シャーマニズムの本質がMircea Eliadeが説く様に脱魂エクスタシー型にあるのか、Ioan M.Lewisが重視する憑依ポゼッション型にあるのか、本質的に不可知なことがらについて理性的な理解をするにはその儀礼や象徴から推し量るより術はない。しかしシャーマンのシステムは現在の社会でもその呼び名を変えただけで生き続けている。

 水温が10℃を下回ったときが晩秋から初冬にかけての季節の推移が起こるというのが秋という時期、季節のフレームの考え方です。気温がさらに下がり続けるとすぐに水中があたかも冬になってしまったかのような錯覚を流布するのはやめて頂きたいところです。
 さて水温が低下してきて何をこの時期に考えなければいけないのかというと、世間的には誤用されているたーんおーばーとかいう語彙があります。当ブログでもMythカテゴリーでいくつか紹介してきたかと思います。コレとかコレで散々既存の連中を嘲笑ったわけです。よく考えてみて欲しいのは、季節が変わると風向きも変わるということです。例えば夏の夕方に南西風が吹いていたのが、気温が下がり秋の雰囲気が出始めた頃に安定した北東風に変わる、そして北西風に安定していくといった自然界の変化があります。もちろん地域によって山や都市といった地理的な要素で風向きが違うことがありますが、それこそ現地で感じれば良いだけのことです。今年は偶然自分がボートから釣りをしているその日に、1時間単位ぐらいで北から吹いたり、南や東から吹いたりした本当の変わり目の日に当たることができました。その日その瞬間感じれば良いと言いますが、しかし、そういった自然現象を感じられないからこそアングラーとして成長しないということにつながります。
 それでは、なぜ風が釣りに、それも秋という時期に大事なのでしょうか。水は流体であり、風で水が動かされるからです。言い訳にぜひとも使いたい・みんな大好き横文字「カレント」と言えばわかりやすいでしょうか。さらに11月に入ると強風が吹くことも多々あります。例えば、夏の今まで南西風だったことから、夕方のその水系の北側の岸際が良かったとして、秋という季節のフレームに推移したことで北東風になった場合、今まで風が当たっていなかった側の水がかき回されますし、今まで風が当たっていた側の水が動かなくなるわけです。これが多くの人たちが言う誤用の「たーんおーばー」の正体であると当ブログで当著者は言い切ったのです。さあ心当たりがないか探ってみましょうと言ってみたところで、岸からしか釣りをしたことがないようなほとんどの鈍感な人たちはそんな風向きなんて気にしたこともありませんから言ったところで無駄だという偏見があります。なぜならボートで釣りをしていれば、流体の上で釣りをすることになるわけですから、ボートが風と水の流れに嫌でも動かされるわけで気にしないではいられないはずなのです。それでも、ボートから釣りをしている人であったとしても鈍感さが身についてしまっている人にはどうしようもありません。そのどうしようもない連中というのが日本では大きな顔をしているというのが問題であるというのは少しでも敏感であれば気がつける事実です。

 閑話休題、この時期はシャロー、浅い水深に上記の理由で濁りが入ることもありますが、基本的には水中の藻類の活動が落ち透明度が上がる場所が出てきます。暑い時期には藻類の大量繁殖"algae bloom"による透明度が下がることを気にしなければいけなかったのが一転、基本的に透明度が上がるのです。そこで使わなければいけないのはリトリーブによる、アングラー側から仕掛けてのスピードの上限を使い切ってやることです。
 フィッシングエルモの提言「スピナーベイトをヘッドのウェイトに負けずに水平にリトリーブするリーリングを会得せよ!」というものがあったので引用し補足しようと思います。
http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2013/10/post_5691.html
http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2013/10/post.html
イラスト http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2013/10/26/001.jpg
 Kevin VanDamはクランクベイトの人ではなくスピナーベイトの人であるというのは当ブログで何度も彼の名前を出す度に記してきたことです。さらに当ブログに記したか、知人に言ったのか記憶が定かではありませんが、Kevin VanDamの強さはそのスピードの上限を使いきれることにあり、その基軸をつくったのは彼がスモールマウスを釣ってきたからだという理由を述べたことがあります。その理由への裏付けを引用したいと思います。彼は以下のようなことを述べています。
Smallmouth rarely swim downward to strike a lure presented horizontally. But they will swim upward to hit a bait moving overhead. - Kevin VanDam
「スモールマウスは水平方向に動かされるルアーをボトム方向へ泳いでストライクすることは稀です。しかし、彼らは頭上を動かされるベイトには上(水面)方向へ泳いでぶつかって(ヒットして)こようとしてきます。」
 これはまさにスピナーベイトを水平方向でリトリーブする、または彼がスピナーベイトを解説するときに良く言う語彙"high water column"水面直下をリトリーブする重要性を語っているのと同義であるということです。KVDがスモールマウスで得たスピードの速い側で釣る経験がラージマウスに適用されたとしても、その(スピナーベイトを使う)巧みさは変わらないし、魚種が若干違えど釣果も変わらないという話です。

 製品の特徴をプロモーションするためにスピードの上限を使い切る以下のような動画もそういった背景を含めて見ると非常に参考になります。そしてキャスティングのときにロッドはしっかりと曲がっています。
 スモールマウスから基軸をつくり、ラージマウスへ応用しても全ての釣りの巧みさは変わらない唯一の生きる証拠がKevin VanDamです。もちろんそれは彼のcleverness/聡明さ、感性の鋭さに依存しているわけですから、この件から我々が学べることというのは、釣りというのは賢く、感性を研ぎ澄ませて行うから上達、成長できるのだということです。そして、書き手として読んだときにこの件から学ぶべきことは、なぜこのような裏付けを用いてKVDを紹介できるのかというと勉強しているからに他ならないということです。何の行動も起こさず、何の労力も使わずに知的になるなんてことは絶対にあり得ないのです。
 スピナーベイトのプレゼンテーションとしてイラスト付きで投稿したこともあります。
Retrieve of Spinnerbaits
 イラストのように日本人は"Too Slow"である人が多過ぎるという偏見があるという話です。あくまで基本があっての応用としてスローロールなど他のテクニックがあるのです。エルモの方でも言っていますが、3/8, 1/2ozを基軸として基本を学ぶべきであるというのは、より重い3/4ozを使うとまず"Standard"の軌道でリトリーブするのが難しくなるためです。そう、ヘッドの重さに負けてギアレシオが7:1を超えるようなリールでは機械的にギアが固まったように重くなり巻けなくなったりと"Too Slow"の状態になりやすいのです。意識していない鈍感な多くの人たちは1/2oz, double willowでも"Too Slow"になっていますから気をつけなければいけません。しかし、スピードの上限を使えるのは3/8ozより1/2ozモデルですから秋には武器となるはずですから色々と学ぶべきことが多いはずです。もちろんKevin VanDamに学び、ヒロ内藤さんに学んだのであれば、スカートの本数の増減、ブレードサイズの変更、アッパーアームをニッパーで短くしていく、ブレードを叩いたり曲げたり回転角を変えるということも同時に経験していくのが近道です。大事なことなので何度でも言わなければいけないことで、何度か言ったことがありますが、あくまで近道であってインスタントな答えではありません。こういったブログをやっているとすぐにでも答えを欲しがるコメントというのが見受けられるわけですが、こういったブログに学んだり近道があったとしても、求めているようなインスタントな答えがあるわけでは決してないということは読者としては絶対に忘れてはいけないことです。大事なことなので何度でも言いましょう。ここに答えなんてありません。
 スピードを上げて釣ってみるといったところで、スピナーベイトだけでもこれだけのやってみるべきことがあるにも関わらず、スピニングのライトリグなんて釣行に持ち出しているようでは、それは上達も成長もしないという自然な結論に行き着きそうなものですが、多くの人たちにとって大事なのは釣果であり、その過程や基本などドウデモイイと考えている節があるという偏見があります。釣りを巧くなりたいのか、釣果があればそれだけで良いのか、一度自分に問いかけてみれば良い人たちというのは結構居るはずです。前者、つまり釣りが巧くなりたいのであれば、やらなければいけないことがきっとまだまだできていませんし、それに時間を割くことを考えるのであれば、ライトリグなんて持ち出して釣果自慢している場合ではないのです。釣果自慢のブログが1−2年で更新が滞ってしまうのは確実に過程なんてドウデモイイからだという偏見を生んだわけです。
 今回の件から学ぶべきことは着実に上達、成長したいのであれば、まず基本を身につけようとする意図と行動しなければならないということです。釣果だとか結果で焦る必要なんてないのです。仮に結果が出たときは、過程を重視して得られた結果なわけですから、ライトリグを使って結果だけで満足している連中のそれとは全く違ったものになるのは想像に難くないのではないでしょうか。過程を重視することで最終的には将来的な結果を変えようとしているという捉え方をするべきなのです。トーナメントでもよく当ブログで述べていることですが、結果より過程であるというのは、将来に役立つのが一体何なのかという視点があることからそのようなことを言い続けているのです。
 さて、今秋あなたは何をして過ごすのでしょうか。




Reference
Dave Precht. Seasonal Patterns for Catching Bass: A Year-Round Guide to Locating America's No. 1 Gamefish (Ultimate Bass Fishing Library):B.A.S.S., 2003, p.126.

危険を載せた天秤の傾きを操作するには、反対側に実利を載せるのが手っ取り早い。

 Graphite rodの始祖がG.loomisだとか言う人を前に「またまたご冗談を」と言い放てる人が日本にはいないのではないかという偏見があります。
http://bassfishingarchives.com/features/graphite-rods-from-aerospace-to-bass-boat
鷲のマークナメんなよ!

(元ネタは当方がとあるブログのコメントでPowellのロッドについて摘要を書いたときの「100年の歴史ナメんなよ!」でしたが)と言いたいところです。航空宇宙の素材をbass fishingへ採用するというのは確かに胸くすぐられるところかと思います。しかし、未だにこういった肩書きに弱いままの顧客というのも考えものです。これが一転「NASAが開発」とかの日用品だと一気に胡散臭さを感じ、手を伸ばさなくなったりするから馬鹿にしているわけです。そしてJAPANモデルも含まれていません。
 1974年同時期、18か月遅れでSkylineがgraphite rodを販売しています。そこからはLamiglass, Loomis, St.Croixといった今でも存在しているロッドメーカーにgraphiteが提供されていった歴史が書かれています。
 しかし、Gary Loomisという人物はgraphiteが出始めた頃にはLamiglassに口を出して製品を出したりと、今と変わらぬ口うるささです。ただの工場長が本物の釣り師たちに口を出し過ぎてダメにしてきた展開が今も昔も変わらない、学習していないという意味です。それは彼の名を使うメーカー側もそうですし、それを見てきた客側もそうです。
 ここまで言っても「良いものは良い」的な反論があるのかもしれませんが、典型的な高弾性GLXなどを触って良いロッドと言ったりできる感性は完全に商売上のものであり、釣り師としての誇りある意見では決してないということを断言しておきたいと思います。高弾性にし過ぎ、張りの強過ぎるロッドでキャストすると間違いなく手首の負担となるのは触った瞬間から、普通にキャスティングの釣りをしたことがあるならすぐにわかるはずだということです。最近のロッドの軽さであれば7ftロッドでもシングルハンドでキャストしても十分に振り抜けるものがたくさんありますが、これはあくまで曲がるロッドであるから可能なわけで、張りのあるロッドではまず難しくなるというのが感覚的にわからないのだとしたら、きっとキャスティングの基本ができていないということです。
 そうだとすれば、Kistlerだの、North Fork Compositeだのといったここ数年の高弾性ロッドを見て、触って、使ってそれらが良いロッドだと言う人たちというのはほぼ間違いなくキャスティングができていない人たちだということです。もちろん同価格の日本メーカー製ロッドよりかはマシなわけですが、果たして本当にbass fishingを快適にしてくれるツールなのかといえば疑問のあることばかりしているわけです。先に言うただの工場長が口を出して失敗してきた展開というのはそういうことです。加えてbass fishing本国の釣り師が絶滅危惧種であると同時に一般的にもその知的・技術水準が落ちていることから、そういった劣化が止まらないという背景もあります。例えばグラスコンポジットの安いロッドを使って釣りにハマってGLXを購入して釣りをしたら全く魚が釣れなくなっても何ら不思議ではないという意味です。ロッドが曲がらなくてキャスティングの精度が上がらないことに加え、張りが強過ぎるあまりに魚に針を掛けても曲がらずバラしてしまうといったところです。さらにクランクベイトを使用するときにロッドに張りを持たせるとティップがショックアブソーバーの役割を果たせず確実に魚を逃しやすく、結果的に釣りそのものを下手にしてしまいます。

http://northforkcomposites.jp/jc20
http://youtu.be/7H0zAxFrPYY?t=35s
 35秒から開始のリンクも貼っていますが、案の定キャスティング中にロッドが曲がってないシーンが何度も見られます。
 せっかく見るならキャスティングが完璧な映像もしくは画像です。
http://advancedangler.com/?p=3313
3:25あたりから何度も十分にロッドを曲げたKVDのキャスティングが見られます。
Paul Elias - Crankbait fishing
Rick Clunn - Crankbait fishing
 これらの十分曲げられたロッドから正確にプレゼンテーションされるルアーという一連の動作がキャスティングです。上のPaul Eliasの画像はMann's 20+あたりですが、下のRick Clunnの画像はショートビルのスクエアビルです。
http://youtu.be/u4p0YBA6Cp4?t=2m7s
 このあたりのスライドショーでも鮮明に見ることができます。このとき使用していたラインがTrilene XL 17lb(.381mm)ですから日本製の一般的な20lbより太いかS.A.Rと同程度です。ベイトは2.5inのSeries 3とスクエアビル1.5と同じです。
 キャスティングというのは、体力、技術、ツールで成り立っていますが、これらを見る限り日本人でもどうとでもなる、すぐに修正できるものは後者二つ、技術とツールが確実に足りていないということです。体力的な面は生まれつきもあるためどうしようもありませんが、技術は磨けば良いだけですしツールは目利きで選別してあげれば良いだけなのです。どうしてそのどうとでもなる部分を磨こうともしなければ、目利きができるだけの感性を持とうともしないのかという話です。肩書きに騙されっぱなしという先の話はそういうことです。肩書きがただの肩書きであるということが情報が溢れた今現在は簡単にいくらでもできてしまう、情報が出ていれば出ているほどメッキが剥がれるという今現在に盲目な態度を貫くというのはそろそろ限界がきているのではないかと、それらの売り手側の問題も同時に指摘しているわけです。そのような肩書きと肩書きの煽りで商売しようとする態度の売り手が悪いのはもちろんですが、そんな肩書きや煽りに簡単に騙されてしまう買い手の態度もあまり擁護したくありません。
 ここで改めて質問してみましょう。製造されてたかが40年しか経過していないgraphite rodですが、本当にその素材、ブランクが進化していると言えるのでしょうか。
 この件から得られる教訓は、肩書きに煽られて購入するツールに良いものなんてないということです。ましてやキャスティングのできていない人たちが薦めるロッドが良いツールとしてのロッドであるはずがないのです。

例えばその土地には、川が流れ肥沃な土地が広がっているとすれば、その土地は人に対して住みよい土地であることをアフォードしている。アフォーダンスという概念はその環境がもっているアプリオリな性質の中から知覚者が恣意的に発見し、獲得する構図を表すが、ならば今の世界は人にいかなるアフォードをしているのだろうか。

 随分前に当ブログではない場所で当著者がTule Dippingの話題に乗っかったというか、日本人はほとんど誰も知らない歴史について軽く言及したことがあります。なぜ知っていたのかと言われれば、Flippingについて調べようとしたことがあるためです。それもDee Thomasから始まるOriginalについて調べようとしたときに出てきた語彙がTule Dippingでした。
 そしてWEB上でFlippingについて探す一環として、Gary Kleinがデザインしたjigを探していたときに偶然見つけたのがBass Fishing ArchivesというWEBサイトでした。もちろんGary KleinもFlippingのオリジナルに近い人物です。Dee Thomasが現役だった当時にバックシートで唯一釣り勝ったのがGary Kleinという歴史があるためです。

http://bassfishingarchives.com/features/new-western-technique-controlled-structure-fishing-sure-to-sweep-the-country-1#more-185
 さて該当の記事のリンク先にあるのは歴史的に非常に価値のある資料です。当著者もそれらしき書籍を買い漁って釣りに関する書籍・洋書のbibliomaniaを自称しても良いのではないかという量になり始めています。しかし、当時の口述、オーラルヒストリーとなるとやはり雑誌という媒体に残ってしまいます。何が言いたいのかというと雑誌ほど後から収集が困難になる資料はないのです。ハードカバーは古書店に残る可能性が極めて高く、次いでペーパーバックも残る可能性の高いものです。ここで初版がどうこう言うのであればあなたは間違いなくbibliomaniaの一員です。閑話休題、雑誌はどうしても捨てられてしまったりする可能性が高く、学術研究の分野におけるものでない限り、その価値に気がついて残されていることが少ないのです。そんな中でこのサイトを運営しているTerry氏がこういった資料をその詳細から紹介してくれています。個人的に連絡を取り合ったこともありますが、非常に面白いというか興味深い、賢明な人です。日本の編集者もこうだったらどれだけ世界が変わったことかとため息が出るぐらいの聡明さを持ち合わせています。

 さて、そのFlippingについてですが、Terry氏曰くFlippingについて、このページが最初に記されたものではないだろうかということです。そして、名称もFlippin'ではなく“Controlled Structure Fishing”と呼んでいるところにも注目したいところです。雑誌の1ページの中身を読めば理解できることですが、ロング・キャストではルアーを有効に動かせないどころかfishless water,文中ではdead water/魚の居ない水域を釣るという時間の無駄を省いているという点が最も重要なトピックです。言い変えれば、finesse fishingによるshootingやjiggingといったvertical/鉛直方向の釣りと何も変わらないということです。このあたりを体系化できない人が最近の大型スプーンやアイスジグなどを新しいメソッドとか言ってしまうという偏見があります。ついでにこのときDee ThomasとFrank Houckが狙っていた水深は岸際から10ftまでであり、15ftを超えるような水深に居ることは少ないと考えていたという点がシャロー・ウォーターでのFlippingを確立させた要素となっています。
 どうでも良いことかもしれませんが、この時に使用されていたベイトはポリエチレンのウィード・ガードが付いた黒のバックテイル・ジグだったようです。ラバーではなく鹿の尻尾・バックテイルを使っているところがモノがまだ溢れていなかった良き時代を感じさせます。

 そして、あまりに深く言及すると某FVDさんからフォローが来そうな話題ですが、Flippin' Stikのオリジナルについての記録もあります。 Lew's社Hawgerという12ftのロッドを使いティップにラインを結ぶ、またはティップからラインをガイドに通してバットに結ぶ要は延べ竿と竿のレングス分のラインを使用したのがtule dipping,文中の表記ではToolie Dippin'でした。しかし、この文中のWBFAのトーナメントでは7 1/2ftというロッド・レングスに制限があったのです。そこで彼らは計測して持っていたロッドの4 1/2ft分を切って制約内の7 1/2ftにし、Fuji Speed guideを巻いたというインタビューが残っています。さらにそこから無くなったレングス分のラインを手でリールから引き出してフライ・フィッシングのように釣る、つまり現状のフリッピングという動作が完成したことが読み取れます。さらに16ftのボートに乗っていたことから4 1/2ft切ったロッドの方が運搬も快適だったという逸話もあります。
 さらに使用していたリールはAmbassadeur 5000CにラインはTrilene 25lb(標準直径は8号より太い.48mmがthe U.S.規格です。)と今と全く変わらない道具立てです。変わったと言えばリールがergonimically/人間工学的にlow profileモデルになったぐらいです。ラインの例示としてGary KleinはTrilene 100% Fluorocarbonの25lb,当時から変わらない直径のラインを使用しています。

 Terry氏曰くあと3以上のDeeとFlippin'に関する話題があるとコメントに残してくれています。さらに、次回はthe original Fenwick Flippin' Stikについての記事であることを示唆しています。この話題で歴史を織り交ぜながら末永く盛り上がれるのはきっと自分と某あの方ぐらいしか居ませんが、年末ぐらいまで十分に楽しめそうです。
 ついでに、個人的なフリッピング・ロッドの所有率は5/42と12%弱ですが、ボート・フィッシングに持ち込む頻度は100%と、フリッピングがバス・フィッシングの基本だと当著者は考えています。反対に当時のフリッピングを見た開高健氏や西山徹氏はそれは自分たちの釣りではなく、もはや漁師の領域の釣りだと表現したのは興味深い点です。狙ったスポットから魚をどんどん抜き上げるそのスタイルがまさに漁師のそれを彷彿させたのだと考えられます。いずれにしても、Flippin'がbass fishingを変えた、言い変えれば基礎を築いた一端だったのはまぎれもない事実です。

 今回の件から当著者が得るべきことは、Terryさんの飽くなき探究心に敬意を表し、自分もそれに追従するまたは諫言できるぐらいを目指すべきであるということです。読者が得るべきことは、わからないことをわからないままにするのではなく、それを解決できるようになるまで情報収集を欠かすことなく歴史を再認識し、そして集めた情報を体系化するべきであるということです。
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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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