人は大切なものを失わなければ、尊きものに気づかない。疲れ果て、夢に破れ、行く道が閉ざされた時にこそ、わずかな光が闇を照らす。人はなぜ、傷ついた思いを抱えることでしか幸福に生きて行けないのだろうか。

 Bassmaster.comは非常に面白い企画をしてくれています。
http://www.bassmaster.com/video/2012-bassmaster-classic-press-conferences
 今まではLiveBlogという文字情報だけだったのが、その編集作業しているオフィスの中でスタッフそれぞれにインタビューし、湖上のどこに誰が居るのか、一体何が起こっているのか解説してくれたりします。FacebookかLiveBlogにコメントすることで質問することも可能だと言っています。
 どうせカヴァー・フィッシングになるので、細かいストラクチャーは後のジャーナルで読めば良いことなので、このマクロな視点で、地図から釣りを見るという作業が、何とも興味深く面白く見られる部分です。アングラーたちの手元で何をやっているかというのも、後のJ Sport3などで見れば良いことなので同様です。タックルとか、使っているベイトなんて、そのうちどこかで読めるのだから今の段階では最もどーでもいいことだと言っても伝わらない偏見があります。


 さて、そんなマクロな視点をBassmaster Classic視聴に要求している当ブログの著者ですが、Red Riverのような河川で、バスがどこで越冬するのか想像したことがあるでしょうか。そういった想像を補助してくれる情報に以下のようなものがあります。


 過去の河川のラージマウス・バスの追跡調査は、魚は越冬する場所にディープ・エリア(10+ feet)を選んで固まるというものでした。Maryland Department of Natural Resources の生物学者たちは、telemetry study/遠隔測定法を使った実験を、tidal/タイダル・潮の干満の影響があるChester Riverで、秋から冬にかけて実施しました。実験で使われた1グループ7尾のバスはMorgan Creekでタグを打ちました。水温が大きく低下したとき、7尾中5尾が3 miles(約4.8km)上流のheadwater/上流域の浅い場所で、水深にして3 feet以下の場所へ動きました。しかし、彼らが夏や秋に居るような、水深が深い場所が近くにあります。
 その上流へ動いたそれぞれ違う場所に居るバスは、干潮でも3 feet以下の水深に留まりました。何尾かのバスは典型的な生息地である、冠水した木や杭に身を寄せます。そういった場所は、クリークの中にあるシャローエリアで、その中の真ん中あたりに存在します。そういった場所は、カヴァーが少ないところでもあります。このパターンは冬を通して、支流が氷で覆われても続きます。
 3月の暖かさに影響して水温が上がると、上流側に居た7尾中の5尾、全てのバスは下流に向かい、Morgan Creekを離れます。7尾の中でも残っていた2尾はそのクリーク内に存在する特定の冠水した木に留まり、春から次に訪れる秋までそこに居ます。
Biologies - Chester River ラージマウス・バスの越冬が、tidal stream/潮の干満の影響を受ける河川に存在する、headwater/上流域の浅い場所で行われるというのは、以前の調査からは得られなかったものでした。そしてこの発見は、資源管理に重要な意味を持っています。いくつかの場所で、桟橋や防波堤の建設は、バスがディープ・ホールで越冬すると信じられていたために影響が少ないだろうと、冬に認められていました。我々の実験結果は、バスは冬に、常にディープに居るのではないことを示し、その時期に行う河川整備は、魚のエネルギー消費を取り戻すことの阻害となっている可能性があります。
 この実験は、結果から確証を得ることで、バスの生態についての知識を増やします。そこには、我々がまだ理解できていないことがまだまだ存在しているのです。実験を続けることは、バスの生息地と活動について知ることであり、賢明な漁業管理において不可欠な要素です。

Alan Heft
Maryland Dept. Nat. Res.



Reference

pp.108

 ラージマウスの生態学に関しては、USAのデータに勝るものはありません。
 単純な話として、冬にシャローに移動するバスが居るということです。逆にレジデンスと呼ばれる1か所に執着するようなバスも少なからず存在するとも言えます。何度か「多数派のバスがどう動いているのか」と春先のエントリーで述べたことがあると思いますが、自分にとって釣りやすいのは、そういった季節に従って場所を移動していくバスなのか、レジデンスと呼ばれる1か所に固執するバスを拾ってなんとか5尾揃えるというようなスタイルのどちらなのかということです。もちろん上記の例では数字として7尾中5尾がmajority/多数派で、5尾に狙いを絞った方が釣果が良いのか、逆に多数派の5尾の方が全然自分には釣れず、2尾だけれどもそちらの方が確実に釣れるからそちらの少数派に狙いを絞るのかということです。
 結局カヴァー・フィッシングというのは、スポーニングに絡まないと少数派を狙うことになるということなのですが、現在のClassicはまさにプリスポーン期であり、シャロー・カヴァーが生きてくる展開です。なぜなら1か所で何尾も釣ってしまったとしても、産卵のために多くのバスがシャローに来る、つまりバスがそういったエリアに供給されるためです。
 あぁシャロー・カヴァー・フィッシングの肝を言ってしまった(;´Д`)とか書いておけば、普段は記事を熟読しないのに、そこだけは特に注目する偏見があります。


 さて、外すこと自体予想通りではありますが、Super 6になるであろうアングラーたちの予測は見事にボロボロです。
1.Kevin VanDam
2.Edwin Evers
3.Aaron Martens
4.Dean Rojas
5.Greg Hackney

Terry Scroggins
Alton Jones
Denny Brauer
Michael Iaconelli
Bobby Lane
Shaw Grigsby
Ott DeFoe

 これを書いている段階で、BASSTrakkの結果なので何とも言えませんが、ダブルEとA-martはネタだったので気にもしませんが、Dean Rojasは真剣に外しました。あと外しているところと言えばShaw Grigsby, Denny Brauerです。Shaw Grigsbyは昨年のClassicのフリップ組であったことから期待していましたし、Denny Brauerはパターンをいくつか持って固執しない釣りができるのではないかとの予測でした。実は、同様に昨年のClassicのフリップ組だったBrent Chapmanにも密かに注目していましたが、ある意味予想を裏切っていないのですが、結果が出ていないようです。
 こういった釣りに強いのは知っていますが、FVDさんとネタにしたChris LaneとBobby LaneのLane兄弟が上位って・・・意外と、上位20lb前後の釣果を出しそうなアングラーたちは、少し彼らのイメージと食い違う想像していなかった釣りをしているかもしれないと思うなどしています。その違いとは、もちろん手元の釣りの違いという意味ではなく、もっとマクロの地図、地理的な選択から、見切りといった点での話です。
 例えば、手元はキャストしてリトリーブして忙しいように見えるIkeは、その手元に反してエレクトリック・モーターをそれほど踏まないことから、丁寧に釣っていくスローな釣りを得意としています。そのIkeがエレキを踏み続けるような方法で釣っていれば予想できないウェイトを持ち込むといったようなことです。


追記
 初日の予測としてはSuper 6を狙える有力な位置に3人が居るので、彼らは個人的推測に基づく釣りをしていたのだと考えています。
5th : Ott DeFoe
6th : Bobby Lane
8th : Edwin Evers
11th : Terry Scroggins
13th : Greg Hackney
14th : Aaron Martens
16th : Alton Jones
 しかし、KVDにIkeと古いメディアが一番盛り上がっていたところに結果が出ていません。普通に考えて上位が大外しでもしないかぎりこの2人に先はありません。そんなことを言いつつ、KVDにはLay Lakeのリカヴァリーが記憶に新しいところです。
 それにしても、やはりKevin VanDamってMichigan州出身の人なんだなと、こういった展開のイベントを見ると再確認させられます。
http://www.wunderground.com/US/LA/Shreveport.html
 最低気温が上がらなかったのがウェイトが伸びなかった理由かと思いますが、今後温暖前線の接近で風向きが面白いことになりそうです。最終日に、濁っていなかった良い場所が、南風で潰れるという意味です。そんな一波乱あるのも面白いと勝手に思っています。

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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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