天命に引き寄せられるように人は誰かと巡り合う。たとえそれが闇への始まりだとしても、人はその甘美な物を手放すことなどできない。己の心を探る術を人はいつ学ぶのだろうか。

 細かい気遣いが大きな違い、釣果になって返ってくるというのは、Kevin VanDamから著者が学んだ大事なことだと考えています。しかし、細かい点にばかり気をとられて、基礎や基本を忘れている人が多いという偏見があります。道具それぞれの利点と欠点という基本すら忘れられがちです。ラインでフロロカーボンとモノフィラメントラインのどちらがキャスティングの距離を伸ばせるのかさえ知らない人すら居るのではないかという偏見です。


Kevin VanDam: Choosing the right hook
It's a well-known fact that hook selection is a critical part of success on the water.
By Matt Pangrac
 水上で釣果を増やす、成功するためには、フックの選択が致命的に重要であることは良く知られた事実です。ボートに上げられる魚の数を増やすだけでなく、バイトを得られる回数をも増やすことができます。

 7度のToyota Tundra Bassmaster Angler of the Year titlesを獲得したということは、Michigan州のKevin VanDamが、彼のプロフェッショナルとしての経歴を通して、フックを掛けて釣り上げたバスの数を証明しています。過去数年にわたり、彼はMustad社というフック・スポンサーと協力し、バス用のフックのリグを作る技術とフッキング率を発展、向上させています。

 「多くの人がそれぞれのベイトに、私がどのフックを使うのか尋ねてきます。」とVanDamは言い、「私たちは現在多くのフックを選ぶことができます。そのテクノロジーは、フック・デザインとフック・ポイント(針先)の品質があります。そして、1つのフックを全ての違ったベイトに使うことはできません。」。VanDamはフックを、フック・ギャップ、リグの作りやすさ、ワイヤー径という3つの基盤要素を軸にして選択します。

 「私は、多くの人々が選ぶサイズより、大きなものを使うことを好んでいます。」と言い、「魚のバイトがあったとしたら、私は魚に針を掛けるために十分なギャップが欲しいと考えているためです。」。フック・ポイントとフック・シャンク(軸)の間隔が広いワイド・ギャップのフックは、ソフト・プラスティック・ベイトがフック・シャンク側に潰れて動くために十分な間隔があることから、フッキング・パワーを妨げることがありません。

 ビッグ・ギャップに加えて、VanDamはフックを適切にベイトに取り付けて釣ることの重要性を強調します。彼は最近発売されたMustad社KVD Grip-Pin hookを使うことを楽しみにしています。そのフックは、溶接された(ベイト)キーパーが、フック・アイから曲がりの部分でベイトをロックします。

 「そのキーパーが固定してくれることで、大きな違いが生まれます。」と彼は言います。「Strike King社3-inch Rodentというフリッピング・ベイトを使いたいとき、そのベイトは適切にリグを作るのが非常に難しいのです。しかし、キーパーがあれば、ベイトはロックされフック・シャンクに滑り落ちることはありません。もしベイトがフック・シャンク側へスライドして丸まったとしても、キーパーがベイトのアイからベンド部分をロックしていることから、バスに針を掛ける機会を失わないのです。これは非常に重要なことです。」

 最近の流行であるStrike King Shadaliciousのようなソフト・プラスティック・スイムベイトでも、VanDamは(フック・)ギャップと適切にリグをつくることは最優先事項だと言います。「スイムベイトの場合、ワイド・ギャップ・フックを使うことが絶対条件です。」と彼は言います。「私は、Mustad社のスクリューの付いたピンを頭に刺すタイプのPower Lock Plusを好んで使います。それはベイトを安定した場所で支えることから、フッキングを行うときに、ベイトがスライドして丸まって(フッキングを)妨げることがありません。

 重要なことは、適切なフックがより多くのバスを捕えることを手助けしてくれるということです。」通常のワイド・ギャップ・フックをStrike King Caffeine Shadのようなミノー・ベイトに使う場合、VanDamはMustad Z-Lock hookを好んでいます。オフセット・フックのアイから曲がりの形状を、通常のフックの90度から"Z"の形状にすることで、そのZ-lockは水中でベイトを自然に動かすことができます。「もし通常の90度オフセット・フックを使った場合、ベイトはフックから滑り落ちようとします。しかしZ-lockであれば、ベイトを適切な場所に固定してくれます。」と彼は説明します。

 最後に、VanDamは彼の使うフックのワイヤー径に注意します。「私は、フックが曲がろうとしない、適切なワイヤー径を求めます。」と彼は強調します。「もし10-pound-test lineで投げる場合、ライト・ワイヤーのフックを使います。もし17- or 20-pound-test lineで投げる場合、ヘヴィー・ワイヤーのフックを使います。」。「常にフックのワイヤー径とギャップを見ます。」とVanDamは言い、「小さく細いベイトには、小さなフックが必要になりますが、私はサイズを下げることを好んでいません。」


Reference
http://www.bassmaster.com/tips/choosing-right-hook
 ライト・ラインを使わないために、ライト・ワイヤー・フックが個人的に必要ないのですが、日本の釣具店で売られているジグヘッドを見ると、どれもこれも必要ないと感じられるライト・ワイヤーばかりです。つまり、こういったフックの細かい点の基本ですら、日本のルアー・フィッシングでは忘れられているということを具現しています。

 甘美な言い訳をつくることに執心し、基礎、基本を忘れるという態度を、一体いつになったらコントロールできる心を持つことができるのでしょうか。

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Private comment

ご無沙汰してます。最近のタイトル引用の元ネタは『ベルセルク』ですか?(笑)
日本のフック市場は実質的に『がまかつ』『オーナーばり』の二大国産メーカーに牛耳られてますよね
舶来フックメーカーの物は大昔の負のイメージが定着していることもあり、日本のアングラーに受け入れられていない偏見(笑)があります(釣りメディアによる情報操作?が功を奏していると言えなくもないですが)
何より舶来フックメーカーのブツを実際に扱っている実店舗に遭遇した記憶があまりありません
因みに自分は舶来フックメーカーのモノはラパラ好きということもあり、VMCのものばかり使ってます

Re: No title

コメントありがとうございます。そしてアニメ版です(≧∀≦)ネタ的には、Classicが始まる頃か終わりに本格的に仕掛けようかと。

 まず針について勉強するアングラーが居ませんからね。居るのは、いつも何か勘違いした、何のリソースも伴わない人のプロデュース製品ですしね。つまり、職業漁師がこだわって既に使っている針の方が、よっぽど理に適った素晴らしい針なんだと考えています。そして最近は、職業漁師が何を使っているのか勉強し始めようとしているところです。
 そして、その辺りの有名メーカーものだから大丈夫と無批判に受容してしまう消費者が大きいんでしょうね。針について真剣に考えているアングラーを身近ではまだ見たことがありません。
 そして、逆に言わせてもらえれば、日本の特にルアー用のフックって「刺さりが良いだけ」ですよね(笑)
イーグル・クローのカーブ・ポイントやマスタッドのトリプル・グリップといった、機能の素晴らしさがほとんど見受けられないんですよね。

 VMCは、インラインタイプのトレブルフックがUSAでは安価ですが、日本に輸入されるのかどうかもわかりませんしね。そして、個人的にはSpin Shotというハリス止めとか余計なことしてないドロップ・ショット用フックを試してみたいと思っています。
 スコーピオン・フックも、実はリップレス含めてクランクベイトに非常に良いフックだなと感じているのですが、日本では売っているところがもうほとんどありませんね。

当方的には…

イーグルクローも仲間に入れてやっておくれ(*´∀`)♪

Re: 当方的には…

コメントありがとうございます。
 Lazer SharpのL374は刺さりが悪いなんて決して言えないですからね。というか替えフックとしては、自分の定番にしている1つですね。1/0と2/0サイズをバルク・パックで気軽に買えるサイトとか無いですけど。
 そして今Classicシリーズの374を探してみています。この2つですら使っていて色々と違いが出ますからね。シャンクのレングスが微妙に違うので、特にフック同士の絡みに一番影響が出ます。
 でもトレブル・フック以外だとShaw GrigsbyのHP Hookぐらいしか、わざわざ欲しいと思うものって無いですよね。
 最後にLazer Trokar hookも忘れないであげてください(´・ω・`)
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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