この世界には、人の運命をつかさどる何らかの超越的な律、神の手が存在するのだろうか。少なくとも人は、自分の意志さえ自由には出来ない。

 再び逸れた方向性を戻そうかと考えています。ついでに先日リンクだけ紹介した
http://www.in-fisherman.com/2012/01/19/moon-magic-largemouths/ については、記述したように下書きしていましたがボツ扱いでお蔵入りです。
 方向性については、著者の意向という意味なので、読者にとっては全く関係ありませんが、いくら説明したところで、理解できない人には、きっといつまでたっても理解してもらえないという偏見があるということです。
 このブログでは、最初からルアーに魔法なんて宿っていないし、どんなルアーであろうと釣れるし、むしろ釣れないルアーがあるのであれば、それはアングラー側の技量不足であるという方向性にブレはありません。そして、ルアーの細かいアクションがどうこうよりも、根本的に魚へどうアプローチ、近づいていくかということを主に考えていくことを重視するように変容してきました。そうさせる理由はブログを多数読んでいる読者が一番良く理解していることではないでしょうか。ルアーなんていう最も重要視するべきではない、どうでもいいことで悩んだり、しょうもない誇大広告まがいの紹介をするとか、多くの人は飽きているのではないのでしょうか。だとすれば、それを自らの手で変えようとブログの書き方も変わらなければならないはずなのですが、そうならないというのは、如何に理解されていないのかということです。
 なぜ、くだらない、しょうもないのかという理由を明確に示したところで、理解がないのか、意図が無いのか、結局は変わらないのです。そして、特定の何かが面白いからこのブログを読んでいるという「気がつき」や分析のない人も、変われない人だと気がつかなくてはならないのです。
 モノや情報が溢れて、五感が鈍っているのは、私自身であると認めるのはきっと難しいことなのでしょう。



 溜まったブックマークを片っ端からネタにしないと、ブックマークの数だけが増え続けていきます。そこでKVDの長編モノをお届けします。

VanDam’s Take on swimbaits, crankbaits, and lipless baits
by Ned Kehde, Lawrence, Kansas, is an In-Fisherman Field Editor and veteran reporter of the bass fishing scene.

 Kevin VanDamの残した成功の詳細を、Missouri州Table Rock Lakeで見ていきましょう。彼のアプローチであるスイムベイト、クランクベイト、リップレスクランクベイト、厳密にStrike King社のKing Shad, Pro-Model Crankbait, Red Eye Shadでの釣りを見ていきます。彼はStrike King社で[2012年で]15年間製品のプロモーションに携わっています。彼は他のプロ・スタッフと並び、ルアーの開発に参加しています。

 同じトーナメントに参加する同僚たちは、VanDamのセールスマンとしてのスキルはアングラーとしての能力と同等だと考えています。しかし、彼は製品を誇大広告したところで、より多くのバスを釣ることができる助けになるわけではありません。そして、必要なルアーがあれば、他者のルアーを使うこともあります。

The Reign of King Shad
 VanDamはスイムベイトをすぐに愛用したわけではありませんでした。彼はその最初のスイムベイトの経験を"bittersweet",苦しくまた楽しいものだったと表現します。彼は大型のソフト・プラスティック・スイムベイトをスロー・リトリーブで釣っているときに、時折大型のラージマウスを掛けました。彼は好奇心旺盛であるように見えるバスが稀に食べにくるように感じました。

 彼はその一般的なスイムベイトがファスト・リトリーブでは有効でないというのが欠点であるように感じました。穏やかな晴れた日に、バスはそれらのゆっくりと泳ぐベイトを良く見ることができます。バスは追いかけますが、ストライクするのをしぶっていました。彼はバイトさせるためにポーズを入れたり、トゥイッチを入れたり、リトリーブのペースを変えたりしましたが、解決策を見つけることができませんでした。「自分の経験での成功は、Prespawn Period/プリスポーン期の曇って風のある日で、クリア・ウォーターの湖で釣行しているときに訪れました。」と彼は言い、「しかし、それは同様にスピナーベイトでも良い釣果があるように感じられました。」

 彼はスイムベイトについての印象がそのようなもので感銘は受けなかったと話します。しかし、Strike King社のルアー・デザイナーPhil MarksがKing Shadのプロトタイプを紹介したときにそれは変わりました。しかし、VanDamからすれば、それは見た目が日本やCaliforniaのスイムベイトにしか見えないことが不満でした。それでも最初のテストで、VanDamは「不満などの余計なものは頭の中から消えた。」とPhilに話しました。

 VanDamはKing Shadのerratic action/不規則な動きとリトリーブへの追従性を気に入りました。素早いリトリーブからポーズを入れたとき、それはほとんど後退するように横方向へダートします。そして軽いトゥイッチとポーズや、積極的にジャークとストップをかけると、ジャークベイトのように動きます。それ以上に、4inchesというサイズを好みました。その大きさは、ランカーやトーナメントという状況で重要な小さくとも2-poundersを釣るのに十分な大きさであることです。

 VanDamはKing ShadをLake Michiganでの秋のスモールマウスに有効であると自信を持っています。そのときには、今まで釣ったことの無い数の大型のスモールマウスと12尾のトラウトとサーモンを釣りました。彼は普段のパワーフィッシングのアプローチとは別物であったことを認め、どのようにして釣るのかを学びました。十分なテストを重ねた後、それは最も信頼のおけるルアーとなりました。しかしながら、彼はトーナメントをKing Shadで勝ったことがありません。しかし、それはいくつかのeventをtop-5に押し上げてくれたことからも、そう遠くないうちに勝てると考えています。

Swimbait Tackle:彼はKing Shadで釣りをするときには、Quantum社の彼の意向を反映したデザインのシリーズから、7foot,ファイバーグラス・グラファイト・コンポジット・ロッド(TKVD705M)を使用します。激しく首振りをして、ルアーを飛ばすバスに、大きく重いスイムベイトで針を掛けて釣り上げるのは困難なことです。彼は、最初はスイムベイトにグラファイトのスピナーベイト・ロッドを使っていましたが、トーナメント中に鍵となる数尾を逃しました。このコンポジット・ロッドはその問題を抑制します。

 彼は、Quantum社Energy E100HPT,7:1ギアレシオのリールに、Bass Pro Shops XPS Fluorocarbonラインの17-pound-test(0.38 mm)をパロマー・ノットで結んで使用することを好んでいます。フロロカーボンは沈むことから、King Shadの元々浅い潜行深度をわずかに深くすることができます。5feetまで潜らせる場合は、彼は1/8-ounce Eagle Claw Quick Clip Weightを両方のフック・ハンガーに付けます。ロッド・ティップを下げることでも潜行深度を下げることもできます。透明度の非常に高い湖で、バスが15 to 22 feetに居る場合、VanDamはこのウェイトを追加したヴァージョンで5feetまで潜らせることで、その水深に居るバスがストライクしてくると説明します。それ以外の状況で、浅い場所を釣る必要がある場合は、彼は25-pound-test(0.510 mm)のモノフィラメントに変更します。

 根ガカリの多く、ランカーを掛ける可能性が高い場所では念のために、VanDamはフックをMustad社 3X Strong 36329BLNの#1に変更します。これらはflexしない、曲がらず、非常に鋭く、フックアップとランディング率を上げてくれます。オープン・ウォーターでは、Mustad社 1X Strong 36300BLNの#1でも十分です。彼はフロロカーボンはフックを貫通させる手助けになると感じています。

Retrieves:VanDamは、ファスト・リトリーブを好みます。彼は"you can smoke the King Shad"と言います。King Shadはトップ・スピードで誘うバランスを持っています。VanDamはファスト・リトリーブを時折止めて、その不規則さで目立たせます。スモールマウスの好みは、例えば、最も素早くリール・ハンドルを回転させ、急激に止めるとKing Shadは鋭く片側へダートするアクションがあります。スモールマウスはKing Shadを、ジャークベイトのようにジャークとストップというアクションも好みます。冷水温期には、VanDamはロッドティップを10時の位置に構え、ゆっくりと一定の速度でリール・ハンドルを回転させます。

 VanDamを含めたアングラーたちは、曇りで風のある日、特にステイン・ウォーターで、増水し冠水した植物やブッシュにはスピナーベイトを使ってきました。最近、VanDamはKing Shadを同じ状況で使用しています。それは2008年の3月中旬にFlorida州Lake Tohoで行われたBASSトーナメントが思い起こされます。水深が約5feetでステイン・ウォーターの状況で、彼はKing Shadを水生植物でできたパッチの上をリトリーブすることでバスを捕えました。

Crankbait
 King Shadが作られる随分前から、クランクベイトはVanDamのconfidence baits/コンフィデンス・ベイトでした。特にStrike KingのPro-Model Series 5 and 6です。VanDamは2005年を除いて、BassFan's World Rankingで毎年頂上にいる彼が信用し、今までで一番のお気に入りとしているのがSeries 5です。

 多くのトーナメントでは、彼は1/2-ounce Series 5を11feetの水深で釣るときに、そして3/4-ounce Series 6を14feetの水深で釣るときとで、両方を使います。彼はクランクベイトをボトムにぶつけることを求め、彼のクランクベイトでのバイトは、99%がボトムです。

 彼は、鍵となる餌blue back herring, smelt, alewife, ciscoが居る場所で、サスペンドしたバスをクランクベイトで釣り上げることもあります。South Carolina州 Lake Hartwellでは、例えば、Series 5をフロロカーボンの12-pound-test(0.3 mm)で、リトリーブで10feetに持っていき、25feet以上ある場所にサスペンドしたラージマウスを釣ります。New York州Oneida Lakeの7月後半には、彼はSeries 5を17-pound-testフロロ(0.38 mm)で、約9feetまで潜らせ、15feet以上水深のある場所で、サスペンドしたスモールマウスを釣ります。

 VanDamはこの素晴らしい確かなアクションを持つベイトを、水生植物の上を通すにしても、何もないボトムでも、岩盤で使うにしても非常に信頼しています。このクランクベイトは、障害物を不規則に跳ねてかわすことでバイトを誘発しますが、彼はバスが好むユニークな特徴のあるアクションが、いくつかあるように感じています。彼はそのルアーが水中へ潜っていくときに、それを自分の手に感じることができると説明します。

Crankbait Tackle:オフショア・レッジを釣る場合、クランクベイトを深く潜らせ、ボトムを跳ね回させることが最適です。Series 6なら60-yard(54.8m)キャストして潜らせるか、小さなベイトであれば50-yard(45.7m)キャストします。彼は"launcher"と呼ぶQuantumの7-foot10-inchのコンポジット・クランキング・ロッド(TKVD7106M)に、Quantum Energy E100 PPT(5.1:1ギアレシオ)リールを使い、ラインは10- to 17-pound-test(0.27 to 0.38 mm) XPS Fluorocarbonを使います。彼はラウンド・スプリット・リングをオーヴァル・スプリット・リングに変更し、パロマー・ノットで結びます。ショート・キャストやピッチングでボート・ドックや倒木を釣る場合、彼はロング・ロッドから6-foot8-inch medium-actionのTKVD685Mに変更します。

 ロング・キャストの後、VanDamはクランクベイトを狙うようにロッドティップを下げていき、リール・ハンドルを中間の速度のペースで回し、最大潜行深度まで潜らせボトムに当てていきます。最大潜行深度まで潜らせるには、彼は10-pound-test(0.27 mm)を使用します。クランクベイトがボトムに到達したら、多くのアングラーたちはリトリーブ・スピードを遅くします。「これは夏の間には、深刻な間違いです。」と彼は言い、「しばしばリトリーブ・スピードを上げることが最適であることを発見しました。スピードを上げることによって、ボトムでルアーが跳ねる、振動といったアクションを最大限にすることができます。この突進していく速い速度に刺激され、夏のバスはストライクします。」

 彼は同様にロッドの位置で潜行深度をコントロールします。ロッドティップを下に下げることでベイトをボトムで跳ねさせたり、ロッドティップを上げることで水生植物のパッチの上をリトリーブすることもできます。グラスでクランクベイトを使うとき、彼はルアーが引っ掛かりだすと、ロッドでジャークすることでルアーを外します。彼は水生植物でクランクベイトを外すのに、フロロカーボンの耐久性が役立つと言います。

 彼のクランクベイト・ロッドは、60yards離れていてもベイトを使っている感覚があるようにグラファイトが十分に含まれています。他にもフロロカーボンは、モノフィラメントより利点があるという要素もあります。しかしながら、ロッドはクランクベイトがmussel beds/淡水二枚貝が埋まるボトム、岩、粘土、小石、砂、砂利といった、どのような地形なのかを伝えてくれます。彼の友人でpro anglerのStacey Kingは、彼の感覚は非常に鋭いと指摘し、一緒に釣りをしていたとき、VanDamはよく、いつどこでバスがストライクしてくるか予想し、ボトムの地形の変化を見抜いたと言います。

 コンポジット・ロッドの1つの利点は、クランクベイトが水中の障害物に当たって跳ねたときに、ファイバーグラス素材がロッドの速過ぎる跳ね返りを防いでくれることです。そのゆっくりとした反応は、グラファイトと比べて、ルアーに長くポーズを入れることが可能で、よりストライクを誘発します。VanDamもコンポジット・ロッドの柔らかいティップが、バスがベイトを深く吸い込むのを助けたり、フックアップやランディング率が上がることを疑っていました。しかし、彼はコンポジット・ティップが、好戦的なバスをランディングするときに役立つことを、その弾力がボート際でつくられるスラック・ラインを防いでくれることを発見しました。

 VanDamが冠水した木やbrushpiles/ブラッシュパイル・小枝の束といったカヴァーで釣るときは、彼はフックをMustad 3X Strong 36329 BLNの#4に変更します。オープン・ウォーターではMustad 1X Strong 36300BLNの#4に変更します。彼が岩盤質のボトムに当てていっても、これらのUltra Pointsは鋭さを保ちます。これらはバスがストライクしても曲がらず、鋭さはより簡単に貫通させることができます。

Rattling a Red Eye Shad
 VanDamは、特定のターゲットのない広大なフラットを釣る必要があるときにが、2007年から使用している1/2-ounce Red Eye Shadに変更します。彼はriprap/リップラップ・石積みを平行に釣っていくことに、これを信用しています。彼はそのような状況にスピナーベイトやシャロー・クランクを使うこともありますが、Red Eye Shadのボトムでのフォールと素早い動きが、他のプレゼンテーションが無視される中で魚のストライクを誘発してくれることを発見しています。

 ラトルベイトは、ウッド・カヴァーでは、障害物を避けるビル(リップ)が無いことから、その効果を失います。反対に、水生植物周辺では、グラスを抜ける、グラスを切るのが容易であることから、非常に有効です。このルアーは2008年のTohoで多くの釣果を上げ、その勝利に大きく貢献してくれました。数十年間、アングラーたちはリップレス・クランクベイトを水生植物を通してグラスを切ってくる釣りに使ってきましたが、VanDamはRed Eyeのフォール時のアクションは、他のどのベイトより効果的であると考えています。「Red Eye Shadをグラスから勢いよく持ち上げて、フォールさせると、Strike King ZeroやYamamoto Senkoが落ちる時のshimmying/シミー・アクションを連想させる動きをします。」と彼は言います。

 水生植物で釣りをしないときでも、彼の最も有効なリトリーブは、常にボトムに当て続けるようにすることです。これを行う時は、体の正面に向けたロッド・ティップを、時折(ティップを)体の横方向へゆっくりとスライドさせて動かします。そしてロッドティップを元の位置に戻すことで、ルアーは魅力的なシミー・アクションでフォールしていきます。

 オフショア・レッジで釣りをする場合、彼は3/4-ounce Red Eye Shadを使用し、リトリーブはジギング・スプーンを使用するかのように跳ねさせて使います。彼はロング・キャストをした後、Red Eyeをボトムまで真っすぐに落とし込みます。着底したら、彼はそれをロッドの上げ下げで動かし、スラック・ラインをゆっくりと巻き取っていきます。ディープ・ストラクチャー周辺では、その魅力的なフォールが、慎重で難しいバスを刺激し、クランクベイトへストライクさせるきっかけとなります。彼はルアーをカヴァーでもボトムでも、何かに当てるように努めます。

Lipless Tackle:彼はRed Eye で釣るときには、7-foot TKVD705MにQuantum Energy E100 PPT(5.1:1ギアレシオ)、XPS Fluorocarbonラインの17-pound-test(0.38 mm)を使用します。フックはMustad社 2X-Short-Shank 36246BR Triple-Gripの#2に交換します。今季は新しく出たsuper-short 1X StrongをRed Eyeに使おうと考えています。

 VanDamは彼のルアー・セレクションとそれに関連したタックルに、大きな自信を持っています。洞察力のあるバス・アングラーの鍵となるのは、ラインの選択やそれに合わせたタックルに熟知することと、水上で生じる無数の状況にそれらがどのように働き、どのようにバスが反応したのか学んでいくことです。熟知するという燃料は、成功を経て自信へと変わります。


Reference
http://archives.in-fisherman.com/content/vandams-take-swimbaits-crankbaits-and-lipless-baits
http://archives.in-fisherman.com/content/vandams-take-swimbaits-crankbaits-and-lipless-baits/2


 Kevin VanDamの2008年の記事ですが、その釣りは根本的に変わっていないことがわかるかと思います。根本的に変わったのは、Mustadのフックのヴァリエーションぐらいでしょうか。
 それにしてもRed Eye Shadに隠れて、King Shadは日本ではKVDのファースト・インプレッションの如く一切話題になりませんでした。使い方を誰かから、プロから教わらないと使えないという態度は早急に何とか脱却するべきではないでしょうか。日本人が使ったところで多くの場合、普段からスピナーベイトやクランクベイトを使っていないことから、釣り方の幅が狭く自信も持てないことに起因して、きっとKevin VanDamが感動したファスト・リトリーブからキルをかけるアクションにずっと辿り着けないという偏見もあります。
 ついでに、スイムベイトというのは、以前のエントリーで2012年の今年の課題にしていることを紹介しました。
 そして変わっていない点と言えば、Eagle Claw Quick Clip Weightという昔チューブ・ワームの中に入れて使用したウェイトをクランクベイトの潜行深度を変えるために、未だに使っているという態度も変わっていません。日本ではスミスから、ダウンショットリグ・スイベルというワイヤー付きでウェイトを自分で装着する小物がありました。極限まで軽いドロップ・ショットなんて全く触れないことから、それ専用シンカーを買わずとも、手持ちの軽めのテキサス・シンカーを、そういったクランクベイトという用途に使える個人的には便利なものです。結局、1/64ozや1/32ozというシンカーは追加購入しましたが、ドロップ・ショット・タイプのシンカーとしても、テキサス・リグ・シンカーとしても2通り使えるのが利点です。そして、その軽量なテキサス・シンカーは、シンカーの両側を浮き止めゴムなどで数cmリーダーを作れるようにしておき、ジャークベイトを結べばボトムを這わせるようなプリスポーンのコンタクトポイントを直撃する、ASSRBのスロー・シンキング・チューンの代用として使えます。
 そしてより細かく、スプリット・リングをわざわざオーヴァルのものに変更するあたりも変わらないところです。その意味は以前のエントリーで紹介しています。そして、誰も気にしたことがないモノとして、実はXCaliburにはこのようなスプリット・リングがあったりします。この非常に良く考えられた小物は、USAでも全く理解されていないのです。

 小さな違いが大きな違いという釣果につながるというKVDならではの態度です。しかし、その小さな違いを日本人は根本的に間違う傾向にあるという偏見があります。例えばルアー・カラーがどうとか、ソフト・プラスティック・ベイトのラメの入り方がどうとか、最初に注意しなければならない点がズレているということです。つまり、その日にあったゾーンとスピードという水上での気がつきも無いのに、釣りをしていないときに気がつく細かいことなんていうのは、どうでもいいことなのです。その割に「魚に聞かないとわからない。」という言い訳をしながら、結局「実際に水上で魚に聞いてみる」という検証もされない、全く魚に聞く気すらないというのは一体どういうことなのでしょうか。
 ルアーフィッシングで最も大事なことは、ゾーンとスピードです。この2つすら釣行中に五感を使って分析できないようでは、カラーについて語っても何の意味もないことだと感じるべきではないでしょうか。細かい点に変更を加えていくというのは、その基本があって初めて意味を成すのではないでしょうか。
 しかし、スプリット・リングやスナップによってアクションがわずかに変わっていても、それに気がつかない、五感がそもそも鈍感な釣り人というのが多く存在する訳ですから、そのような流れに乗っていてはいつまでたってもアドヴァンスド・アングラーとしてのレヴェルアップは望めません。
 大事なことなので何度でも言いますが、注意するべき細かい点の順列を間違えてはいけません。



追記
 距離感について、何度かボート・フィッシングという経験から距離感がつかめるという話をしました。その距離感を持っているというのが、「Series 6なら60-yard(54.8m)キャストして潜らせるか、小さなベイトであれば50-yard(45.7m)キャストします。」という部分から伺えます。つまり、ロングキャストと言われて一体自分は何mキャストしているのか自覚があるか否かということです。オカッパリしかしていない人には、遠投という言葉だけで具体的な距離感が無いというのはそういうことです。リール・ハンドル何回転で何m動くかというのは、ある程度計算できるのに、誰も釣行中に具体的に検証していないし、それを気がつきとしてレポートしている人も居ないということです。
 そして、リトリーブ・スピードによって潜行角度が変わったりするわけですが、そのような話は、距離感をつかまなければ理解し実行することはできないのです。

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