最近やたら着地点が決まっている質問をするケースが多いのです。そこの結論に着地したいが為に意見ではなく同意を求めたいだけの質問、そう言わせたいんだろってだけの質問。そうこの行き先の決まっているミステリートレインの如く・・・

 自分の決断だけで決められず、他者に同意を求めたいだけの質問って、ぶろぐに限らずついったーとかそういう系によく見られます。
 そういえば、あまり著者である当方から「〜ですよね。」といった読者に媚びるような同意を求めたいことをエントリー内に書いたことってそれほどないかもしれません。コメント欄には親しみの意味を込めて使用したという記憶がいくつかあります。
 当方は他人がどう考えようが、バスフィッシングをどう考えて楽しむかという理詰めに重きを置いているので、着地点を決めた質問はほとんどしていません。恣意的にある方向性を持たせるためにそういった文体を仕掛けることもありますが、前提としてブレインストーミングと言っているからには、ブレインストーミング中には着地点や落としどころをつくらないことが原則です。ただ、あまりにも結論がまとまっていないものは文書として稚拙なので、結論として個人的見解を必ず付けているのは事実です。

 さて、ダブルEの映像は
http://www.bassmaster.com/video/day-lake-live-edwin-evers
で見ることができます。初日の釣行ということもあって、ディープダイバーやスクエアビル、キャロライナリグを投げたりと、しっかりパワーフィッシングを見せてくれています。そしてパワーフィッシングというのは、魚が探せていない状況では映像にあるように移動に占める時間の割合が大きくなるということがわかるかと思います。
 別にボックスにどこそこのルアーが入っているとか、どーでもいいことです。ただ、使っているルアーはどこ製の何かわからないと、釣っている水深と合わせてボトムに当てにいっているのか、それともグラスなどのカヴァーがあってボトムにわずかに擦る程度にしてあるのか、または一切ボトムには当てないのかなど、見ている側が映像を見ながら想像することができません。
 例えば、映像中に想像できることの中には、zebra musselsがボトムに入っているので、あまりにも潜行深度と潜行角度が大きいクランクベイトを使用するとボトムの貝殻に刺さって釣りにくくなってしまうといったようなことです。また、ボトムに到達してもそれらを巧く避けてこられるルアーが必要となります。
 Zebra mussels:北米ではボートやウェーダーのフェルト底に付着することで、数多くの湖に拡散し、大量発生し、排水溝を詰まらせて発電施設が停電するなど、様々な問題となっている。
 全体的に見れば、質問する時間が設けられていたりなどするものの、どうやって魚を探すのかというプロセスの一部を覗くことができます。リトリーブスピード一つにしてもボトムまで到達させるまでのリーリングはボトムにルアーを送り込むだけのものだということがわかったり、ボトムに到達してからはロッドのストロークでストライクだった場合を考えながら動かしているなど、細かいこともよくわかります。
 他にも何か参考になることが見つからないはずがないのですが、自分の釣りに取り入れてみようと思うことがあったのでしょうか。



Ike Dude
Shaky Summer...
Fish Deep




By Mike Iaconelli




 8月に人は暑くなればエアコンを入れますが、魚はそうはいきません。魚にとってのエアコンはディープ・ウォーターであり、他のアングラーが大型のクランクベイトや大型のワームを投げている時、Ikeは道具をダウンサイズしてスローなバイトをより多く獲ろうとします。
 釣りを始めた頃、ライトタックルで釣りをしていたことで、バイトが減ってきたときに何をするべきか学びました。多くのアングラーたちがビッグタックルで岸際を撃っていくも木陰に居るのは小さな魚である場合、バイトがタフだと考えるようになりました。
 このフィッシング・スタイルは、釣るために新しい戦略を試す時に、自分の快適にできる釣りの幅を広げてくれています。多くのアングラーたちが戦略やエリアを変更することに足掻き苦しむことは知っていますが、釣果を上げたいのであればそれらを変更していくことが成功の鍵となります。
 Ikeにとって、全てはディープ・レッジにあります。ディープ・レッジは水温が安定しているだけでなく、バスが餌を待ち伏せるのにも最適です。レッジで釣りをしている時のボートポジションは単純です。狙っているレッジから20-25ヤード離れて、正面にあるレッジにキャストしていくだけです。ベイトは常にレッジに可能な限り近い場所にあることが理想で、フリーフォールさせることも意識します。バスは簡単に捕食できる餌を探しており、バイトも小さいので、ベイトがフォールしている時でも集中しているべきです。
 デプスファインダーはレッジや大きなドロップオフを探すには、不可欠なものです。レッジや急深に落ちるドロップオフは、大型のバスが居る絶好の場所であることから、鍵として探すべき場所です。
 8月の時期に、最も好んでいるのは3/8オンスのシェイキーヘッド・ジグです。このジグはボトムまで落とすには十分な重さで、タフなバイトを獲っていくには十分な軽さとなります。ジグにはBerkley社 HAVOC Bottom Hopperを付けます。このベイトは6インチを少し超えた長さがあり、そこから得られるアクションから、バイトが少ない時でも非常に効果的です。
 細いボディに膨らみを持ったテールがアクションを生みます。もしレッジに沿ってカレントがあれば、ベイトはよりアクションするため、魚には簡単な捕食対象であると見せることができます。
 もし小さな形状が必要であれば、Bottom Hopper Jrは4インチを少し超えた長さ、大型のものと同じ形状で同じアクションをします。
 このベイトで釣りをするのは簡単です。キャストした後、ボトムに沈めます。ボトムに到達したら、魚に次の餌として認識させる間合いをつくるために、数秒ボトムに置きます。そこからAbu Garcia社 Veritas 7ft medium
ロッドでわずかにシェイクします。小さなバイトを獲るために感度の良いロッドが非常に重要です。ボートに戻してくるまでゆっくりと動かし、常にボトムに接地しているようにします。
 スローに動かすことを念頭に置きます。速く動かし過ぎると釣果がすぐに好転することはありません。
 ラインはBerkley社 Trilene 100% Fluorocarbon 8ポンド(.28mm)を使います。このラインは、ラインストレッチが少なく、感度も良く、強いという必要とされる要素を備えています。魚が口を使わない時に、魚を探すためにタックルをダウンサイズしたとしても、このライトウェイトラインは十分な感度があります。
 Ikeのスピニングリールは非常に基本的なものです。Abu Garcia社 Revo 20 size spinning reelを使っています。小さ過ぎることもなく、大型の魚の小さなバイトを獲っていくために必要な感度を与えてくれます。
 バスフィッシングの大きな誤解として、釣りをしている水系で最適な色を選ぶということがあります。一度でもその水系での最適なカラーを見つけたら、釣果をより上げることができます。
 Ikeの選択は、水が濁っていればblack,透明度が高ければgreen pumpkinを、その中間にはwatermelonが適していると言います。これらの組み合わせを覚えておけば、水の上で成功する手助けになるでしょう。
 魚を釣るためにタックルをダウンサイズすることが、どれほど不安か伝えることはできません。特に、大きな魚を釣るか釣果無しで家に帰るかというように教わったりしたことや、オープン・ウォーターに釣りに行くことに躊躇することも、よくわかります。
 そんな不安といちかばちかという勝負をディープ・ウォーターのバスフィッシングに賭けてみてはいかがでしょうか。
Shaky summer

Reference
"B.A.S.S. TIMES"www.bassmaster.com, Volume 41 No.8, August 2011, p.4





 あえて北米の東海岸のフィネス・フィッシングを紹介してみました。以前紹介しているKVDのパワー・フィネスとは全く違う、むしろ日本の現行の潮流をつくったスタイルの一つです。しかし、ラインサイズにしても日本規格では10lbのラインを使用して、3/8オンスのジグを使っているように効率性としては悪い類いの釣りではありますが、日本のそれと比べるなると、些か効率は良い釣りです。

 そして彼の名前を使って、Ike Dudeというのを発表しています。MSRP $29.95という初心者向けのタックルです。

http://www.fishbaitmedia.com/1/post/2011/7/icast-news-2011-be-like-ike-with-the-new-youth-combo-from-abu-garcia.html
 今まで見た目も含めてクオリティの高いこういった基本セットというのが無かったと言っているように、釣りを始めるためのただの初心者向けタックルなのですが、プロの名前を使うことで釣りの普及活動になっていることを評価しているわけです。本当に釣りを普及したものにしたいと釣具メーカーが考えているならば、某日本支社はこういったタックルにしっかり注目しておくべきではないのでしょうか。まあMichael Iaconelliなんて知らない人の方が多いので"Never Give Up"とロッドにデザインされていたところで誰も気にしません。

 シャロー・ウォーター vs ディープ・ウォーターという構図では、ウェイト vs 数 という構図になると前に申したことがあると思いますが、3日間シャローで釣って最終日にディープの釣りにシフトしたことで帰着遅れになりながらも勝ったのが、2011年のArkansas River(June 9-12)を制したDenny Brauerのシナリオでした。最終日の出発時点で10ポンドの差をつけていながらもデニー・ブラウアーは、他のアングラーはトップレベルであるからして油断ならないと言って、シャロー→ディープという決断をしました。Tommy Biffleもこれぐらい思い切ったシナリオを組めればもっと勝て・・・
 つまりシャローで魚が釣れないならば、その時点で信用できなくとも思い切ってディープを、いつかは釣らなければならなくなる。それを乗り越えられずに自分の釣りをブラッシュアップすることはできないという話です。
 しかし、基本的に考えておかなければならないのは、ウェイトを稼ぐのが目的でシャローを釣るということは、ディープ→シャローの順にはならないということです。ウェイトのある魚を朝一の釣りやすい捕食体勢の内に釣り、それが難しくなれば数が居て安定的に釣れるディープに狙いを移行するということです。そしてこれは2011 Wheeler Lake(June 16-19)でKVDが行ったシナリオです。逆にいつだったのか記憶が曖昧ですが、All-Star Week初戦だったと記憶していますが、Ikeのように最初からディープに狙いを絞って釣ったりすることもあります。もちろん数とウェイトが安定しているからそこへ狙いが絞れる訳ですが、それは言い変えればシャローでウェイトのある魚を探せなかったとも言える訳で、他のアングラーがシャローで釣ってきた成績と照合して分析するのは見ている側の楽しみの一つでもあります。

 秋らしくなってきましたが、残暑厳しい日のディープ・ウォーターの釣りというのも頭の片隅に置いていることで、何かしら新しい自分の発展があるかもしれません。




追記
 Arkansas Riverで2011 Bass Pro Shops Central Open #2 - Muskogee, OK, Sep 8 - 10, 2011が行われていますが、トップにTommy Biffleが居ます。もちろんシャローを狙っている偏見がありますが、いつものことで3日目以降のウェイトダウンに注目です。デニー・ブラウアーのようなシャロー→ディープのようなシナリオが組めるようになると、もっと勝てるアングラーで、話題にするのにも興味深く面白いと思うのですが、きっとそんなことは誰も気にしません。
 システム障害でログインを阻まれるので連日投稿は難しそうです。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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