別れ、行く道を定めた者にとって避けることのできぬこと。かけがえの無い人々と、数え切れない夢、全てを捨てさることが幸福なのか、不幸なのか、因果の歯車は回り始めた。

 以前、ジェームズ・フレイザーの『金枝篇』の王殺しというプロセスを引用して、Bassmasterの見方を説明したことがあったと記憶しています。王殺しというのはつまり"the new king who must kill the old king"というわけです。しかし、何かしらの欠損や老衰が認められない限り、または衰えたと見えても再び権威を示すことができれば、王は次の「王殺し」イベントまで生き続けることが可能です。
 つまり何が言いたいのかというと、今Kevin VanDamに見られる強さが衰えたようには見えない、むしろ強さを誇示している絶頂期だということです。
 例えば、Bill Danceは引退しているという事実から、AOYの結果を見ると1970年、1974年、1977年とAOYを獲得していますが、当時の新たな王Roland Martinに1971~73,1975,1978,1979,1981,1984,1985年という結果から、殺されてしまった側と言えるということです。
 ただ隔年での功績が存在するなど、適用方法には少々飛躍させる必要があるなど、純粋に理論を応用することなどできませんが個人的に面白い見方だと思い、そう見ていると紹介したまでです。
 しかし、ちょっとでも文化人類学を専攻していないと知らないようなことを書いたわけで、bass fishingが勉強されていない現状を考えると、そりゃこれを理解するのは、bassを理解することよりもさらに難しいことだと自覚するなどしました。


 さて前回のエントリー天気予報のリンクを入れておいたのですが、予想以上に水の透明度に影響を及ぼしているようです。Red Riverとしては普通のことなのですし、そこに生息するバスにとってもそれほど珍しいことではありませんが、釣りにくくなるのは間違いありません。
http://www.bassmaster.com/news/chocolate-milk-cheaters-and-1-jig-casey
 水の色は例えるならばチョコレート・ミルクらしいです(笑)ついでに予報では、23日(木)にchance of T-stormと低確率ながら少々天候が荒れるかもしれません。
 皆が口を揃えて、「タフだよ。」とか「スローだよ。」と言い始めたわけです。これは一体何のフラグなんだろうかと個人的には概ね予想済みの結果が見えてきたということです。
 ただし、別に結果が予想通りにならなくても、見所にならないでもない部分はいくつか存在します。
 こういうシャロー・カヴァーの釣りで良くミスが目立つAaron Martensや、それに準ずるEdwin Eversはスキルアップしてウェイトを揃えてこられるのでしょうか。A-martの場合、バスを掛けても適度に曲がらないロッドなど、「それタックルのバランスの問題なんじゃないの?ヽ(´ー`)ノ」と言いたくなる場面を見ることがあります。Post Season制度でSkeet Reeseを逆転してKVDがAOYを獲得したときの映像が、そのような印象を強くしています。加えて、バスとのファイティング中にへっぴり腰になっているところを撮影されているのも、使っている道具に問題があるように見えてしまいます。
 ダブルEは昨年All-Star Weekで、シャロー・カヴァーの釣りで重要な1尾を、フッキングミスで逃しているわけで、そういったメンタル的なスキルアップというのはあるのでしょうか。
 プリスポーンの試合となるので、バスはシャローを意識し、バスが常にシャローへと供給されるような展開なので、一般的に夏頃のようなレジデンスのウェイトのある魚を釣って2日目までトップで最終日にウェイトガタ落ち展開とはなりません。つまり春はフリップにとって、釣っても釣ってもバスはシャローに供給される基盤が整っている、最高の手段なわけです。
 そうするとフリップを得意とするアングラーたち大活躍でhigh weight戦になるはずなのですが、もう理論立てて反省しているKevin VanDamに注目せざるをえないというか、KVD以外が勝っても、自分の釣りに役立つ情報がまず出てこないから面白くないというのが本音です。KVDはいつも「何を考えて、なぜそうしたのか?」という非常に論理的な思考をしているから情報をフォローしていて面白く、結果的に自分の釣りに役立つのです。

 昨年の結果が出てから言い続けたことですが、大事なことなので何度でも言います。つまり、本当は誰が勝とうと、結果はどうでもいいことであって、自分たちの釣りに役立てられる最も大事なのは何を考えてそれを行い、バスにどうアプローチをかけたのかということです。
 結局トーナメントの何が面白いかというと、結果ではなく、どのようにして釣るかというアイディアを整理するところにあると考えているということです。結果とそこに至るまでのヒューマンドラマなんて、ドキュメンタリーが詳しくやってれば良いことであって、アドヴァンスド・アングラーという本当の釣り師であれば、釣り師にしかできない釣りの内容をこと細かく、どこまでも詳しくやれということです。このブログの読者でもその辺りを履き違えて見ている人が多いのではないかという偏見があります。
 自分の道が何なのか決めた者にとって、ブレた意見を持つ者と決別することは容易なことです。

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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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