「君は運命って言葉をどう思う? 運命は実在する概念だと思う? つまり、人の生涯は、生まれた時からあらかじめ決められていて、決してそれに抗うことはできない、そういうルールがあるってことを信じる?」

 急に"Field and Stream"誌の記事に媚びてみようと思います。この雑誌はHuntingなどアウトドア系全般を扱っている出版社で、釣り雑誌のそれもラージマウスバスのみに絞った内容とはなっていません。言わば、それほど科学的ソースを出典にしていない"In-Fisherman"系統の内容です。

www.fieldandstream.com/articles/fishing/bass-fishing/2010/05/fisherman-survives-lightning-strike
 雷ってコワイね(´・ω・`)
 理解しているつもりでも、こう鮮明に見せられると嫌でも注意するのではないでしょうか。

http://www.fieldandstream.com/blogs/field-notes/2011/10/5-year-old-catches-piranha-texas-hot-dog-lure
 テキサスで釣れちゃったわけですが、人間、どこに行ってもそれほど変わりません。どこに行っても同じようなことが起こっています。日本だけの問題とか思っていたりする人が居るのであれば、それはミクロな視点でしか見れていないと思った方が今後役立つと思われます。
 しかし、本題の問題点よりも、釣ったルアー/hot dogに興味があります
 この辺りの記事って既にエントリーかついったーで紹介したことがあるような気がしますが、気にしないでください。
 最近コルクの木が数少ないために、年々取れなくなっているらしく、本物のコルクを見る機会も減ってきました。一応この材料のもPlastic wine corkとあるので、合成コルクです。最近は色付きのもあって、自分が見た中では黒がありました。ただ、わざわざ黒のコルク栓ルアーをつくりたいからといってそういうワインを探す人とか居ないという偏見があります。
 そうです、我々の使用するロッドに取り付けられているあれもコルクです。圧縮コルクですけどね。

 しかし、合成コルクも、ワイン用につくられている訳ですから浮くのだとこれを見て気がつきました。しかも手元にあった合成コルクを水に浮かべたらかなり高浮力です。ついでに本物のコルクは手元になかったのですが、たぶんよほど高価なワインにしてあったコルク栓でないと、脆く、耐久性が高くないので、ちょっとした加工を施すルアー素材としては不向きかもしれません。
 浮き姿勢が定まらないのであれば、釘にウェイトを噛ませて(昔のレベル社のスプーンビルミノーのようにして)姿勢を変えることもできますし、ネジなんかもウェイトとして利用できます。もちろん接着剤か何かで固定しておく必要性がありますが、ウェイトを埋め込むという構想より単純な作業です。
 ヘドン社の古くからあるルアーの多くがウェイトでバランスを取っていないように、単純な設計だからこそ生まれるルアーデザインの奥深さを知ったり、そのルアーの性能をどう生かして釣るかというアングラーの聡明さと腕の見せ所を学ぶことができたりしないでしょうか。
 しかし、きっと釣果写真まで載せないと誰の反応も得られないという偏見があります。

 せっかく内容がちゃんとしているのに、紹介しないと売れないのであれば、この本も紹介しておきます。例えば、なぜエレクトリック・モーターがボートの船首に取り付けられているのかといった素朴な疑問に答えてくれていたりします。この本での解答は、「鎖/チェーンを想像してみてください。チェーンを引きずるのと、押すのとでは、どちらが細かく動かすことができるでしょうか。もちろん前者で、それがエレクトリック・モーターの役割となります。」といったように書かれています。
 そして何より、著者の中にBill Danceが居ることもおススメできる理由となります。エントリー内で紹介しなくても右欄のウィジェットに随分前からリストに入っているんですけどね(´・ω・`)
 基本的に言われないとまず気がつかない、自発的に情報収集しない人たちが集まり始めているのだとすれば、それって自分で考えているのではなくて、他人任せで釣りを考えているってことなわけで、当ブログ読者の態度としては適切ではないのではないかと考えたりします。大事なことなので何度でも言いますが、ブレインストーミングってそういう他人任せという意味ではありません。
 そんなわけで"Field and Stream"誌の記事に媚びたエントリーの理由はこの本の紹介です。そして実はヒロ内藤さんの家にあったのを読ませてもらったんですけどねとか言ったら、また購買部数が増えたりするんでしょうか。





 次回の伏線として
http://www.facebook.com/Wired2Fish/posts/10150338576202838
 wire2fishのFacebookページでこんなことを聞いていました。
"Topwater, spinnerbait or crankbait (lipped or lipless) for your fall fishing? Luckily we have more choices than this. But if you only could pick one, what would it be for fall fishing?"
 「トップウォーター、スピナーベイト、クランクベイト(リップあり、リップレス)を秋の釣りに使いますか?今日これら以外にも様々な選択があります。しかし、秋の釣りにルアーを何か一つだけしか選ぶことができないとしたら、何を選びますか?」
 みんな好き勝手言ってるところに好感が持てるのですが、中でも"buzzbait in greenpumkin !"というのは幅が狭くて個人的に好きな解答の一つです。

 次回「スピナーベイトは死んだのか?」本エントリーと同じように、中身の濃さは期待しないでください。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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