夏芽真砂子「夏芽家の呪い、祖父の呪い、この世界は強欲な者だけにしか実りの果実を与えようとしない。だから、全てを捨てた父を、わたくしは美しい人だと思っていた。でも、目に見える美しさには、必ず陰がある。あそこは美しい棺。わたくしはそのことに気づかない子供だった。冠葉、あなたはわたくしとマリオさんをその陰から救い出してくれた。日のあたる世界へ。今度はわたくしの番。あなたをこんな闇の中で死なせはしない。嫌だわ、はやくすり潰さないと」

 そんなわけで、ニックネームをK Short or K pinkと言われるぐらいパーソナルカラーとしてピンクが定着したKevin Short/ケヴィン・ショートにでも媚びていこうかと思います。以前のエントリーに彼のクランクベイトに施す調整方法を紹介しています。他にもココココ,ココもあります。
 こうして過去ログを見ると、どこよりも、KVDに続いて、Kevin Shortも紹介しているのだと気がつきました。
 動画の内容は本人の言葉を借りて「教科書通りの場所」で彼はどういったスタイルで釣るのかということです。つまりルアーの選択はKevin Shortの好みであって、それが釣れるとか釣れないとかいう問題ではありません。何が言いたいのかというと、冬に釣るべき場所、ストラクチャー・フィッシングの解説をしてくれているということです。
 秋になるとシャッドの群れはクリークの奥、浅い側へ、適水温である場所へと移動します。そこへ多数派のバスも追うようにシャローへと移動します。そこで大事なことは、channel swing/川筋の曲がったところであると言っています。つまり、そのチャネルが曲がったbend/ベンドは、岸際の浅い側、シャローに近く、すぐにディープへも行けるtransition/変わり目であり、魚にとっては非常に都合の良い場所、教科書通りの場所だということです。
 もちろんそのシャローに立ち木などのカヴァーが絡んでいればより魚を惹き付けますし、グラス・水生植物というカヴァーでもそれは同様です。普通に考えて、カヴァーという要素は基本的に後回しで考えるということが理解できるかと思います。
 あとは動画で見られますが、7-8ft(2.1-2.4m)のシャローから32ft(9.7m)まで落ち込んでいる場所をジグで釣っています。普通の人ならこの程度の動画観察で終わりますが、良く見て欲しいのは、ジグをロッドで引っ張ってから背景が動いていること、つまりエレクトリック・モーターでディープ側へボート・ポジションを移動させてバイトを得ていることに気がついて欲しいところです。加えて、ルアーが好きな人が気がつくのは、ジャークベイトのフロントフックを赤針に変えて、シャンクに糸オモリを巻いていることでしょうか。

 単純にクランクベイトに色を塗るという話ですが、クランクベイト好きを自称する人から一向に聞くことのない、ワーム用の染料を使用すると良いという話です。
 Spike-Itは随分前から知っていましたが、UVがどうのこうのと知らないうちに色々なものが出ているようです。
 個人的にはワームだとブルーと(単色の)レッドのワームにブラックを塗ってブラック&ブルーとレッドシャッドを、店舗で売っていなかったことから自分でつくっていたこともありました。定番はウォーターメロンやグリーンパンプキンのチューブワームのスカートをチャートリュースに染めることですが、そもそもチューブワーム自体見かけなくなった今となっては定番も何もないのかもしれません。
 もちろんクランクベイトだろうとワームだろうと、油性ペンで十分であることの方が多いのですが、Spike-Itのそれは匂い付きなので、バスの頭をルアーに向けるためのアピールとして使うことができるといった違いがあります。


http://www.bassmaster.com/news/short-rocks-rock
 以前触れたような気がしないでもないですが、見つからなかったので、もう一度触れておきます。世間があのリグの話題で一色だった頃、裏ではKevin Shortがクランクベイトを使ってBassmaster Central Openの1勝を飾っていました。
 その賢さというか、戦略が非常に面白いのですが、みんな秘密のリグに魚のごとく食いついたのです。それはプラクティスで勝つにはディープ・ウォーターで釣りをすることになるだろうと、水位と水温低下などの状況を考えて1日目の釣りを終えたところ、結局それほどの成果がなく、2日目にディープ・ウォーターで釣りをする自信がなくなったと言っています。そこで、2日目には誰も狙っていなかったシャロー・ウォーターにクランクベイトをアプローチすることで誰よりも重いウェイトを釣り上げることに成功したのです。
 基本的にシャローが得意な人などは、シャローをメイン・パターンに、それで釣れれば「パターンが合っていた」としてシャローに固執します。しかし、そんなタイプの人たちは、今回のKevin Shortのようにディープをメイン・パターンにしてからサブ・パターンとしてシャローを考えるということをほとんどしない、というかできないことが多いのです。逆に言えば、シャローで釣れないからディープという、トップを狙えるウェイトが出せない、結局安定感が欠ける釣りしかできないとも言えます。
 もちろん今回のKevin Shortは、読みが外れたことによって偶然もたらされた結果ではありますが、今後のトレイルの安定感につながるという意味では、非常に大きな進歩になると考えられるのです。つまり、Tommy BiffleのOpenでの1勝という結果を含めて、基本的にシャロー・ウォーターを得意とするElite Series prosは、ディープ・ウォーターというカヴァーではない、ストラクチャー・フィッシングに可能性を求めるしかKVDを打ち負かすことができないのではないかという考察であり、実際にそういった結果を残し始めている者たちが出てきているという現実です。

 結果的にシャローダイバーのクランクベイトで勝っている印象が強いKevin Shortですが、このような結果から見るとシャロー・ウォーターの釣りだけではないところを見せてくれていますし、その意味を汲み取るべきなのですが、結果だけ見て中身を見ない人の多さといったら・・・嫌だわ、はやくすり潰さないと。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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