ゲロを吐け、断じて狂気の罪人、罵詈と孤立を授けよう。耳を貸せ、信じる教理は享楽絶え間なく届けよう。FREE.すべてFREE.またはわずかなリスクだけ。

 以前このエントリーでルアーの紹介文が間違っているといったことを述べたわけですが、結局何が悪かったのかイマイチ理解されていないといったクレームを処理しておこうと思います。
 結局この日本語の説明文は以下のパッケージ裏書きからきています。
The new Bomber Deep Square Lip combines the tried-and-true Fat Free Shad body shape with a special square-lipped bill that deflects cover like a champ. Adding more snag-free ability is the bait's nose-down attitude in the water, which positions the hooks behind the big body and keeps them out of trouble. It's the perfect crankbait for fishing mid-depth cover or structure.
 そして一体何が問題なのかというと、リップの長いクランクベイトは基本的にどれも前傾姿勢で潜っていくわけでルアーの紹介としてそこを強調するのは間違っているという話でした。つまりこのルアーの売りはスクエア・リップにあるわけで、どんなクランクベイトにも言える前傾姿勢で泳ぐことではないということです。何が言いたいのかというと、日本語にした際、トピックにズレを生む表現になっているということです。端的に言えば、接続詞である"Adding more"を日本語に組み込まなかったのが原因です。そのまま使用するのに訳すとすれば「加えて」、文中に入れるなら「より一層」と個人的にはしたいところです。「加えて」、「補助要素として」と2文目の文頭に入れるだけで、トピックをスクエア・リップにすることができるわけです。
 しかし、これはTOEICのリスニング問題でよく使われるぐらい注意しなければならない初歩的なことです。最初に何を言っているのかよく聞き取れなくて、例示の場合"Adding more"を聞き逃したが最後、4択問題であっても間違ってしまうようなところです。
もし問題文が What he talks about? だったとしたら
A.He talks about the square lip.
B.He talks about ability of snagless.
C.He talks about the nose-down attitude.
D.He talks about the body shape
明らかに違うとわかるものを除外したとしても聞き逃したが故にCを選んで間違うということです。この選択肢の場合、正しいのはAに見せかけて、Bです。スクエア・リップ、姿勢、ボディ・シェイプの話題だけなら文中の一部しか該当しません。あくまで説明されていた広義の意味、広義のトピックは根ガカリがいかにしにくく設計されているかというところにあります。
 TOEICやらTOEFLを受験したことがあれば、または問題集を解いたことがあれば、あぁこんな問題あったなと思い出せるぐらい基本の問題形式ですし、それぐらい日常でも頻繁に使用する重要事項だということです。
 先の接続詞が訳されていないから問題だという話は、狭義のトピックが前傾姿勢で泳ぐことにあるのか、それともスクエア・リップにあるのか明確にするためのものです。そして大事なことなので何度でも言うように、ディープ・クランクはほぼ全て前傾姿勢で泳ぐことから、それは特別なことではありません。つまりこのルアーで最も売りにしなくてはならないのは、やはりスクエア・リップにあるということです。
 いずれにしてもこれは日本語がどうとか英語がどうとか言う以前の問題で、読解力とか論理力の問題です。例え3カ国語が話せるといっても、こうした論理立てた思考ができなければ挨拶とか買い物ができるとかいった程度で、所詮どの言語を使っても決して議論することができない、アフォなことしか話せないということです。何が母語で何が第二言語といった要素は関係無く、論理的に思考することに欠陥があると言っているわけです。このような例を見ていると、本来、言語を教育するのは勿論ですが、こうした論理的に思考することを重点的に教育するべきだったのではないでしょうか。英語教育の時期を早めるなどと世間は申しておりますが、英語を早期から学んでも大したことが話せないのだとしたら、それは英語そのものの教育が間違っているのではなく、論理的思考能力に欠陥があるのではないかという主張です。同時に、日本語が乱れているのではなく、日本人の平均的な論理的思考能力が衰えているのではないかという主張をしてみるなどします。



 さて当著者はthe U.S.の釣りに精通していると思われているという偏見があるのですが、ヨーロッパの釣りにも注目し、その釣り文化の背景・イデオロギーについても好んで情報収集します。今回はそんな道具から見る釣り文化の背景を見ていこうという多くの人たちにとってはどうでもいいエントリーを作成しておこうと思います。
 情報収集の際、英語で書いてあるのはthe UKのものであって、残りは必ずフランス語かドイツ語にぶち当たるわけですが、単語さえ記憶してしまえば要領としては英語と同じなので読むことは可能です。書く、話すといった際に男性詞、女性詞、中世詞といった生活していないとまず慣れないといった大問題に直面します。苦労したくなければ、最新の翻訳機能を駆使すればきっとニュアンスも理解できる程度の文章になるはずです。ついでに日本語にするのではなく英語にする方が奇妙な文法が減ってくれます。
http://www.who-sells-it.com/cy/zebco-sports-europe-3243/quantum-2012-26105.html
 Zebcoのカタログを偶然見つけたわけですが、日本と全く同じで社名ブランドだけ貸したOEM商品を数多く見ることができます。Kevin VanDamの写真が使われているもののラージマウス、スモールマウス用のロッドはほとんど見ることができません。そもそもヨーロッパには極一部にしかラージマウスが生息していないことも起因しています。ルアーでの対象魚はZander, Perchといったところです。
 そして次に目立つのは商品名に日本語(平仮名)、日章旗が使用されていることです。漱石でも読んだのか、Kenki,権貴なんて語彙まで使われています。日本=ハイエンドクラスという図式は世界でも共通認識であることがこんなところから垣間見えるというのも感慨深いものがあるのと同時に、そのままでは日本の中ではbass fishingの文化に一生近づくことを許されないことも意味します。ついでに"hooks to nylon"のページのハリス付き釣り針は完全に日本から輸出向けに販売されたものであるように見えます。流線ケン付きがうなぎ針、ミミズ用として売られていたりします。
 そして"Joker lure"というソフト・プラスティック・ベイトがあるのですが、これはFlying Lureの後発ベイトです。元々扁平なチューブに専用ジグヘッドがセットになったTV通販でも販売されていたもので、アングラーの反対側にスライドして行きやすいというのを売りにしていました。その系統がこんなところで流通し生き残っているというのも面白い話ではないでしょうか。
 ヨーロッパの淡水の釣りは、ルアーは想像通りのものなのでそれほど面白くないのですが、ルアーを除外して見ると興味深い文化の違いが見受けられます。それは、日本では延べ竿で行われるスタイルの浮き釣り、例えばへらぶなの釣りを、ロッドとリールを使用して釣るというところにあります。鯉科の小さめの魚を狙う際は、ヘラ台兼椅子、竿受け、浮き、練り餌と本当にへらぶな、野釣りそっくりな装備です。先に述べたように違いは延べ竿を使うか、ロッドとリールのセットを使うのかという違いだけです。今回のカタログではトラウト用と表記されていたり、3本継ぎや振り出し式で3-5m前後のロッドがそれ用に売られているものです。磯竿を淡水釣りに持ち込んだとイメージすれば理解しやすいでしょうか、と言ったところでルアーしか触ったことのない人には全く伝わらないという偏見があります。こういった背景から発展したのが今日本でも流行しているらしいヨーロピアンカープです。対象魚の大型化に従って全体的に道具にはパワーを持たせてあります。
 そうかと思えば国が違えばこのような延べ竿専門雑誌もあるわけで、the U.S.をアメリカ合衆国と一括りにすることが乱暴であるように、ヨーロッパと一括りで語ることはあまりにも粗末な文化知識しか持ち合わせていないのと同義なのです。さらに言えば、どこからどこまでがヨーロッパなのかという定義も学者によって変わってくること、同じようにアジアも厳密にどこからどこまでをアジアとするのかといった場合に意見が分かれ、非常に曖昧な話をしているという前提が考察背景に必要です。例えばバス・フィッシングで見ると、アメリカで流行中といっても、それが西海岸か東海岸かでは全く条件が変わってきますし、同じく中西部と南部でも大きな違いが一国の中でも存在するということです。砂漠にあるLake Meadとカナダとの国境沿いのLake Michiganでは季節感も変わってくるということでもあります。
 いずれにしても道具の価格における感覚は日本と似ていると言えます。非常に高価な道具が売られているということは道具は少数先鋭であり、多くのセットを持ち込んだ効率的な釣りがそれほどされていないことを意味します。その原因を考察してみれば、ラージマウスがそれほど生息していないことにあるとすぐに理解できます。大事なことなので2回言いますが、バスボートに乗って、例えばクランクベイト用に全く同じロッドとリール、クランクベイトを3セット用意してラインサイズ別で組むような釣りをすることが一般的ではないということを意味するわけです。Zanderといった対象魚へのアプローチがそれほど多彩でないというのも原因の一つです。つまり、ラージマウスがある程度生息している日本でも道具を少数先鋭にするということはやはり他魚種の釣りの影響が少なからず存在しているという証明ではないかという論証による仮説のことです。
 つまり何が言いたいのかというと、本来のバス・フィッシングを楽しみたいのであれば、安価な道具で数を揃えてそれらを体系的に使用していくべきだという話です。それ以外は派生であって、決してオリジナルではない、本物・本質に決して触れることができないという話です。ヨーロッパ向けのカタログを閲覧することで、日本のバス・フィッシングですら他魚種の釣りに強く影響されていることが垣間見えるわけですから、Bass Angler Spiritとしてそこから脱却するべきだという提唱です。ラージマウスやスモールマウスで釣りが楽しめるのに、考察背景の影響によって我々は非常にもったいないことをしているのではないかという疑問のことです。「魚に聞いてみなければワカラナイ」などとほざき、問いは破廉恥となじることで、エンドユーザが疑問も持つことさえ許されない昨今ですが、本当にそんなことを意図的に行うナメた連中を野放しにしておいて良いのでしょうか。しかし、本当に何の疑問も持たずに釣りをする人の方が数的に圧倒的に多いという偏見を当著者に持たれるということの方が悲劇なのであります。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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