Analogy of fishing vocabulary

 この長々しい文章を連ねるブログを読むのにも十分な時間がある、貴重な週末だというのに単なる愚痴を連ねようかと思います(笑)

 未だに良く目にする縦ストラクチャーやらまんめいど・すとらくちゃーなんていう言葉たちです。ただ割とアカデミックな文書では、man-made islandやらman-made lakeといった感じで見たことがあります。ただ、man-made structureと言った場合、「人工建造物、作工物」というように土木関係の話になると思った方が良いです。日本ではボートスロープ、防波堤やロックパイル、護岸、水門、橋脚、浚渫といったものが当てはまるでしょうか。しかし、釣りにおいてそこまで厳密に区別する必要性があるようには思えません。
 そして「縦ストラクチャー」という大間違いです。そもそも釣り雑誌や自分もちょっと挑戦した、掲載されているイラストというのは2次元です。しかし、実際はその2次元情報を自分の脳内で3次元に戻すという作業が必要なのです。これはデプスファインダーを使用するときにも言えることで、画面に出た2次元情報を自分の釣りに合わせて3次元に戻してあげる必要性があるのです。
 さて気がついたでしょうか、イラスト上ではフォーリングで落としてストライクがあったから縦の動きで釣れたと考えがちですが、実際魚にとって水の中は壁が無い限り自由自在に泳ぐことができ、別に魚が最も良く反応するゾーンさえ合わせてしまえば、別にフォーリングで釣る必要性ってそれほどありません。つまり「縦」って強調する必要性ってあるのでしょうか? 縦の釣りと横の釣りなんていう区別を読んだことのあるような記憶がありますが、それってあくまで2次元上で考察してはいないでしょうか。便宜上そのような区分で話をしますという前置きがあっても良いのではないでしょうか? と実は初心者の頃からこの考察背景を頭に入れておけば、デプスファインダーを見てもすぐに理解できるようになるのではないかという偏見があります。
 これはヒロ内藤さんにデプスファインダーの使い方を聞いた時に最も大事なこととして、2次元情報を3次元情報に戻してあげることだと言っておられました。その情報の戻し方は各アングラーごとの釣りのスタイルによっても違い、良い悪いはなくて、むしろ全部が正解で自分の釣りのスタイルに合わせて習得するべきだと教わりました。
 つまり、アドヴァンスド・アングラーとしてはいい加減、そういった2次元情報で左右される釣りを卒業しませんかという提案が一つです。
http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2009/01/post_c28b.html 久々の引用(笑)
 ゾーン、スピード、アクションという順序で探っていくというヒロ内藤さんの提唱は、まさに3次元を基礎に考察されています。
 ストラクチャーとカバーについて正しく語られたDVDは、現状これだけかと思われます。

 そして未だによく目にする致命的な間違いは、ストラクチャーとカバーの混用です。ストラクチャー・フィッシングというのは、バック・ペリーというトローリングアングラーによって生み出された言葉です。
http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2009/01/dvd_9a9e.html
 その彼が何を提唱したかというと、1日の釣りの中で水深によって釣果が最もよく出る水深があるということを発見したことです。つまり、単純に水深の変化、水深の深さで釣れる数が日によって違うという部分を発見したのです。これがストラクチャー・フィッシングであり、例えば「水深3ftから6ftに急激に落ちこむレッジ(段差)で釣った。」と言った場合にその言葉が適応されます。
 しかし、多くのアングラーが間違えているのは、水深に注目するのではなく、目に見える立ち木や橋脚などをストラクチャーとして捉えていることです。立ち木であろうと、スタンプ・切り株、倒木であろうとそれらは全てカバーとして捉えることが重要です。
 そして、ここでアングラーを悩ませるのは橋脚やコンクリートの壁などの人造的なもののようです。先ほども言ったように、水深の変化を釣っていくのがストラクチャー・フィッシングですから、その水深を気にせずにルアーを橋脚に撃ち込んでいく場合、橋脚をカバーと見立てたカバー・フィッシングだと見るのが非常に明確な見方です。水深の変化で釣れた=ストラクチャー・フィッシング、魚が寄り添える物の横で釣れた=カバー・フィッシングという見方をしています。
 この見方をすると、ボトムに沈む岩を、水深/ボトムの変化・ボトムの底質の変化といった見方をするストラクチャーとせずに、カバーとして見ることもできますが、最初はその区分で問題ないと思います。あくまで水深が変化している場所を探していくという作業を無視して釣れたのに、ストラクチャーと表現することへの警鐘です。
 例えばコンクリートの階段が水中に入っていて、水中へ向かって10段目ぐらいで釣れたなんていう状況であれば、それは水深の変化ですから、ストラクチャー・フィッシングと言って良いでしょう。コンクリート3面張りにされた場所で、取水用ハンドルを取り付けるためにコンクリートが盛り上げられた場所もストラクチャーと言えます。
 もちろん当著者は目に見えるカバーを撃つカバー・フィッシングが大好きなのですが、そのカバー・フィッシングの中に、釣り場で様々な状況から誰よりもいち早く察知して、ストラクチャー・フィッシングという概念を入れられるようになった時、アドヴァンスド・アングラーとして初めて歩み出すことができるのではないでしょうか。
 「理解していないアングラーだらけで話にもならんわ!」と言わずに、こうやって説明することで、もっと多くの人がこの基準でバスフィッシングを語ってくれたら、それらの話ってもっと盛り上がりはしませんか?

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ストラクチャーやカバーといった横文字は
おそらく雑誌やメディアなどでも
正しく使われているものは少ないと思います
殆ど和製英語みたいな扱いになってますから
自分は無理して横文字を使う必要はないと
個人的には思っているんですけどね

Re: No title

 文字制限のある原稿となると、考察背景や概念が割と共通認識であるカタカナ、横文字は一文を省略するのにかなり便利だと思います。特に最近出されるメディア関連の科学的な本で、カタカナだらけで個人的には元の言葉が英語なのかそうでないのかさえわからないまま書かれていて、読むのに苦労した記憶もあります。逆に「インターネットについて」などのような話題の本であれば、慣れ親しんだカタカナ語も多く、普通にスラスラ読めてしまいますから共通認識であるか否かということを考察するのは、読者ターゲットをどこに絞っているのかなど大事な作業の一つだと思います。
 自分もこの場で、英文を直訳したりしていますが、ご覧になったかと思われますが、カタカナを結構使っています。日本語を重ねると全く同じ言葉を重ねなければいけないところをカタカナを使うことで、簡単に表現に幅を見せることができます。たぶん表現や語彙の少なさをこれで誤魔化しているから余計に読みにくくなっているのだと考えています。今この例であれば、レトリックという言葉を使わなかったり、日本語の修辞という語も使わずに書いています。この場合、個人的に読む頻度の高いレトリックって言われた方がシックリきたりします。
 このブログは伝わることを意識しているので、そういうことをある程度取り除く努力をしていますが、自分がついったーとか手を出さない理由は文字制限で間違いなくそれらの考察背景が既にあって初めて理解できる語を使うだろうし、書き手もそれを考えなくてはならなくて難しいからです。botでも書けそうなものって自分は必要ないと思っています。
 論文とかでもそういったカタカナ語にお世話になっている自分からすると、一概に否定できない部分が少なからずありますね。
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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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