マネキドリは謡う DECOY

 もうすでにポストスポーン一色な展開しか頭に入っていない人だらけだという偏見がありますが、結局それ・ポストスポーンの釣りやシャローのカヴァー周りで釣れないのであれば、プリスポーンことコンタクトポイントを意識した釣りをするべきではないのでしょうか? もし月の引力というワードを信じるというのであれば6月2日は新月大潮です。

 それにしてもラージマウスが「超能力」持っているとかいう言説にはシニカルに笑いました。針を折っていくし、スプーンが曲げられるから、果てには2号のフロロカーボンラインを切っていくからなんてことを言った岸釣り・ドロップショット輸入者のH.Mさんのことですが、針が折れるのも、スプーンが曲がるのも「瞬間加重」や「衝撃加重」で理論的に説明可能ですし、2号のフロロも瞬間加重によって結束強度がないノットが切れているだけだと言うことができます。こんな話を導入に魚は人の殺気を感じることができるなんていう話をするから手に負えません。こんなアフォな理論を真剣に信じている日本人がいるなんていう事態に非常にガッカリしました。Tepcoに関わる学者は批判できるのに、こういうよくわからないことを言っている人は批判されないっていうキャズムは一体何なのですか? 「わからないのに」あるいは「わからないがために」色んな情報に右往左往して醜態さらすような大人だらけだというのは、ついったーがその名を体で現していますが、そろそろ良識のあるオトナがちゃんと批判するべきではないでしょうか。

 さて季節的な進行が気候的に早いin the U.S.では再来週末にElite Series-Diamond Driveが開催されます。ここで誰よりも先に、誰もしないであろうAOYレースの予測をしてみたいと思います。
 まず前提は、ディープレッジに絡む典型的な「ディープウォーターの釣りvsシャローカヴァーの釣り」となることです。この前提が崩れてしまえば何とも言えませんが、Arkansas Riverなのでクランクベイトやジグなどが有効な水系であることは間違いありません。

Kevin VanDam + ディープ、シャロー問わずクランクベイト・シナリオを完成させる →KVDがAOYランキング1位

Terry Scroggins + ディープのフットボールジグというシナリオ →AOYレースをTerryがトップ維持
Terry Scroggins + シャロー・フリッピング・シナリオ →AOYレースをTerryがトップ維持
Terry Scroggins + ディープレッジのディープクランク・シナリオ →KVDがAOYトップへ

Alton Joones + ディープのフットボールジグというシナリオ →AOYレースをさらなる混戦へ
Alton Joones + シャロー・フリッピング・シナリオ →AOYレースをさらなる混戦へ
Alton Joones + ディープレッジのディープクランク・シナリオ →KVDがAOYトップへ

Edwin Evers + ディープのフットボールジグというシナリオ →AOYレースをさらなる混戦へ
Edwin Evers + シャロー・フリッピング・シナリオ →AOYレースをさらなる混戦へ
Edwin Evers + ディープレッジのディープクランク・シナリオ →KVDがAOYトップへ

KVDの圧倒的勝利に対する対抗策に興じているわけですが、気がついたでしょうか、1/3の確率でKVDがAOYレーストップに躍り出ると出ております。いくらKVD以外のその他大勢がクランクベイト・シナリオに終始したところで、KVDの自分のスタイルに対するconfidence(自信)に匹敵するはずがありません。そういった意味で、KVD以外の彼らは彼ら自身の釣りに興じる必要性が出てくることが理解できます。

 KVD・彼の語るとーなめんと・すとらてじーですが、コントロールできることだけをコントロールすると言っています。つまり、天候やフィッシング・プレッシャー、水上の観客などは自分がコントロールできるものではないから、それを考えるのは無駄だということを知っていることです。自分はアーロン・マーテンスやボビー・レーンのように釣りはできないため、自分自身の釣りをすることによって、勝利が与えられるということを自分で認識しているのです。
 フィッシング・プレッシャーでなんていうのは言い訳として非常に良く使用され続けているのだという偏見がありますが、Kevin VanDamのように自分でコントロールできるところで可能な限り釣りをすることが最も聡明なバスフィッシング・スタイルであるということは、彼の獲得賞金金額$5,147,976.33(5/28/11)が示しています。

 さて再来週にAOYレースは上記のようにKVDとなっている可能性が極めて高いわけですが、だとしたら我々が考えたり楽しんだりするべきポイントはこうです。
 例えば、KVDを経営組織のトップとすると、その下は金枝篇のごとく、若い人に滅ぼされるっていうプロセスを将来的に我々は楽しみにするはずなのですが、だとしたらKVD王朝がやるべきことは、若い世代にブッ倒されるためにどんどんリソースを公開していくことです。そして未来のトップは「前世代の王」として再び若い人にブッ倒されるべき存在としてリソースを供給し続けるっていうプロセスがあればバスマスター・エリートシリーズは一生楽しめるはずです。しかしこれには欠点があって、もしJVDがKVDをブッ倒しちゃたりした日なんかには、我々はもはや組織の中の世襲とか批判できなくなったりしませんかね? という心配をしなくてはならないというアイロニー。しかし、オイディプス王のようにアイロニーとして楽しむのもまた一興でしょうか。

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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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