どこまでも続く漆黒の闇の中、歩み寄るそれぞれの胸に、残された最後の光が灯る。信じているから、憎んでいるから、愛しているから、失うことの本当の悲しみを人はいつ気づくのだろうか。


 2012 Bassmaster War Roomでのレポートの中に、なんとかネタとして拾える面白い話題がありました。
 All-Star weekのシナリオで面白いことをするアングラーだと個人的に感じたOtt Defoeは、やっぱり面白い釣りをしてくれました。スピニング・タックルを使用し、シャッド・ラップで釣りをしていたようです。スタッフ曰く、スクエア・ビルやBanditのseries100といった小型のクランクベイトは有効だけれど、シャッド・ラップで釣るというのは聞いたことがないアイディアだそうです。
 そのスタッフは、シャッド・ラップのアクションをタイト・ウィグルと表現していましたが、そのアクションっていわゆる日本で少し前に流行ったフラットサイデッド・クランクベイトのものです。フラットサイデッド・クランクベイトと言っても、話題になるときに、そもそもBomberのフラットAが引用として出てこないのは、ルアーを知らないも同然だという偏見もあります。木だとかプラスティックだとか関係無い根本的なものがそこにあります。
 余計なことですが、最近のシャロー・クランクベイト自体、ウィグルばっかりで全然ロールが入らない、つまりウォブリング・アクションしないものが多過ぎて、使い分けにもならないという不満を、そういうルアーについて細かいことを言っているように見せかけるのが上手い連中が言わない、持っていないことが不思議でなりません。

 Aaron MartensことA-martですが、8-pound lineを使用しているらしく、しかし、プラクティスでは16-pound以下のラインサイズは使わなかったと、Live Blogでのレポートもありました。Live Blogの欠点は、更新中は過去のエントリーを参照できないことです。
http://www.bassmaster.com/gear/spinning-tackle-shows
 そして、KVDまでスピニング・タックルを持ち出した模様です。スピニング・タックルを使うことは、「無いだろうとは思う」としていたエントリーを書いた記憶がありますが、現実となったようです。

 こういう話題を出しておかないと、ルアーとか手元が大事な人にとっては、Bassmaseter Classicは興味を持てないものなのだという偏見があります。

 これを作成している段階で、BASSTrakkしかウェイトに関しては参照するものがないので、結果がどうなるかはわかりませんが、最終日に風向きが変わります。南南東から風速11km/hとの予報が出ているので、今まで濁っていなかった場所が濁るなどして状況を一変させてくれると、彼らがその状況に合わせて、一体どのような工夫をするのかという非常に大きな見所ができるわけです。つまり、初日終わって2日目も終わりそうなこの段階で、大きな見所とか無いですよねということです。既に濁りを避ける場所選びや、泥濁りではないステイン・ウォーターでどのように釣るのかというのが見所であるのは間違いありませんが、Ott Defoeのような突出しているけれど非常に有効な工夫などが見られるアングラーたちが、上位にほとんど居ないということです。こんなことを書くと、またルアーという細部だけを見るようになってしまう人たちだらけな訳ですが、シナリオとしての工夫といった意味も含んでいます。基本的にこういったところは、ジャーナルに書かれた細部をしっかり読んで理解すること、そして放映される映像なども引用して、自分で気がつかなければならないことです。
 そういった分析を普段から常に行っている人が、もしわからないと思うことがあれば、それは単に理解するための情報不足だということですが、概ね普段から分析などしたことのない人だらけなのは言うまでもありません。それは出典・引用情報のソースが少ないか明確でない、または根本的に出典・引用すらしていないことから明確なことです。加えて、経験を書き連ねるということを目的としているものもありますが、文語体での表現方法を知らないのか、日本語の勉強不足なのか、その経験の機微が伝わってこないのです。

beherit - comicality
 閑話休題、3連覇がかかるKevin VanDamは20 pound超えのウェイトを持ち込めるのでしょうか。もしそのウェイトを超えられないとすれば、そこで彼の夢は潰えてしまったも同然です。
 そして、釣りに対しての細かい理論を聞けるという個人的な夢も潰えるわけで、既に望みが薄くなっていることから、更新する内容について捗っていないのはご覧の通りです。


追記
 昨日のDay Two press conferenceでAlton Jonesが言い放った、プリスポーンというよりは、"Spawning event.",つまりプリスポーンよりベッドを狙う釣りだという部分です。以前のエントリーでプリスポーン後期になれば、フリップを得意とするアングラーたちが有利になると散々書いてきたつもりですが、まさにその通りの展開になってしまいました。やはりMichigan州出身のKVDに、この展開を制するのは難しいようです。
 FVDさんには、2日目の開始前にケータイメールでネタフリばっちりのLane兄弟、その中でもChris Lane、果たして逃げ切りがあるのでしょうか。風で色々と一波乱ある方が個人的には盛り上がることができます。
 さてChris Laneは、そのpress conferenceで"Yesterday,plan A,today plan B,next day, plan C"なんてアルファベットを使ってそのシナリオをジョークにして隠していましたが、色々とプールを変更しながら、ベイトも変更しているようなことを言っていたので、個人的に一番期待してなかったChris Laneが勝つのも、後のジャーナルが自分にとって非常に役立つ勉強になるかもしれません。
 産卵のためにバスはシャローへ移動することから、フリップという釣りのスタイル特有の狙ったスポットから魚を釣りきってしまうということが少ないのですが、3日間も同じ場所で釣り続けていれば、ウェイトが落ちる可能性が強いことは容易に想像できます。そこでChris Laneはウェイトが落ちるのを避けるために、プールを変えるというシナリオを組んでいるのではなかろうかという個人的推測があるのですが、そこまでのスポットを持っているのでしょうかという疑問と共に、果たして最終日もそのシナリオが有効に働いてくれるのでしょうかなどと思うなどしています。


追記2
 適当に追加していこうと思います。Tommy SandersとMark Zonaの9:00頃の解説で、さすがMark Zonaらしいことを紹介してくれました。
modified stickbait1 modified stickbait2
 そうです。最もどーでもいい、超小手先の工夫です。こういうことにしか食いつけないのが日本のバス釣りしている人たち、それもルアーを使って餌釣りしている人たちだという偏見があります。そして、自分たちにバス・フィッシングをしているという自覚がない、またはバス・フィッシングが何なのか理解していない人たちであることから、結局自らで工夫する、自らで検証するなど一切しない、想像力の無い人だらけであることは、A-rigにすら工夫できないという態度を見ることができることから明白です。
 さて超小手先のそのどーでもイイ工夫は、Keith Pocheから聞いたものだったと思いますが、普通のヤマモトさんところのセンコーのテールにワイヤーでスイベルとブレードを付けるだけです。日本でもマルキューことエコギアでそういった部品を販売していたことがあります。
 そう、誰もその有効性に気がつかなかった、つまり実験、検証など全て他人任せで、自分から何かしようなどと考えている本物のアングラー、釣り師などまず存在していないことを示しているのです。ここまで言われても、その態度を改めるなんてことはないでしょう。このブログ読者でもごく一部だということです。ブログのボトムに設置しているアクセス数を見てもらえればわかりますが、100人ぐらいのアクセスがあるのでその中に1人、1%も居れば、それは驚くほどに多い数字だということです。
 スポーニング、ベッドの釣りなので、こういったベイトが使われるというそれ以上でもそれ以下でもありません。

 本当にこういうことを話題にしないと、B.A.S.S.が何なのかも知ることは無く、そしてその権威あるeventだと言っても知られていないのだから気にもされないBassmaster Classicは、月曜日の早朝にそのwinnerが決定します。
 全てが英語だしコストをかけなければならないB.A.S.S.メンバーがそもそも日本で増えるわけありませんから、細かい需要であることは間違いなく、当著者はそれを広めようなどと考えていません。しかし、興味があるのであればという態度なので、以前のエントリーでこのようなことをしたまでです。細かい需要を拾うと言っても、大事なことなので何度でも言いますが、注目するべきなのは、ルアーでも小手先の技術でもありません。魚をどのようにして釣るのかという根本的な部分ですと、これも一体何度言ってきたことでしょうか。
 つまり何が言いたいのかというと、こういう工夫を見た瞬間にリグがスゴイと勘違いして褒めるのではなく、自分の創意、想像力、知的好奇心による研究意欲が欠如していると、自分の態度を反省するべきだということです。


追記3
 ベッドの釣りをしているという意味である"Spawning"と言ったAlton Jonesですが、Dinger 6inを使用して所謂デッドスティッキングといった釣りをしながら、水温について"58 degree is magic number."つまり14.444℃がマジックナンバーと言いました。以前スポーニングの水温について15℃がマジックナンバーだと申したことがあると思いますが、そういうことです。
 しかし、湧き水や温排水で日常的に水温の高い場所は例外であることを覚えておかなければなりません。あくまで相対的に水温が上がったことが重要なのです。年中15℃を下回らない水域では、そういったマジックナンバーは変化するということです。


追記4
 注目の的Chris Laneは、どうやら移動しながら普通にプロテクトエリアで、風裏で水生植物やスタンプといったのカヴァーにのある場所で釣りをしているようで、それなりの結果を出しそうです。相手があるトーナメントなので、結局はGreg Vinson, Tim Horton, Alton Jones, Keith Pocheがどれだけ持ち込むかという計算ができなければトップに立つことはできません。
 いつもの当てにならないBassTrakkベースですが、それを出典として解説すると、最も厳しいのはTimmy Hortonです。BassTrakkベースでなくても、2日目終了後に7 pounds離されていることから、もし逆転するのであれば、Chris Laneが15 pounds持ち込むとして、3日間の総重量50 poundsオーヴァーで計算をすれば、22+ poundsのバッグが必要なのです。不可能だとは決して言いませんが、非常に厳しいものがあります。可能性だけで言えば、Kevin VanDamが25+ poundsを持ち込むよりかは現実味があります。
 つまり、釣らなくてはならないのはもちろんのことですが、自分にどれだけのウェイトがあればトップに立てるのか計算しておかなければならないのです。キーパーを揃える釣りをしなければならないのか、もっと上のウェイトを目指さなくてはいけないのか、釣りが変わってくるということです。
 それにしても、いくら初日にミスをしたからといってリカヴァリーしてくるあたり、Kevin VanDamのAOYレースでの強さとして垣間見ることができます。しかし、年間レースではない1年に1回のeventなので関係無いのですが、今年のAOYレースもKVDがさらっていく予感としておこうと思います。

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No title

Bassmaster Classicの紹介ありがとうございました。
おかげさまで予習をすることができて、運良くみつけたライブ放送の内容をより深く楽しむことができました。
今後、より詳細な情報が出てくることでしょうが、多数派が勝った大会だったようなので
KVDのシナリオまでは、スポットが当たらないかもしれませんね。

このところのタイトルに反応しますと、今回のクラシックでは、「盲目の羊の集う聖地」での光の鷹の転生は行われなかったということで・・・。

アドバンスドアングラーは「髑髏の騎士」のイメージで今後の記事を読み進めていけばよろしいでしょうか?

Re: No title

コメントありがとうございます。
 ネタについては、多角的に物事を見る目を養って欲しいと思う次第です。月一ぐらいでネタは変更していく予定です。読者の皆さんが想像して楽しんで頂ければ幸いです。

 シナリオの展開ですが、スポーニングのベッドの釣りだという予想はできませんでした。しかし2013年は、Oklahoma州Grand Lakeなので、緯度的にさすがに今年のような展開にはならないかと思います。
 マジレスすると、負けた人の釣り方に可能な限り正解に近い答はないので、注目する必要はほとんど無いです。どのように順位を保つ、または可能な限り順位を上げる方法は学べるので、写真や映像などを見る価値はあると個人的に考えているだけです。BASS Timesあたりは良く小さな記事にしてくれるので、ちょっとした期待はしています。
 しかし、スポーニング期のフリッピングなので、どんな地形のどこで何をやっていたのか、Bassmaster.comでのLive放送War Roomでの映像の編集作業も見たこともあり、おおよそ想像がつくので個人的に面白くないのは確かですね。
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

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