物語は始まった。因果が紡いだ運命の糸に絡め取られ、少年は叫び、少女は思う。お前が欲しい、あの人のために。ただ生きるために剣を振ってきた少年は、これからどこへ行くのだろうか。

 1ヶ月ぐらい続けられるネタを、ブックマークを一見しても30は余裕であるので、このままKVDエントリーを続けようと思います。そして、このエントリーを既にKVDとは別カテゴリーに分けていますが、そうです、今月は2012 Bassmaster Classicが開催されるClassic Monthです。Pro PatternにしてもMLFにしても、pay-per viewまでして基本誰も興味持ってくれないし、見ないでしょうし(´・ω・`)
 このエントリーの続編と思っても良いかと思われます。


 釣り場別のSeasonal Patternの解説の項目に以下のような経験が書かれています。
Rivers
 プリスポーン期の川のバスは、湾になったバックウォーターに動こうとします。バスは冬に過ごす、ボート・キャナルや逆ワンド、三日月湖といった、何かしらの、可能な限り深い場所から動き出します。バスたちはそこからワンドのマウス部から湾奥へ移動を始めるのです。
 非常に冷たい水温でも、プリスポーン期には、自分でも驚くほど浅い場所で釣ることができます。
 私は、2009年にLouisiana州Shreveport,Red Riverで開催されたBassmaster Classicで学んだことがあります。
 初日に大型の寒冷前線が通過していき、私がプラクティスの期間中に見つけていたフラットに居るバスは姿を消していました。2日目、私は水の濁りがあるステイン・ウォーターへ移動して、その日は素早く、1ft(30cm)も無いような場所の浮遊植物へクリーチャー・ベイトをフリッピングでアプローチして釣りました。
 水温は華氏40度台(40°F=4℃,49°F=9℃)であったにもかかわらず、私は非常に浅いシャローにあるカヴァーに狙いを定めて、21ポンドの魚を釣りました。そして自分の周辺に居た他の競技者たちは、全員がディープ・ウォーターで釣りをしていました。
 私はただ、岸に接している浮遊植物がいくらかの熱を保っていて、魚にとってわずかでも快適であったのだと考えています。魚は確実に、安全に感じられるシャロー・ウォーターのstained/わずかに濁った場所で、何かの障害物に身を寄せたがっていました。

Reference
Kevin VanDam,Louie Stout:Kevin VanDam's BASS STRATEGIES REVISED EDITION:KVD puvlications,2010,pp.39-40.

 これこそKVDがスロー・フィッシングを視野に入れて釣りをするという意気込みの根本的であるように考えられるのです。
 そして、以前のエントリーで予想したように、逆にシャロー・ウォーターでのフリップが得意なアングラーたちが、そのシナリオに集中してhigh weight/高重量で競い合うようなことになれば、Kevin VanDamの勝機が薄れるという意味でもあるのです。
 そういった釣りが得意で、なおかつサブ・シナリオも組めるであろう面々ではありますが、そもそも釣れない、low weight/低重量で競い合うことになれば、KVDの勝率が跳ね上がります。また、KVDのシナリオにつられて、そういった面々のメンタルが崩れ、彼らが真似てスピナーベイトやクランクベイトを持ち出そうものならば、もはやeventそのものがKVDの手中に収まったも同然であるという予想なわけです。

 そして、http://www.bassmaster.com/news/bassmaster-classic-most-likely-succeedの末尾で述べられていることがあります。
No one, including himself, is forgetting that VanDam did not do well in the 2009 Classic on the Red — 30th in a field of 51. In an interview published in the February issue of B.A.S.S. Times magazine, he said he made a wrong decision about where to begin the tournament.
This time around, he said in the same interview, “I’m gonna be smarter with my game plan.”

 そのまま引用した初日のことを述べています。つまり、KVDにとって2009年は、初日のミスさえなければ勝てるだけのシナリオを2日目に組んでいたという自信があったということです。なぜならば、先に述べたように、自分の周囲にいるアングラーたちはディープ・ウォーターで釣りをしており、本人だけシャロー・ウォーターでのシナリオを独占していたためです。
 これらの情報から、同じ過ちを繰り返すとは思えませんし、最終日の6位までのSuper-6ぐらいにはKVDの名前がリストされている可能性は非常に高いと予想できるわけです。

 加えて、我々の釣りに当てはめて考えるならば、冬からPre-Spawn/プリスポーン期には、水通しの良い場所というよりも、水温の温まりやすい風のない場所を選び、そこでは濁りがあっても良いということになります。覚えておくと良い点は、水が良いということは、水通し、つまり風なりカレントなりが存在しているわけですから、水温が温まりにくいことがあるということです。そして、水が濁っているというのは、逆に水温が温まってプランクトンの量が増えたり、風やカレントの影響が少なく水が動いていない証拠になるということです。
 今月末あたりから、日本では再び「既にバスはプリスポーン。」とか言っちゃう人で溢れるという偏見がありますし、昨年も一昨年は実際にそうでした。バスの季節感ぐらい水温一つ引用すれば、基本を理解できるはずなのですが、それがされていない現状はいかにバスの生態が知られていないのかという証拠でもあります。
 確かにこの時期は、フロリダではプリスポーンぽい魚が見られるのは、この以前のエントリーで示したとおりです。
 雑誌やバスの生態のこともロクに勉強していないプロとか呼ばれて天狗な人たちが情報を先導し、自己顕示欲のただ強い人たちがその雑誌的な、季節をかなり先読みした情報を鵜呑みにして、気が早いプリスポーン気分になり、そしてそれがunthinking majorityに伝播していくという、何と迷惑なことかと怒って良いと考えています。
 本来、ストラクチャー・フィッシングを理解していない人が、プリスポーン期のコンタクトポイントで複数尾釣るという、固め釣りが可能なはずないのですが、今月末あたりに、たかが1尾大型の魚が自分に釣れたからといって、それがプリスポーンの魚である可能性は極めて低いということです。

 つまり、次は水温別季節感のお話を予定しているということです。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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