最高のエンターテイナーとは最高の詐欺師のことである

 過去のエントリーを読んでいればわかることですが、一体誰に感化されてメイントピックを選んできたのかというのを紹介しておこうと思います。

 "Art of Fishing"を提唱するRick Clunnですが、彼のファンだという日本人のほとんどとはお友達になれないという偏見があります。

Senses Can Lead You To Winning Fish
 長くpro bass fishingを追いかけている人なら誰でもRick Clunnをthe average anglerだと考えることはありません。そしてthe average anglerが4度もBassmaster Classicを制することはできません。

 彼のholistic/全体論によるスポーツへのアプローチは極めて単純化しており、その核心は数十年もの間、他のプロとは一線を画してきました。彼にとって有効な方法ですが、一目でわかる勝利と獲得賞金は支持するには十分な証拠となります。

 あなたにだけ有効な方法を見つけようとするのも同じことです。この秋に5日間禅師の元で勉強することもできます。そしてわずかな自由時間があれば、国内の良質なbig-bass lakesで釣りをすることができます。

 Rick Clunn's Advanced Angling Schoolは11月に3度目の開催がTexas州Byron Velvick's Lake Amistad Resortにて予定されています。カリキュラムに実釣は一切ありませんが、Clunnは受講生に夕方に何度かの時間があることを約束します。

 このような状況で、一人の偉大なアングラーの話を聞いた後により多くの、大型の魚を釣ることについて議論することはありませんでした。もしあなたがこのような時間を費やしたくないというのであれば、地元の古本屋を巡るべきです。

The Bigger Picture/大局的視点、マクロの視点
 Clunnの講義はある種の優劣や特定のルアー、優れたロッド、リールとラインといったことに関することはほとんど含まれていません。彼は学生に向けてそういったものを含めて全ての事象に自分自身で決断する能力を与えることを目的としています。

 「釣りの大部分はobservation and awareness/観察と意識、そして潜在意識から意識への移行にあります。」と彼は言います。「何度も言われている使い古された常套句に魚になって考えるというのがありますが、この種の意識は、同じ状況に他の動物たちが存在していると考えることによって、自然のリズムに気がつかせられることになります。」

 「このスクールの要点は、人々に彼らが触れてこなかった釣りの思考方法を紹介することにあります。人々は30年以上メディアに取材されていることから不可能だと考えられていますが、それは可能であり、このスクールで私がアプローチするそのものなのです。」

 魚の位置を釣果よりも重視します。

 「私はseasonal patterns/シーズナル・パターンを重視して、それを認識し発展させて使用します。我々はそれらを一般的なパターンと特定のパターン、そしてパターンの中のパターンに拡大していきます。私は湖を細かく区分し、そこへシーズナル・パターンを適用させていきます。そうすることで学生は納得します。」

How Do You See?
 Clunnは学生たちに、どのようなvision/視点・洞察力で釣りをしているのかという一つの質問をします。そこには2種類あり、状況に合わせて両方に利点と欠点があります。

 例えば、a very narrow focus/焦点を狭く絞った視点はフリッピングには最適ですが、wide-angle vision/広い視野はキャスティングのときに有効となります。

 「イメージを得るときに私たちは何をしているのでしょうか、そして私たちは自身で訓練しない限り全てを見ることができません。」と彼は言います。「A flipperはいつ魚がヒットしてきたのか、どの杭だったのかといった全てのことに集中していなければなりません。」

 「しかし、そういったタイプの人は横で跳ねるシャッドを見過ごすことになるでしょう。これはthe wide-vision angler/視野の広いアングラーが発見します。私は学生たちにどちらか片方だけで自身を制限しないように、両方の視点を発展するように奨励しています。」

 そして、これは全ての知覚経験の基盤となります。

 「妙な話に聞こえるかもしれませんが、私たちは聴覚、触覚、嗅覚に通じています。つまりその目的地は人々の感覚を元に戻すことにあります。なぜなら私たちの感覚は麻痺しがちだからです。私たちは人工的な環境に囲まれていることから、感覚を使わないでいます。そして湖に出たときに、練習無しに感覚器官を元に戻すことはできません。」

System that Win
 Clunnは"super systems"と呼ぶ最低でも10の全国レベルの勝利を収めたトーナメント・フィッシングのテクニックと戦法でプレゼンテーションを行います。

 「これは私が約5年働きかけてきたことで、もしあなたがトーナメント・アングラーになろうとするならば、この勝つためのシステムを知ることは利益になります。」と彼は言います。「全てのテクニックは時折勝つことができますが、このthe super systemは大きなeventsで何度も何度も勝つことができます。」

 「例えば、フリッピングとベッド・フィッシングはsuper systemです。ドロップショット・テクニックは勝っていますが、少なくとも今のところはa super systemではありません。私はこれらのシステムをどのように理解するのか、どのように発展させるのか、どちらのカテゴリーになってどのように定義するのかを教えようとしています。」

 彼は同様にアングラーたちがself-reliant/自立的になることを求めています。彼のスクールでは、Missouri州Springfield近くの彼の土地で実施され、学生が最初に行うことは太古の弓きり式火起こし器で着火することでした。

 「最終的に火を起こしたときに達成した彼らの顔を見ると、彼らが本物の達成感を感じているようでした。それは人の原始を思い出させてくれ、そして彼らは『何とか切り抜けて生き残れるよ』と言います。そのとき私はその感覚を覚えているように一人づつに話します。なぜならその感覚を釣りで感じて欲しいからです。」

 「あなたはどこで釣れた、どのようにして釣れたと教えてくれる人々に頼る必要はありません。あなたは魚の場所から釣り上げるまで全て自分自身でできるのです。」




Reference
http://www.bassfan.com/tips_article.asp?ID=268#.UA0s6I4WzRp
 ルアー・アクションにしても、気候の変動にしても目の前で何が起こっているのか気がつかない、五感が死んでいると何度かエントリーのメイントピックになっていたはずですが、それはつまりRick Clunnからの絶えさせてはいけない伝承だったのです。
 つまり、Rick Clunnが好きだと自称する連中からはこういった最も大事な情報が一切出てこないということです。どうせこのエントリー内容も剽窃の対象にされて、今までRick Clunnに関して何も触れてこなかったくせに「ほら[自分の好きな]Rick Clunnってスゴイでしょ?」といったショーモナイまとめにされるだけだという偏見もあります。どうせファンだと自称するぐらいならば、彼が最も重要視しているスーパー・システムそのものに焦点を当てて、最もドーデモイイルアーとか道具といった論客から早く脱却するべきですよね?ということです。何が言いたいのかというと、バスプロ好きを自称する連中はミーハーが多過ぎて、本質なんて二の次で道具とかそういった浅ーい浅ーいところしか見ないし、そういった話題にしか食いつかないということです。特定のテクニック、例示されたドロップショットなどに代表されるテクニックのようなものも、Rick Clunnが言う"super systems"なのか否かという話題にはされず、その特定の条件でしか効果を発揮しないものをあたかも全ての条件でスゴイ・テクニックかのような言い方をしてしまっているということです。

 それにしてもシーズナル・パターンといのも実は難しいものがあります。なぜなら"general and specific patterns, and patterns within patterns"の3種もあるからです。特にgeneral/一般的なパターンが理解されていない現状で、specific/特定のパターンを理解しても適用できる条件が少な過ぎて役に立たないということです。そしてパターンが何なのか理解されていないのに、"patterns within patterns"への理解なんて壊滅的です。
 結局、具体的にどこで釣れるのかというのがスキルと化してしまい、どこに行ってもどこでも通用する共通事項としての釣りを解説してこなかったことが原因ではないかと考えています。つまり、ストラクチャー・フィッシングを理解していれば、あとはシーズナル・パターンに合わせて狙うストラクチャーを変えてあげれば良いというところに着地するわけです。

 いい加減、道具とかそういう最後に決めれば良いだけのどーでもいい話題に飽き飽きして"Art of Fishing"という全ての釣りに共通する大事な点、つまり基本を重視する人たちが出てきても良いのではないでしょうか。
 大事なことなので何度でも言いますが、ルアー・フィッシングの基本は魚の頭にルアーをぶつけていってやることです。つまり、魚の居場所がわかっていなければ全てのキャストは闇雲で効率が悪いのです。そう、全ての釣りの基本は魚がどこに居るのか知るということなのです。魚がどこに居るのか、それは大抵生物学的に説明がつく科学的なものであり、日本には無くてもUSAでは普通に説明されていることです。

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おっつ~(=´ー`)ノ

こういった話が、リック・クランが今でも試合中にモーテルに宿泊しない理由とかに繋がるんすけど、妄想ブログ的にめさ要約して一言で言うと、「超自然児最強」ってコトで・・・(爆)

Re: おっつ~(=´ー`)ノ

コメントありがとうございます。

 まあ掘り下げるならアメリカ先住民族の狩猟生活ですね。本人がNative American musicを好んでいるように、そこに原点があるんですよね。我々日本人にも狩猟生活が、禁止されていたなんていうのは建前で肉食が存在していたわけで、現在でもその名残がイノシシは牡丹とか馬肉を桜、鹿肉を紅葉、関西では一応今でもニワトリを柏(カシワ)って言いますよね。基本的に四足歩行の動物が対象だったので、鳥類はタブーでなかったことから鴨やキジはなかったと記憶しています。そしてウサギを鳥扱いしていた結果今でも1羽2羽と数えますね。
 日本だってこのように農耕、狩猟という生活様式、つまり文化があったわけですから正直そういう狩猟能力に欠けているというのは体の良い言い訳に過ぎないんですよね。しかし、USAの中でも砂漠地帯でキリスト教でマリア信仰ではなくて、キリストの磔が信仰されているような場所では確かにその自然環境の厳しさ故に文化が変わってきます。ついでに自然環境が豊かな土地ではマリア信仰になる傾向があります。USAといっても東西南北広過ぎ、多様過ぎてどこを基準にするかで話すべき文化が変わってしまいます。
 日本の農耕民族としてシステムを整えたものには「二十四節気」がありますね。食べものの旬、祝祭など様々な自然環境を基に生活するにはどうするべきか簡略化して考察できるスーパー・システムです。

 現代の問題として捉えるならば農村社会から都市社会に移行してきた中で、日本人は自然観を徐々に失ってきたということですね。そこで自然観を見直す祭事なんかがあったわけですが、新暦では梅雨の真っ只中の7月7日を七夕って言っちゃうんですから大ボケもほどほどに、またはツッコミ入れようぜというところですね。
 旧暦基準であるが故に梅雨時分を水無月って言わなきゃいけないのも妙な話です。大事なことは旧暦に戻せとかそういう話ではなくて、新暦の中でどうやって自然環境と折り合いをつけて生活していくのかということをもっと真剣に考えるべきだということです。

 ちょっと高度に文化的な話でした。
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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