Again「痺れるだろう。人間の世界では、真実は必ずしも本当のことじゃあない。人間は自分の見たい願望や欲望だけを真実と言う。人間は、真実が口実になれば人だって殺せるんだ。ふふっ、戦争だよ、戦争。もうすぐ戦争が始まる。」

 早速、例のリグがなぜしょーもないかという理由の一つである「さすがアメリカ人」というお世辞にも似た言い訳の大合唱が始まっています。本来、自分の発想の貧困さを反省するという意味で言われなければならないはずですが、リーディングルアーことフロントランナー系のトップウォーター、double flukeことdonkey rigが今後も使われることがないという予測からやはり言い訳でしかありません。
 結局、なぜこの程度のことで驚いているのかわからない人から見れば、どうしてそれを釣れないと思ったのかというイデオロギーに興味があります。自分はストライパー・フィッシングの釣りが掲載されている書籍を読んだことがあり、実際にあのリグをトローリングですが、ストライパー・フィッシングに使われているのを見て、そのアングラーからラージマウスの群れに当たればラージマウスも釣れるよと言われたため、既に知っていたことになります。しかし、そうでない人からすれば、あれは釣れない形状と考えられてしまうのです。これって経験の差でしょうか、それとも知識の差でしょうか? 釣りには経験の差が重要だという言論を聞いたことがありますが、経験の差であのリグを釣れないと思ってしまうようになるような経験って、それほど釣りに重要な経験なんでしょうか? むしろ経験がないからこそ、ああいったものを素直に驚くこともなく受け入れてしまう方が発想豊かで面白い釣りをしているとは言えないでしょうか。しかし、知識がないからあのリグが釣れないと思ってしまうというというのであれば、それは一体どこから来る発想なのかというのも気になります。
 まあ釣り場の釣れそうなカヴァーが針金だらけになる未来はもうすぐそこまで迫っているので、今更何を言おうと無駄なので、あえて驚くことなく受容した人と反発して驚いた人という2つの切り分けのイデオロギーに注目してみました。


 あのリグを含めて、スピナーベイトが好きと言いながらブレードの替えを一つも持っていなかったり、ウェイトサイズすら揃えてない人がいるように、クランクベイトが好きと言いながらオカッパリしかしなかったり、潜行深度や潜行角の話をするとそれ以上の話ができなかったりするという、結局はみんな浅い誰かが恣意的につくった流行にしか乗っていないわけですが、クランクベイトが好きだって言っている人がなぜ注目しないのか甚だ疑問だというページがあります。
http://www.bassmaster.com/slideshow/three-easy-tweaks-winter-crankbaits
 昨年のエリートと今年のオープンで両方をクランクベイト使って勝ったのに、日本じゃ誰にも注目されなかったKevin Shortのスライドショー形式のtipsです。

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With two Elite Series victories under his belt coming mainly on a crankbait, Arkansas’ Kevin Short is an authority on diving baits. As winter approaches, Short offers us a few of his close-kept secrets for modifying crankbaits to get more bites under tough, cold-water conditions.
 クランクベイトを使ってエリートシリーズを2勝した、Arkansas州在住のKevin Shortは、ダイビング・ベイトを得意とします。冬のアプローチに、Shortは我々に大方秘密にしていたクランクベイトの調整方法を教えてくれます。冷水期のバイトの少ないときにより多くのバイトを得ようとする方法です。

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Short offers three different options for modifying the buoyancy of a crankbait. The first involves changing the size of the hooks, the second uses metal wire and the third needs a hanging weight. Though they might not seem like they make a huge difference, even subtle changes can result in more bites.
 Shortは3種類のフローティングタイプのクランクベイトを用意しました。1つ目はフック・サイズを変更し、2つ目は糸オモリを使い、3つ目はウェイトをぶら下げます。ほとんど変わらないように見えますが、大きな違いが生み、わずかな違いであってもより多くのバイトという結果をもたらしてくれます。

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This Norman Deep Little N still has stock hooks on it. Note the size for later reference. Short recommends doing this with any medium running crankbait, something that gets into the 10- to 11-foot range. “Traditionally, this is a late winter or prespawn deal or anytime I’m not getting a real good hook-up ratio.”
 写真のNorman社 Deep Little Nはフックが変更されていません。後に述べるフック・サイズが重要です。Shortはこの方法をどんなミディアム・ランニング・クランクベイト、10-11フィート潜るモデルに推奨します。「昔から、晩冬からプリスポーンに有効な方法ですが、いつ使ってもフック・アップ率がよくありませんでした。」

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Pictured is a Norman Deep Little N that Short has modified. He replaces the stock #4 treble hooks with #2 hooks. “Sometimes I only change the back hooks, but if the bait can stand it without sinking, then I’ll change both,” Short said. “It doesn’t seem to change the action, but it does change the buoyancy and adds weight so you can cast further. The bait hangs right there in their face a little longer and stays in the strike zone longer when you stop the bait.”
 この写真のNorman Deep Little NはShortが調整したものです。彼はデフォルトの#4フックを#2のサイズに変更しています。「時折、沈んでしまうものもあるため、リア・フックだけを変更することがありますが、沈まない限り両方を交換します。」とShortは言います。「アクションが変わるようには思いませんが、浮力は変わります。ウェイトを追加することになるのでキャストの距離も伸びます。ベイトが障害物に引っ掛かるなどしてキルをかけた時には、バスの目の前のストライク・ゾーンに長く留めることができます。」

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The next type of modification Short does involves wrapping lead wire around the shank of one of the treble hooks. Here, Short uses a smaller medium diving crankbait that he would use around shallower grass.
 次のShortの調節は、糸オモリを一つのトレブルフックのシャンクに巻き付ける方法です。写真の用にShortは、シャローのグラスを攻める時に使う、小型のミディアム・ダイビング・クランクベイトを使用します。

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First, get some lead wire and the crankbait you plan on modifying. Short prefers size .030, but there are a variety that can work for different baits. “They use it for weighting flies – there are 6 or 8 sizes, so if you want heavier, you can get it,” Short said. “You might want a smaller size for jerkbaits, but the .030 works pretty well on everything for me.”
 最初に、糸オモリと調節するクランクベイトを用意します。Shortは.030(インチ/0.8mm)サイズを推奨し、様々なサイズはそれぞれのベイトごとに使い分けることで効果があります。「糸オモリはフライにウェイトを追加するもので、6-8種類あり、もしより重いのが欲しければ、その中から選べば良いのです。」とShortは言い、「サイズの下のものはジャークベイトに、しかし、.030は自分に獲ってどれにでも合わせやすいサイズです。」

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Start by wrapping a portion of the wire around the hook shank near the eye.
 フックシャンクのアイから近い方から巻き付けていきます。

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Bend the tag end away from the eye and start wrapping over the tag end down the shank of the treble.
 アイに通してタグ・エンドをシャンクに沿わせた状態で、巻き付け始めます。

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Make five or six wraps and then cut the wire.
 5-6回巻き付けたところでカットします。

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The finished product looks like this, with the back hook wrapped with a thin lead wire. “It doesn’t get in the way of hooking fish, it just adds a little bit of weight,” Short said. “I’ll use it on diving baits and on wake baits, too, if I want it to get just a little bit deeper. Two or 3 inches can make a world of difference getting it down into the grass.”
 糸オモリをリア・フックに巻き付けて完成した状態は写真のようになります。「これは魚を掛けるためのものではなく、ウェイトをわずかに追加しただけです。」とShortは言い、「これはダイビング・ベイトとウェイク・ベイトに、もしわずかに深く潜らせたいときに使います。グラスに潜らせていくときには、2-3インチの違いが非常に大きな違いとなります。」

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Short carries around a tacklebox just for modifying crankbaits, complete with spare hooks, weights and lead wire. Having the ability to change the depth of a chankbait on the fly is important when fishing around different depths of grass or other structure. “I’ve seen where ripping it out of the grass is the difference between getting bit and just making casts,” Short said. “There is a fine line between burying the bait in the grass and ticking the top of the grass. I’ve found that by adding a little weight, you can get it to run just right.”
 Shortはクランクベイトを調整するためだけのタックルボックスを見せてくれました。サイズで揃えられたスペア・フック、ウェイト、糸オモリが入っています。クランクベイトで釣りをするのに水深を変えることができるように条件別にテストしておくことは、グラスやその他のストラクチャーを釣っているときに重要な要素となります。「ただキャストするにしても、グラスに引っ掛けて外すのと、わずかにかするのでは違いがあります。」とShortは言います。「最適なライン(コース)は、ベイトがグラスに埋もれるのと、グラスのトップを当たらずに引ける間にあります。ウェイトを追加することで、あなたは最適なラインを通すことができるのを見つけたのです。」

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The final modification Short offers for winter-time fishing is adding a small weight to the split ring on the front treble. “When you want it to sure enough suspend, that will do it,” Short said. “Also, it adds weight to allow for longer casts.”
 最後のShortが勧める調整は、小さなウェイトをフロント・フックの付くスプリットリングに追加する方法です。「サスペンドするものが欲しいとわかったのであれば、この方法です。」とShortは言います。「加えて、ウェイトを追加するのでキャストの距離も伸びます。」

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Short keeps a variety of hangable weights in his box to suspend a variety of bait sizes. Putting a bigger weight on a smaller bait can allow the bait to sink, which is a useful trick in some situations. “You can go overboard and put too much weight, so the bait starts to sink,” Short said. “That’s not necessarily a bad thing, especially in the winter, but it will get hung up more because it can’t float back up.”
 Shortは様々なベイトの種類に合わせるために、何種類かのぶら下げることが可能なウェイトをボックスに入れています。大型のウェイトを小型のベイトに付けるとベイトは沈み、これはいくつかの状況で有効になります。「ウェイトを載せ過ぎたベイトをキャストすれば、ベイトは沈み始めます。特に冬であれば、これは必ずしも悪いことではありません。しかし、浮いてこないために障害物に引っ掛かることが多くなります。」

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For Short, modifying baits is a year-round affair. A crankbait is a tool that can be utilized in a variety of settings, especially when you can custom fit the bait to the conditions. “I’ll add wire to my baits a lot in the summertime, but it really is an all year thing,” Short said. “It helps cast the bait further and allows the bait to get a little deeper. As long as you are adding the weight to the hooks, you aren’t messing with the action as much as if you put it on the bait itself.”
 Shortにとって、ベイトを調整するのは1年中行っていることです。クランクベイトは様々なセッティングを活用できるツールで、特にベイトを状況に合わせて調節することが可能です。「夏期には、よくベイトに糸オモリを追加することが多くなりますが、これは年中いつでも行っていることです。」とShortは言います。「それによってベイトのキャストの距離を伸ばし、さらに少し深く潜らせることができます。フックにウェイトを追加している以上、ベイトそのものにウェイトを追加するよりアクションを損ねることはありません。」

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As fall gives way to winter and then early spring, keep these simple crankbait modifications from Kevin Short in mind. They will help you put your bait in the strike zone more precisely and more frequently and turn into more fish catching opportunities.
 秋から冬、そして早春にかけて、これらのKevin Shortから学んだ単純なクランクベイトの調整を覚えておくと良いでしょう。これらの方法を自分のベイトに試すことで、ベイトを最適なストライク・ゾーンにより長く留めておき、より多くの魚を捕える機会を得ることができるのです。


 よくルアーの調整で、アクションが変わってしまうから初心者にはおススメしないといった言論を聞くことがありますが、むしろやってみないことにはどの程度で変わってしまうか、ずっとわからないままになるわけで、釣り場で自分の目でどの程度のウェイトでアクションが変わってしまうのか、どの程度のフックサイズで何が変わるのか、ルアーフィッシングをしている者なら全ての者が試してみるべきだと主張してみます。むしろアクションが死んでしまっていると感じたルアーで釣れてしまえば、今までは知識が先行したイデオロギーによってルアー・アクションを見ていたということが理解できる瞬間でもあるのです。
 そして、糸オモリと板オモリを貼付けるので何が変わるのか、きっと説明できるアングラーってそれほど居ないのではないでしょうか。よくある事例として、トレブルフックをシングルフックに変更してフローティングになったというのはシングルフックのシャンクに糸オモリを巻いてやれば良い話だったりします。むしろ板オモリになると貼る場所をフックハンガーの直下にする必要がでてくるため、切るなり穴を開ける必要性が出てきます。スプリットリングを大きくするという方法もありますが、スプリットリングで調整できる幅にも限度があります。
 板オモリだとアクションが変わるから糸オモリでフックシャンクに、フックシャンクだとアクションが変わるから板オモリでなど、これもルアーごとに様々あったりするわけですが、基本的にロールするものをデフォルト状態からサスペンドにしたい場合に、フックシャンクにウェイトを載せるとアクションが死んでしまうことがあります。載せ過ぎなければほとんど変わらずというのもありますが、特に個人的によくいじるラトリンログは本当にロゴ通りのじゃじゃ馬です。そもそも入っているウェイトの数が違ったり、塗装の厚さが違ったりで
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 ストームのものは薄いので、ウェイトが欲しい時には厚さの表記と厚めがあるそれは割と重宝します。もちろん接着のことを考えないといけません。
 ウェイトを追加する具体的な場所に関しては
http://bassanglerspirit.blog127.fc2.com/blog-entry-205.html
http://bassanglerspirit.blog127.fc2.com/blog-entry-206.html
 すっかり忘れられていると思われますが、過去のエントリーに写真を参考に自分で試してねと紹介済みだったりします。

 クランクベイト好きを自称する人たちでここまでのことを実際に釣り場でやっている人ってどれだけいるのでしょうかと問うてみたいところです。何かあのクランクは釣れるけど、これは釣れないとか、ハイピッチに動くから良いとか悪いとか、例えば、ハイピッチで動いてくれるから、自身を持って投げ続けられるルアーとかその程度ならまだしも、基本的にはどーでもいいことばかり言われている偏見があります。
 フッキングが悪い、バラすことが多いならフックサイズを上げる、ワイドギャップにしてみるなど、至極当たり前が当たり前でなくなっている人たちと、ここの読者の人たちは会話なんか成立しないから、ここのブログを読んだりしているんですよね?とハードルを上げながら、皆でこんな会話ができたらいいよねという希望を託しながらエントリーを締めたいと思います。

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