小学生A「だからさ林檎は宇宙そのものなんだよ。 手の平に乗る宇宙。この世界とあっちの世界を繋ぐものだよ。」小学生B「あっちの世界?」小学生A「カンパネルラや他の乗客が向かってる世界だよ。」小学生B「それと林檎になんの関係があるんだ?」小学生A「つまり、林檎は愛による死を自ら選択した者へのご褒美でもあるんだよ。」小学生B「でも、死んだら全部おしまいじゃん。」小学生A「おしまいじゃないよ!むしろ、そこから始まるって賢治は言いたいんだ。」小学生B「わかんねぇよ。」小学生A「愛のハナシなんだよ?なんで分かんないのかなぁ~。」

 一つ前のエントリーで、それってソーシャル・マーケティングじゃなくてソーシャル・メディア・マーケティングですよねなんていう分析なんて、誰もしてくれない偏見がありますが、その2つの違いすら理解してくれないのではないかという偏見があります。ソーシャル・メディア・マーケティングできない人がそういったツール持っても、その人が自覚している可能性なんてほとんど何の役にも立たないというのは、どこのソーシャルメディアにも見られる事象です。むしろツールありきで、そこから可能性を考えているなんていう逆説的な考察しかしていないので、ツールの特性などの分析にまで至っていないことが多く、企画倒れというのもよくあることです。ビジネスでソーシャルメディアを上記のツールありきで使おうとして、できないビジネスマンを晒すぐらいなら辞めた方がイメージが下がらずに済みますよと警鐘を鳴らしておこうと思います。
 そんなしょーもないことを伝えるツールの一つtwitterをひっそり使って、BASS TIMESでKVDとRick Clunn がスクエアビルについて、一つの記事に意見していることを紹介していたりしたのですが、あえてスルーして3ページ後のFred Roumbanisの記事を紹介しようと思います。


Roumbanis 'breaks rules' with his swimming jig technique
The odd combination of a football head jig and a small swimbait proved deadly on Toledo Bend
Fred Roumbanis - Swimming jig

 Fred Roumbanisはエリートシリーズを参戦する、スイミングジグを使うアングラーの一人です。しかし1年前、Detroit近くのLake St. Clairで釣りをしていた時に、彼はディープウォーターでのスイミングジグのルールを破る試みをし始めました。そしてToledo Bendで行われたthe Battle on the Bayou Elite Series tournament(4/14-17,2011)では好成績(5位)を残すことができたのです。
 多くのジグを使うベテランたちは、ゾーンがディープ側のスイミングジグはゆっくり動かす方が良いと信じているのですが、ルームバニスはただ逆のことをしたのです。彼はスピードを上げて魚を釣ってきたのです。
 「Toledo Bendでは a reaction biteを確かに獲ることができました。」と67ポンド1オンスを釣り5位で終えた彼は関連づけてこう説明します。「バスはridge/尾根・ハンプの上でスポーニングしているブルーギルを捕食していてました。中でもベッドから突然ダッシュして逃げたブルーギルをバスが即座に捕食していました。」
 「プラクティスの最終日、ジグをスローなスピードで動かしていましたがバイトはありませんでした。同様にクランクベイトでもバイトを得ることができませんでした。しかし、ブルーギルが逃げて捕食されたのを見た時に、1投目で10か11ポンドのバスをジグで釣りました。2投目でも明快なバイトを得られ、3投目には3ポンドの魚を釣りました。これらの情報が自分が何をするべきか教えてくれたのです。」
 ルームバニスは1オンス・Pepper Pro Series football head jig(boon jug)に3インチ・Optimum Bait Co. Double Diamond Swimmer trailer(green pumpkin/chartreuse)で釣りました。その長く、三角形のボディとboot-type(ブーツ/長靴型)のテールが同時に起こす他に無いアクションによってストライクまで持ち込めるとルームバニスは言います。いくつかのストライクはボートのすぐ側であったぐらいでした。
 「デプスファインダーで岬を12時から6時方向(画像では岬の浅い側から深い側)へ移動しながら見た時に、隆起部分のトップが10フィート(約3m)でそのサイドが15フィート(約4.5m)あるとします。」「そのridge/リッジへは3時から9時方向へと完全に交差するようにキャストしアップヒルで釣ります。バスのストライクは浅い側の頂上か、もう半分は最初のフォールにあります。」
 「ジグは常にボトムから1-2フィート上のゾーンを通し、スタンプ・木の根を叩くように釣りました。時折、リッジの頂上までボトムを叩き、頂上に到達したら回収して釣ることもありましたが、スイムベイトをバーニング・リトリーブするように、常にスピードを速く釣ることを意識しています。グラス・藻類も絡んで釣りの全体的な速度を落としてしまうことから避けました。」
 フレッド・ルームバニスは、軽い(1/4-1/2オンス)のジグを、同じくDouble Diamond trailerを合わせてシャロー・ウォーターでバスを探すために a search bait/サーチ・ベイトとして使ってきました。前述したように常にスピードは速く釣っていきます。
 昨夏のLake St. Clairでは、スモールマウスが15フィート(約4.5m)の周囲には識別できるようなストラクチャーとカヴァーがないオープン・ウォーターに居ました。ルームバニスは次のキャストをしようと回収したそのリトリーブスピードでbronzebackことスモールマウスを手にしました。そして次のキャストでもそのリトリーブスピードで釣ったことで、彼はジグ・フィッシングの通常考えられるセオリー、ルールを完全に破っていることがわかったのだと言いました。



Reference
STEVE PRICE - B.A.S.S. Times Senior Writer "B.A.S.S. TIMES"www.bassmaster.com, Volume 41 No.8, August 2011, p14




 ボトム・バギンなんていうジグのネタをしたので、ついでにこれを紹介してみました。ボトムを叩くか、叩かないかの違いはありますが、非常に釣っているゾーンが似た釣りであり、こういったゾーンで釣れる時の引き出しにしようと考えておくと釣果が伸びるはずです。しかし、個人的にスイムベイトタイプのワームを使用したスイミングジグは嫌いです。
 動画のように、そもそもワームがロールして、ラバーもフレアすることもないのでバスを騙すという観点から無駄が多いと考えているためです。もし同じセッティングでするならば、ボトムを常に叩くといったラバーがフレアするアクションを組み込んでいきたいと思ってしまいます。
 なぜ紹介したのかと言えば、やはり画像の岬に向かってどうボートポジションをとって、どうキャストしていくのかという鳥瞰図があり、その釣りのイメージができる記事だからです。ボート・フィッシングだからできることなのですが、釣りのイメージ、意識として常に水中をどうルアーが動いていて、それをどうバスに見せていくのかということは確実に釣果につながっていくためです。これは、バスが何を主食としているのか実際に調べて、それに合わせて釣りをしていくフライフィッシングのような餌釣り基盤の釣りをするより、よほど重要なことだと考えています。





 それにしても、背中で語るとは言ったものですが、

KVD - No.7
Kevin VanDamの Angler of the Year獲得という表紙がこれで済ませられるのも、7度目という回数が成せる業でしょうか。写真を撮影する側の人々もトロフィーを掲げた写真なんて見飽きたぜといった態度なんだとしたら、色々な写真を撮影しておかなければならない、つまりずっと追いかけていないといけないという、フォトグラファーまでKVDの呪縛から抜け出せないスパイラルになりつつあるのではないでしょうか。
 ついでに大事なことなので何度でも言いますが、自分の中のKVDの位置づけは、

 KVDを経営組織のトップとすると、その下は金枝篇のごとく、若い人に滅ぼされるっていうプロセスを将来的に我々は楽しみにするはずなのですが、だとしたらKVD王朝がやるべきことは、若い世代にブッ倒されるためにどんどんリソースを公開していくことだ。
 そして未来のトップは「前世代の王」として再び若い人にブッ倒されるべき存在としてリソースを供給し続けるっていうプロセスがあればバスマスターエリートシリーズは一生楽しめませんか?
 欠点として、もしJVDがKVDをブッ倒しちゃたりした日なんかには、我々はもはや組織の中の世襲とか批判できなくなったりしませんかね?

というものなので、別に神格化もしてなければ特別視もしていません。純粋にいつかは倒される存在だけれど、その倒される前に供給してくれている非常に貴重な経験を自分の中に取り込みたいと考えているただの一人のアングラーです。常にアングラーとして、バスをどう釣るかという部分に焦点を絞っているのはアングラーとして、釣り師としてバスがどうしても釣りたいから、そうさせるのです。


どうでもいいことの追記
 スクエアビルに関しては何度か紹介してクランクベイト・アルファベット戦争の派生で何も歴史的に新しいことじゃないと紹介したりしているので、改めてスクエアビルの基盤をどう考えるべきかというのは、もう少し時間的に後にまとめた方が良いような気がしますが、すぐにでも欲しいとの要望があればエントリーにしようと考えています。

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Private comment

タイトルなげぇよ、長過ぎだよ。然もオチが『銀河鉄道の夜』とは。自分が子供の頃公開されたアニメ版銀河鉄道の夜を思い出しちゃったよ(登場人物が猫に置き換えられているやつね)

Re: No title

生存戦略ゥゥゥゥゥゥゥゥーーーー!
ご視聴候補ではありませんでしたか
・愛と宇宙という視点
・死生観(生と死の世界)という運命
・フランスとかヨーロッパの小さい国で作られたロリコン映画とか言われる類いの「少女の性の解放」というテーマ
 3つ目に関しては西洋の価値観ゴリ押しですが、日本ではその少女の性の解放というものがある意味で、20歳過ぎてキティちゃんを持っていても変には見られないという幼さ・あどけなさを残しているという(主に西洋の)他国ではとても考えられないという意味で、良いか悪いかは無視した中立的な視点で成功している国だという見解が出せなくもないので、そのあたりを考察背景に見ているので個人的に面白く視聴している作品です。
 USAの女性から見て日本人の着る水着は「着たいけど、幼く見え過ぎて自国では着られない>< 日本に生まれていたら・・・」なんていうぐらいそういった性の解放をしていると考えられるのではないかという文書の引用も何にもない考察です。15歳にもなればキャラクターものなんて興味を持たないという価値観を世界的に変える可能性があるのではないかという動き、「きゃりーぱみゅぱみゅ」という現在進行形の例があるので、より興味深く視聴しています。

 コメントにツッコミ入れてくれたので、久々にどうでもいい釣り以外のことを熱く語ってみました(笑)

No title

こんばんは。クランクベイトを勉強中の者としてはスクエアビルの記事も是非読みたいです。よろしくお願いします。

Re: No title

 了解です。既に某FVDさんがこのエントリーを公開する前にその旨がメールで来て「エスパーかよ(笑)」というツッコミを入れるやり取りをしたので、製作途中です。しかし、こういう時に限って他に面白いウェブジャーナルを発見するという幸運なのか現状では失敗なのか、ちょっと作成に時間がかかっています。
 あとosawaさん的に、釣果は存分に堪能しておられるはずですが、あとはどういった細かいことを気にしておられるのかといった部分が個人的に気になります。

No title

ありがとうございます。
疑問なのは、ゾーンはどの程度細かく設定しているのか(つまり何インチで釣果に差が出るか)、トレースコースを決める要素の優先順位とかが気になりますがスクエアビルに限った話じゃなくなりましたね。

Re: No title

コメント再びありがとうございます。
 予測はしていましたが、既に「何となく」と言ってしまうような感覚の世界を自分なりに整理されているのですね。そういった疑問へ具体的にそのまま言及したプロというのを見たことがありませんが、ラインサイズの1サイズの違いで潜行深度が1-2フィートぐらい変わってくるということを気にしているということは、それがゾーンの設定になるかもしれませんね。
 しかし、ゾーンというのは水温や透明度といった魚が反応可能な条件というのが前提の話となるので、ルアーありき、ルアーからそのゾーンを考えてしまうと、また違う方向に行ってしまう危険性がありそうですね。

No title

その通りですね。ゾーンの幅はバスのコンディションによって変わるので結局スピードの話と同じ結論になっちゃうんですよね。TPOってことですね。今年のクラシックでKVDは1.5と2.5を投げ色々スピードを試しカラーも複数投げていたようなので理論的に予測は出来るものの細かな調節は投げてみないとわからないということですかね。
しかし、釣りは考えれば考えるほど奥が深くなり面白いです。

Re: No title

 ちょっとゾーンという概念の整理ができるだろうという資料をPCメールの方に送付させて頂きました。参考になれば幸いです。
 ゾーンは単純にバスの居る、あくまで3次元でのタナ。そして仰っているゾーンというのは、その広義の意味でのゾーンという概念の中の反応距離というように、自分の中では体系的に整理してみました。
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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