Half our life is spent trying to find something to do with the time we have rushed through life trying to save.

http://www.bassparade.com/when-is-strolling-trolling
 一般の釣りでは"Strolling"だろうと"Trolling"だろうとどうでも良いことなのですが、tournamentという規則に従うスポーツであった場合は問題となります。
 先に結論だけ言ってしまうと、"An electric trolling motor may be used for slow maneuvering. However, trolling as a method of fishing is prohibited."ということで、ベイトさえ動かさなければラインをスプールから全部引っぱりだしてエレクトリック・モーターでスポットから離れてリトリーブしても問題ないということです。

 このような話題を取り上げる際は、なぜこのようなことをしたのか?という理由がアングラーたちにとっては最も重要です。つまり、市場にキャスティングで20ft以上の潜行深度を持つクランクベイトがほとんど存在しないことに由来しているのです。個人的に知っている限り2種類は確実に届くことを確認しています。しかし、普通は届かないゾーンまでベイトを持って行くことが必要とされたため、今回のような工夫が行われたわけです。結局のところ、日本で潜行深度や潜行角度といったこの手の話題を取り扱っても何のこっちゃという人だらけだという偏見があるのでどうしようもないのですが、6m前後の水深でクランクベイトを使う水系とその状況を想像できる人だけが納得すれば良いと思います。どう考えてもオカッパリに必要な情報ではありませんから、知識として経験を積み立てている人にまず会えることはありません。


 本題は次回以降のエントリーに予定していますが、大事なことなので触れておこうと思います。
 多くの人が検証作業や実験について、目も当てられないほど無計画で行ってはいないでしょうか。つまり、実験を行おうとしている本人はデータとして収集しているつもりでも、実は何の裏付けもない単なるbig data/増え続ける情報群に過ぎない、何の役にも立たないということが非常に良くあるということです。データから得られる結論、または推論や仮説でも統一性のあるデータの中に変化する何かを分析しなくてはならないのです。

 まず最初に決めなければいけないのはデータを収集するための(実験)方法です。データを分析した後に結果を得るには以下のような統一性が要求されます。
・Repeatable/再現性
・Accurate/間違いの無い
・Precise/正確な数値
・Meet budget/予算に合わせる
 そのままですが、再現性のある方法を採用しなければ得られたデータを比較することができません。そもそも比較というのは互いに同じ条件を比較しなければなりませんが、多くの場合は意図的に操作された比較でどちらかの利点を語れば他方は欠点しか語らないということが良くあります。

 ルアーでよくある例で言えば
・ルアーA:飛距離○
・ルアーB:飛距離×
 あくまでその例示が間違っていない場合、その欠点のみを強調してまるで使い物にならないかのような評価をするということです。多くの場合、都合が良いのでこうするのですが、もし比較論というものを学んだことがあるのならば、同じ項目で利点と欠点を出せる統一性を持たせて比較します。
・ルアーA:飛距離○、 動き△、 カラー・ラインナップ○、 価格×
・ルアーB:飛距離×、 動き○、 カラー・ラインナップ△、 価格○
 こうすると分析したときに前者の比較では利点でしか選べなかったものが、利点で選ぶこともできれば欠点でどれを選ばないかという視点が2つできることがわかるでしょうか。
 当ブログで「利点があれば欠点がある。」、「視点を変えれば見える世界が変わる。」と何度も申し上げてきたつもりですが、こういうことです。多くの場合、このように比較する要素が足りていなかったり、前提が根本的に違う部分という比較してはいけないところを比較してしまうということがあるのです。裏読みするというのはこういった点についての注意喚起でもあるのです。

 次に数値で出せるものは、その数値を正確に記録する必要性があります。記録漏れや記録ミスがないようにという当たり前のことですが、実験方法が毎回同じ条件で行われているかどうかという確認も重要なことです。それこそ潜行角度と潜行深度を実験しようとしていて、キャスティングの距離が風で一定ではなくなったりすればそれは比較できない参考程度にしかならないということです。

 最後に予算です。調べたいことを実験する方法に何が必要となるのかリストを作らなくてはなりません。
 例えば、両方自動校正付きの最低価格ラインを探してきましたが、左は溶存酸素計、真ん中と右はpH計です。溶存酸素計の場合、果たしてロッド1本分はする価格の計測器を本当に必要なのかどうか、つまり代替案がないのか、既にどこかに計測データがないのか調査してみるということです。
 真ん中、右の2つはpH計ですが、価格の高い方は水温計の機能が付いています。これぐらいならまだ購入できる範囲な人も居るのではないでしょうか。
 よく考えてもらったところで無駄だという偏見がありますが、溶存酸素が増えるとpHの値は上昇し、溶存酸素が減るとpHの値は減少します。つまり溶存酸素という具体的な200mg/Lといった数値がわからなくても、これから行う予定の実験は、pHという尺度で分析できるのではないかと模索できるのです。
 ラージマウスに好ましい環境については以下のエントリーで紹介したことがあります。
http://bassanglerspirit.blog127.fc2.com/blog-entry-6.html
 このように安価に済む代替案というのは視点を変えればいくらでも出てくるわけですが、その視点を変えるためには科学の基礎、基本は知っておかなければならないのは言うまでもないことなのです。ついでに溶存酸素がpHに関係するのって高等教育までに学ぶことだという偏見は驕りなのでしょうか。もしそうだとしたら非常に悲しい思い上がりだという危機感を持つべきではないのでしょうか。

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