「One for all. 一人に傷を負わせてそいつを排除する。一人はみんなのために。よくやっていることだろ。」

 Bassmaster BASSfest at Chickamauga Lake - Dayton, TN, Jun 11 - 15, 2014
日本では誰も話題にすらしなかったという偏見があるeventでしたが、なぜ話題にならないのか不思議でしょうがありません。Elite Seriesのその日その釣り場で140名中top 50に残った人達が実際にファンと交流したり、seminarをやってくれるというのだから素晴らしいことではありませんかという意味です。
 きっと心の片隅で舐めた態度でElite Seriesのプロ達を見ている人達ほどこのBASSfestで行われたセミナーを見ようともしなかったという偏見があります。
http://www.bassmaster.com/video/fred-roumbanis-talks-pitchin-and-flippin
 まず印象的なのは、貼り付けたのはFred Roumbanisのものですが、John Crewsの動画も含めて、用意されたであろう椅子の並びの最前列に座っているのが揃いも揃って白髪の人々であるということです。比較するならば、過去に日本のフィッシングショーに来たSkeet Reeseが当著者の見確認情報で言っていたそうですが"kids"ばっかりと言っていたように、明らかにbass fishingに対し真剣に向き合っている層というのが違っていることが見受けられます。日本のフィッシングショーに走っていく人達をよく観察してみればメガバスだのイマカツだの比較的若年層ばっかりではなかったでしょうか。この比較をもって、「日本のバスフィッシング」文化なんて名乗ることすら恥ずかしく、何も知らないことを知らないままでそんなことを言っているという印象すら受けます。なぜならアメリカ合衆国内での相手はビジネスで引退を迎えようとしているとか引退した人達も含まれているのに対して、その層が微塵も含まれていないようにしか見えない若年層がため口で釣りを説明をしてくる日本のバスフィッシングの方向性について批判しているというトピックがあるためです。侮辱的に言ってしまえば日本のそれはいつまでたってもガキの遊び程度でしかないということです。このあたりを自覚すること、無知の知と言われる知らないということを知っているといった態度から初めて「日本の〜」といった論調をして頂きたいものです。そんなことも知らずに「日本の〜」と言っているのははっきりと主張すれば滑稽でしかありません。
 加えて手法について言及するならば、これは完全に英語圏で言うセミナーです。日本のセミナーと称した一方的に聴衆に講釈を言い聞かせる講義・レクチャーとは違います。主題となる講釈を終えた後すぐに質問を受け付けそれに対してどう考えているのか、どう選択していくのか話していく内容となっているわけです。このやり取り、続々とされる質問を見た印象として教育水準が日本とは随分違うと感じることができればそれは個人の何か障壁となっているものを乗り越えるまたは打ち破るための糧となるはずです。大事なことなので言っておくと、どちらかが絶対的に良い、神のような存在だなんてことはあり得ません。そこには利点と欠点が必ず存在しており、そのどちらの利点を有用性として選択し生かしていくのかという決断があるだけで、さらに言えば結果は結果であり必ずしも願っている結果が伴うとも限りません。これも大事なことなので何度も言っていますが、正解を探すことなんてできませんし、そもそもここに正解など無いのです。
 さて、こういった動画を所詮初心者のものだと見下して見ようともしない日本人のアメリカのモノ好きがほとんどだという偏見があるわけですが、そんな連中に限ってこういった基本を見下すことから論理構成がおかしかったり非科学的になるという偏見もあります。論理構成として広義のトピックが何であるか、話のトピックがどういった方向でズレたのか、細かい質疑応答にある細かいその瞬間のトピックは何であるか、こういったことを双方向で学ぶのがセミナーであるわけですから、それを学ぼうとしないで単に聞き流すだけではどこぞのすぴーどらーにんぐといった教材のように学習できないのは当たり前です。この人のこういう論法や話し方は使えそうだとか常にそういうことに意識を強く持っておくわけです。そんなこともわからないような人がおせっかいにもレクチャーなんてしてこようものなら、所詮はその程度の教育水準の中で育ってきたのだと気にする必要など全くなく見放す選択と決断をするべきです。
 さて本編の内容に触れる前にこれだけの事前知識がないために日本では一生かかってもbass fishingをElite Seriesのプロ達の聡明さを理解できないという警鐘を鳴らしているわけですが高等教育における教育水準のためか理解されることはない、今のままでは未来など無いという偏見があります。

 本編の何が面白くて引用したのかというと、別に道具立てだとかそういうことではなくて、green pumpkinという色がUVライト・ブラックライトを照射するとglow(光を反射して柔らかく輝く)と言ったことについてです。ついでにこの反応はluminescence(ルミネセンス)と呼ばれphosphorescence(燐光)とfluorescence(蛍光)に分類されるわけですが、日本人的な感覚で言えばグローは燐光、蓄光、夜光塗料の方をイメージすると思われますが、実際分類はあいまいです。そして今回のgreen pumpkinについて言えばfluorescent colorであるということです。
 彼が嘘を言うわけがないし、実際に家にあるグリーンパンプキン・カラーのジグをかき集めて暗闇の中へ、そして最近蛍光色がどれであるか確認するために購入したブラックライトを当てたところ確かに柔らかく光を反射する蛍光の反応が出たものがありました。スピナーベイトは確認していましたが、ジグの蛍光色という意識は全くなかったため試していなかっただけに若干驚きました。もちろん比較としてblack & blueカラーのジグも横に並べて比較しています。わずかに反射してくれるために見過ごしそうになりますが、green pumpkinの表示でも蛍光反応するものとしないものとがあったためにFred Roumbanisが言っていることが事実であることを経験として実際に確認できました。疑っていたわけではなく、実際に他人の経験を自分が追体験することが大切であるという意味です。
 ついでに当著者はこの2種類を購入したわけですが、ソーラーのものは長らく釣り用の鞄の中に入れていたことから単なる充電不足か潮でも被って不用意に濡れることがあったのか点灯しなくなってしまいました。
 基本として説明しておけば、蛍光色と普通の色との違いは目立つか目立たないかという違いが出ます。このあたりは当ブログの新年明けて早々に連続投稿された数々の中からこれを見逃さなければ既に知っている知識であるはずです。中でも引用したリンク先としてのこれの理論解説部分である冒頭を読めばすぐに理解できるはずです。もう少し説明すれば、蛍光色は水深がある場所まで持っていっても色が変わらないけれど、普通の色は見え方が変わってしまうという違いが出ます。例えば、蛍光色ではない赤色を光量の少ない水深まで持っていくと赤色は赤色に見えずに黒に見え、そこから水深を浅くしていくと次はグレーになります。さらに浅くしていくと今度は緑色になります。さらに浅くすると次はピンクに見え、水面に近くなってやっと赤色に見えるようになります。これが蛍光色の赤色であれば、そのまま赤色が残り、緑色にはならずにグレーから黒へと変わります。これが蛍光色が蛍光色でない色と比較して目立つ理由になります。このDr. Loren G. Hillの追求した科学、ロジックに関して、当著者が日本の釣り人の中では現状一番詳しいという自負があります。
 いずれにしても、green pumpkinは意外や意外、地味なカラーではなく、派手で目立つカラーであることが判明したわけです。これって日本的な感性で見れば相当衝撃的ではないでしょうか。きっと日本でグリーンパンプキン・カラーが蛍光色だなんて言ったとしても誰も信じなかったのではないかという偏見すらあります。どうして蛍光色になったのか製造段階のことを考えると、元々pumpkin(パンプキン)・カラーにgreenを混ぜてみたという村田基氏の提案をたぶんCrazy Head Lure Companyこと現Charlie Brewer's Slider CompanyのSlider wormで依頼したことが最初であると村田基氏本人が語っていたことがありますが、今回の件を考察するとその混ぜている緑色が蛍光色であるということが考えられます。ついでに当著者が確認したジグの中に茶系ことパンプキン・カラーがあったわけですが、UVライトでは蛍光反応を得ることはできなかったこともこの仮説を立てる理由の一員となっています。それではなぜ蛍光のグリーンをシリコンスカートのカラーに混ぜたのかと言えば、これも村田基氏の言い方に似てしまいますが、きっと蛍光色が入っていないグリーンパンプキンより発色が良くて売れそうに見えたという人間へのアピールであったことが考えられます。例えばルアーのパッケージにブラックライトを当てると高確率で蛍光色であるという事実を踏まえています。それが結果的に魚から見ても目立つということにつながり釣果となっているのだとすれば面白いことです。近年あったカラーの選択肢の中で科学的であったのはpinkish purpleというmorning dawnかと当著者は考えていましたが、fluorescent green pumpkinという存在はその考察を大きく変えそうです。
 前回の投稿の真意を読み解けなかった可哀想な読者からすれば、fluorescent green pumpkinとnon-fluorescent green pumpkinのどちらが良いのかという話をしたがると思うのですが、ゲームフィッシュはおおよそopportunistic feederであるからして、明らかにfluorescent green pumpkinに利があると明言しておきましょう。それはDr. Loren G. Hillが統計学としての結論として証明していますし、今回のFred Roumbanisのように多くの聡明な釣り人達の経験も加えると裏付けとしては十分なはずです。

 あとカラーに関して考察するときに、日本人が絡むと大抵このように結論のはっきりとしない禅問答のようにも見えるアフォな内容になるという偏見があります。そして、なぜかシーズン・季節というフレームで使うカラーを変えるということをトピックとしてかたくなに変えようとしないあたりもキレの悪さです。そもそも季節というフレームで使うカラーを特別変えているわけじゃないということが発覚した時点でトピックをひっくり返すなり変更するなりしない限り本来はコラムとして成立しません。挙げ句の果てに、湖の透明度や状況に合わせて変わるからこれという絶対的なものはないというある程度のまとめまでいったところまでは評価できますが、そこから最低限suggestion(提案)としてこの水系ならこのカラーを基本にといったものが一切無い、つまり何の結論も無しに終えているところが、タイトルの割にタイトルで導き出したい結論が無いという点が最低です。当著者の感想としてはっきり言ってしまえば、「だから日本人のメディア関係者にこういうこと聞いて欲しくないし、日本人の体系化すらされていない話なんて聞きたくないんだよ。」ということです。読者として、こういう体系化されていないこと、まとまっていないことを平気で流布するから世間的にカラーなんて本当にどうでもいいことかのように扱われる諸悪の根源であると主張していることが読み取れているでしょうか。そしてこれが仮に同じトピックで英語圏の聡明なメディア関係者にかかれば、トピックが途中から変わることが予想されるし、最低限結論としていくつかの色の提案が出てくるはずだということです。例えばこういうことです。
 カラーの話題にしてもルアーの話題にしても、魚に聞かなければわからない、魚が人の言葉を話さなければわからないなどという言い訳で、アプローチしてみた魚が寄ってきたとか逃げたとか魚に実際に反応を聞こうとしない日本人達で溢れているという偏見がありますが、言い訳したところで魚に聞いてみた人がいるのだからその結論から逃れることなどできないのです。今回の件から読者が学ぶべき教訓は逃げるだけでは解決しない物事もあるということです。

「自分が変われば世界が変わるというのは嘘だ。都合のいい嘘を押しつけられて妥協させられているだけだ。本当に世界を変えるってことを教えてやる。」

 いい加減当ブログでは何度も何度も「ここに答えはありません。」って書いているのだから、釣りに関してでも何でもwebをいくらさまよったところで自分が探している正解なんていうものが書かれているわけないんだから、もうそういう問答するの辞めませんか?と問いかけたところで本意を理解してくれる読者なんてほとんどいないという偏見があります。仮にwebをさまよって見つけたそれは結局のところ自分の選んだ選択肢が間違っていなかったのだという自己弁護的な安心感を得たいというだけですし、選択肢に最初から成功も失敗もないのだといつになったら気がつくのでしょうか。釣りに関して言えば、釣果があった、釣果がなかったという成功も失敗も結果論であってその結果を導くために選んだ選択肢が選んだ段階で正しいことも間違っていることもなくて、結果として成功か失敗かがわかるというただそれだけのことです。タックルと呼ばれるツール群にしたって、利点があれば欠点があるわけでそこに完全で完璧な神のような存在、正解などあるわけがないのです。そもそも当ブログに辿り着くということ自体がこの「あるはずもない完璧な正解探し」に助力している諸悪の根源の一部であるという批判に当著者はその根本的な部分に反論することができませんが、それをbreak throughであったりovercomeを起こすヒントとなることはいつだってどこかに盛り込んできたという反論をすることだけは許されるのではないかという自負があります。

 さて先日、本物そっくり・リアルな造形やギミックをつくることが日本の十八番のように言われたことに対して、当著者は非常に違和感を持ったわけですが、果たして本当にそうなのでしょうか。もし仮に考察違いで日本のハンドメイド・ルアーについて言っているのであるとすれば、プラスティック製のルアーには当てはまらないし、バルサであってもマスプロダクトであれば指摘している論点がズレているのではないでしょうか。確かにプラスティック製でもその繊細なリアルさを今現在ある大量生産できる体制に整えたというか拍車をかけたのは日本かもしれませんが、あたかもオリジナルであるかのような言い方には反論したいところです。言うなればオリジナルなきコピーであるといったところです。普段からパクリだのコピーだのと言っている連中に限ってオリジナルがどこにあるのかという話題を始めようとしないという偏見がありますし、そもそもオリジナルについて調べようともしないし、歴史に学ぼうともしないという偏見もあります。
 ここで当ブログお得意の歴史に学ぶコーナーといってみましょう。いつものTerry氏とBrian氏の投稿を参考出典にしていきます。まず本物そっくりという製品から挙げていくならば、Bill Danceという人物のこれを外すわけにはいきません。
http://bassfishingarchives.com/short-strikes/applied-science-when-real-is-too-real
 70年代後半から80年代にかけて販売された本物そっくりのザリガニ型のクランクベイトです。
 例えば、他にも日本で「ざざむしワーム」という名称で以下のような製品を見つけたときの当著者が真っ先に脳内リンクしたものを挙げてみます。
 普通にBurkeの1970年代から販売されている製品を思い出しました。確かUncle JoshだったかSouth Bendだったかがいくつか同じものをWalmartだとかそういった場所に陳列されて今でも売っているはずです。リンク先のカタログは1972年です。
http://www.antiquefishinglures.com/burke.htm
 リアルという話題で忘れてはならないのはRebelとBagleyです。PRADOCOになってからも今でも販売されているHeddonのカエル・カラーこと"Natural Leopard Frog" as "NF"やBomberの"Apple Red Crawdad" as "XC5"はその系統が残っているほんの一例です。Bagleyは会社の中身が変わり始めた今現在でも"Small Fry series"を製造し続けています。
http://bassfishingarchives.com/retro-ads/applied-science-bagley-clones-little-gamefish
ここで問おう
果たしてリアルという十八番、オリジナルは日本のものなのか?
 ここまでさんざん例に挙げれば嫌というほどその思考回路に矛盾が生じていることを認識せざるを得ないのではないでしょうか。日本がリアルなものを輸出し始めたのはそれこそ2000年前後のことではなかったのでしょうか。たかだか20年程度の時間しか経過していないのにオリジナルが忘れられるというのはどういうことなのでしょうか。仮に1972年のBerkeのカタログに掲載されている蟲がリアルでないとすれば何なのでしょうか。

 次にgimmick(ギミック。インチキな仕掛け。からくり。)についてですが、正直冒頭に述べたように結果論のそれも成功の経験のみという制約された思考から生みだされ、さらに失敗を1度も許さない態度から発言されたその語彙が当著者は嫌いです。可能性が0でないものや、そこにまぎれもない誰が見ても明らかな数字で語れる科学が盛り込まれているものをそのように切り捨てることには嫌悪感しかありません。
http://bassfishingarchives.com/retro-ads/rebel-blackstar-the-product-of-too-much-thought
 リンク先冒頭に触れられているように、「技術の進歩というのは著しいものであり、ボートのハル・船体にKevlar(ケブラー)が使われたり、デプスファインダーには液晶が付き、グラファイトの入っていないロッドを探すことの方が難しくなってきました。いくつかのブレイクスルーは達成され、一方で失敗しました。」とあるように技術そのものの進歩に対して肯定的でいなければ今の我々の行っている釣りの多くが成立しなくなっているというのも事実であることを忘れないようにしたいものです。
 このクランクベイトを見て釣れないわけがない形状をしている時点でgimmickというのは釣れなかった言い訳にしか思えません。例えば、自分がよく行く釣り場の問題があるとしても、当著者がBagleyをキャストしているときに周囲で釣りをしている人達の中でBagleyをキャストしている人なんて見たことありませんし、仮にそれがKVD2.5であったとしても周囲に同じベイトをキャストしている人なんていうのを見たことがありません。そこで自分だけが魚を手にしたとすれば、それは普通に品揃えのそこそこある店で購入できる何の秘密もない何も違わないベイトであるわけですが、そのルアーはまぎれもなく自分だけのシークレットであると言っても論理的におかしくはないのです。なぜならそれをキャストし続けられ魚を釣り上げることができるという自信こそが重要であるからです。先日のGary Kleinから学ぶべきことそのものです。
 リンク先を少し戻ることにしましょう。
http://bassfishingarchives.com/retro-ads/applied-science-bagley-clones-little-gamefish

・“Only color, size, depth and action have any bearing on whether a fish bites.” – Roland Martin
「魚がバイトしようがしまいが、カラー、サイズ、デプスとアクションのどれか一つは関係がある。」

・“Fish don’t check on designs. They strike lures on impulse.” – Larry Nixon
「魚はデザインを照合することはない。彼らはルアーに衝動でストライクしてくる。」

・“Bass are becoming more educated, and the more natural a lure looks, the better an angler’s chances of outsmarting them.” – Ricky Green
「バスがもっと学習した状態になっていき、そしてルアーの見た目がよりnaturalになったら、彼らを出し抜くアングラーの機会は増えてくる。」

・“In clear water, where bass rely on sight a great deal, these lures have to help. The real benefit, though, is the psychological boost the fisherman gets by using something that looks so real, which translates into confidence.” – Rick Clunn
「クリア・ウォーターでは、バスは多くを視覚に依存するため、それらのルアーは手助けになるでしょう。本当の利点は、fishermanが見た目がリアルであるということからくる精神的な励みであり、それは自信へと変換されることにあります。」

・“I believe they give a fisherman confidence.” – Bill Dance
「私は信じています。それらがfishermanに自信をもたらすことを。」

・“If they’re any better, it’s because of the new design, which produces a different wobble – that’s the big difference.” – Basil Bacon
「もしそれらが優れているとしても、それは新しいデザインで今までと違うウォブルを生みだすといった理由が考えられます。それは大きな違いです。」

 今でも第一線にいる人達の言っていることが全く変わっていないということが最近のメディア情報を少し調べればすぐにわかることかと思います。そして気をつけて慎重に原文を読まなければいけないところだと当著者は考えているのですが、このインタビューの抜粋では誰一人として否定的なことを言っていないという点です。Larry Nixonの言葉が否定的に読めるかもしれませんが、それはBill Danceと同じ意見であり、リアルであるからといって必ずしも成功するわけではないという可能性について述べているわけで、それを皮肉混じりにこのような表現方法にしていると見るべきではないかということです。手法的にトピックを盛り込みつつ最も懇切丁寧に説明しているのはRick Clunnでしょう。
 そこから続けてBrianが結論としてスイムベイトやKopper's Live Targetがそういったリアルさを売りにして今でも商品を販売していることに触れ、「35年の月日を経た今でも議論は続いている。」とし「おそらく、当時から何一つ我々は答えに近づけていない。」と締めています。ここでwebをさまよってしまう子羊さん達はこれを読んで見事に探求を諦めるという態度を取ることになるでしょう。There is no perfect answer. 答えなんて最初から存在しないのだから探しても見つかるわけがありません。そこで自分ができることは選択肢があればそのいずれかを選択して結果を待ち失敗すれば別の選択肢を選び成功するまで繰り返すことだけです。これこそ釣りにおける「魚に聞いてみる」という行為であり、魚が人の言葉を話すのを待っている態度とは違います。成功か失敗かなんていうのは結果から初めてわかることなのですし、最初から100%失敗しない方法が釣りにおいてわかっていたら、その釣りとやらは果たして楽しいのでしょうか。成功する確率の高い選択肢をなるべく選び結果が出るまで繰り返し、仮に失敗したとすればその経験を糧に成功する手法を導き出していくというのは何とも当たり前のことなわけですが、webをさまよう子羊さん達は100%失敗しない正しい解答を探し続けるわけです。そこで少しでも共感や今までの経験に当てはまることがあればそれが絶対的な正解であると信じきったりするという偏見があります。このあたりがライトリグ信者という新興宗教の信仰者の正体ではないかと当著者は分析しています。大事なことなので何度でも言いましょう当ブログに正解なんてありません。当ブログにあるのは結果としていつか成功するために考察することと実行するプロセスの際に役立つ思想的ブレイクスルーが起こせる可能性のあるヒントだけです。

 さてリアルなルアーやギミックがあたかも日本のオリジナルであるかのように発信するのは歴史的に見て大きな勘違いです。仮に日本の何がオリジナルなのかという問題点にトピックを移せばそれはあたかも中国大陸の方からやってきたもののコピーであって存在しないかのようにも見えますし、近松門左衛門のように影響を受けたことはあるが日本の文化は日本が生みだした独自の文化であると主張した人物だって存在しました。当ブログがフィクションであったとすれば、当ブログのartは虚実皮膜にあるのかもしれませんが、残念ながらこれらの歴史的な経緯は全て事実です。本当に大事なことなので何度でも言いますが、ここに正解なんてありません。

 ギミックだとか言われそうなRebelとGeorge Perrinの圧倒的な科学的調査と思考を解説し、会社と創始者の名誉回復も図るべきかと思いますがそれはまた別の機会に。

「誰かを頼る、みんなで助け合う、支え合うってのは一般的には正しいことこの上ない。でも理想論だ。必ず誰かが貧乏くじを引く。だから人に頼れとか言う気はない。でも、お前のやり方は間違っている。」

 誰も期待していないし、誰も言及しないMajor League Fishingのとあるepisodeについて言及しておきたいと思います。IkeだとかBobby Laneあたりがブチギレてロッド折ったりする程度にはみんな真剣に負けず嫌いを発揮して競っているため、身内が集まってグダグダ何の役にも立たないトーナメントやってるショーモナイ連中とは違います。Major League Fishigの中でもGEICO Q&Qというコーナーでショーモナイことをやっているのですが、Elite Seriesにしか出ていないKevin VanDamとFLWにしか出ていないBrent Ehrlerがどういう関係性を持っているのかといった視点やElite Seriesで普段顔を合わせている顔なじみとの間柄がわかって面白いこともあります。競技中に皮肉混じりに互いに敬意を払っている旨の発言をしていたりするのも印象深く残ります。
 そんな中で爪の垢を煎じてのませたい程度に素晴らしい発言を繰り広げるGary Kleinが見られるepisodeがあります。2014 Challenge Cup - Denton, TXの最後のepisodeである"2014 Challenge Cup Major League Lessons
Major League Lessons, Denton, TX - We take 6 of the event's top anglers back out on the water to show you how their keys to success!"という最後の6人がそれぞれ鍵となった考察やテクニックを紹介してくれる内容です。Gary Kleinの名前があるだけで自分だけが得しているような気がして仕方ありませんでした。
 別にJeff Krietのスピードワーム・テクニックと呼ばれていたグラス・エリアを時には1/16や1/8 ozといった重量まで落とすこともあるウェイトを使用したテキサス・リグで、リールのリトリーブで釣るという手法が面白くなかったわけではありません。むしろこの釣り方自体はメーカー的にYumが新製品としてThumpin Dingerを出したりしているためJeff KrietやJason Cristieの在住地Oklahomaのどこかで見直された小さな流行となっているのかもしれません。2003 Bassmaster Classicを制したIkeもMann's Dragin Swim Wormというテールはパドル形状の似たようなベイトを使っていたこともふと思い起こされます。
 Gary Kleinは、冒頭の話のフックとなるであろう逸話としてElimination Round 1を挙げ、Tommy Biffleと同じリップラップではち合わせたとき、KleinがBiffleに"Hey, Biffle, fish not bite the Biffle Bug this lake."とエンジンで軽く走りながらBiffleに言い放ち、Biffleの後ろを通り過ぎてすぐのリップラップでトローリングモーターを下ろし小さめのクランクベイトをキャストしてキーパーを釣り上げ"Biffle, I told ya!"と言っている映像が流れます。秋という時期にこの両者のベイトで何が違うかと言えば、ボトムを常に引きずってしまうか否かという違いがあります。KleinがBiffleに言い放ったのがただの皮肉ではなく、そのあたりの有用性について彼が語っているのだと、きっとこのパートを最後まで見れば理解できるはずですし、そのような構成にしている編集者が非常に有能であるということを指摘しておきたいところです。さらに続けて出てくる言葉は"Reason why I bale to advanced, because of decision."と釣る場所をどのようにして絞り込み、どのように決断して移動したのか詳細に語ってくれています。さらに細かいテクニックとしては小型のスクエアビルの使い方に触れてくれます。シャロー・カヴァーにベイトをキャストしていくわけですが、angleが重要であると語り同じカヴァーに対して全く別の角度で10-15回キャストすることや正反対の角度からキャストすることを恐れないことの重要性を語ってくれます。そこからさらに有用性を高めるために即座にdepth & speedを変えるためにデッキには同じベイトが2サイズ、2カラー並べてあり、ラインサイズは15, 17, 20 pound-testが巻かれた4セットのクランクベイト・タックルを使うことについて語ってくれています。次にreading waterが重要であると、等深線の入った地図を見なくともすぐにわかるようなフラットとチャネルの入り方とその曲がりの変化について、それに従って動くシャッドのmigrationについて説明してくれます。加えてロッドを動かしてベイトを故意に不規則に動かす、directional changeという動きを作り出すことにも言及します。ついでにKleinの使用しているベイトがLucky CraftのLC 1.5であったとしてもです。次にtimber(立ち木)の見方について説明しています。特にlaydowmに注目すると言い、"vertical vs horizontal"として考察したときにバスがhorizontalを見逃さないことがあるということも詳しく説明してくれます。ここで大切なこととして"fishing lures only tools"と考察する人こそが優れた釣り人であることを定番として説明してくれます。「何千というカラーやスタイルの違うルアーがある中で、自分が好むルアーとあなたが好むルアーは違うでしょう。そこで大切なのはツール十分に知るだけ釣りをして自分だけの自信を持った自分だけのルアーを持つことです。自分のルアーに対する自信を発展させるために、その瞬間のその湖、自分の選択したその種類の湖、多くのことを自分で学ぶのです。自分はクランクベイトを7 feetのロッドでキャストしますが、あなたの好みが6-10でも6-8でも構わないのです。最も大切なのはあなたにとって有効であるということです。これがこのスポーツの素晴らしいところであり、正しい方法も間違った方法もなく、自分自身の方法があるということです。自分自身で学ぶ釣りをしていたときに魚を逃してしまっただとか、ライト・ラインでラインが切れてしまっただとか、様々なことが起こるはずですがそれが問題点であり、その問題点を一度時間をかけて分析するべきであり、そこが自分自身にとって修正すべき部分なのです。Don't fall in love a fishing lure! 私はもちろん自信を持った良いベイトをたくさんの種類で持っていますが、それはシークレット・ルアーという意味ではありません。シークレット・ルアーというのはある瞬間にキャストすれば魚が最も釣れてくれるルアーのことを言うわけですが、それは必要性のあることではありません。もし私があなたの隣で間違った別の角度から釣りをしていたとしても素早く数多くあるルアーの中から特定のルアーを選択して同じ魚を釣るでしょう。Don't fall in love a fishing lure. ルアーよりもcurrent(流れ)の状況、time of year(季節), type of lake(湖の種類), main species of fish([ラージマウス、スモールマウス、スポテッドなど]魚の種類), そしてツールを選択し、自信を持って釣りをして良い時間を過ごしましょう。これらを理解した後はchanging angle,角度を変えることを忘れないようにしましょう。」
 もちろんGary Kleinがflipperであってその1つのカヴァーへのアプローチの丁寧さが他と比較にならないということも踏まえておく必要性があります。しかしながら2回も"Don't fall in love fishing lure."「ルアーに惑わされてはいけません。」と注意喚起してくれている点を見過ごしてはなりません。Lures are just tools.と言い切る姿勢を忘れてはいけません。本当にシークレット・ルアーに必要性などないということが、Gary Kleinのこの教えから伝わらなかったり、TV番組という公衆の面前で何の秘密も無いStrike King製品で釣りまくるKevin VanDamを見ても伝わらないのだとすれば、もう思考として何かしらの先入観というか恐怖心があり、その恐怖心から洗脳されていると言っても過言ではないという偏見があります。
 ついでにLC RTO 1.5だとわかったのは映像が拡大されたときのsignatureです。もちろん小技としてGary Kleinがテール・フックだけKahle styleのトレブル・フックに変更しているのを当著者が見逃すはずがありませんし、それがきっとMustad製品のTG76BLNのショート・シャンクではなく普通のレングスのシャンクのものであるというところまで見ています。サイズとしては#2あたりに上げているように見えます。さらにDean RojasがGander Mountainのロッドを使用していたり、Speed Trapのリップとフロント・フック・ハンガーの間にSuspen Dotを貼り付けていることももちろん見逃していません。そしてRojasも漏れずにNorman Deep Baby Nだとか基本的な製品しか使っていないことが理解できるはずです。
 いずれにしてもクランクベイトに4セット組むということを平然と説明してくれるあたりはさすがとしか言いようがありません。結び変えている間にボートが流されて別の角度からベイトをキャストできずに逃す魚が居たとしたらそれを見過ごし続けても良いのかというトピックについてです。当著者はその可能性があることについて見過ごす態度が許せなくなりクランクベイトについては同じタックルを組むようにしてしまいました。何も2万円もするロッドとリールで1セット合計4万円も出費する必要性など微塵もありません。納得しようとできなかろうとセットでBPSのCrankin Stickで2万円程度で収めたり、BPSのBrawlerだとかPower PlusだとかShakespear Ugly Stikだとかでそれ未満にすることもできるわけです。ここで安物だからと馬鹿にする人ほど結局ルアーに恋してツールの有用性を見出すことができていないと言わざるを得ないわけです。道具の価格を気にするぐらいなら釣り場で今その瞬間釣りをしている場所がどういう状況なのか分析することに気力を使った方が遥かに有用性が高く合理的なわけです。きっと一度有用性や合理性に触れてしまうと買い物が購入するならば3個セットなどと完全にアメリカ人と同じ感覚になるはずです。ついでに言えば金を使わずに経済を動かすことができるほど釣りという業種は大きくないのに、釣りという趣味に金を使わない人が増えればこの釣りという趣味がどうなっていくのか想像できない人達がとても多いという偏見があります。そういった意味で釣りという趣味が廃れ行く運命にあることを既に当著者は達観していますが、まだ希望があるだのどうだと言う想像力の欠片も無さそうな連中がいると嫌悪感が生まれるのはそういう理由なのだと分析しています。適度な出費が自分の趣味の立ち位置を支えるならば出費しようと思えるのならばそうすれば良いことですが、それを広めようとするには受取手に想像力が無さすぎですし、金を持つ比較的上流階級層がとっくにロジックと科学の無い悪い商売をしたことが原因で離れてしまった後なので手遅れであることも伝えておかなければならないでしょう。結果的に道具は高価になり貧乏人から搾取するのかといった的外れな、トピックがズレた批判しか生まれない誰も得しない堂々巡りという悪循環がそこにあるわけです。批判をするならば問題点を先に明確にするべきであるのですが、批判しようとする書き手にその情報収集能力や分析力が欠けていると結局そういった的外れな結論しか出てきませんし、最悪の書き方でもある結果ありきの書き方しかされないという偏見もあります。
 釣りを観察と経験だけではなくもっと論理、科学にも注力し、元々あった釣りの方向性に戻して聡明にしていこうと言ったところで誰も追従してくれないという偏見がありますが、これこそがアメリカ合衆国に存在するイデオロギーなのです。多くのアメリカ人達が何となく共有している感性の正体かもしれませんし、聡明な人はそれをもっと簡単な言葉にして、今回のGary Kleinのように、Bill Danceや近年のKVDのように説明してくれるはずです。
 Major League Fishingってショーモナイ連中が悪い商売のためか結構取り上げたという偏見がありますが、本当にepisodeの中身に誰も触れようとしないのは英語だからでしょうか。これほど大事なことが語られているのにこの瞬間最新episodeである2014 Challenge Cup - Denton, TXに誰も触れないというのはただただ悲しいと思うだけです。今回の件から学ぶべきことは数あれど、"Don't fall in love fishing lures!"このフレーズは比較的口当たりが良く、肝に銘じておくべき概念ではないでしょうか。そして、忘れてはならないのは当ブログにも何度も書いているように当ブログにもどこにも正解が書いてあるはずがなく、そこには正解の方法も不正解の方法も無く、あるのはあなた自身の方法があるだけということです。
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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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