KVD'ず・しすてむ

 基本、釣り師気質の人にしか合わないエントリーを増やしているつもりなんですが、アクセス数が地味に伸びていることに戦慄するなどしている今日この頃です。あと釣りとか一切関係ないであろう人が定期的に訪問してくれているのって何なのですか?何か過度の期待を当方にされてはいませんか?((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
 昨年末の記事でちゃんと翻訳したエントリーにするのをすっかり忘れていたけれど、Bassmaster Classic 2011でもKevin VanDamのタックルシステムは変更していないようなのでエントリーにしておきます。
http://www.kevinvandam.com/news/article/kvds_system_for_christmas/
 昨年2010エリートシリーズに採用されていたポストシーズンでKVDの使いAngler of the Year6つ目を獲ったのもスクエアビルでした。そしてクラシック2011でも、ラインサイズこそ違うものの再び同じタックルシステムでタイトルを獲得しています。
 以前にも私見を述べていますが、KVDって唯一タックルでもない、ルアーでもない釣果を叩き出している張本人だと思っているので、別に今から述べるタックルがどこのメーカーより優れているとか言うつもりは全くありませんし、おススメするつもりもありません。ついでに某国産至上主義の人にはそもそもKVDが組んでいるタックルセッティングの意味すら理解できないといった偏見すらあります。前のエントリーのラインストレッチに関してなど顕著に表れる部分かと思われます。

 全く知らない人向けの情報から言えばTour KVDシリーズはグラスとカーボンのコンポジットです。現在はTour Kevin VanDamというグラファイト(カーボン)ロッドも発売されており、KVDが使っているロッドが何か写真で見分けるには、ロッドのスレッドカラーを確認すればある程度わかります。
http://www.tacklewarehouse.com/icast10.html?ccode=QTKVDRD こちらの動画で違いを解説しており確認できます。
 ついでに日本人がよくしている偏見があるクランキングロッドのブランクにグラスかカーボンかという議論に、なぜコンポジットブランクを最初から含めて話をしないのか理解し兼ねます。議論の末に「両方のイイトコ取りでコンポジットもありますよ。」といった紹介をいつもされている偏見があります。それって両極の比較論としては必要なのかもしれませんが、アングラーが使うとしたらどれを選ぶべきかという結論にはなっていないということに気がついているのでしょうか? 価格が安くて使い分けられるぐらいの本数を揃えられるコンポジットが良いと思うと私見を述べたいところですが、日本のロッドメーカーにおいて、コンポジットでもカーボンロッド以上の価格だったりするようです(苦笑) KVD使い分ける最小の本数というのはびるど・あ・てくにっく-すぺしふぃっく・あーせなる で紹介したところです。
 TKVD705Mが2010ポストシーズンでのタックルでした。クラシックで使用したタックルの公式アナウンスはまだないようです。その2010ポストシーズン終了後のコメントですが
A longer rod allows for longer casts. However, later this fall, when I am fishing further back into the creeks around thick logs and laydowns, I’ll use a 6’6” (TKVD664M) or 6’ 8” (TKVD685M) rod for really precise casts with a Strike King KVD 1.5 or 2.5 square bill. A shorter rod allows me to be more precise. I designed the Quantum TKVD664M and TKVD685M specifically for using square bills around thick cover.”
 ロングロッドはロングキャストできる利点があるが、クリークで周囲が木で囲まれたような場所で釣りをするならば6'6"(TKVD664M)や6'8"(TKVD685M)を使うだろうと言っています。KVD1.5,2.5を正確にキャストしていくには短いロッドの方が利点となります。6'6"(TKVD664M)、6'8"(TKVD685M)はスクエアビルをカバー周りで使うようにデザインしたロッドだとも言っています。
 実際にDVDでボートドックの狭い隙間にクランクベイトを投げるシーンを、どちらかの短めのロッドを使用しているシーンを見たことがあります。
Quantum TKVD150PPT reel. “Because of the spool size of that reel, it’s really not what I consider a ‘slow’ reel, but it’s not so fast that I lose control. It’s really important to have control of your square bill when you’re working it through heavy cover. The 5.3:1 ratio is ideal for crankbaits in my opinion, whether I’m deep cranking or working thick, shallow cover.”
 TKVD150PPTリールですが、本当にこれを使っている映像を2010年には何度も見ました。2011年も我々はそのリールを見続けることになるのでしょうか。
 このリールを使用する理由はスプールサイズが大きいことによって、スローギアのリールだと思っていないことで、コントロールできないほど速過ぎないことだと言っています。ヘビーカバーの中でスクエアビルをコントロールするには非常に重要なことで、5.3のギアレシオがKVDにとってクランクベイトには理想的だとも言っています。実際に6XDといったディープクランクでも使用していますし、シャローのヘビーカバーにも使えるぐらいKVDの信頼があるようです。
“I always crank with fluorocarbon line. In open water like the sand bars and shallow ledges at the Alabama River, I was using 12-pound test, but anytime I’m cranking thick cover, I’ll use 17 or 20-pound test. The key to my new Strike King KVD 1.5 and 2.5 square bill crankbaits is that they run with an erratic, unstable, searching, hunting action that has great deflection qualities. That erratic action is what makes fish bite. As far as whether I choose the 1.5 or 2.5, I let the size of the baitfish and the water color dictate that equally as much as depth. If I’m in fairly dirty water, I’ll throw the larger bodied 2.5 square bill. The hooks are critical to me too. I always replace factory hooks with Mustad’s KVD Elite short shank treble hooks. I usually put a fresh set of those hooks on my crankbait several times a day – it pays off — I never lost a fish during the Toyota Angler of the Year week in Montgomery.”
 使用するラインはいつもフロロカーボンで、アラバマリバーでのオープンウォーターでサンドバーやシャローのレッジに12lbを使用しました。しかし、もしヘビーカバーであれば17-20lbを使用します。スクエアビルKVD1.5,2.5はerraticアクションを(中略)。1.5と2.5の使い分けはベイトフィッシュと水深を含めた水の色で決めます。もし濁った水で釣り始めるならばまず2.5を投げるでしょう。また針も非常に重要な要素です。私は常に標準装備のフックをMustad’s KVD Elite short shank treble hooksに変更しています。これはMustad社が昔から出していたトリプルグリップという形状のフックをリファインしたものです。このフックのおかげでモンゴメリーでは魚を逃がすことは無かったと言っています。

 このように昨年のことですから、言っていることが変わらないのが当然だとは思いますが・・・ラインサイズのチャートを作ってみました。
XPS Fluorocarbon line chart
12lb .012"(.30mm)
14lb .013"(.32mm)
17lb .015"(.38mm)
20lb .016"(.41mm)
25lb .019"(.48mm)
 ラインサイズが日本市場のものと比べて一見して太いのがわかる人は相当ラインサイズに気を使っている釣り師気質の人だと思います。モノフィラメントラインで12lbなら.285mmの標準直径が最も市場で流通しているラインサイズなんてすぐ言える自分にドン引きするなどしています。つまり、XPSのは.017mm太いわけですから、リトリーブスピードもそれに従ってものすごく微妙な差が(ry
 しかし、2011クラシックで使用したとされるのは.41mmなわけですから、日本人が真似したつもりで12lbフロロで巻いたとしたら.125mmも違うわけですから、単純にリールハンドル1回転でスプールが5回転するとすれば60回ハンドルを回すと300回スプールが回ってラインが37.5mmも変化が出てしまうわけですねと当たり前のことを申してみます。実際にはスプールに幅があるのでそうはなりませんが、イメージより数字で示すことで人の認識をよりハッキリしてくれることもあります。
 あと何でこれが良いと言われているのかわからない人は、本当にタックルセッティングが同じかどうか確認してみることをおススメします。リトリーブスピード、ラインサイズやラインストレッチが全然違うとか多くのアングラーが普通に犯しがちなミスなんじゃないかという偏見があります。

 ていうか前のエントリーの締めもそうでしたが、スクエアビルばっかり市民権を得て、同じクランクベイトであるリップレスクランクベイトのレッドアイシャッドが市民権を得ていないのはどういうことなのですか? 2010クラシックのウィニングベイトですが何か?(笑) しかも、2011クラシックのアフターインタビューでKVDが同じ条件でも、もう少し水温が低ければRed Eye Shad使っただろうと言ってるわけですから、日本の現在の気候や水温を考えればレッドアイシャッドが売れて使う人が増える方が正しいあり方ではないのですか? もちろん売り切れる前に購入するけど、まだ寒いから合わせてレッドアイシャッドもね♥的な購入をした人って居ないのですか? そういう購入ネタとかが得意な人ってただの流行を追っかけているだけというのを曝け出しているだけという偏見があります。シーズンに合わせて必要なものを買って、なぜ必要になるのか?とか解説するのって親切なコンテンツだと思うのですが、ランキングなどクイックレビューした記憶に一切無かったのとかは気のせいですか?
 当方は日本のルアーの流行を基本ディスってるタイプですが、この時期の定番としてリップレスクランクや赤のクローフィッシュカラーが全面に押し出されたりするなどして、一気に店から消えるアメリカの毎年の流行には肯定的です。そのreasonable、合理的な質の違いに気がつける日本人がもっと増えれば良いなと思います。
 ただ、国が違えば気候が根本的に違うと思っても間違いではありません、日本のこれからの時期はしっかりと水温や月(齢)に注目すれば良いと思います。現在のニューヨーク州とフロリダ州も全く環境の条件が違いますし、これから始まるエリートシリーズの初戦はフロリダですから、季節ごとのバスの動きの基本を抑えておかないと応用すら利かなくなってしまいますから注意した方が良いかと思います。
 KVD1.5も日本への入荷時期と入手して使用した時期によっては大ハズレなルアーとして扱われる可能性があったりする日本のバスフィッシング(苦笑) をちゃんとした方向へ磨いていくお手伝いをしてくれる方を常時募集しています。
 結論がKVDのタックルネタからは随分と離れてしまいましたが、ブログなどでたまに見る「クランカーなオレ」とか自己顕示欲が強いお方は、世界最強クランカーであるKVDのTKVD150PPTを購入されることを検討してみてはいかがでしょうか? KVDの釣りを越えるにはまずKVDに軽々と追いつくことって必要ですよねと提案してみるなど、無作為に誰とも知らない人を煽ってみました。

The “it” factor: Confidence. Supreme Confidence. When asked why he most always chooses a square bill crankbait around heavy cover instead of a vertical falling bait like a jig or Texas-rigged soft plastic he said, “For me it’s confidence. Cliff Pace fished slower with soft plastics in the same area as me in Montgomery, and he did really well, but I struggled to get a bite on soft plastics. I just always feel that if I can make them bite a square bill, that they’ll likely be good-sized fish – and my chances of winning increase.”
"it pays off"の"it"の要素はConfidenca/自信、それも最大限の自信だと言っています。なぜヘビカバーがあった時に垂直に落ちるジグやテキサスリグといったソフトプラスティックベイトを使わずに、スクエアビル・クランクベイトを使用するのかと聞くとKVDは「それは自信です。クリフ・ペースはモンゴメリーで同じようなエルアでスローにソフトプラスティックで釣っていました。彼はもちろんアプローチを成功させているのですが、私はその(ソフトプラスティックを使わないという)気持ちを抑えました。私はただいつも、もしスクエアビルでバイトが得られれば、それらは全て良いサイズの魚だと感じています。そして良いサイズの魚は勝つ可能性を上げてくれます。」
 ハードルアーを使い切れるアングラーというのは、結局その釣りにどれだけ自信が持てているのかということなのかもしれません。
 個人的には、スクエアAやモデルBあたりをブッシュの上にリトリーブパスを取って、ブッシュの真上を通過する瞬間に水飛沫を上げてバイトしてくるバスの姿を見てしまったためにやめられなくなっただけなのですが、そういった強いインパクトは、時が経過するにつれて出し時を得るという意味で、強い自信に入れ替わっていくと思われます。

 どんなタックルを使っても釣れるスキルってKVDにはあると散々申しておりますが、タックルをちょっと新調したぐらいで、釣りの難しさとか感じないで、平気で乗り越えられるそんなアングラーになりたいものです。

tag : KVD

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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