人は何のために生まれてくるのだろうか。人は何を目指して生きていくのだろうか。人はなぜ大切な誰かと出会うのだろうか。

 「今冬、釣ってみたい、試してみたいと思うフィッシングスタイルは?」とQuestion Pollで聞いているわけですが、その中で票の伸びない、個人的に思い入れのある「ディープクランク」について、前回に続いて2連続Kevin VanDamエントリーとしてみたいと思います。

Cold-water cranking with Kevin VanDam

by Steve Price

 寒く、雲で覆われた朝、水温が43°F(約6℃)であれば、誰もがジグのカラーを選ぶことを考えますが、Kevin VanDamは常にクランクベイトを結んでいます。3日後には、そのクランクベイトで43.5ポンドものバスを捕えました。しかし、トーナメントでの競技者の2人はそれ以上を捕えました。

 Lake Hartwellで行われた2008 Bassmaster Classicでは、ジグがウィニング・ベイトとなりましたが、VanDamのパフォーマンスは、彼のクランクベイトに対しての知識だけでなく、多くのバス・アングラーたちが認識していなかった低水温期のダイビング・ルアーの多用途性を強調しました。

 「低水温期にクランクベイトで釣ることは、何かしらルアーが水を動かしバスがそれに反応することから、好んで使用しています。」とVanDamは説明します。「バスがスピナーベイトにヒットしてこないようなときでも、クランクベイトにはバイトしてきたり、ジグで釣ることが難しいときにも、クランクベイトで釣ることができるということがあります。」

 「何故なのかはわかりませんが、私はただ、クランクベイトが自分にとって、たぶん低水温期に最適なsearch tool/バスを探すツールであることを知っているだけです。」

 Michigan出身のプロである彼のダイビング・ルアーでの成功は、いくつかの要素から成り立っています。ステイン・ウォーター、急深な冬に有効なストラクチャー、ルアーの選択そしてスローな速度、ボトム・バンピング・リトリーブといった要素が含まれています。例外として、彼はHartwellでサスペンドしたバスも釣っていますが、全体的に見て、彼の手法を再現することは難しいことではありません。

 「クランクベイトは、潜らせられる水深が限定されているため、私はまずステイン・ウォーターを探しました。冬には、バスはボトムの濁った水に関連していることがあるためです。そのバスたちは、水の透明度が非常に高い場合を除いて、基本的にサスペンドしません。Hartwellでの透明度による視認性は12feetでした。」

 「自分のクランクベイトが、リトリーブ中のほとんどを、ボトムに当てておくということを求めました。ストライクゾーンに長く留まって欲しかったためです。ルアーが岩や砂利、その他のカヴァーにぶつかって跳ねるアクションは、ストライクを誘発する効果があります。バスは捕食のために、そのような浅いステイン・ウォーターにいたことから、自分は何か食べようとしているバスにクランクベイトを与えました。」

 低水温期には、VanDamはbluffs/ブラフ・垂直岩盤やchannel swings/チャネル・川筋の曲がり、急深な岸、その他の垂直なストラクチャーを、大きな支流または本湖で探します。これらの特徴を地図から探し、水上ではGPSで見ます。彼は同様にボトムの組成に気を使います。特にその組成に変化がある場所、大きな岩から砂利になる、または砂利から板状の岩になるような場所です。このようなハード・ボトムがない限り、彼はクランクベイトを使いません。

 「どこにいっても、いつでもこれは有効ですが、しかし、crawfish/ザリガニが餌となる湖では尚更重要となります。もしTable RockやBull Shoalsといった湖で釣りをしているのであれば、あなたはクランクベイトをボトムで使うこと、そしてcrawfishカラーを使うことを覚えておくと良いでしょう。」

 同様に、VanDamは強調して、クランクベイトはバスに対して最適な潜行深度に持っていくことによって効果があります。そのゾーンは透明度やその他の状況によって決定されます。Hartwellで、彼はクランクベイトを使い、30feet以上ある場所の冠水した立ち木のトップへ、水深10-footまで潜らせて釣りました。彼のルアーは10 and 12feetしか潜っていきませんが、彼は20feetに居る魚を引っ張り出しました。

 クランクベイトを有効に使えたのは、光量が少ないという条件もありました。VanDamは曇りを利用していましたが、雲が無いときは風の当たる岸際のみで釣りをしました。これらは、1年間の季節に関わらず、バスをシャローに動かす重要な要素です。そして、冬にクランクベイトを使用するには最も重要なことです。

 「冬には少し違った釣り方をすることがあります。クランクベイトで釣りをするときは、常にストラクチャーとは平行にスローに釣りをします。高水温期にするような、多くのジャークや不規則な動きをルアーに与えることはありません。冬に重要なのは、多くのストップとスタートをつくることです。つまり、魚の反応できる瞬間をつくりだしてあげるのです。」

 「ブラフ、チャネル、岬の両側といったエッジでベイトを動かします。かさねて、ルアーを可能な限りストライク・ゾーンに長く留めようとすることが重要です。」

 「冬にはリトリーブ・スピードをスローに落とすことで、クランクベイトが効果を発揮します。そして私はワイド・ウォブルと、全く正反対のフラット・最デッド・ベイトが持つタイト・ウォブルの両方を使います。古いStorm社Wiggle Wartは低水温期に効果的なクランクベイトで、10 to 12feet潜り、ワイド・ウォブル・アクションを持っています。そして対極にある、Rapala社Shad Rapも低水温期に有名なクランクベイトです。そしてStrike King社Flat Shad,Stealth Shad,そしてSeries 4と5も含まれます。」
 ステイン・ウォーターでは、VanDamはタイト・ウォブル・アクションを持つ、フラット・サイデッド・クランクベイトで釣果を上げています。しかしながら、ときには、よりウォブル幅の広いものをバスが求めていることを見つけることもあるでしょうと、完全に違ったルアーに変更することを躊躇してはいけませんと、彼は助言します。覚えておくべきことは、速度がスローからミディアム・リトリーブで、クランクベイトをボトムに当て続けておくことです。

 VanDamはフロロカーボン・ラインを使うことが低水温期の戦略の一部だと述べます。それは水中での視認性の低さではなく、沈むことによって彼の使うクランクベイトの潜行深度を1ft(約30cm)でも稼げるためです。彼はStrike King社Stealth Shadをスピニング・ロッドで使い、キャスティングの距離を20yards余分に得ています。これによってルアーをバスのストライク・ゾーンに可能な限り長く留めることができます。
 「ライン・サイズによって確実にルアーの潜行深度をコントロールすることができます。ときには、クランクベイトを任意の水深まで潜らせるために、8-poundフロロカーボンまで落とすこともあります。」

 リップレス・クランクベイトも低水温期に有効なルアーの一つです。

 「タイト・ヴァイブレーションを起こすだけでなく、目的の水深まで落とし込んでいくことが可能なためです。そしてリップレス・クランクベイトは水生植物周辺で非常に有効です。もし水生植物のある湖か、フラットの多いシャロー・ウォーターで釣りをするならば、私は間違いなくリップレス・クランクベイトを使うことになるでしょう。」

 「リップレス・クランクベイトのリトリーブは、ロッドを横にスライドさせて、十分な振動を感じると共に、多くのstop-go action/ストップ・アンド・ゴーの動きを作り出します。このルアーでの、このリトリーブ方法は、ある程度スローにしても釣果を上げてくれます。」

 「水温が華氏30度台(39°F=約3.8℃,32°F=0℃)でも、私はこれらのクランクベイトを使ってバスを捕えたことがあります。つまりあなたが試してみることで、なぜ私が冬のクランキングを好んでいるのかを知ることができるでしょう。」



Reference
http://www.bassedge.com/pages/show/Cold-water_cranking_with_Kevin_VanDam#
 正確にはルアー・アクションの記述でテールの振れ幅のみについて説明するときは、wobble/ウォブルではなく、wiggle/ウィグルです。Wobbleにすると、ロール・アクションが入ってしまいます。敢えて紹介しているクランクベイトには、ロール・アクションが入っているということを強調したのかもしれませんが、wiggle+roll=wobbleという方程式は、自分が使うルアー・アクションがどのようなものか表現するためには、正確に覚えておく必要性があります。
 大事なことなので何度でも言いますが、wiggle/ウィグル+roll/ロール=wobble/ウォブルとなります。

 あと、再び距離感の話になりますが、小さい薄っぺらいクランクベイトと、ファット・ボディのクランクベイトでは、潜行角度が変わってくることに気をつけるべきです。そして、最大潜行深度が同じでも、潜行角度が違ったルアーを同じリトリーブ・スピードで使えば当然釣っているゾーンが変わってしまいます。例えば、潜行角度の浅いルアーを、魚の目の前をスローに釣りたいからと、着水地点からスロー・リトリーブしてしまうといつまでも最大潜行深度に届かないことがあるということです。このあたりは、自分でタックルごと、ライン・サイズ別に、ルアーごとに確認するべき検証作業となりますが、確認している人はそう多くないという偏見があります。
 つまり、クランクベイトの種類ごとに釣り分けが可能だという激しい思い込みをしている人の多くは、そもそもルアーのゾーン・コントロールすらできていない人だということです。ゾーン・コントロールができている人の見分け方は、何度も言うように、同じロッドとリールのセットを複数本揃えてクランクベイトを使っているということです。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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