアーのウェイトをロッドに乗せて投げやすいのでキャスティングが良い方向に変わるのではないでしょうかというのもレビューのひとつです。
 リールはまだ触ったことがないのですが、まあこの価格でmade in chinaとなるとそれなりといったもののようです。特にこのメーカーはロッドがメインの会社だったというのもあると考えられます。しかし、BPSのレビューを見ている限りでは巻くときの(?)音がうるさいといったもので、釣りに支障がそれほどあるようには思えないものです。当然、日本で普段ハイエンドクラスのようなリールを使用している人からすると全然ダメと言われるのかもしれませんが、今年のSkeet Reeseの戦績から見て、いまだにアブガルシア製を混合で使っているとはいえ、最後のポストシーズンまでAOYの可能性があったわけですから釣りは道具じゃないというのは彼が証明しているとも言えます。

 日本の釣り業界もそろそろこういった基礎的なことをしっかりまとめておかないと、基礎基本がどこに行ったか分からないような複雑な世界が形成されます。それは普及したいっていう思想とはかけ離れたものではありませんか? という部分を真剣に考えるべきなんだと思うなどした次第です。北米のプロはしっかり基礎を話した上で何かしら枝葉的なテクニックも教えてくれるわけですから、建設的で分かりやすいという印象を持って当たり前なのだと思います。
 特に「そんなこと既に知っている。」という意味の発言は、前提を間違えて間違った方向に考えないためにもするべきではないのではないかという偏見があります。そういったサポートアイデアというのは分からない人へいかに共感してもらい伝えられるかという部分ですから、言葉を冗長的にするという意味ではなく、自分といかに他者が共感することができる文書を書けるかという部分にもっと標準を絞るべきなのだと考えています。その点で言葉をいかに少なくし伝えられるかというのは作家のような技術的なスキルが必要となります。

 日本の業界を憂いているのは自分だけだとは思いませんが、枝葉にすぐ進みたがる人ほど誤解をしている人が多いという偏見から、基礎をデータベース化しておくなどの作業は特に重要な意味を持ちます。




そんなマーケティングのことを言いつつも実は6XDの記事を求めている人が多いようですが、それを無視して
Skeet Reese vs Kevin Vandam
有名どころのこの2人で少々様子見です。あと以前ポストしたスキート・リースが使用するリールのサイズのエビデンスが安定しないのでまた追って調べておくことにします。

 アメリカのフィネスフィッシングがかなり異質に見えて仕方ないかと思われます。しかし、それで日本とEliteを比較すればと言われれば、Eliteだと答える人間からの問いとなります。
「本当にフィネスフィッシングでそこまでのことをする必要性が初心者にもあるのでしょうか?」
 こういった流れにNoと言える日本人が増えれば、ゲームを組み立てる本当のバスフィッシングが皆で楽しめる未来があるのではないかと思うところです。

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Private comment

今、久々に地上波で放送されているバス釣り番組(「新・釣りロマン求めて」でアングラーは田辺哲男)を見ながら、コメント書いています

この「Skeet Reese」のタックル、雑誌でみて気になっていたんですよね。こういうカラーリングは日本のメーカーでは、いわゆる廉価タックルメーカーでないと行なわれないでしょう
日本社製よりも強いブランクスということは、ボートシーバスに使ってもよさそうですね(できればパワーのあるスピニングモデルが欲しいんですけどね)
たしかガイドリング素材がジルコニアとか書いてあったように思うんだけど、要するにハードロイ系ガイド(いわゆるアルコナイトの一種)なんですかね?日本と違ってこの辺はあまり気にしないのかな、舶来メーカーは(個人的に実釣りにはまったく問題ないと思うけど、ここがSICガイドじゃないと日本市場では即安物の烙印を押されて、どんなにブランクスが良くても売れないんだよなー)

追伸.番組放送中、相変わらず某巨大掲示板でのバスバッシングが凄かったですわ。「殺せ、殺せ」の大合唱(・へ・)イクナイ!

Re: No title

> 今、久々に地上波で放送されているバス釣り番組(「新・釣りロマン求めて」でアングラーは田辺哲男)を見ながら、コメント書いています

田辺さん応援するつもりで見たかったのですが、2:00a.mに耐えられませんでした。1:50a.mまでは記憶していますがThe Fishingのヨーロピアンカープの音を聞きながら眠りについてしまいました・・・・

> 日本社製よりも強いブランクスということは、ボートシーバスに使ってもよさそうですね(できればパワーのあるスピニングモデルが欲しいんですけどね)
> たしかガイドリング素材がジルコニアとか書いてあったように思うんだけど、要するにハードロイ系ガイド(いわゆるアルコナイトの一種)なんですかね?日本と違ってこの辺はあまり気にしないのかな、舶来メーカーは(個人的に実釣りにはまったく問題ないと思うけど、ここがSICガイドじゃないと日本市場では即安物の烙印を押されて、どんなにブランクスが良くても売れないんだよなー)

えっとジルコニアって化学的にアルコナイトと近い特徴を持っているのでアルコナイト的な位置づけってことになりますが、日本にないですもんね・・・。
位置づけうんぬんについては早急に書きますね。

> 追伸.番組放送中、相変わらず某巨大掲示板でのバスバッシングが凄かったですわ。「殺せ、殺せ」の大合唱(・へ・)イクナイ!
 まだいるんですね、そういう自作自演気味の煽りをしている人たち。そういえば日釣振の名誉会長が麻生氏ですし、そう深読みすると特に左寄りの超大手新聞社2社の人たちがそういうことをネットで陰から煽っているような偏見があります。
 マジレスすると、自分の学業的にも勉強しましたが、生物多様性とかもっとマクロな視点で捉えないと、すぐに出そうな結果を求めて失敗したことって歴史的に何件あったことでしょうか。当時、ただのガキだったので効力のある文書を送れませんでしたが、今ならエビデンスベースで論じることはそう難しくないように思います。ていうか今でもしっかりしたエビデンスベースで語った人ってほとんど見たことがありません。しかし、それを書くと別ブログになるので自粛します。
 そういえばテレビ東京/大阪は日経系列なのでやはり財界がかなり窮屈に思っているというところで、バスフィッシングって大きなひとつの産業なんだという、フィッシングショーの毎年の盛り上がりからもそういった偏見があります。
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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