頂点に立つことを、人はなぜ望むのだろうか。多くの喝采を浴びることに、人はなぜ憧れるのだろうか。夢、野心、愛、希望、若さ故の昴りもこの世では許されざるものなのだろうか。

 Classic Monthなのは、Bassmaster Magazine,BASS TIMESが本家本元です。Kevin VanDamのインタビューがいくつかあったので、その中の一つを引用してみましょう。

Q & A with KVD
The defending classic champion seeks redemption on the Red River
By LOUIE STOUT - B.A.S.S. Times Senior Writer

 Shreveport-Bossier Cityで開催されるClassicで、全ての目は、3連続、そして総合5度目の偉業を狙うKevin VanDamに注がれます。
 そのプレッシャーは強烈なものとなるでしょう。その事実を除いても、彼は勝利を狙う他の多くの目から耐え忍ばなくてはなりません。しかし、B.A.S.S.の記録で、Red RiverでのKVDの成績は素晴らしいとは言えません。彼のRed Riverでの成績は、前回(2009年)のClassicを30位、他のBassmasterレギュラー・シーズンのトーナメントでは93位でした。
 しかしまた一方で、VanDamは勝つという狙いを外さないことを何度も証明してきました。彼は今年のeventについて、いくつかの考察をB.A.s.S. Timesの最近のインタビューで示してくれました。

B.A.S.S. Times: 2009年に開催されたRed RiverでのClassicで一番記憶していることは何でしょうか?
KVD: 落胆です。私は初日の10時頃に、どこに行くべきか間違った決断をしてしまったことがわかったときです。私がそのエリアが良くなるだろうと考えて向かったのですが、そのとき寒冷前線が近づいていて、私は魚をバイトさせることができず、釣ることができませんでした。
BT: 開催地で好成績が残せていないのは、不安な要素ですか?
KVD: 私は他のトーナメントで非常に良い成績を残したことがあります。私はFLW eventで2位で終えたことがありますが、しかしBassmaster eventsでは苦しんでいます。
BT: 何がそう難しくさせているのだと思いますか?
KVD: それは、水門を抜けたり、長距離の走行をすると、釣りの時間が減るというギャンブルだからです。私は全てのpool(プール/三日月湖)で、春、夏、秋と釣りをしたことがあり、全て良く知っています。毎日がギャンブルなのです。しかし、そしてそれがRed Riverで釣りをする魅力の1つでもあります。
BT: アルミ・ボートを持って行ったり、それについて考えたことがありますか?
KVD: ありません。私は選択肢を限定されるのは好みません。アルミ・ボートで釣りをしていれば、2つのlocks/水門を通って、3つのプールで釣りをするのは簡単なことではないし、できないでしょう。
BT: その瞬間、どのように釣るのかといった、哲学的な変化はありますか?
KVD: 私はより賢明にゲーム・プランを進めて行こうと思っています。事実が過ぎてから後悔するのは常に簡単なことです。
BT: どのような方法をとるのですか?
KVD: そこで得られた経験から、思い起こし、学ぶのです。
BT: 準備はもう終わりましたか?
KVD: いいえ。私は1月2日になっても、それについて真剣に考えてはいません。Classicが近づいたからといって、それのために生活するのは考えられません。私はpre-practiceにも行きません。なぜならその河川の水系は、透明度、水位など頻繁に変化するからです。それによってプラクティスに行くまで、open-minded/柔軟な思考を保つことができるのです。
BT: 3日間のプラクティスで十分だということですか?
KVD: 私にとってはそうです。時間を有効に使い、正しい事象を見ることができれば、多くのことを達成することができます。私はそのシステムを知っています。つまり、最も良い場所とパターンを見つけるということです。
BT: 3連続でClassicを勝った人は誰も居ません。それに関してプレッシャーが増していると感じますか?
KVD: 確かに、私はこの1勝が欲しいと思いますし、2009年には勝てるゲーム・プランを持っていたと感じていますが、正しい決断ができなかったのです。私はそれを修正したいです。Classicで勝てる魚を釣ることは非常に難しいことですが、ここ数年私はそれに恵まれています。しかし、勝てる魚とパターンが、あなたを実際に勝利に導くとは限りません。あなたは正しい決断を正しい瞬間にしなければならないのです。
BT: それは初日の朝がとても重要だということですか?
KVD: Classicではどんな悪い日も許されません。しかし、初日は致命的に重要です。なぜなら、場所とパターンを確率することは、勝ちを狙う準備となるからです。もし結果が出なければ、それは基本的に勝つことから除外されるということです。
BT: あなたは他のアングラーたちや観客から多くの注目を浴びると思いますが、それはあなたの釣りに影響すると思いますか?
KVD: それは常にです。私は、狙うスポットから観客の群集を避けるようにします。それが私にできることです。それは確実にClassicを勝つための別の戦略の一部だと考えられます。私と他の人々と違う点は、私はスタートから群集を引き連れているでしょうが、別の場所の誰かは最終日までそれに対応しなくても良いことがあるということです。
BT: 観客の混雑は、あなたが釣ろうとしている魚を釣れなくしてしまうことがありますか?
KVD: Red Riverのようなシャロー・システムで釣りをするときは、ボートの混雑が水を濁らせてしまいます。しかし、このシステム・水系は立ち木や岩があることから、観客の出入りによる影響から守ってくれます。河川の規模や距離を考えると、それはわずかに対応するのが簡単です。
BT: 天候と水の状態が釣りに影響します。どのような状況が好ましいですか?
KVD: もし事前から安定した天候や水位であれば、釣りは良くなるでしょう。シナリオとして最悪のケースは、水位が高く、マッディ・ウォーターで流れが強くなることです。それによってフィールド全体が難しい状況になります。
 私にとって完璧な状況は、水が安定していて、天候が日に日に変わる不安定であることです。それはアングラーたちが彼らのそれぞれのテクニックをその状況に適合させていかなければなりません。そして、それは私の強みが発揮できる状況だからです。寒冷前線が通過したとき、あなたはファスト・ベイトからスローなものに調節していかなければなりませが、何人かの人々は石頭になってしまいます。しかし、私はそのような失敗を、数十年の間に十分経験しました。私は素早く、いつどのように変えなければいけないのか既に学んでいるのです。
BT: 誰か、何人かの成績を残しそうな他のアングラーたちは誰だと思いますか?
KVD: Ike[Mike Iaconelli]は何度もそこで良い結果を出しています。Greg Hackneyは前回良い結果は出せませんでしたが、同様に彼は自身の失敗から学んでいるでしょう。シャロー・ウォーター・フリッパーたちちパワー・フィッシャーマンが優れた結果を出すでしょう。本流のレッジを釣らなければならないというわけではないので、釣りのテクニックとしては難しいものではありません。難しい部分は、日ごとに適応していかなければならないということです。もし安定していれば、それは難しいことではありません。そしてlocation/場所は常に鍵となる要素です。
BT: 主要なアングラーたちがClassicで使うルアー・テクニックは何だと思いますか?
KVD: ジグとクリーチャー・ベイトのフリッピング、スピナーベイトとシャロー・クランクベイトのキャスティングが優位になるでしょう。
BT: 私たちは何か別の新しいベイトが現れるのを見ることがありますか?
KVD: 可能性はありますが、私は疑います。例えば、Aaron Martensが小さなクリーク・チャネルというスウィート・スポットを見つけてドロップ・ショット・リグで釣ったとします。しかし私はそれを[新しいことだと思わず]パワーフィッシングの基礎から釣ったのだろうと予見します。
BT: 2年前あなたはStrike King社Red Eye Shadへの注目をもたらしました。そして、昨年は、スクエア・ビル・クランクベイトで勝ちました。ルアーにとってClassicでウィニング・ベイトとなるのはどのような効果がありますか?
KVD: それはStrike Kingにとてもつもない影響をもたらしました。それは新しいルアー、既に販売されているものと似ていますが、違ったルアーという最前線をつくりだします。同じことが今年も起こる可能性はあります。例えば、わずかに違っていたり、改造したジグ、スピナーベイト、特別なクリーチャー・ベイトで釣れることがあるでしょう。多くの場合、プレッシャーの強くかかる魚に対しては、わずかな違いが大きな違いをもたらすことがあります。
BT: Classicで勝つことは、レギュラー・シーズンで勝つことと比べ、どちらが難しい、または簡単ですか?
KVD: 私は難しいと考えています。なぜならメディアとファンたちの注目をいっそう多く浴びるからです。観客とメディアで混雑し、フィッシング・プレッシャーと強烈さがある限り、全てが誇張されます。Classicでは誰もこれから逃れることはできません。しかし、多くの人たちはレギュラー・シーズンeventではそれが無いのです。
BT: 全ての注目はあなたに注がれますが、どのように平静を保ちますか?
KVD: 経験です。私は以前そこでの経験があります。私たちは、初心者が勝てる位置に居ると及び腰になってしまうのを見ることがあります。そのプレッシャーはいとも簡単に間違いをしてしまうようになります。Classicで釣りをしてきた私の20年の経験は、そういった間違いを多くしてしまいました。私はそれらから学んでいることを願うばかりです。




Reference
B.A.S.S. TIMES February 2012;Volume 42 No.2:www.bassmaster.com,pp.22

 ついったーでネタにしましたが、今季のEliteレギュラー・シーズンから途中でボートをFRPからアルミニウム・ボートに変更するのを禁止しました。2012 Classicでは2011のルールで行うので、そういったボートの変更は可能です。最初からアルミニウム・ボートで参戦することも可能ですが、Kevin VanDamの言うように、長距離移動には向いておらず欠点が目立ちます。もしElite Prosがアルミニウム・ボートを使うならこれが最後ということになります。

 そういった感じで、KVD情報を集めていれば、特に目新しい情報があるわけではないのですが、Pre-practiceは行わないで、柔軟な対応を可能にするというのは、よほど自信があるのだろうということを予感させます。
 前回のRed RiverでのKVDの考察は以前のエントリーで示したとおりです。High weight戦になればKVDが不利になるし、low weight戦になればKVD有利というものに、もう少し分析的に論証したのが、「釣りのテクニックとしては難しいものではありません。難しい部分は、日ごとに適応していかなければならないということです。」という部分でしょうか。

 果たしてKevin VanDamは、許されない昂りを再び手に収めてしまうのでしょうか。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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