A「落とし穴?」 B「そうです。水は低きに流れ、人の心もまた低きに流れる。」

 更新していない間にも随分と有益な情報が流されています。In-Fishermanのこのsmallmouthのエントリーは、ザリガニを主食とする個体よりも魚を主食とする個体の方が成長が早いということが生物学者のソースを元に普通に記述されていますし、Bassmaster.comからはKevin VanDamのブログでクランクベイトのエントリーにて大事なことなので何度も言っているラインサイズのみを変えたセットを組む重要性を記述しています。さらに紹介が遅れましたが、archivesという名にふさわしいbassfishingarchives.comというサイトも非常に興味深い、歴史的な事象やイデオロギーを辿れるエントリーが満載です。日本人からすれば理解できない「『本物に似たもの』が果たしてルアーに必要か?」という話題を70年代から80年代のルアーを引用しながら解説しています。



 バス・フィッシングを全く知らない人に向けても書かれた面白い記事がありったので、それを取り上げておこうと思います。

5 Life Lessons From Championship Bass Fishermen

5 Life Lessons From Men Who Have A Lot Of Time To Think About Life

 私はToyota(私の旅の親切なホストでもあります。)がスポンサーとなっているバス・フィッシング・トーナメントが開催されるNorth Carolina州のMooresvilleに到着しました。私はそのときに予想していたことに確信がありませんでした。私は7歳のときに、Cape Codの橋でかろうじてロッドかリールを持って魚を水中から抜きあげました。その魚は8インチの長さのサメの子どもでした。(そのとき私はなぜ家に持ち帰ってペットにしてはいけないのか理解できませんでした。)つまり、私は多くの疑問があったのです。バス・トーナメントの釣りとは実際はどういうものなのか?それは怠惰で、のんびりした、つま先にラインを結んでおいて木の下で昼寝を含むようなスポーツなのか?釣り人は白髪まじりで、ベイトを麦わら帽に刺した、博識な退職した人たちなのか?

 結局バス・フィッシングは、私が予想したものとは別物であることが判明しました。実際には、驚くほど速い(70mph/時速112.6kmを超える)ボート、携帯用ソナーのような素晴らしいガジェット、麦わら帽の代わりにクラッシュ・ヘルメット、身体持久力も必要で(1回に5時間もボートの上で立ち続けてベイトの付いたラインをキャスティングします。)、そして魚が今どこに居て次にどのように動くかということに対してルアーをどのように入れていくのかという非常に多くの難解な戦略を使用したハイテク・スポーツでした。そしてそれを行うのは退職したような人々ではなく、彼らの多くは30代か40代でした。

 しかし、私の予想していたものの一つには正しかったものもありました。彼らは多くの知恵持っており、それを共有していることから彼らの釣りのtipsは驚くほど一般概念化されていました。あなたはそれらを人生のあらゆる側面に、恋愛からビジネスにまで適用することができます。私がバス・アングラーのトップに学んだ、いくつかの素晴らしい教訓を記します。

1. Be nimble/機敏であれ
 Kevin VanDam,KVDの別名でも知られる、彼はほぼ間違いなく歴史上でトップのバス・アングラー(彼は他のプロ・フィッシャーマンより賞金を獲得し、4度のBassmaster Classicのタイトルも獲得しています。)は、1か所に留まることはありません。「多く動き回る」彼は魚がバイトしてこないときに、そう助言します。New Jersey州を拠点に活躍するアングラーMichael Iaconelliも同意します。「全ては素早い決断です。」それは簡単に溝にはまってしまい動けなくなる、釣りも人生も同じです。手掛かりとなるのは、あなたのボートを別の方向へ向け、新しいスポットを探すその瞬間、タイミングを知ることです。

2. Don't get caught up in the dock talk
 我々はKVDと彼に助言を求めるアマチュアの釣り人との間の会話を立ち聞きしたものを要約すると、彼は強調してあることを指摘しました。"Dock talk"と全てのイベントの周囲で巻き起こると思われるうわさ話・ゴシップやおしゃべりについて言及したのです。釣りにも、極度の緊張がある人生でも、仮説や可能性といった意見によって足止めされてしまうことは簡単です。他の人々が考えていることを心配せずに、あなたの本能とあなたの戦略で選ぶべきです。

3. Be your own (fisher)man
 全員の釣りのスタイルにはそれぞれの個性があります。KVDに言わせると、物まねはフィッシング・ゲームを成功には導きません。「私は他の人々がしているような釣りをしません。」と彼は言います。「他の人々が私のように釣りをするのです。」事実、Iaconelliも、彼が注意を払って導きだした彼の戦略で釣った魚であり、他のアングラー達が釣った魚ではないのですと言います。「魚は魚自身からパターンをあなたに教えてくれます。あなたは魚と何かしらの意思疎通をしなくてはなりません。」と彼は笑います。言い変えれば、競争相手を見るな。ゴールを見つめろ、ということです。

4. Focus on the details
 「私は全てのことを見たいと思います。」とKVDは言い、あなたは彼の注視しているところを見ることができます。湖に出れば彼は目的地を見ますし、彼の目は全てのディティール、細部を、賢明なバスが潜んでいないか、見つかりにくい隠れたスポットの全ての可能性を収集します。そして成功をつかむためにあなたが受け取るべき優れた助言とは何でしょうか? Iaconelliは彼自身の細部重視の方法を詳しく説明してくれました。「私は変化を見ます。」と湖の岸の線とソナーで見える地面、底を参照しながら彼は言いました。「変化は魚を居着かせます。」言い変えれば、他の人々が見逃してしまうような、些細な細部を見るべきだ。

5. Always have a backup plan or two
 人生において、常に計画通りに物事が進まないのは釣りでも同じです。ほとんどのプロ・アングラー達は、数日間の事前の"practice"として湖に姿を現し、ホット・スポットとなるであろう場所を探します。しかし次の日、または数日後のトーナメントでは、天候や他のわずかな要素によって全てが変わってしまっていることがあります。Mike Iaconelliは与えられたどんな状況であっても全く計画通りにいかないことも考え1つだけのプランで釣りをすることはありません。彼が常に3つの選択肢を見せてくれた理由がこれでした。彼のオリジナルのプラン、バックアップ・プランとバックアップ・プランのバックアップ・プランです。これは人生においても、ビジネスにおいても、何の保証もないあなたの人生のあらゆるところで考慮に値することです。








Reference
http://www.askmen.com/entertainment/austin/5-life-lessons-from-championship-bass-fishermen.html

 釣りという言葉から連想されるのは、釣りをしたことがない人々にとって、万国共通でこのような退屈なイメージなのではないでしょうか。ついでに、管理釣り場のへらぶな釣りでも見た目は座っていてのんびりしているように見えても、水の流れ、風で狙った場所を外していないか、釣れるタナ(ゾーン)を10cm単位でも外していないかといった試行錯誤を常にするのでイメージに反して忙しい釣りです。もちろんキャストした後に待つだけのような釣りもありますが、釣れるスポットを外していないのか注視している、つまり昼寝をしている暇はないのは同じです。アングラーとしては、レクリエーションで行われている全ての釣りが、分け隔てなく暇なものではないと説明したいものです。

 臨機応変にquick decisionが重要なのは言うまでもない事実です。釣れないことを延々と続けていても仕方ないのです。
 Dock talkに関してはBrent EhrlerでもKevin VanDamでも紹介しているぐらい避けるべきものだというのが共通の意見となります。KVDのブログを読むだけでも何度か登場しているワードです。
 「そう囁くのよ私のゴーストが」と記述すれば元ネタがわからないと何のことやらサッパリわからんとのコメントを頂いたことがありますが、ある意味自らに下す決断は自分の意識下から生まれるものなわけですから自身の意識をゴーストと表現すれば別になんてことない、作家のちょっとした表現方法だと考えています。そして魚のwhispererというのは、魚が釣れた場所、ゾーン、スピードといった様々なメタ情報を得てから、確実に釣れる情報を分析し絞り込む作業をする人のことです。自らの意識下でコントロールできる決断が、魚の囁きという外部のメタ情報でありながら魚の意識下から生まれているのですから、情報の並列化というのは釣りでも起こり得ることであるのが理解できます。閑話休題、自分自身の個の戦略、スタイルをつくる必要性を説いています。Dock talkにしがみつかないのと同様ですが、個の戦略を立てるというのは前回のエントリーに述べた通りです。
 細部に注意を払うというのはKVDの真骨頂です。2011 Bassmaster Classicでは、1人だけハンプという隆起を見つけ出し、そこがボトムに貝殻が埋まるシェルボトムで硬い底であったこと、木の根・スタンプが絡んでいたこと、魚のストライク方法が日に日に躊躇し始めていたといったことを観察していました。世間ではうぃにんぐ・べいとのすくえあ・びる・くらんくべいとのみがもてはやされていましたが、当ブログでは、最も賞賛するべきはうぃにんぐ・べいと以外のところだと言い続けてきました。そしてKVDの場合、ベイトの話をしたとしても、例えばジグヘッド1つとってもアイの角度であったりと非常に細かい使い分けをしていたりします。クランクベイトを使用する際には、ラインサイズについても、3サイズを潜行深度別で使えるようにしているというのもElite prosの中では基本ですが、注意を払うべき大事なディティールです。
 最初からプランを複数つくるのは難しいですが、何がオリジナル・プランとなって何がバックアップ・プランとなるのか気にしておくことは無駄になりません。スローな展開の釣りのバックアップ・プランが速い釣りで果たしてバックアップとして成立するのかどうかということです。スローな展開の釣りの中でもスローな展開の中でバックアップ・プランとなるのはどのような釣りか考えておくべきなのです。

 いずれにせよ、釣りをよく知らない人にも釣りがイメージよりも思慮深いものであると伝わる内容だったのではないでしょうか。我々は釣りを知らない人に釣りをちゃんと投げずに説明できるでしょうか?

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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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