あめりかのとーなめんと勝利ぱたーんが必ず隠されている偏見

 普通にアメリカではトーナメントでのウィニングパターンやルアーが隠されている的な偏見を持つ人が日本のプロにもいるようですが、果たして本当なのでしょうか?

皮肉なことに日本では本当にそのルアーで釣れる、勝てるという事実を衆人環視の中で証明し公開するほうが重要なのだ。

http://file.aorigazo.blog.shinobi.jp/usoda.png
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というわけで、必ずしもそうではないと考えています。確かにエリートシリーズなどに見られるオブザーバーやテレビカメラがないところでは普通にあり得る話です。しかし、全てがそうであるような言い方には意義を唱えたいところです。
 その中で特に『BASSMASTER Magazine』,『BASS Times』といった紙媒体(『BASSMASTER Magazine』のみ完全デジタルもあり。)です。記者の求められているレヴェルが元々高いのかもしれませんが、トーナメントのウィニングパターンに関しては記者なりにツッコミを色々入れてその時一体何が起こっていたのかを可能な限り再現できるように取材しているといったことをしている偏見があります。例えば以前転載した
KVD - my prejudice

このようなイラストが文章/パラグラフと合わせて掲載されており、文字情報だけではイメージできないところを補完してくれています。
 ここまで書かれていて、もし釣れる秘密のルアーがあったとしても、その日の状況や要素が重なりさえすれば、自分たちで試してみることにかなり高い再現性があるのではないでしょうか? そういった意味でウィニングパターンが隠されているという部分を強調されることには強い意義を唱えたいところです。
 実際ヒロ内藤さんもバスマスターのツアーのプレスアングラーだった時代は「実際に目にしたトッププロの釣りを覚えて、その釣りが状況にいくら合ってなかったとしても、試合が終わったらすぐにでも自分で試してみたかった。」と言っておられました。「彼らが何を考えていたのか、どこを工夫していたのか?という部分を自分なりに理解しておきたかったんですね。」、そして「真似てみて散々釣った後に、違うなと思えば自分のやり方に変えるかもしれないし、とにかく何が一番大事なことなのか彼らの釣りを真似た中から見つけていくのが楽しかった。」と真似る釣りから得られることもあるといったことを教わったことを思い出します。
 彼らが勝った試合の状況、バスの位置、ボトムの起伏の変化や質の変化ことストラクチャー、ベイトフィッシュなどの様々な要素があるわけですが、それらを映像や紙媒体で知ることが可能で、自分の中で可能な限り想像して再現して釣っていくことができるメディアが存在する中で、日本人がアメリカのトッププロが本当のことを話すわけがないとかディスったことを軽く口にする傾向があるのではないかという偏見で作成してみました。
 たぶん日本のトーナメントに関しての釣りジャーナリズムが『BASSMASTER Magazine』と同等の記事やイラストで解説しているのとか最近見た記憶がありません。トーナメントの情報としてボトムの起伏がどうなっていて、ボトムの質が小石が混じるような場所を狙ったとか、もし書いてあってもそれを再現したイラストとか普通に見たことがありません。
 それにツッコミを入れられるだけの知識を持ったジャーナリストがいないのか、そういった情報こそ大事だと認識している読者・アングラーがいないのかといった部分では、かなり日本の知識レヴェルが低いということを露呈する仮説立ても可能です。ルアーや細かいテクニックに注目する前に、どうやってその魚を見つけ出したのかというのが大事になるというのがわかるのは、やはりボートに乗って事前情報など一切なしで釣りをして初めてわかるのでしょうか?
 大事なことなので何度でも言いますが、基本的に日本人アングラーは「どいうルアーとテクニックで釣ったのか?」という部分にのみ注目しがちで、それ以前の「どういう場所(ストラクチャー、カバー、魚のポジション)で?」というのが抜けているのではないかという偏見があります。例えば、ベイトフィネスなんていうのを流行させようとしているようですが、みんなが試そうとした時に、それってどういう場所で使うと有効なんですか?と聞いたら答えられるのでしょうか。そのテクニックを試す時に具体的に成功するであろう(ストラクチャーフィッシングという)例がないことで再現性が極めて低いことに皆さんは気がついているんでしょうか?
 チャターベイトも流行している(?)していた(?)ようですが、結局どういった場所でどうやって釣るのが効果的だったのか、自分の駒にできたアングラーってどれぐらい居るのでしょうか? ただルアーが売れたという流行に終わってしまった偏見があります。
 日本の釣り雑誌は結局そういった基礎・基盤の情報を疎かにし過ぎているのではないかと考えています。そんなメディアの中で、日本のプロが自分たちはアメリカのプロと違って情報を逐一公開しているとか言われても、基盤がないままそんな紹介のされ方してもルアーが売れるだけでしょ?と失笑してしまいます。

 ついでに『BASSMASTER Magazine』,『BASS Times』やテレビ放映全てをリソースとしてエリートシリーズを見ていくと、何となくその時に重要だった条件・要素が普通に見えてきます。そうなったときに、何となく「たぶんこのタイプのルアーも一緒に使ったりしたんだろうな。」というのは素人でも想像できる範囲で存在したりします。例えば、ディープクランクがメインの試合では間違いなくキャロライナリグが同じゾーンに入るベイトとして外せないところです。
 シークレットベイトがなくても、その釣り・アプローチ方法を再現してみれば釣果が上がるはずです。カラーの使い分けと同じで2尾が3〜4尾にと、釣れる数とウェイトが命取りになるトーナメントだからこそ必要なものであって、ルアーでもないしテクニックでもない、バスの釣れるゾーンとスピードを探ることを習得しようとした方が、釣りのスキルをブラッシュアップしたい人には絶対に役立ちます。
 結局、いくらシークレットベイトとして隠されようが、自分は基本あまり気にしません。その日どうやって、誰よりも魚を釣り上げるまで辿り着いたかというプロセスに注目することが最も重要だということを知っているからです。例えば、そのプロセスから成功までをいち早く組み立てるスキルこそが、KVDがあの地位に就いている理由ではないでしょうか。

 今後、釣りの基礎・基盤の情報を提供しつつも新しいテクニックを紹介したりする、バスフィッシングの面白さをしっかりと伝えてくれるジャーナリズムのある釣り雑誌が増えてくれることを心から望んでいます。また自分がシークレットとか無くて全部公開しているとかいう見当ハズレな言いがかりで、自分の弱さを露呈しながらも自己防衛するのも辞めてください(笑)


32分あたりにプレスアングラーだった頃の内藤さんのジャーナリズムが解説されています。
 そもそも時間をかけて得た経験・テクニックを持っているアングラーって未だに日本にほとんど居ない偏見があります。まだよくわかってないから公開できませんとはせずに、わかっていないまま公開に踏み切っているとか割と雑誌でも良く見た気がしています。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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