「なら公約を聞かせてくれるです?」「お菓子の山分けとか?」「共産主義者が言いそうなことだです。」

 Curation,情報の共有というのも所詮左派の思想によるものであって、保守派を自称する釣り人の皆さんは当ブログの存在意義自体を批判するべきなのではないでしょうか?と詭弁で詭弁を誘ってみるなど。

 似非科学をバカにするのは大いに結構な態度ですが、客観的なデータを示し、そこから得られる客観的な結論を示す正しい姿の科学をバカにするというのは間違っているのではないでしょうか。科学と呼ばれるのが往々にして、幸福のとか客観に基づかないものが巷に流布していることが問題なのだという主張を試みます。
例えば
http://news.nifty.com/cs/item/detail/playboy-20120906-13871/1.htm
×「牛は赤い色を見ると興奮すると言われているが」、牛に赤を識別する錐体視細胞がありません。つまり、赤色に反応しているわけではありません。赤色を使う理由は、闘牛を観客に魅せるための工夫の一つであり、動いている布切れであれば何色でも構わないというのが科学的結論です。
http://dsc.discovery.com/fansites/mythbusters/db/animals/color-red-makes-bulls-go-ballistic.html
「怪しい伝説」こと"MythBusters"でも実際にいつもの独自実験を試みて検証しているので間違いありません。牛の目の前を挑発するように動くものであれば何でも良いのです。そして、ここから理解できることとして、脳科学者を自称している連中なんて嘲笑の対象、似非科学を科学とか言ってしまうようなショーモナイ連中だということです。牛の視細胞のことすら知らないのに、生物学的に人間の視細胞の反応といった基本的なことを理解しているとは到底思えないアフォな書き出しだということです。「牛は赤い色を見ると興奮すると言われているが」と事実でないことをあたかも一般常識であるかのような書き方をし、それが事実であるかのように著者に思い込ませ、次に来る主張を正当であるかのように思わせるという詭弁、これこそが似非科学です。
 特に、バス釣りの世界ではトンデモ理論がまかり通るわけで、釣りに関して科学が正しく認識されることが難しいのは自明です。
 そもそもソース元や論文を読まないで鵜呑みにするのも、これまた科学に対する正しい態度とは言えません。示された結論が正しいのかどうか反証してみるのも科学です。しかし、その反証がこれまた詭弁であったり主観的な結論であってはいけないのです。我々はそれが客観的な事実であるのか疑いの目を持つのと同時に、自らの主張が詭弁や主観によるものでないかという自らに疑いを持ちながら分析、検証していかなければなりません。

 そんな中で唯一、科学というアプローチによって迷信など、釣りを解明していこう宣言しているのがIn-Fishermanです。

BAROMETRIC PRESSURE AND BASS
by Ralph Manns

 長い間続いているmyths/迷信のひとつに、barometric pressure/気圧がバスとその他のgamefishの活性をコントロールするというものがあります。多くの研究者たちが調査してきましたが、科学的な研究はその関係が存在するということを示すことができませんでした。我々は気圧に関する全ての科学的なレポートを読みましたが似た結論に達しました。直接的な関係がないのは明らかだったのです。

 この一貫した結論は主に同時に存在する気象現象がある限り気圧という個別の影響はないというものでした。我々は魚の習性が気圧という可変要素のみで変化する観察記録が必要でした。しかし、気圧が著しく変化するときに風、気温、空の状態が伴わないことは稀です。

 前線には気圧の低下と曇り空の広がりが先立ち、前線通過後は一般的に澄んだ空、明るい日光、大気圧は高くなります。もし気圧がgamefishの反応に直接影響していたとしても、科学者たちはそれらの変化を察知する構造を持っていないことを真剣に主張します。

Field Studies
 数年前、私はバスの習性を電子追跡と水中観察を通して学びました。私のチームは気圧を100以上のサンプルを監視し記録しました。それ以前の調査では、我々は気圧の数値または自然の気圧の変化とTexas州のLake Travisに生息するラージマウスとGuadalupe bassの習性に明確な関連性は見られませんでした。それでも我々のいくつかの発見は、気圧、天候、バスの習性に関連性がある可能性を指し示してくれました。

 気圧計が29.30(low)以下を示すとき、27%のバスが表層で捕食し、岸際から離れることを観察しました。この比率は気圧計が29.70(high)以上を示すときより18%の数値を超えるバスが捕食することを確認しました。しかしこれは潜水士からの明確な捕食を記したレポートと表層で追跡していた人の目視を併合したもので、我々は観察した36%のバスは気圧計が高い数値を示すときに明確に捕食し、反対に気圧が低いときには30%だったことを発見しました。

 我々は実際にバスに提供したルアーに対するストライクと拒否を追跡者と潜水士の観察から評価してみたとき、39%のバスが高気圧のときにルアーにストライクしてきたのに対して、52%のバスが低気圧のときにルアーにストライクしてきました。しかし、我々の得た大多数のストライクが起こったのは気圧計が低いときではなく高いとき(29.30-29.70の間)でした。気圧計が高いか低いかというそれ自身の数値が、バスの活性や釣りやすさに一貫した関連を示すことはありませんでした。

 我々は気圧の変化が絶対圧と比較してより重要である可能性についても観察しました。気圧計がゆっくりと数値を下げるとき(0.21inch per hour以下)、65%のバスはプレゼンテーションされたルアーにストライクを起こし、35%は反応しませんでした。気圧計の数値がゆっくりと上がるときは、30%しかルアーにストライクせず、70%は反応しませんでした。しかし、我々のサンプルは小さいものでした。我々が追跡し観察したバスの大きなサンプルでは、29%が気圧計の数値がゆっくり上がるとき沖で捕食し、気圧計の数値がゆっくり下がるときや安定しているときは24%が捕食しました。

 このデータは他の要素によって困惑させられますが、例えば、32%の捕食時間はsolunar majors/満潮時に、わずか20%がminors/干潮時に、27%がその満潮と干潮の間にありました。つまりsolunar/潮時の影響と他の要素が気圧データに影響を及ぼしている可能性があるのです。これらの結果が気圧計の数値が下がることが多くの釣果を生んだり、気圧計の数値が上がることで沖での活動を増やすということを必ずしも意味するわけではないのです。

 群れを成したり集結する性質は、捕食行動の回数の増加や釣りやすさに明確な関わりがあります。気圧計が高い数値を示したとき、54%のバスは集合体(3-15尾のグループ)になることが観察され、12%はschooled/群れを成して(同調して)行動し、その間残りの44%は個別かペアになっていることが観察されました。気圧計が低い数値を示したとき、57%は集結し、5%はschooled/群れを成して動き回り、38%が個別かペアになっていました。

 気圧計がゆっくりと数値を上げているとき、64%のバスは集結し、schoolingは見られず、36%がペアか個別に居ることが観察されました。気圧計がゆっくりと数値を下げるとき、53&は集結し、20%がschooled,そして28%が個別かペアでした。これはもしその他の要素がバスの活動に影響を与えないのだとすればという前提であり、このデータは気圧の低下、嵐の接近、雲の増加、そしてこれらの複合要素とその他の要素が捕食活動を活発にする可能性も示唆できます。

Use of Cover
(以下略)




*Ralph Manns, Rockwall, Texas, is a fishery scientist and angling authority who has contributed features and columns to In-Fisherman for almost two decades.


Reference
http://www.in-fisherman.com/2012/08/24/barometric-pressure-and-bass/

 「気圧の数値がこの値を示すとき、バスの何%がこういった行動をする」、「気圧の数値の上下のどのタイミングでルアーにストライクするのか」、「solunar/潮の干満の影響」といった具体的な例示がありますが、リンク先で確認してください。
 結局、似非科学と同様に科学をバカにする人にとっては非常にどうでもいいエントリーですが、分析と検証をしたい人にとっては非常に有益なエントリーです。

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No title

 低気圧と食い気の関係は自分も気になっていたのでリンク先の文章は非常に面白く感じました。自分も低気圧の接近中に良い釣りをしたことが多々あるので低気圧神話を信じているのですが、気圧変化やそれに伴う天候や光量・水圧の変化が魚にどう影響して食い気が立ったのか見えてこないので、モヤモヤしています。
 個人的な体験談では、台風の上陸直前に練り餌を用いたヘラブナ釣りで入れ食い状態(浮きが馴染むとすぐにあたる)になったことがあります。フィッシュイーターではなく植物性プランクトン食のヘラブナに低気圧がどう影響したのか謎です。
 また、ここ数年、ブリやカンパチの種苗を屋内水槽(地下海水汲上げ)で管理している友人から、飼育魚が台風前には荒食いするといった話を聞いたことがあります。これが事実だとすると天候や光量の影響は低気圧の効果とはまた別のようにも考えられます。

 いずれにしても個人の体験談なので、低気圧の効果やら因果関係を他人に説明する材料にはならないのですが……。個人的には「台風(低気圧)が来ると水中が荒れてしばらく餌を食えないから」説が一番無難だと思っていますが、しっかりとした学術研究が待ち遠しい話題です。

 arb1200さんも低気圧と食い気の関係性についてなにか体験談や仮説がありますか?
 

Re: No title

コメントありがとうございます。
 結局のところ、気圧「だけ」が影響してactivity/活性、catchability/釣りやすさが変化することはないという結論ですね。
 自然というのは複合的要素で成り立っているものですから、人工的に特定の要素だけの変化で調査しないといけませんね。しかし、果たしてその特定の要素だけの結論を導きだしたとしても、結論が一致するとは限りませんし、バラバラである可能性があります。つまり結局我々が使用するのは自然界で複合要素なわけですから、複合要素をいかに自分の中で瞬間的に判断するのかという能力が現実的には求められます。例えば、低気圧の接近は雲によって光量が落ちる、普段とは違う方角からの風といったものを引き起こすことがあるから自分はこういった場所でこういった釣りをするという決断能力のことです。

 個人的な体験談としては、対象魚はラージマウスで、基本的には風のない夏の晴れた日に、自分の頭上に雲が流れてきた瞬間の微風、湿気の微増(人が湿度をどうやって察知するのか、湿度を感じる感覚器官がないことから、解明されていませんね。)、わずかな光量低下から、その瞬間にルアーを魚の居るであろうスポットに入れておくと高確率でストライクがあるというものです。
 ついでにそのスポットへは何度も何度も同じ角度でルアーをプレゼンテーションしていた最中のほんの些細な変化で得られたストライクだったので強烈に印象に残っています。水の色がカフェオレで倒木だったので個人的にはresidence/居着きの魚を狙っていました。もちろんそんな水の色でもラージマウスは行動圏をクリア・ウォーターほどではないにしても移動するので、回遊してきたタイミングといった様々なことが考えられますが、やはり自然界の中の一要素、特定の要素だけで語るのは難しいと思います。
 そういった些細な変化を一つでも感じて、次に手を打つべき手段の判断につなげる態度は課題として常に持ちながら釣行しています。最近の急速に発達する雨雲に関しても、今まで鳴いていたツクツクボウシが急に鳴き止むなどそういう変化には常に気にしています。逆に、そんな中でもアブラゼミは鳴き続けていたりするというのも判断材料にしたりします。
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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