辿り着いたのは闇、待っていたのは絶望。押し寄せる、裏切り、戸惑い、涙、嗚咽、孤独、そして最後に残されたものは純粋な夢。

 どうしてもChris Laneについてのエントリーに気が乗らないので、紹介していたリンク参照をサクッと訳してみました。 
 大事なことなので何度でも言いますが、Kevin VanDamはスピナーベイトの人です。そしてMike McClellandはフットボール・ジグでEliteを1勝していますが、どちらかというとジャークベイトの人です。訳した先の著者まで勘違いしているようなので、修正しておきます。


Flip Grass Like Chris Lane

 フロリダで生まれ、Alabama州Guntersvilleに住居を移したChris Laneは、彼のボートをGuntersvilleの水域に出したとき、その水域には水生植物に溢れており、そこを家にしたのは正しいと感じました。Laneにとって、grass/水生植物はバスを意味します。そしてバスにとって適切な要素がそこにあり、バスも健康的な状態にあるということです。グラスは待ち伏せる場所を提供し、酸素を供給し、陰と水温の変化をバスに与えます。Laneはそういった要素によってより多くの、より大型の魚のバイトを得られることを知っています。

 外からは、半日を1か所で費やし、停泊しているボートの周辺を、食いつぶすように釣りをしているように見えます。しかし、それは彼が快適なゾーンを知っているということであり、トーナメントでの結果を呼び込むことができます。「もし湖の中で良いグラスがあるのを知っているのであれば、あなたはそこに賭けることができますし、私はそこにいるでしょう。」とLaneは言います。「もしグラスが良い条件にあり、生きたマットの生理学的活動があれば、私は良い結果を得るチャンスがあるということです。」

 彼はグラス・マット周辺で釣りをしているとき、彼のシグニチャーモデルでもあるSnag Proof社Guntersville Frogを投げることでも有名です。彼のgo-to technique/主軸のテクニックはフリッピング・スティック、65-poundブレイデッド・ラインに太軸フックを採用します。「フロッグ・フィッシングは好きな釣りですが、一番主力のテクニックはグラスに対してのフリッピングです。」と彼は言います。「私は1年中グラスの中でのフリッピングで釣ることができますし、その方法を理解しています。」

The Right Grass
 Average angler/平均的なアングラーは、時には全てのグラス・マットにバスが居るように思われるかもしれませんが、それはいつもではありません。全ての種類のグラスにバスは居着きますが、Laneは、その瞬間にバスが何を求めているかで、適切なグラスを定義できるように感じています。

 「私は何がバスを動かすのかわかりませんが、バスはときに動くことがあります。」と彼は言います。「私は1日をhydrilla/クロモでフリッピングしていて、次の日に再びバスを探すと居なくなっていることがあります。そういったときは少しその場から離れ、同じバスの群れが動くであろう浮水植物・ヒアシンスのマットを探したりします。どんな理由であれ、バスは動くのです。」

 彼はバスが動く原因をベイトフィッシュが動いたこと、またはグラスが十分な酸素を生みださなくなったによると推測します。しかし、どんな理由があるにしても、Laneはアングラーたちにopen mind and stay flex/偏見のない、柔軟な姿勢を保つことを提唱します。「あなたはただ、魚があなたに何を教えてくれているのかという点に気を配るべきです。」と彼は言います。「しかし、そこから絞り込まなければなりません。もしグラス・マットの周囲に虫が飛び回り、ブリーム(ブルーギルを含む)やベイトフィッシュが表層を跳ねている場所があれば、そこは良いグラス・マットでしょう。」

 彼はアングラーたちにマット状の水生植物の中にある変化を見つけて、そこから釣り始めることを提唱します。「グラスはカヴァーの組み合わせの中の一つです。もし私が2種類かそれ以上の混ざったグラスを見つけ、そのマットが生きていて、生理的活動をしていれば、そこから釣り始めます。」

Let it Drop
 Laneはヘヴィー・ウェイトでグラスを貫通させる釣りを使うときは、1年中、ほとんど変わらないテクニックを使用します。彼は通常、Gambler社BB Cricketのblack and blueカラーに、Gambler社タングステン・ウェイトの3/4 to 1.5-ounceをカヴァーの厚さに合わせて釣り始めます。彼のアプローチは、ルアーをピッチングでカヴァーへキャストし、ウェイトの重さでカヴァーを貫通させます。彼はピッチングをするときにリグを空中に高くキャストして水飛沫を上げることはしません。なぜなら彼は魚を脅えさせたくないからです。

 ルアーが水中に入ったら、彼はルアーがフリー・スプールでボトムまで到達するようにします。着底したら、数インチ先で同じ手順を繰り返す前に、ロッドで数回ルアーにアクションを加えます。「ほとんどのストライクが、ルアーがカヴァーを破った表層で起こります。私は1か所で長時間待つことはしません。常に回収とルアーをキャストする作業を続けます。」

Flip Gear
 LaneはAll Star社のフリッピン・ロッド7'6"に、Abu Garcia Revo SX 6.4:1を合わせ、Stren社Sonic Braid 65-pound-testを巻きます。彼はGambler社KO Flippin' Hookの4/0 to 6/0をベイトのサイズに合わせて使用します。彼は特にBB Criketを使用し、もし彼がより大型のprofile/形状が必要であると感じれば、Gambler社Ugly Otterに変更します。

 多くの場合、彼はフリッピングの際、暗いカラーに傾倒します。最初の選択としてBowen's Silver, a black and blueのlaminate/2色を張り合わせたカラーにシルヴァー・フレークを入れたものです。「その色は、暗い色のベイトであると同時に、シルヴァーに光るシャッドを模すこともできます。同様に、優位を占める餌に合わせて、ウェイトにもわずかな変化を追加することがあります。」

 それはシンカーのカラーを変えることにあります。「もしバスがブリームを食べていれば、私は黒のウェイトを使用します。」と彼は言います。「しかし、もし多くのベイトフィッシュがマット周辺で活動しているのを見たならば、私は塗りのないシルヴァー・ウェイトをラインに取り付けます。それはわずかな反射光を作り出し、見た目をシャッドに模すことを手助けしてくれます。」


Reference
http://advancedangler.com/FeatureArticle.asp?SelectValue=Flip%20Grass%20Like%20Chris%20Lane

 このバスが1日で別の場所へ移動してしまい、そのバスを追いかける釣りというのが、日本で主に琵琶湖で言われるパンチングと言われる釣りにそっくりです。
http://www.advancedangler.com/FeatureArticle.asp?SelectValue=Flipping%20Deep%20Hidden%20Grass%20with%20Greg%20Hackney
 そのままの釣りはGreg Hackneyの特集として紹介したエントリーがあります。琵琶湖のとあるフリッパーさんから言わせれば、こういった釣りは「魚任せ」になってしまうということです。
 個人的な言い方で表現するならば、シャロー・カヴァーであってもresidence/レジデンスとnon-residence/ノン・レジデンスという違いのある釣りだということです。日本では、前者がフリッピングであって、後者がパンチングの釣りと言えます。
 しかし、USAの基準で言えば、punch/穴を開けるという意味ですからヴェジテーションで形成されたマットを釣っていくことを意味します。つまり、別に日本のように、レジデンスとノン・レジデンスを区分した釣り分けはアングラーの分析力によるものです。そもそも日本でそのような分析をして、語を使い分けたり、釣り分けたりしている人がいるとは思えませんが、自然とそのようなイデオロギーによって区分されています。

 Classicでのウィニング・ベイトにUgly Otterが挙げられていましたが、プロファイルの大きさという細かさを気にしているということがわかります。そして、今回はBB CricketではなくLuck "E" StrikeのG4 tubeという懐かしささえ感じるベイトの名前を挙げていました。しかし、カラーを2層構造にするなど色々と細かい違いをつけて再販するようなかたちのようです。
 ベイトとしては、間違いなく、個人輸入以外では、2度と日本には入ってこない部類です。Classicのウィニング・ベイトなんて、KVD1.5の現在の扱いを見れば十分に理解できることですが、所詮誰も釣れるようになるまでキャストし続け、検証するなんてことはしないのです。
 たぶんいくつかの店舗が新たにこういったウィニング・ベイトを仕入れるでしょうが、初回入荷分だけで基本的に定期的に使用されるベイトには決してならないのがこの市場であり、その根本にいるのが顧客なのです。本当に良いものが無い、すなわち定番が無いということに、アングラーたちが気がつかなくてはならないのです。
 そして気がつかなければならないのは、基本的にアメリカ合衆国から輸入されてきたものは、売れないものだらけであるというのが事実だと受け止めなければならないということです。そんな市場にUSAメーカーはおろかB.A.S.S.が興味を示すはずもありません。アメリカのバス・フィッシングが好きって自称している人たちってどこか、何か勘違いしている人だらけだという偏見があります。

 さて、Chris Laneは、シャロー・カヴァーの釣りが得意であり、魚が絞り込んだ特定のスポットから動いても探せるという能力があるということが伺えるのですが、これがAOYランキングに反映されるのかという疑問があります。特に今季の最終戦はLake Oneidaとスモールマウスが釣れる湖が選ばれています。Chris Laneはいわゆるシャロー・カヴァーのラージマウスを狙いにいく(2011年Northern OpenはIsh Monroeがフロッグで勝っています。)のかもしれませんが、そこにはKevin VanDamという大きな壁が存在します。別にオフショアのドロップ・ショットなどになるとAaron Martens,Kota Kiriyamaという強さを発揮できるアングラーたちが居るわけで、1勝しなければならないという意味ではなく、あくまでAOYという安定して年間成績を残すという話です。事実、昨年、2011 AOYだったKVDは1勝もしていません。
 結局、Chris Laneは初戦から春の産卵床、ベッドの釣りでいかに成績が残せるかが鍵となるわけですが、Angler of the Yearを獲得するためには、全てのeventで賞金圏内を外すことすら許されません。例年通り、確実にevent後半に追い上げてくるKVDという存在は見過ごすわけにはいきません。
 金枝篇の「王殺し」を例にして話を展開したことがありますが、Chris Laneは果たして、完全にKVDを倒して新たな王となれるのでしょうか。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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