「あらゆる物を疑ってかかる事、それが重要だ。情報なんて所詮は情報。テレビで言ってる事が真実なんて思ったら大間違いだ。自分の目を見開いて、耳をかっぽじって世界を見聞きすること、そして自分の脳を使って考えること、全てを疑いつくした後にこそ、何かを本当に信じることが可能なんだ。そう、信じるために全てを疑うんだ。」Part 2

 以前カラーに関してのエントリーを作成しましたが、それを補助してくれる視覚情報を発見したので紹介しておきます。
 大事なことなので何度でも言いますが、色・カラーについての話を理解するには、錐体視細胞、桿体視細胞という視覚細胞に支配されているということを知っているべきです。


 釣れるカラーとは一体何なのか、これがトピックとなります。しかし、これはアングラーたちにとって永遠のテーマになり得る問題です。
 さてPart 1は、水深別の光の透過率についての基本を紹介しています。水深が深くなるにつれて光が届かなくなるという最も基本的なことです。

 Part 2は、簡略に人の目が色を見るということは、どういうことなのかという説明があります。赤色に見える物があれば、赤色の光が反射されて、他の色が吸収されているということです。
 まとめとして、長波長の光(赤、赤外線)は、深くまで透過しない。赤とオレンジは、深い水深で見ることができない。ディープで釣りをする場合、赤とオレンジは避けるべき。

 Part 3は、少し自然環境という条件を加えて、波が光の透過を変化させることを解説しています。
 内容は動画に従っていけば、言語がわからなくても理解できるはずですが、波の高低差によって光の透過距離が変わること、水面の凸面に光が当たると、屈折した透過と反射が起こるといったところです。
 まとめとして、適切なカラーを選ぶとき、この知識をどのように生かせるでしょうか?
1.赤系とオレンジ系は水面にさざ波が立っているときに、効果が薄くなる。
2.荒天時、赤系とオレンジ系は見えにくくなる。

 Part 3は、濁った水はカラーの視認性を早い段階で抑制するということについてです。
 まとめとして、非常に濁った水では、赤系、オレンジ系、黄色系は、水面下1-2inch(2.54-5.08cm)の水深を越えると見えなくなることがある。
1.赤系とオレンジ系は水が濁ったときには効果が薄れる。
2.水が濁ったときには、暗色で強くアクションするルアーを使うべき。

 例えば、沖釣りでカサゴを釣ったとき、あんなに明度の高い赤をしている理由がわかったでしょうか。つまり、あの水深であの色を識別することはできないのです。ただし、泳いだ水流やシルエットといったものは認識できるため、存在が全く確認できないとか、見えないという言い方には語弊があります。

 さて風があると反射と屈折で、赤系、オレンジ系のカラーが見えにくくなるわけですが、むしろそれを利用して、色を識別できるという意味での見える/見えないという仕掛けをアングラー側から試みてやるということが考えられます。さざ波がバスにとってルアーを見えにくい状況にするという話は、もうすっかり忘れ去られているでしょうが、以前KVDのスピナーベイトを調整するというエントリーで紹介しました。

 そして、濁った水というか原文ではdirty water,汚い水では黄色系が見えなくなるということは、チャートリュースというのが、実はバスから黄色系の色だと認識されていないということなのです。バスに黄色を識別する錐体視細胞があろうとなかろうと黄色の波長の光が透過しないのです。
 そもそもザリガニが赤色をしていることから目立っているように見えて、陰に入ったら見えなくなるわけで、ザリガニ・カラーで赤色をしているカラーというのは、魚からは赤色だとは認識されていないのです。そして、ザリガニだから赤色といっても生息環境によっては緑だったりします。稀にアルビノという白だったり青というのも生まれます。ザリガニだけでも個体差を考えるとザリガニ=赤という発想は短絡的だということです。

 魚から道具を組むことにカラーという要素が入ってきますが、大切なこととして捉えておかなければならないのは、ゾーン・コントロールとスピード・コントロールを抜きにしてカラーを変更したところで釣果は大きく変わらないということです。しかし、アングラー側から常に意図して仕掛けていくのであれば、自分が使用する、または今後購入するカラーについて分析する必要があるということでもあります。

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No title

頭を使って読むバス釣りブログはここぐらいです。
この手の話を聞くと、いつも分からなくなる事があります。
赤い色が色を失う状況。バスからは黒っぽく見える。でも、バスは
黒っぽくはあるが、黒とは違う色だと認識することは無いんでしょうか?
濁った場合や深い所に居るザリガニをバスは「黒っぽいけど、違う色だからザリガニだ」と認識し選択して補食する事があっても良さそうな‥。

話は変わって、ブラックカラーのクランクベイトって確かに良く釣れますね。モデルAでは廃盤になってしまいましたが、昔からのフェイバリットカラーです。

Re: No title

コメントありがとうございます。
 脳は使ってないと鋭い指摘や考察ができなくなってしまうので、常に意識しているようにしています。そこで「わからない」ことがあると「なぜわからないのか?」という自問自答をします。多くの場合は、根本的に解決するための情報が足りていないことにあります。もし情報が十分に足りているはずなのに、「わからない」のであれば考察する視点が違っていると考えています。しかし、繰り返しになりますが、根本的に情報不足である場合が9割を越えます。

 質問の内容への返答は、画像があった方がわかりやすいと思うので、当エントリー345か、新しいエントリーにしますので、少々お待ちください。

 カラーに関しては、見栄えとして赤い目玉のModel Aを買ってきて、目玉とリップをマスキング、そして黒スプレーで色づけすれば誰でも作れてしまいますからね。
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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