幸福がつかのまだといふ哲学は、不幸な人間も幸福な人間もどちらも好い気持にさせる力を持つてゐる。

 予約エントリーって便利なもので少し前に書き溜めしておいてさも毎日書いているかのように見せかけることができます。そんなわけで急遽3連続エントリーなりましたが連続投稿もたぶんこれで終焉です。

 冬、今時分に釣りに行く人というのも大概な人なのですが、当著者はその大概な人のカテゴリー入りしています。そんな中でどのようにして効率的に釣るのかといえば、ディープ・ウォーターでのジギングスプーンとグラブ、チューブという定番、シャロー側でリップレス・クランクといった定番というより王道に近い選択です。しかし、大手メディアの読者の要望としてディープ・クランクで釣ってくれとか、釣るにはどうしたら良いのかとかそういう依頼があるのでしょう、こういったエントリーとして出てきてくれます。

 個人的な趣向でエントリーを読み解くと次のようなエントリーでも大きく違ったものを見ることになります。読解力そのものではなくて、読解力があることを前提にしてその先のことになります。それは、情報と情報を関連づけて整理するという体系化していく能力を紹介してみようという試みです。利点と欠点を出し合う比較論とはまた違っていますし、利点と欠点を比較するような詭弁でもありません。

 内容は大したことないのですが、とはいうものの、日本のそれとは比べ物にならないぐらい水深やストラクチャーに言及しているあたり有用なエントリーですが、それほど力を入れて読む内容でもないと思います。ジャーナルを読むときの最も大事な読み方は序文、第1パラグラフを読んで今から何について説明しているのか読み解くということです。これが多くの読者に欠けているであろう読解力の第一歩です。この序文と最後のパラグラフあたりに結論がありますから間を読まなくても何が言いたいのかはこの2つのパラグラフを読めば大体理解できるということです。ただし、今回の例示のエントリーは最後のパラグラフに結論がなく、序文が結論となっています。このあたりはルール通りに書かないという書き手の遊び心です。結論を読み解いてしまえば、その結論に導くにあたってどのような方法をとるのかといった詳細に興味があれば熟読するように読み進めれば良いですし、それほど興味が無ければ流し読みすれば良いのです。

 さて個人的にそれほど興味なく読んでいたというか、以前読んだ記憶があったので流し読みしようと思ったら少々気になることを思い出したわけです。

http://www.bassmaster.com/tips/swindle-follows-food-winter-bass
 1年のほとんどの間は、単純なルールがバス・フィッシングを左右します。餌を探すことがバスを探すことになるというルールです。冬は餌の居場所を見つけ出すことを難しくします。最も確実なゲーム・プランなしであれば、cold days/寒い日は、見るべきものをたくさん増やしますが、釣り方の種類は全てを使うわけではなく増えることはありません。

 つまりメインレイク・本湖にあるチャネル・川筋のシャロー側のベイトフィッシュに絡んだバスを釣るという内容です。そこでそのバスを釣るためのルアーを絞り込みいくつかリストアップしたジャーナルです。
 そこで特殊なことと言えば、ベイトフィッシュがデプスファインダーに映り込んだとしてもザリガニの形状をしたワームが有効だと言っている点です。見えていないベイトフィッシュが最も有効なベイト・ルアーの選択の基準となるということです。

 ここで急に他の情報とリンク、関連しだすわけです。David Frittsはクランクベイトのカラーとして、冬はジギングスプーンと関連させてsilverやsilver chromeと白をよく使うと言います。しかし、同じ冬にKevin VanDamはクランクベイト・カラーとして、岩に居着くようなバスに対して、そのような場所がザリガニの住処、越冬場所となることからザリガニ・カラーを選択するという情報です。
 同じクランクベイトというトピックでまとめた情報と今回のGerald Swindleの情報が加わることで彼らの釣りのスタイルが明確に見えてきたということです。
 ジギングスプーンとディープ・ダイヴァーを同じ感覚で見るDavid Firttsの釣っているストラクチャーは、G-manの情報でもあるチャネル・エッジの浅い側というそのものと関連させて考えることができるわけです。
 逆にKVDはザリガニの居着く場所として岩というカヴァーを選択するわけですが、G-manは泥底でも同じようにザリガニを基軸に考えることがあるということです。こちらの場合、前述の件と比べてよりゾーンが浅い側を釣っているということです。KVDの場合は見た目ですぐにわかる岩場というカヴァーなわけですが、G-manの場合は泥底でそれなりに自信を持って望まないと釣りが続け難い場所となります。どちらが良い悪いではありませんが、前者は誰が見ても自信を持って釣れる場所であることから釣り始めるキッカケとして優秀だということです。後者はベイトフィッシュの群れが通るような場所でありながら、ザリガニの生息場所ともなるような場所を把握していないといけないという精通した情報が必要だということで、通い込むことが必要になるということです。

 日本の湖、特にダム湖ではザリガニがそれほど生息していないことから、あまり最善策、最善のパターンとは言えないのですが、彼らがどのような場所に絞り込んで釣りをするのかということを理解すれば、見切るべき場所と釣り続けるべき場所の判断材料が増えるということです。ここからさらにRick Clunnの地図から3分割するエントリーを関連させれば、いわゆるゲーム・プランの概形が作られるわけです。

 読解力の先にあるのがこういった情報と情報を関連づけて整理する、つまり体系化していくことにあるわけですが、大事なことだから何度でも言うように論理思考とか読解力の基礎能力が低下しているのではないかという日本の現状においてこの楽しさを伝えることは困難を極めています。たぶん当ブログの読者は潜在的にこの点を理解しているのだとは思いますが、その点を波及するには至っていません。多くの場合、まだ特定のルアーがどうとか新作がどうとか新旧形状やらアクションが違うやらドーデモイイ話題に執着しているということです。いい加減、そろそろ釣りの話をしませんか?とこの年末に提言したい所存なわけです。そんなわけで、自分にも降り掛ってくるわけですが、新年の抱負とかそういったところのハードルを上げるなどしておきます。

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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

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