スパイク 「ラフィング・ブルが言った。『泳ぐ鳥よ、お前の体が何で出来ているか知っているか?』俺は言った、『知らねえよ。きっとどこにでも転がってる鳥のフンだろうさ。』ブルが言った、『泳ぐ鳥よ、お前の魂は何で出来ているか知っているか?』俺は言った、『知らねえよ。きっとどこにで転がっている綿ぼこりだろうよさ』ブルは言った、『その答は間違っていて合っている。お前の体は宇宙の全てと繋がっていながら、お前にしかなり得ない。お前の魂は宇宙の全てを含んでいながら、お前でしか有り得ない。それはこの私も、そして誰しも。誰かが憎ければ、お前は自分を憎んでいる。誰かを愛していれば、お前は自分を愛している。』俺は言った。『俺は誰にも何も感じないよ。』ブルは言った、『それは、この地上で何より不幸なことだ。』」

 ボート・フィッシングをしていないことを良く知っているからこその2連続ボート・フィッシング・エントリーです。
 技術は急速に進歩しているなんてよく言いますが、CPUやメモリの大容量化が可能になった現在、デプスファインダーの性能は目を見張るものがあります。
 ついでに魚探という言葉は個人的には嫌いです。魚を探していることに間違いはありませんが、魚そのものを探しているわけではなく、水深の変化、ストラクチャーを探すものとして捉えていることから、デプスファインダーと言っています。
 ハチドリのSide Imagingといい、ここのStructure Scanといい、一度使ってしまうと、もう元には戻れません。そうです、あの通常の安価なデプスファインダーがなんとチープに見えてくることか、それらのチープなものしか搭載されていないボートに乗るとなると、少々ガッカリな気分に陥るなど困ったものです。日本にそんな最新設備が搭載されたレンタルボートがあるとは思えませんが、本当にこのサイドスキャン技術は使ってみると、釣りがより面白くなります。


 さて、デプスファインダーの有効な使い方について、どれぐらいのバスアングラーたちが知っているのでしょうか。オカッパリしかしたことがない人たちが知っているとは到底思えませんし、そういった企画が雑誌などで大々的に表紙やカラーページを飾ることがない現状から、知らないと言って間違いないという偏見があります。
 そこでデプスファインダーの使い方について言及してみたいと思います。以下の説明は、サイドスキャン技術は例外として扱います。先に述べたように、それが搭載されたレンタルボートというのは聞いたことがありません。そして、実は釣りのwinder,grinderといったスタイルによって、デプスファインダーの使い方というのは違ってきます。個人的に教わったのはwinderの釣りを得意とするアングラーからなので、その例示ということになります。

 まず、デプスファインダーに映り込む映像は2次元であることを知っておかなければなりません。つまり、釣りは3次元で考えなければならないため、映り込んだ映像を参考に、自分の想像力で2次元情報を3次元情報に戻してやるという作業が必要なのです。
depthfinder
 実際のデプスファインダーの映像がないのですが、図解した内容を把握すれば誰でも使えるはずです。
 まず左上のように鳥瞰図でグラス・ウィード・水生植物を見ると、必ずグラス・エッジには凹凸があります。それを探すために、まずは、ボートをグラス・エッジに沿って、蛇行しながらグラスの有無を確認して操船します。まず釣り始める起点として、目に見える変化として岬などのストラクチャーがあるとより理解が早くなります。自分が決めた起点にまずマーカーブイを落とします。そこからグラスの切れ目にマーカーブイを何10m間隔かで落としていきます。蛇行しながら操船していることから、その時点で既に落としたマーカーブイがある程度一直線になりますが、操船していると必ずグラスの生え方に大きな窪み、大きな出っ張りを発見することができます。そこへ色違いのマーカーブイを落としておきます。起点があれば、大きな変化をブイとブイの間に必ずつくって、終点を作ります。
 図解だと黄色の2個が起点と終点で、オレンジが大きな変化に投げ入れたブイです。終点をつくったら大きな変化があるところに向かって、ボートをグラスがないところを(デプスファインダーの)画面で確認しながら調べて起点に戻っていきます。出っ張りに投げ入れたブイに対して、岬状のインサイドターン側の窪みに黒いブイを投げ入れることで、ボートからグラスがどのように変化しているのか、離れていても手に取るようにわかるわけです。
 つまり投げ入れるブイの順番は、図解で黄色→オレンジ→黄色→黒色となります。

 グラス・エッジを探す作業というのは、こうやってやるのです。最新鋭のGPSでも積まれていようものなら、マーカーブイが無くても、画面にマーカーが打てますから、画面上でどこに何があるか確認できますが、これも先に述べたように「そんな最高級レンタルボートねぇよ(笑)」となるわけです。それに、経験を積んでナンボのもんといったところでもあるため、コストの高いボートを借りるより、マーカーブイを自作するなり、購入した方がよっぽど良い経験が積めます。
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 そしてアプローチの話になりますが、グラス・エッジがわかったのであれば、クランクベイトの潜行角度を気にして、エッジを叩けるようになる練習ができます。つまり、クランクベイトを一体何フィートぐらいリトリーブすれば、何フィート潜っていくのかという確認作業が可能だということです。そうです、これによって自分の釣りに「距離感」が生まれるのです。
 シャロークランクとディープクランクを同じだけキャストして、適当にリトリーブするからルアーが藻ダルマになって帰ってくるのです。最もクランクベイトがグラスに当たったことにまず気がついていないというのは、非常にヤヴァイのですが、当たるか当たらないかのギリギリを通すにはどれだけの距離をキャストして、何回リールハンドルを回せば良いのか、これを知っているだけで釣りの世界がガラリと変わります。
 つまり、オカッパリしかやらない人たちがよくやる、キャストして足下まで真剣にリトリーブするという無駄な悪習を克服できるチャンスなのです。何もストレート・リトリーブだけの話ではありません、ロッドワークの釣りをしている人でも、ボート・フィッシングの経験がなければ、足下まで真剣にロッドワークを、ジャークを、無駄にやり続けてしまうのです。
 つまりグラス・エッジがプライム・スポットなわけで、そこに到達する前は狙っていない、そしてプライム・スポットを通り過ぎればもう回収作業であるという意味が理解できるはずです。もちろん、図解右下のような場所では、プライム・スポットをグラス・エッジとブレイクラインの2点として1回のリトリーブで探ってどちらの反応が良いかといった探し方はありです。どちらにしても、プライム・スポットという点で、釣る場所を絞って、残りを回収作業であると考えているアングラーたちは希有な存在です。
 なぜそのようなことが言えるのか、多くのレンタルボートに取り付けられているデプスファインダーの性能から言って、マーカーブイが定番商品として売れないことがその理由です。
マーカーブイ2個セット

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 先に述べていますが、winderの釣りを基準にしているアングラーから教わったデプスファインダー、そしてマーカーブイの使い方なわけですが、最低4個のマーカーブイが必要になります。つまり1セット2個では足りないですし、起点と終点までの距離を伸ばしていき、その間に大きな変化が2か所あれば、追加でもう2個ぐらい欲しくなります。
 本当にどこで釣りをすれば良いかわからない場合の、効率性だけが求められるときは、大きな変化に2個落とす必要はありません。あくまで、そこが釣れると地形の変化、ストラクチャーにカヴァーが絡んでいるような典型的な1級の場所を丁寧に釣るという経験を積むためのものです。そしてその感覚に慣れた上で初めて、大きな変化にだけマーカーブイを落としていくといった効率性を身につけられるはずです。

 さて、あなたは一体いくつのマーカーブイをボートに持ち込むでしょうか。自分は、ペットボトルにちょっと手を加えただけの自作のものを4つ持っていっていましたが、最近その350mlペットボトルの形状が荷物としてかさばるので、市販品のものを購入しようか、自作でどうコンパクトに収めるかといったところを検討中です。ビート板を加工しても良さそうですが、無駄を考えると市販のそれが早そうです。
 そもそもサイドスキャン搭載ボートが贅沢なのはわかりますが、GPSでスポットにマークできるレンタルボートぐらいあって欲しいところです。寒い冬にいちいちブイを回収するために、ロープ巻き取り時に手が冷水に触れるってのは、厳しいものがあります(笑)


 これらの釣りの経験をして、クランクベイトが限界潜行深度ではなく、潜行角度が重要なのだと、初めて「距離感のある釣り」であることに気がつくのですが、所詮grinderの釣りはおろか、ライトリグの釣りしかしていない人たちに理解してもらうことはできません。そしてオカッパリしかしたことのない人にも通じないのは、彼らが遠投して何も考えずに真剣に足下までリトリーブしていることからも、それは明白です。
 釣りのイメージは3次元でしなければならないということに加え、プライム・スポットという点に絞って釣りをすることが更なる高みを目指すアングラーにとって重要なことではないでしょうか。

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おっつ~♪(・∀・)

当方はマーカーブイに、マジックでデカデカと書いてます(。'-')






{この下、ロクマル!」って・・・w



回収するの忘れて他の人に見られた時、めっさ恥ずかしいっすょ・・・(-∀-。)

Re: おっつ~♪(・∀・)

コメントありがとうございます。
 それは良いブラフですね(笑)
さらに、使うのが恥ずかしくて盗難にあうことも少なそうです( ゚∀゚)
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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