びるど・あ・てくにっく-すぺしふぃっく・あーせなる

 釣りの世間はお祭り。フィッシングショーが近いので世間のブログはその話題一辺倒な偏見です。それぐらい日本は寒くて釣りにならないんじゃないかと察しています。
 しかし、このアイテムに注目したいだとか、これが欲しいとか読んだところで「一体何の得があるのですか?」と問いたくなる季節です。販売店やプロスタッフなどがそうするのはわからなくもないですが、個人が言う分には全く誰も得しないエントリーだと思うのですが、一体そんなことで占められたブログを見て誰が面白いと思うのでしょうか?
 もし欲しい道具があったのだとすれば、その理由を3行ぐらい書いてみたらいかがでしょうか。例えばこの釣りに使う今までのリールはこうだったから、その点が改善されている今回アップデートされたこのリールはこの点で利点になる。その点がアップグレードされることで自分の釣りがこう変わるのだということを事細かく書いている方がまだマシです。
 自分の場合、読んでいてそのような理由付けもなしに欲しいと言われても、新しい物、流行を追いかけるのが好きなだけなんだなと幻滅してしまいます。釣りにも色々とスタイルがあるので、クランクベイトを巻くリールとしてみる人も居れば、ジグ・ワームのリールとして見る人も居ます。そのような自分とは全く別の意見を見たいとかそのような動機がブログを読んでいる理由ではないのですか? その点を忘れて単にこれ好き、あれ嫌いとか言われても、ランキングとか登録しないで閉じたSNSとか知り合い同士でやってくださいといった気分になります。

たっくるおーがにぜーしょん・ふぉー・とーなめんとあぷろーち

 トーナメントアプローチを行う上でロッドって何本必要なのかという部分を説明しておこうと思います。当然釣りのスタイルで選択するものは大きく変わってきます。そこで世界のバスアングラーの頂点に立つKevin VanDamの選択を引用したいと思います。彼のスタイルは所謂パワーフィッシング、中でもスピナーベイトがごー・とぅー・べいとだと言っているので、リトリーブ中心で全体的にボートスピードは早めです。近年のウィニングベイトを見ていくとリップレスクランクとクランクベイトが中心になります。そんな彼が一体何本のタックルをボートに搭載しているのかといったところです。
http://bassanglerspirit.blog127.fc2.com/blog-entry-27.html DVDで紹介されていたのは、2005年は1年間でロッドとリールの組み合わせを45セット、使用するラインの量は 22,500 yards or 13 miles of line/1シーズン だったようです。
 KVDの著書によると25以上のロッドとリールのセットをボートに搭載しているようです。これはRevisedバージョンでも内容がほとんど変更されていません。先に言ってしまうとジャーキングにファイバーグラスロッドとあるのは書いた時期が古いからに他なりません。

 まず25セットボートに積むのはゴルフと類似している点です。様々なリグに合わせたロッドがあり、リールもリトリーブスピードの遅速に応じて変更します。その中でKVDは25リグを基本に組んでいるようです。25の中にはトラブル時のバックアップなども含まれている場合があります。その中身を見ていきましょう。

スピナーベイト
 6本の用途の違うロッドを組んでいるようです。レングスは6-1/2〜7ftで、ルアーのサイズに合わせてパワーなどを変えています。小さなスピナーベイトにはライトなロッド、ヘビーなものにはヘビーなロッドといったところです。加えて、ラインサイズもカバーの濃さやゾーンを変更で使い分けます。

フリッピング/ピッチング
 最小でもフリッピングロッドを2本は積みます。1本はヘビーライン(25lb)で、もう一方をヘビーラインでも間になる17lbを組みます。そして片方のラインカラーをクリアにし、他方を蛍光色にするようです。
 ピッチングロッドも最小で2本用意し、フリッピングロッドよりわずかにソフトなロッドを選択します。このロッドは小さめのソフトプラスティックベイトをピッチングするのはもちろん、キャロライナリグにも使用します。

スピニング
 多くのバスプロ達と違い、6本程度しか積みません。スピニングは幅広く、具体的にジャークベイト、ジャークワーム、ソフトプラスティックフィネスルアーといったテクニックに使用します。これらのロッドはレングス、パワーを違ったものにしておき、ラインサイズもそれに合わせて違ったものにします。ラインサイズは6-10ポンドテストを使用します。その中でも1本には30lbまでラインサイズを上げたブレイデッドラインを入れておき、フローティングワームやソフトプラスティックのフィネスベイトをヘビーカバーへアプローチする時に使用します。これはキャスティングギアを使用したくない特殊な状況用なのだそうです。

クランクベイト
 6本からそれ以上のタックルを組みます。クランクベイトが最も効果的な場合は、ラインサイズだけを変更したタックルを組んでしまいます。ラインサイズは10-17lbを入れます。その理由は、ラインサイズでルアーの限界潜行深度が変わり、ルアーを変更することなくロッドを変更するだけで限界潜行深度を変えてアプローチしたいからです。もちろん太いラインは潜行深度を浅くし、細くすると深くなっていきます。
 彼は主にフロロカーボンラインをラインストレッチの少なさと沈む特性からクランクベイトタックルに使用しています。

ジャークベイト
 普通2本のロッドを組んで、軽いミノーにはスピニングタックルを使用し、大きなジャークベイトには短めのファイバーグラスを使用します。

トップウォーター
 トップウォーターが有効な時期であれば、ポッパーとペンシルベイトタイプ・バズベイトの2本を組みます。ロッドレングスは6〜6-1/2ftでソフトティップがあるロッドが、彼にとってルアーにギヴンアクションを入れやすいのでおススメだと言っています。

 このような数になることから、著書のチャプター冒頭でも、ほとんどのアングラーは特定のテクニックごとに、様々な状況に合わせていくために、8〜10セットは必要になるとも言っています。
 もちろんトーナメントではパターンがあるわけですから絞り込みなどをして必要なロッドを増やしていくことが想像できます。
 またKVDの釣りのスタイルで選ばれていますから、フリッピングが得意なアングラーはスピニングタックルをさらに減らしてフリッピングタックルを入れるかもしれません。
 その辺りは自分の釣りのスタイルの好みなので、絶対的なものではありません。しかし、こういった基礎的な考えをリソースとしてロッドを購入していくことが釣りの幅を広げられて、バスフィッシングをより楽しくしていく方向に向いていくのだと思っています。
 またこういった考察無しにタックルを増やしていくのは、単なる銭失いになるだけなのだと多くの人が気がついてしかるべきなのだと思います。自分の想像上だけでもトーナメントタックルをリストアップしてみて、足りないのがどこか無駄にあり過ぎるのがどこかなど一度やってみると面白いと思います。
 ワーム育ちの日本アングラーの皆さんはたくさんのスピニングと用途の分からなくなったキャスティングタックルばかりで、クランクベイトタックルが全く入っていないのだと言う偏見があります。
 もちろん自分はジャーキング用がKVDのスピナーベイトロッド並みにあって、逆にスピナーベイトロッドを減らすような感じになります。クランクベイトタックルは現在色々と物色中といったところですが、それでも既に4本あったりします。
 このようなトーナメントアプローチのタックルを組む参考出典は、日本のプロですら見たことがないのですが、やはりプロモーションに夢中みたいな感じなんでしょうか。ただ、もし聞いたところで9割スピニングタックルで、トーナメント中にキャスティングタックルで唯一使うのがコレみたいな紹介をされて何の役に立たない偏見もあります。もうクランキングロッドどころかキャスティングタックルを見つける方が大変だと言う偏見です。
 日本とアメリカ、釣り場とトーナメント事情が違うというリソースの無い意見には飽きました。そんなに言うならそろそろ引用できるデータを引っ張って来てください、お願いします。自分が言うのも何ですが、それこそ偏見ってやつじゃないんでしょうか?
 フィッシングショーに行って「欲しい、欲しい」ばかり言う前に、タックル構想を頭の中におくことをおススメします。必要なものがわかると具体的で充実した質問などが制作者やスタッフから聞けて、ショーに行ったという満足感も高くなるのではないでしょうか。




Reference:
Kevin VanDam,Louie Stout"Kevin VanDam's Bass Strategies Revised Edition"2010

95年版ではプラドコがスポンサードしていたので現在Popperと表記されている部分がPopRと表記されていたり、Walking topwaterがZaraと書いてあったりします。ジャークベイトの項目もラトリンログとしっかりとネームが書いてあります。読み比べたりしますが、根幹は変わっていないのでどちらも読むのもおススメです。

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There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
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