この世は模倣されたモノたちで満ちあふれている。そして、ジャーナリズムの進歩が模倣の速度を驚異的なまでに引き上げている。あらゆることが一気に全世界に広まり、次々とブームが作られる。これからの世界を生きる人間は、このブームの中に隠れている本質をいつも注意深く見つけ出す努力をしていないと、自分の立ち位置を失ってしまうことになるだろう。

 この狭いアメリカ合衆国のbass fishingを取り扱っているにも関わらず、その狭い狭いカテゴリーの中ですら模倣された者たちで満ちあふれている偏見があります。オリジナルなきコピーなんていうのはジャン・ボードリヤールの唱えた理論であり、広告代理店に憧れた世代が好きそうな理論で、このアメリカの釣りが好きそうな世代とばっちり合いそうな偏見があるわけですが、きっと彼らは勉強してこなかったなどと居直り、その本質を見極めることすらも最初から諦めているという偏見に集約します。
 コピーが悪いかと言えば、そのオリジナルなきコピーという理論を参照するならば悪いことです。従って当ブログでは何度も引用・出典というとても高尚なアカデミック・メソッドを採用することを推奨しているわけですが、誰にも聞き入れてもらえないというのは本当に釣りバカというのは脳味噌空っぽの馬鹿でしかないという世間的なイメージそのものをステレオタイプとして固着させてしまう悪癖ではないかと問いかけてみるなどします。
 そもそも人間とそれ同士が育む関係性から見えてくる文化が出てこない道具の記事に一体何の価値があるというのでしょうかと問いかけたところで誰にも理解されないという偏見もあります。

 さて先日開催された会合の中でふと思い出したように話題にして誰もピンとこなかった動画を貼り直しておこうと思います。内容としては、ルアーが水中で主観的に想像している動きなんて出ているわけがないという話題から当方が引き出しから取り出したものです。
 比較としてfluorocarbon, braided, monoをラインサイズ別に見ていこうというトピックです。中でもbraided lineが細さの割に光を反射して存在感があるといった映像、加えて17 pound-testのmonoが同様に光を反射して存在感を出すと共にコイル状になってフォールスピードに影響を及ぼすあたりが見所です。
 そこでHook n' Look側、彼らの結論というのはbraided lineに備わる浮力というのはラインサイズが細い側にあれば動画のようにそれほど大きく影響しないということで、その欠点はラインが存在感を示しているという一点に集約できるのだからラインの光の透過率が水に近似し見えにくいfluorocarbonの8 pound-testをリーダーに組んだシステムがツールとして最適であるというものです。
 もちろん世の中広い中でこれは動画のような状況で最大限有効にツールを利用する彼らの結論であり、10lb braidだけでこういったソフトプラスティックの釣りが成立するのかと言えば全くそうではありません。こういった知識を取り込んでおいて、仮にもっと濃いカヴァー・フィッシングでこういった釣りをしなければいけなくなったときに一体どのツールを使用するのが最適であるかという判断を即座に引き出すことが重要なのです。例えば同じ17lbであればmonoよりfluorocarbonが最適な状況もあるでしょうし、また逆にmonoのライン自身が持つ浮力を活用したフォールスピードの遅さを利用することが大きな利点になることもあるということです。ラインが太いことでフォール・アクションが良くないというのであれば、フォール・アクション以外でバイトやストライクを誘発することを考えれば良いのです。フィッシング・ラインだってツールの一つです。利点があれば欠点があるわけで、自分自身が使用するときにツールとして使い分けられるかというその聡明さが重要だということです。


 情報というのは今や消費されるものであり、二番煎じかのように複数回取り上げることが許されないといった雰囲気がありますが、本当にその中身・コンテンツを理解しているからもう不要だという意味では決してない現代で、個人の能力で本質を見つけ出せないとなれば、本当に自分の立ち位置なんていうのは無くなってしまいます。そんな立ち位置なんて必要ないと自覚してしまった透明な人間もいるわけですが、当著者はそんな透明になるなんてまっぴらごめんですし、透明になるぐらいなら何かを失った方がマシだという立場です。
 これも以前貼り付けた記憶がありますが、この動画の面白いところはKevin VanDamの総括です。動画のようなフラットで釣りをして効率良く魚を釣っているように考えがちだが、事実は魚が針にかかっていないだけでもっとたくさんの魚がそこにいるということだという内容です。それはつまり、釣りというのはいかにメンタルで己をコントロールしながら行っているのかという重要な鍵についての理解ができる内容となっているということです。
 もちろん当著者がKim Stricker ProductionのHook n' LookのDVDを2年ほど前に5シーズン分全て購入して視聴したことは言うまでもありません。ここからGoProがB.A.S.S.のスポンサーになったり、現状ではElite Seriesに参戦し始めたBrent Ehrlerの胸部にハーネスを使用して常に録画しているようですし、Major League FishingでKevin VanDamもそのハーネスを使っていました。これほどPOV cameraが普及しつつある現状で、人が潜水して撮影するというGlen Lauの流れを汲むコンテンツがどうなったのかvimeoで購入できるようなので、これを機会にまた新しいエピソードを視聴してみるのも悪くないかもしれません。もちろんこれのスポンサーであるStrike Kingの販促であることは間違いありませんが、日本のメディアのとんでもない勘違いとによる無価値な提供とは明確に区別される、ツールをツールとしてどのように最大限有効に利用していくのかという価値あるアイディアを常に提供してくれます。今回の件から学ぶべきことはアングラーがそれほど優秀でなくても製作側が聡明であればコンテンツとしての存在価値があることを教えてくれるということです。

ネット上でおそらく悪口も相当書かれているのではないかと思うが、それも気にならない。もしも僕に何か言いたいことがあれば、いっそ手紙でもくれた方がいい。しかし、実際はそんな手紙が来たためしはほとんどない。みんな僕に言いたいことはないのかもしれないが、伝え聞くネットの中での熱狂と、現実世界の静かな反響の違いはどうしたことなのだろうと、不思議にさえ思う。

 このタイトルを使う日が来るとは思ってもみませんでしたが、世間的にエクストリーム・謝罪でストレートやらかすような人をエクストリーム・逆ギレで擁護しちゃう世界のことを一体どう信用しろと言うのでしょうか?釣り産業の闇そのものなのでしょうか。裏でリンクしていることがすぐにでも臭ってしまうような過剰な加害者擁護というのは冷静な見解からして見るに耐えないものであり、工作活動している連中って本当にどの世界においても脳味噌空っぽな連中がやっているんだなという偏見があります。コピペですが普段から「自分の頭で何が正しいのか」考えられなければ、例え小奇麗な服を着ようが選挙権を持とうがつまるところ知性面での奴隷だと思う。そういう人生が幸せか不幸せなのか、奴隷ばかりの会社が良いのか悪いのか当著者は知らなくて、ただ「悲しい」と感じるだけだけど。そんな工作活動しちゃうような知性面での奴隷達にこの言葉を贈りたいと思います。しかし大事な教訓を懇切丁寧に贈ったところで理解できないだろうから感謝すらされないという偏見があります。とりあえずエクストリーム・逆ギレにノミネートしちゃったうっかりさんたちを2014年の強烈なメンバーも含めみんな許してあげないといけないですね(笑)
 ある種の愛を諦めなければ、何かを犠牲にしたとしても、排除する圧力によって透明にされることはありません。


 さてBassmaster Classicで誰も触れようとしない話題について綴っていきましょう。
 Expo会場でhttp://www.bassmaster.com/video/12-hours-bassmaster-classic-live
といった映像の内容をB.A.S.S.が配信していました。そこでMark Zonaが声をかけたのがDon Iovinoでした。髭の無い現在のDon Iovinoが元気で何よりであると共に、2004か2005年あたりにGary Yamamoto's INSIDER LINEなどの写真で見ていた顔でないのでLegend Don Iovinoと明確に自分の耳に届いているのですが本人であるかどうか戸惑い驚きました。確信を持ったのはインタビューが進みdoodlingと言った瞬間でした。
http://bassfishingarchives.com/western/don-iovino-western-doodle-king
 Terryさんのところにも出演してくれています。そこでのインタビューがTerryさん特有の興味から入っているあたりが自分の聞いてみたいところと非常にリンクしていて楽しかったので紹介します。
 Don Iovinoが最初にシェイクというテクニックを使用して釣りをしていたのはnight crawler, ミミズだったことを教えてくれます。さらにその魚種はバスではなく、トラウトだったと言います。George Cochranがトーナメントを教えてくれ、試してみようと考えたそうです。Black and brownのwormを使って、シンカーとビーズを使った釣りを「ストラクチャーの上」で行ったと強調して、その当時は皆岸にキャストしてリトリーブしてくるのが一般的だったこととの差を教えてくれます。ここでTerryさんがシンカーに色を塗ったのはあなたが初めてかどうか質問します。本人は"no idea",わからないと答えますが、black, red, green, brown, purpleの5か6色ぐらいワームに合わせて使用していた事実を語ってくれます。Gary Kleinなども言っていますが、sissy baitなんて揶揄されても実際に勝ったという実績がありました。そしてこのインタビューが行われていた今現在を見て、Dean RojasにCasey Ashleyがデプスファインダーを使ってストラクチャーの上でシェイキーヘッドを使いシェイクするといったdoodlingそのものをしているという点について釣りそのものが変わらない本質的なものを把握していたことに誇りを持っているような受け答えをしてくれています。

 この話の要点から歴史と今をつなぐ、そこにある確かな体系を感じることができなければ、それは勉強不足です。単純に理解するために必要な情報が足りていません。体系化されているということは、そこには不変の理念があるわけです。この場合、シャローでしか釣ってこれなかった人間が大半の中でfish crazyと数えきれないぐらいの魚を釣っていたことを伺える発言をしているように、ディープ側でelectronicsことデプスファインダー、当時の呼び方であればむしろfish finderが適切かもしれません、それを使用してverticalという釣りを展開したわけです。さらにラインサイズを落とした今のfinesse fishing, 昔のsissy bait fishingを発展させた張本人なわけです。後にflipperでjig fishermanのGary Kleinを代表とする人がそのvertical fishingがflippingのそれと同じであると体系化して今に至ります。Pitchingを多用するDenny BrauerだとかTommy Biffleに代表されるflipperはそのfinesse fishingを得意とはしないのはflipperと一口に言ってもその中でさらに細かく分類できるということです。もちろんその分類方法は文章のトップに書いたpitchingとflippingという似ているようで全く違うキャスティング・ディスタンスにあると当著者は体系化しているわけです。ピッチングはルアーに誘いをかけるとどうしてもラインの角度でリトリーヴになるという意味です。そこで必要な条件を求めたピッチング・ロッドとDee Thomasを始めとしたGary Kleinの言うフリッピング・ロッドは別になったりするわけです。
 閑話休題、またストラクチャー・フィッシングが必ずしもルアー・フィッシングを意味すると思ったら大間違いであるというのもストラクチャー・フィッシングを連呼したがる悪い商売をしている連中は知らないという偏見があります。自分で調達した船で船頭もガイドもなしに餌釣りをしたことがあれば、そのストラクチャーというのは言われなくても当たり前のように使われる、その語彙を知らなくとも利用している概念です。その理解を基盤として、そのとあるスポットでsuspend fishをverticalに釣るために必要としたツールとしてそのdoodlingのリグが生まれたのです。同じディープ側での釣りを得意としていたproと言えばTom Mannがいましたし、彼も4-pound testといったラインを使用することがあると言っていたことを思い出します。両者に共通している点は、ストラクチャーという地図から読み取れた情報に加えてelectronicsの出現で足下の実際の変化を読み取って情報として扱うことができるようになった革新があったということです。
 またDonは、シンカーにカラーという概念を持ち込み、使用するワームと同じカラーにすることで魚への見せ方を変えるという手段を用いています。そのウェイトのカラーというのは近年のタングステンに変わったウェイトを見ても何色も販売されているように、誰が最初にやったかということを除いても効果があると多くの人に認められているアイディアであり、Donがそうしてきたのは正しかったということです。

 さて歴史を踏まえた上で現代のテクノロジーを用いた彼らがどんなアイディアを持ち込んでくれるのかという点については、正直Bassmaster Classic 2015で感じたプロ達の水準低下を見る限り、若干期待したいところです。
https://insightstore.navico.com/insightgenesis
 後ろに見える新しいサービスにしても非常に興味深い、今後起こり得る「今までなかった何か」が生まれそうな気配があります。サービス終了と共にデータの扱いがどうなるのかという不安はよぎりますが、ボートで釣りをする人口が安定している国であれば杞憂に終わるという見方もあります。逆に日本ではボートの釣りが一般的でないことが原因で一切流行らないという予想ができます。また必要以上に秘密主義で公共の利益として釣りを教えるということができない人だらけである現状を見れば、ソーシャルメディアとリンクすること自体に意味を見出せない人だらけだという偏見もあります。国を問わず、悪巧みするために使用するならSNSというのは非常に便利であるという見方と偏見もあります。

 今回の件から学ぶべきことは、古今問わずその世界に革新を起こす人間というのは特定の人間であって、その人間は決して透明な多数派の中から生まれることはないのです。そして、彼らの聡明さは時間が経過しようとも変わらず聡明であるということです。
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

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