Spinning Tackle - Randy Howell

あなたの知らないアメリカンスピニングタックルの世界

Spinning Tackle concept from Randy Howell
Randy Howellの釣りのキャリア
http://proxy.espn.go.com/outdoors/bassmaster/media/angler?anglerId=2916
スピニングタックルをいかにして自分のタックルに組み込むかというコンセプト。Randy Howellは基本的にボートに2本程度のスピニングタックルを組んでいる。しかし、日本人が基本的に組むようなライトラインのタックルではない。
まず、使う状況は風が強い、1ft以下のエクストリームシャロー、小さい又は軽いベイトである。彼は主に軽いスピナーベイトを使用することが多い。

ロッドスペック
レングスは6ftと7ftを使用している。
6ft:周囲が木などに囲まれた狭いエリアでの取り回しを考えた長さ。しかし、魚をコントロールする主導権という性能ではロングロッドに劣る。
7ft:主に使用する長さで、ショートロッドより魚をコントロールしやすいことと、ソフトなティップとバックボーン(バット部分)がしっかりしているというロッドの基本性能を備えている。
パワーとアクションはミディアムでソフトティップにしっかりしたバックボーンを持ったロッド。ソフトなティップはキャスティングする際、サークルキャストがしやすくベイトを正確にスポットへと送り込むことができるという利点が得られるためである。

ラインセレクト
10lbのモノフィラメントライン、20lbのブレイドライン。ブレイドラインを主に使用しており、ラインの直径が細くて強いという利点はカバー周りで釣りをするのには必要な条件である。

使用する主なルアー
1/8〜1/4oz程度の小さいルアー。カバー周りではスピナーベイト、ノーシンカーで使うフローティングワーム。フローティングミノーもその自重の軽さから使用する。

不利な点
フリッピング&ピッチングといった釣り。近距離での釣りには向いておらず、キャスティングで釣る距離、状況である。

使う際のコツ
フッキングとファイティングは必然的に使うベイトのサイズが小さいためライトワイヤーのフックであることから、あまり強引なことはしないほうが良い。
キャスティングには、フェザーリングというベイトキャスティングタックルで言うところのサミングを行ってキャスティングをコントロールする;人差し指をスプールに当ててラインが出ていくのをコントロールする。練習するには、ロッドを11時ぐらいの角度で立て、ベイトが地面に着地する寸前に人差し指でスプールを押さえるということを何度か行えばある程度フェザーリングという感覚が身に付く。スピニングにはフェザーリングで補えないスプール1周分の誤差が出るため、最後の細かいコントロールはロッドワークで行うことになる。
映像で確認したことがある、確認できるという点でシマノから出ていたVHSでバーニー・シュルツ、CS放送で田辺哲男氏がスピニングタックルでの秀逸なキャストを見せてくれる。バーニー・シュルツのVHSはベイトタックル、スピニングタックル共にキャスティングに焦点を当てていることがほとんどなので一見の価値があるだろう。スピニングタックルの最後の細かいコントロールをロッドワークで行っているのを目視することができる。
リールは当然人差し指がスプールに届くことが前提であるが、アメリカのバスプロは主に3000〜4000番台を使用していることが多い。利点としてベイトリールより早く巻き取ることができるといった点がある。
リールのバックリーリング機能;バックリーリングとは魚とのファイティング中にドラグが効くことは当たり前として、リールを逆転させて糸を送り出すという動作。魚が素早く走っていった場合、ドラグで追いつかない場合にこの動作を行う。日本ではレバードラグという磯の上物釣りで使用される便利な物が存在している。それを使用する際、基本的にバックリーリングで魚とやり取りをするためドラグはまず不要である。5,000円を下回るリールを除き、近年のリールの進化からドラグに頼っても問題はないだろう。

基本的にこのような考えがアメリカのバスプロがスピニングタックルを組む理由となる。また、スポーニングベッドを狙う釣りにもスピニングタックルがよく使用されているが、ラインも日本規格で見れば8〜12lbといったラインがメインである。また、ディープウォーターでデプスファインダーを見ながらヴァーティカルに釣りをする際もスピニングタックルが組まれる。前述したように回収が早いというのがその理由である。

フィッシングエルモ的なロッドワークを主体とした組み方
ロッドレングスがロッドワークから得られるアクションの変化のつけやすさ(トゥイッチ、ジャーク)から6ft前後のショートロッドである。
ラインは8〜12lbのモノフィラメントを使用し、ラインの伸びを極力少ないセッティングにする。ブレイドラインはその伸びの少なさから最適に思われるが、必然的にラインスラックを出す釣りとなるためスピニングバックラッシュというリスクマネジメントが必要となる。フロロカーボンも伸びが少ないが、そのラインの自重から引きずられるようになり動きにキレが生まれない。しかし、春のスポーニングシーズンは捕食行動を刺激する動きのキレより、ディープからシャローに上がってくることからコンタクトポイントへのレンジアジャストという要素が重要となる。そういった点で細い糸とフロロカーボンは有効となる。アングラー側が考える点として、モノフィラメント、フロロカーボンといったその材質、太さ全てで動きが変わるということを考慮しておく必要性がある。
スピニングタックルでのジャーキングは潜行深度を稼ぐという意味が一番大きく、その次に小さなジャークベイトのキャスティングのしやすさとなる。
小さなクランクベイトを使用する際もスピニングが活躍することがある。具体的にノリーズのオリジナルショット、ノーマンのDTNといったベイトである。その小ささ故にベイトタックルを組むよりスピニングで組んだ方が飛距離という面で利点がある。フェザーリング+ロッドワークのキャスティングを習得さえしてしまえばベイトタックルでないから正確性に欠けるということもなくなるだろう。
クランクベイトに使うロッドはモデレートテーパー、クランキングロッドと言われているロッドが最適である。
ラインもカバー周りを攻めることを考えれば10〜14lbのモノフィラメント、フロロといった選択が考えられる。しかし、フロロはその伸びの少なさからロッドをわずかに低弾性にする、グラスロッドを使用することを考慮する必要性がある。モノフィラメントとフロロでは潜行深度が変わるということも忘れてはならないだろう。ブレイドラインは擦れへの弱さから、それを補うために使用するラインの直径が太くなり結果としてそれほど差が出ないことがあるため必要性をそれほど感じない、また使用する際は低弾性のロッドにすることも必要だろう。個人的に使用する状況を考えると1ft前後の水深に木などのカバーが絡むと考えれば潜行深度をそれほど稼ぐ必要性をそれほど感じないためにモノフィラメントという結論に落ち着く。



参照
DVD BASSMASTER UNIVERSITY"Ultimate Tips & Techniques Series 'Successful Presentation Techniques'"
エルモとマシューのアメリカンルアー ばんざい! 本物は生き続ける!!
3/28 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2009/03/post_cc9c.html
5/9 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2008/05/post_b966.html
5/12 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2008/05/post_2781.html
6/4 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2008/06/1936_1c9f.html
6/5 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2008/06/1936_a05e.html
6/27 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2008/06/post_196b.html
10/2 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2009/10/post_bedd.html

tag : Spinning Tackle Jerkbait Crankbait

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