ケータイで打っても漢字をまちがえます

 魚の居場所とか、プレゼンテーションの根本的な話をすると結局誰も興味を示さなくて、道具のことを話すとすぐにでもそれを購入したりと影響される人たちが多いという偏見があります。
 それはルアーだろうと、ロッドだろうと、リールだろうと同じなのですが、誰かが使っていてその人が推奨しないと自分からは決して手を出さないという態度がもれなく付いてきます。

 さて以前数名の前で話しかけたことがあるロッドについてのお話です。その前に、Kevin VanDamがなぜDavid Frittsに影響されたなんて書いたのかという理由も入れておこうと思います。

NO FISH?
LOUSY BAIT?

(IT MAY BE YOUR ROD'S FAULT.)
Story by Mark Hicks

 バス・フィッシングの人気が爆発した1970年代の初期には、ロッドは今日より選ぶのが簡単でした。わずかな会社しかロッドを製造しておらず、全てのバス・ロッドはファイバーグラスとピストル・グリップ・ハンドルでした。当時の難しい選択としては、a 5 1/2- or 6-fotter という二つの基本のレングスどちらを購入するかということでした。次に使用するベイトやそのロッドで釣る魚に合わせて、a medium, medium-heavy, or heavy actionを選びます。

 グラファイトが入手できるようになると、より長いロッド、trigger-stickハンドル、そして新しいバス・フィッシングの戦術としてスピニングが応用されることになりました。今日では、多くの会社が無数のアクションを備えたスバラシイバス・ロッドを製造しています。例えば、All Star's Team All Star rodは、フリッピング、ピッチング、クランキング、キャロライナ・リグ、ドロップ・ショットなど特定の釣り方に特化した33モデルを販売しています。
 与えられたバス・フィッシングの状況に合わせて、ロッドを選択するには様々なことを考えなければなりません。そして最も考えなければならないことは、ロッドでルアー・アクションを殺していないか?ということです。この質問に関係するルアーは特に、ジャークベイト、クランクベイト、トップウォーター・プラグです。

JERKING
 間違ったロッドはジャークベイトのアクションを殺してしまいます。Alabama州のガイド、Jimmy Masonは、Lake Guntersvilleで水面下のhydrilla bed/クロモが産卵床を持っている場所を釣っているときに示してくれました。季節は春で、ジャークベイトで猛烈なバイトを得られたタイミングでした。しかし、バイトさせるのに時間がかかるようになると、Masonはなぜそうなったのか調べようと決めました。Masonはその日、水面下に生育するhydrillaにジャークベイトが引っ掛かっても綺麗に外せる硬いグラファイト・ベイトキャスティング・ロッドを使用していました。
 それから数週間、Masonは様々なロッドを試しました。彼は柔らかいロッドを使うことで、ジャークベイトが活き活きとしたアクションで滑るように左右にスライドすることを発見しました。そしてジャークベイトをそのアクションで動かしていると、より多くのストライクを誘発したのです。
 現在、Masonはa 7-foot Kistler Crankbait Composite Glass/Graphiteロッドをジャークベイトに使用しています。ファイバーグラスは、リトリーブにトゥイッチを入れていくときに、ティップの反応時間が遅くなるため、ジャークベイトをより自由にした状態で動かすことができるのです。
 しかし、Masonはそこで終わりませんでした。彼は友人であるFlorida州のSteve DanielとKentucky州のKevin Wirthといったバス・トーナメント・プロとの会話を思い起こします。両者は、Masonに、トゥイッチを入れたときにジャークベイト用のロッド・ティップの反応時間をさらに遅くするため、ティップにウェイトを加えていると話しました。それから2年間、Masonは様々な量のウェイトをロッド・ティップから一つ目のガイドの間に巻いていきました。ウェイトは、ゴルフ・ショップで入手可能なパター用の鉛のテープかStorm社Suspen Stripeです。
 「ジャーキングで下側にロッドをストロークさせると、ロッド・ティップの余分なウェイトがより幅広い、ゆっくりとした振りを可能にします。それによってスラック・ラインが生まれることから、ベイトが水中でほとんど180度頭を左右に振るようになります。」とMasonは言います。
 彼がSuspen Stripeを使用するときは、一つ目のガイドから貼り始め、ティップに向かって一度に貼ってしまいます。約15枚必要となります。パター用んpテープは幅広いため、より素早く貼ることができます。
 ロッドにウェイトを巻き終えたら、Masonは2液性エポキシを使用し、筆でコーティングします。彼は同様にウェイトを動かないようにするために、瞬間接着剤も使用します。
 柔らかい、ウェイトの追加されたロッド・ティップは、全てのジャークベイトのアクションを向上させ、ラージマウス、スモールマウス、スポテッド・バスを問わず多くのバイトを得ることができます。Bomber社9/16-ounce, 4 5/8-inch Suspending Pro Long Aは、最も左右に幅広くアクションしてくれるとMasonは教えてくれました。
 気をつけなければならないのは、Masonがウェイトを追加したロッドで利点を得ているのは、水温が十分に上がった状態で、バスが激しく動くジャークベイトに反応できるときだということです。これが有効なのは、スポーニング、ポストスポーン、そして夏から秋にかけてです。彼の基本のジャーキングのリズムは、2か3回ジャークし、2から3秒ポーズを入れます。そして水温が55°F(約12.7℃)か、それより低い場合、ポーズの時間をより長く取ることから、プレゼンテーションは全く違ったものとなります。
 Masonのウェイトを追加したジャークベイト・ロッドは、透明度の高い場所で、グラス、岩、ドック、立ち木など様々な場所でベイトフィッシュを捕食しているバスを釣ることができます。もう一つの利点として、柔らかいロッドによるslower action/反応時間の遅さは、反応時間の速いグラファイト・ロッドより、バスを釣り上げる確率を上げてくれます。

CRANKING
 ファイバーグラスはトレブル・フックの付いたルアーで掛けた魚をわずかしか逃さないという事実から、多くのバス・フィッシャーマンは伝統的なロッドの素材をクランクベイトの釣りに使っています。しかし、それだけがクランキングにファイバーグラス・ロッドを使う理由でしょうかと、Michigan州のプロ、Kevin VanDamは主張します。
 「ファイバーグラス・ロッドには他にも大きな利点として、クランクベイトをカヴァー、ボトムに根付いたものにぶつけていったときに、より良いアクションが得られます。グラファイト・ロッドは速く反応し過ぎて、それに従ってクランクベイトの反応も速過ぎる反応をしてしまいます。」
 10年以上前、クランクベイトの権威であったDavid Frittsが、このクランクベイトの釣りの特徴についてVanDamを啓発しました。Frittsは、ファイバーグラス・ロッドは負荷をかけると、グラファイト・ロッドより、ゆっくりと反応することから、その遅さはクランクベイトを何か障害物に向かわせても、反応時間が長くなると説明しました。このアクションは、よりバスを誘うことになり、より長い時間バスをクランクベイトに噛み付かせておくことができます。
 「ファイバーグラス・ロッドは、クランクベイトをshell beds/ボトムに貝殻が広がる場所、砂利や砂といった上を素早くリトリーブするには非常に役立ちます。」とVanDamは言います。「ベイトが何かにぶつかっても、ロッドが曲がることで私はリーリングし続けられるのです。」
 ファイバーグラス・ロッドは、VanDamがクランクベイトをbrushpile/枝の束やその他の引っ掛かりやすいカヴァーを釣るときには、それほど利点になりません。そのような場合、彼はスピードを落として、ポーズを頻繁に入れることで引っ掛かるのを防ぎます。彼は時折、水生植物の上をクランクベイトで釣る場合、グラファイト・ロッドを必要に応じて使用します。グラファイトはファイバーグラスより素早く反応し、より高感度であることから、クランクベイトがグラスに掛かっても、それほど激しくロッドを煽らなくても、グラスを切っていくことができます。
 しかし、今では、VanDamが水生植物を釣っているときでも、クランクベイトの釣りにフロロカーボン・ラインに変更していることから、ほとんどの場合ファイバーグラス・ロッドを使用しています。フロロカーボンのライン・ストレッチの少なさは、ファイバーグラス・ロッドでの感触・感覚を手助けしてくれ、グラスを切るにもモノフィラメントより適しています。そして、フロロカーボンが沈むという特徴によって、クランクベイトの潜行深度をモノフィラメントより深くすることができます。
 「私は耐摩耗性も気に入っています。」とVanDamは言います。「私はクランクベイトの釣りでは、何かに接触させないで釣ることはほとんどあり得ません。私のラインは常に傷ついています。」
 2種のファイバーグラス・ロッド、Kevin VanDam signature seriesロッドはQuantumでVanDamがデザインしたものです。a 6-foot-6-incherとディープ・クランキングにa 7-footモデルがあります。彼はこのロッドによって、クランクベイトに最善のアクションを出すことが可能であると主張します。しかしながら、このロッドは多くのファイバーグラス・ロッドと比べ反応時間の速いティップに、バックボーンがあるように作られています。結果的にロング・キャストを可能とし、バスをよりコントロールしやすくなっています。
 「7-footerを使用すれば、大型のクランクベイトを非常に遠くまでキャストできるでしょう。」とVanDamは言います。

CASTING SMALL CRANKERS
 Jimmy Masonは、ティップにウェイトを追加したジャークベイト・ロッドが、ウェイトの軽いクランクベイトをキャストするのに優れていることを発見しました。
 「ロッド・ティップのウェイトが軽いクランクベイトを相殺してくれる。」とMasonは言います。「ロッドが重さを乗せると、それは重いクランクベイトを使っているようになり、キャスティングの動作を変えることなくキャストできるようになります。私は小型のクランクベイトでも、通常のロッドより優れたキャストができることを保証します。」
 Masonは同様に、ウェイトを追加したティップが、クランクベイトのアクションを大きくし、よりワイド・ウィグルにしてくれると確信しています。


TOPWATER
 ロッドの反応時間が速過ぎて、硬過ぎると、特にポッパーやドッグ・ウォークさせるスティック・ベイトといったトップウォーター・ベイトのアクションも殺してしまいます。Alabama州のプロ、Tim HortonがTeam AllStar社a light-action 6-foot-6-inchのベイトキャスティング・ロッドを、Xcalibur社Zell PopとHeddon社Zara Spookに使用している理由でもあります。
 「ファイバーグラス・ロッドはこれらのベイトにはゆっくり過ぎます。」とHortonは言います。「私は通常ポッパーを絶えず動かし、そしてSpookでもポーズを入れるのは稀です。ファイバーグラスはペースを上げることができないのです。」
 しかしながら、グラファイト・ロッドはポッパーやスティック・ベイトに硬過ぎることがあるとHortonは主張します。ライト・ロッドは硬いロッドのように引っ張り過ぎることがありません。その柔らかさによってトゥイッチをいれた後にわずかなライン・ストレッチが与えられ、ルアーが魅力的なリズムで動きます。
 「このTopwater Special は、特にウェイトの軽いポッパーでもキャストしやすくなっています。」とHortonは言います。




Reference
BASSIN' online.com, BASSIN' Magazine ;"No Fish? Lousy Bait? Why It May Be Your Rod's Fault."

 たぶん言語的に理解されていないのが、faster tipとfast taperです。クランキング・ロッドなんだからモデレート・テーパーなのですが、たぶんfaster tipの意味を捉え違えてfast taperやfast actionとなったのだと考えられます。糸張り・テーパーと糸フケ・テーパーを理解していないと何の話かわからないと思いますが、クランキング・ロッドにファスト・テーパーはあり得ないというお話です。実際にそんな大間違いなロッドを作って売っているメーカーが存在しているから手に負えないのですが、ユーザ視点からは本当にいい迷惑です。
 つまりfaster tipとは何が言いたいのかというと、反応時間の速さを意味しているため、テーパーではないということです。fast actionという言い方もありますが、これも反応時間を表示しているという意味で「糸張り」と「糸フケ」を区別できないので困った語彙となります。USA製でCrankまたはModerateと表記されていたらまずテーパーに間違いはないはずです。

 実際の話の中で、「なぜピュアグラスのロッドを使わないの?」と聞いたら「ルアーが遅れてくるから、キャストとリトリーブのタイミングと合わないから好きじゃない」という答えを聞いたことがあります。その彼にしてみれば、コンポジット・ロッドも同じ印象で、キャストからリトリーブのリズムが狂うとの話でした。
 しかし、これはユーザ、個人の好みの問題であることから、魚から見てみると、David FrittsからKVDに受け継がれている概念として、クランクベイトが魚の目の前でたくさん動いてくれる方が魚へアピールはできるのです。つまり、人間側からするとキャストとリトリーブのリズムが合わない不快感が、魚にとっては正に要求しているものだったりするという事実が起こり得るということです。
 ついでに、ロッドの反応時間が遅い、つまり弾性率が低いことから、クランクベイトが動く回数が増え、逆にロッドの反応時間が速い、弾性率が高いとクランクベイトをロッドが引っ張ってしまうことから尻尾を振る回数が減ったりします。ついでに前者がワイド・アクションに、後者がタイト・アクションになります。言ってしまえば、魚から組むことを考えるとその両方が必要となる可能性が十分にあるということです。しかし、何度も紹介しているように、ルアー・アクションなんてライン・アイに装着するスプリット・リング一つで変えてやることも可能です。このあたりはルアーに関する知識が要求されますが、最も大切なことは魚が何を求めているのかということを探し当てるという作業です。
 細かい違いを話し始めるとコンポジット・ロッドでも、弾性率が高く、ほとんどグラファイト・ロッドのようなものも存在しています。先のテーパーさえ間違っていなければ、普通に使用できるのですが、隣で同じルアーを使って釣っているアクションと変わってくるということを意識すれば、また違った考察が生まれてくるということです。

 ジャークベイト用ロッドというのが日本でも販売されていますが、誰にでも簡単にと謳うのであれば、このようにティップにウェイトを乗せるぐらいの簡単さが欲しいところです。6ft2inを越えるレングスを持つロッドで、1日中意図したアクションを出すのであれば、このウェイトを乗せるチューンが確実に効果を発揮します。つまり、ロッドワークを非常に簡単にしてくれます。逆に、細かいアクションの調整などはできなくなり、己の技能的な向上は求められません。先に述べたように、ルアーの設計にも謳われていることですが、ジャーキングの簡単さを謳うのであれば、これぐらいのチューニングを施したロッドを販売するべきではないでしょうか。
 そしてこのコンセプトは、たぶん多くの人が小型の軽いクランクベイトに使い易いという言及で気がついたと思いますが、Nories Road Runnerが正に同じように重さを先にロッドに乗せておいてキャスティングを簡単にしているということです。そんなキャスティングを簡単にしているロッドのユーザでもキャストができていない人たちが多いのも事実です。
 ジャークベイト用ロッドにウェイトを追加するという方法は上記書籍のジャークベイトの項でも紹介されています。

 つまり、チタンのような軽量な金属をフレームにしたガイドを搭載して、曲がらないロッドをあたかも素晴らしいロッドかのように売っていますが、ステンレス・フレームに分厚いハードロイやアルミニウム・オキサイドといったガイド・リングを搭載しているロッドの方が、よほど素晴らしいロッドであることの方が多いということです。ロッドの利点として高感度を謳いますが、ラインに魚が触れたのが手元に伝達されたところで、その魚を針で掛けられるわけではありません。そして、そんな曲がらないロッドで、未熟なキャスティングをするものですから、どんどんキャストが下手になり、ルアーを投げる作業は次にリール頼みとなります。ベアリングやブレーキがどうと謳うのが増えるということは、キャスティングがまともにできない人口が増えているということです。
 

 結局、こういった違いに対して、なぜそうなのか?という疑問を持たずして、理解できるはずがないのですが、そういった疑問を持つことを諦めてしまった人たちには非常に難しい話となります。
 それ以前に、自分の使っているルアー・アクションが、ロッドを変えただけで変化するということについて、実際どれほど違うのか試してもみないし、知識としても入れないという向上心のなさは、己が変わらなければ、他者がどうすることもできません。そういった意味で、人間は基本的に孤独であるという精神性が、そういった独自の疑問を持ってそれを解き明かそうとするという知的好奇心につながるとも言えます。
 バス・フィッシングを楽しむ中で、それに従って知識に技能と向上しているのであれば、「誰かに言われたからそうしている。」というのはキッカケとしては良いことかもしれませんが、そこから先を見据えることをそろそろ考えるべきなのではないでしょうか。
 人の感性はときに精密な機械でも計測できない違い、変化、誤差を発見することができると言いますが、その違いのわかる当人は意識してその変化を見極めているという事実を把握しなければなりません。つまり、人に推奨されたから、誰かが使っているから自分も使っていて、そこに何の疑問も持たず、何も意識していない、何も考えてない人たちが道具の違いについて語るなんて失笑ものだということです。
 そんな五感が鈍っている人たちが、第六感なんて語彙を使うこと自体おかしな話です。

土下座じゃありません。地球の裏側の空を見ているだけです

 やっぱり春のファスト・リトリーブというのが、プリスポーンより前の捕食を強く意識した魚に非常に効果的な方法であり、それが今時分に起こりえるというのは非常識なようです。プリスポーンになってしまえば、魚の捕食に対する意識というのは薄れてしまうわけで、捕食を意識した釣りは難しくなります。逆にバスの居着く場所が特定できることから非常に釣りが絞り込み易く、釣り易いというのもありますが、結局バスの産卵についてきちんと積み立てしていない人たちにとっては、きっと何の話をしているかさえわからないという偏見があります。


 さて、Kevin VanDamの現在のタックル・セッティングに至るまでには、この人の影響を考えずには先に進むことができないであろうDavid Frittsを引用します。
 そんなDavid Frittsからこれから先に起こりえる状況に対して、少し変わったクランクベイトの選択方法を見てみましょう。

David Fritts
The King Of Cranking Offers Hardcore Advice
Monday, March 02, 2009

 Guntersvilleで開催されたFLW Tourはプリスポーン期のハードベイトが有効なeventでした。競技者のほとんどがリップレス・クランクベイトをキャストしていましたが、同様に競技者のほとんどが多くの魚を逃していました。

 クランクベイトで釣ることと魚を逃すという2つは、一見すると密接な関係を持っている、連動した要素であるように思えます。

 Davitt Frittsはそこで卓越した結果を残しました。彼はlipped/リップのある(not lipless/リップレス・クランクベイトではない)クランクベイトをキャストし、わずかな数の魚しか逃しませんでした。しかし、the master crankersはリップレス・クランクベイトをキャストするときでさえ、他者と比べて、わずかな魚しか逃すことがないという点に気をつけなければなりません。

 彼の秘密とは何でしょうか? どのようにしてキャストするベイトのスタイルを決定するのでしょうか? プリスポーンに釣りをする場所についての彼のアドヴァイスはどういったものでしょうか?

 その質問の答え、またそれ以上のものが以下から見つけることができるでしょう。

Which Bait When?
 Frittsによれば、Rapala社 DT06とDT10といったリップド・クランクベイトをキャストする一つの理由は、Guntersvilleの水深にあります。

 市場で最も注目されているRapala社の新たなベイトClackin' Rapは、Frittsも数多くキャストしてきたベイトです。しかし、それは彼のGuntersvilleでのパターンには、最適ではありませんでした。

 「Clackin' Rapは7/8-ounceあり、非常に重量のあるベイトであることから、それは水深がわずかに深いゾーンで釣ることを目的としています。そして、それはsuper-shallow grass/非常に浅い場所の水生植物には非常に釣り辛いのです。釣り易いのは、グラスのトップ・先端が水面から4 feet(約1.2m)ある、そして25 feet(約7.5m)まで落とし込んで釣ることです。Guntersvilleでの私の狙う魚はわずか数フィートしかない水域でした。」とFrittsは言いました。

 彼のDTクランクは、シャロー・ウォーターでの適切なコントロールをもたらしてくれたのです。しかし、なぜ彼はClackin' Rapより小型のRattlin' Rapに変更しなかったのでしょうか?

 「私は水深がおおよそ5 to 11 feet(約1.5m~3.3m)で魚を釣りましたが、その魚をバイトさせるには、バイトを誘発するための多くの引き金を引いてやる必要があるように思いました。」と彼は言います。「リップレス・ベイトは、一般的により活発な魚に向いています。全てはどれぐらい活動的・攻撃的かに依存すると考えています。もし魚が活動的でなければ、リップレス・クランクで釣ることは難しくなります。そのような場合であれば、(リップド・)クランクベイトで障害物にぶつけて跳ね馬のように暴れさせることでバスのバイトを誘発することができるのです。」

 簡潔に言えば、Guntersvilleのほとんどの場所では、リップレス・クランクで特定の場所に生息していた最も活動的な魚が狙われていて、Frittsはリップド・クランクベイトをキャストしてnon-aggressive/不活発な魚のバイトを誘発したのです。そして大抵は、プリスポーンの不活発な魚は勝つために必要なウェイトを持った魚であるということです。

 もう一つの決定過程にあった要素は、「皆がリップレス・ベイトをキャストしていたことから、私は何か違ったことをしようと決めたのです。」

 「リップの有無を問わず、クランクベイトは私の得意分野です。」と彼は付け加えました。「しかし、リップレス・クランクは、chunk and wind/キャスト回数を増やして魚に辿り着くという、スピナーベイトと同じ役割を果たします。クランクベイトで私のような釣果を上げるには、いくらかの技術、粘り強さ、そしてわずかな運、これらを組み合わせることが必要です。」

 リップレス・クランク・ファンにとって良いニュースとして、Rapalaはシャローを釣るためのいくらか軽いモデルのClackin' Rapを発売する予定でいるということです。

Where To Look
 もちろん、FrittsはGPSによるGuntersvilleのスポットの座標を公開するわけではありませんが、彼は我々にプリスポーンの方法論を提供してくれました。

 まず湖に到着し、クランクベイトでプリスポーンの魚のバイトを得ようとするならば、どこが最も広域なスポーニング・エリア、産卵場所となり得るかを最初に特定します。

 「その場所へ出発し、そこがもし大きなポケット・窪みになっていれば、そこから釣り始めます。そのワンドの角となる場所の両側の岸際の地形を見て、クリーク・チャネルやディープ・ウォーターといったストラクチャーがどのようになっているか確認していきます。そういったストラクチャーにグラス、岩、スタンプ・木の根、立ち木といった多数のカヴァーがあれば、魚はそこでポケットに入る瞬間を待ちます。」

 もし魚が産卵場所の「外側」に居なかった場合、彼はどれぐらいそのポケットから離れた場所にプリスポーンの魚が移動しているのかを探すことになります。つまり、魚がまだディープ・ウォーターに固執しているのか、それとも浅いフラットに移動してきているのかということです。

 水温が重要となると彼は指摘します。春の水温は素早く下がることもあれば、素早く上がることもあります。天候によって、魚は大きく移動する準備をしているか、ポケットから離れていたりします。

Hook 'Em, Land 'Em
 リップの有無を問わず、クランクベイトが効果的となったとき、魚を逃すことがつきまといます。Guntersvilleでは、その数日間、他のプロたちも多くの魚を逃したという話をよく耳にしました。

 Frittsは、魚をクランクベイトでフッキングしてもよく外されてしまうことを認めます。特に、フラットに移動してきた魚をリップレス・クランクで狙えば、魚は攻撃的にストライクしてきますが逃してしまうことも多いのです。しかし、彼は他のクランクベイトを使っていたアングラーたちと比べて、多くのバイトを得て、より少ない魚しか逃さなかったのです。

 彼がどのようにバイトを誘発して魚を釣り上げたかいくつかのヒントがあります。

Fish High
 「ハードベイトは、プリスポーンの魚がボトムに居ることが少なくなり、魚は見上げることが増えるということから、タックルボックスの中の最適なベイトとなります。」と彼は言います。「魚の上をリトリーブしたいとき、クランクベイトはこの基準に最も適しています。ハードベイトは振り子のように、潜っていってもまた浮き上がってきます。もしボトムにぶつかったとしても、ボトムに留まっていることがないのです。」

 これがリップレス・ベイトのyo-yoアクションで釣らず、フローティング・クランクベイトで釣った理由であり、その効果が発揮された理由でもあります。注目されるべきなのは、Frittsは完全な"floater/フローティング"で釣ったということではない点です。

 「Rapala社DTシリーズは、スロー・フローティングです。それらは素早く浮き上がることがありません。」これは特に低水温期に鍵となります。

Take a Look at Hooks
 FrittsはVMC社でSureSetフックをデザインしました。Rapala社のクランクベイトのSureSet modelに装着されているものです。このトレブル・フックの特徴は、針先の3本の内の1本が大きく、引き延ばされたような形状をしていることです。
Rapala(ラパラ) バス用ハードルアーRap...

Rapala DTSS4 CW
価格:1,190円(税込、送料別)

Rapala(ラパラ) バス用ハードルアーRap...

Rapala DTSS6 CW
価格:1,250円(税込、送料別)

Rapala(ラパラ) バス用ハードルアーRapa...

Rapala DTSS10 CW
価格:1,190円(税込、送料別)

Rapala(ラパラ) バス用ハードルアーRapala(ラパラ) ...

Rapala DTSS14 CW
価格:1,460円(税込、送料別)

Rapala(ラパラ) バス用ハードルアーRapa...

Rapala DTSS16 CW
価格:1,190円(税込、送料別)

Rapala(ラパラ) バス用ハードルアーRapala(ラパラ) Div...

Rapala DTMSS20 CW
価格:1,640円(税込、送料別)


 「もしSureSetを使用しなければ、それを使っていれば釣ることができたであろう多くの魚を逃すことになったでしょう。適切なドラグ設定とロッドを使用している限り、そのSureSetフックを装着したベイトにバイトしてきた魚を逃すことはないでしょう。なぜなら、そのフックは魚の口に[フックのギャップ分]深く掛かってくれるためです。」

 彼はフックをNo.4からNo6へとダウンサイズすることがあります。大型の魚が多い場所では例外です。

 「小型のフックは、もし魚が完全に吸い込んでしまうようなバイトでなかったとしても、フックを掛けることができます。なぜなら、小型のフックは貫通させるのがより簡単なのです。そしてSureSetでは、1本の針先は大きなフックを持っているのと同義です。Guntersvilleでの映像を見れば、私が魚を掛けていれば、魚を逃す心配をしていないことがわかるはずです。私は1尾だけ逃しますが、カラーを変更して次の魚は決して逃しませんでした。」

Color Matters
 Frittsが魚の逃した理由をルアー・カラーによるものだと考えるのは興味深い点です。しかし彼によれば、それによって大きな違いが生まれると言います。もし魚が求めている適切なカラーを使用していれば、魚を逃すことが減ります。

 「もし魚が完全に吸い込まないような状態で、魚を逃してしまうようであれば、カラーを変更してみるべきです。カラーは何尾逃したかという釣果に大きな影響を与えます。」と彼は指摘します。

Go With Glass
 Frittsは最後のtipsとして、フッキングしてからランディングするまでの確率を上げるには、リールとロッドが重要であることを教えてくれました。
 リールに関して、ドラグが確実に効くものを使用し、決してドラグを締め込んでしまわないことだと彼は言います。




Reference
http://www.bassfan.com/tips_article.asp?ID=277
 大事なことなので言っておきますが、産卵床となり得る場所のフラットを釣るときと、フラットにいくまでのルートとなり得る水深のある岬を釣る時では、釣り方が変わってくるということを気にしなければなりません。つまり水深が深くなるほど魚の頭にルアーをぶつけていかなければならないことから、春にリップレス・クランクベイトのyo-yoingが有効だと言われる背景があるのです。
 いずれにしてもウィニング・ベイトだから流行したとしかもはや言えないRed Eye Shadを、これから起こりえる状況に対して有効に使っている人たちを見たことがないので、言っても無駄という偏見もあります。
 昨年の今頃、ウィニング・ベイトはKVD1.5でした。そして、まだ気温が低くプリスポーンとはとても言えない状況で、そのウィニング・ベイトを無駄にキャストした人たちが多かったはずです。そんな中で、まだ水温的に考えてもプリスポーンじゃないし、そんな浅いゾーンを狙うものよりRed Eye Shadの時期でしょ?とツッコミを入れたのは唯一自分だけだったという偏見もあります。

 さて、魚の頭上をリトリーブするのに最適なのが、いわゆるNo.7,No.8といった大型ブレードを取り付けたスピナーベイトです。つまり、大きなブレードが回転してくれることから、揚力がつきボトムに接触しにくくなるのです。つまり、この記事のDavid Frittsはクランクベイトを使用していますが、ビッグブレードのスピナーベイトをゾーン・コントロールとして引き出しに入れておくと賢く釣りができます。しかし、大切なのはシャロー・フラットに上がってきたプリスポーンの魚だということで、季節的に現状はまだ早いということです。
 ついでに、そんな状況下で、あまりに魚が攻撃的であれば、ブレード・サイズを下げてスピードを上げてやる、スピード・コントロールを行うことが釣果を上げる積み立てとなります。ゾーン・コントロールとスピード・コントロール、これらを第一に考察してから初めて次にカラーという要素を考えるという基本に何も変わりはありません。

 これだけ先の話をすると、勘違いした人たちがブログなんかでプリスポーンの魚が釣れたと言い出したりするのでしょうか。大事なことなので何度でも言いますが、プリスポーンだとすれば、オスがシャローで産卵床をつくっていないといけません。それこそ通常この時期によく名前の挙がる他魚種の1種の動向を書いている人たちが居ないことから随分と産卵期がずれ込むことが容易に予想されます。


 それにしてもClackin' Rapも販売から3年が経過していますが、未だ細々と販売されています。そして、DTシリーズがUSAでは定番化しているからこそ日本でもこのように購入できるわけですが、ちゃんと売れているとは思えません。一時期Strike King Pro Crankbait 6XDが売れましたが、DT Metal 20が売れたとは聞いたことがありません。つまり何が言いたいのかというと、誰かが使って釣れたという情報がないとルアーを開拓できないという態度は非常に消極的で、ルアー・フィッシングの楽しさに踏み込めていないのではないでしょうか。

 これも大事なことなので何度でも言いますが、魚の状況に合わせてツールは組んでいくものです。つまり、「あの特定の状況の魚に、このルアーをこう持って行ってやって釣ったら面白そう。」と想像するための第一歩は、とにかくバスを知るということから始まるのです。ルアーやそのアクション、カラーにこだわったところで、魚が見えていない、分析できていない状況では無意味なのです。


 そして、フックの形状としてTriple Gripに触れるなら、VMC社の5536 SureSet(1x strong)や5537 SureSet(4x strong)といった同じ形状でもワイヤー径の違うものも紹介するべきではないでしょうか。どれだけアンテナを張っている範囲が狭いのかということを晒しているようにしか見えません。そして、形状一つとっても、2本の針先は通常のラウンド・ベンドですが、その特徴的な針先1本は内側を向いているのです。
 細かいことを気にするならば、誰かが言ってたから試すのではなく、自発的に意図して試すことが次の一歩を踏み出すための糧となるのです。

ヘーイ メーン!そのロボットダンスはサンライズ系?

 春にファスト・リトリーブが効果的でないと言われていたって、それってあなたたちが特定のルアーをプロモーション活動で売りたいがためにつくりだした概念なわけで、反省するべきはルアー作って売ろうとしてたあなた方なんじゃないですか?とツッコミを入れたくなりたくなるなどしました。
 別にファスト・リトリーブに限らず、リトリーブ・スピード変えられない人が多過ぎます。それはスピナーベイトのブレード・サイズを一揃えしていないことからも明瞭です。なぜ3/8-ounceのスピナーベイトにNo.3といった小型ウィローリーフ・ブレードを取り付けず、No.4というスピナーベイトのプロファイルに対して大きめのウィローリーフ・ブレードを付けてファスト・リトリーブしようなんて無謀なことをするのでしょうかということです。ゾーン・コントロールできる方なら、小型ブレードほどゾーンをディープ側に持って行きやすいと考えるのが普通です。
 結局、多くの情報を自分の中で整理する、分析するということが理論、そして体系化につながり、細かい情報を記憶していなくてもすぐに答えが出せるようになるわけですが、これができない人たちがあまりにも多過ぎる偏見があります。
 結局、バスがルアーに反応するストライクだって、リアクションという言葉は使うけれどその対義語を使っている日本人なんて見たこともないですし、威嚇、捕食、探知、反射といったそれらしい言葉を連ねてその生体反応について難しくする人たちだらけです。バスのストライクなんて2つに分類できるのに、なぜわざわざ難しく考えるのかという疑問がその考察を支えています。

 さて本題の春という時期のファスト・リトリーブという可能性です。大事なことなので何度でも言いますが、
バスの状況から全てを考えることが重要です。つまりルアーを決めるにしても、リトリーブ・スピードを決めるにしても、バスから考えなければならないのです。
 Florida州で行われているElite Seriesからいくぶん触発された気がしますが、Jim BitterとBernie Schultzのインタビューから見ていきます。

Speed for the kill
When the bite slows, these savvy anglers speed up
By Chris Christian
Mar 4, 2008


 典型的な例として「昨日来るべきだった。」と、今日は家に居るべきだったという後悔と対峙することがあります。

 Florida州のHarris Chainでは、2月の穏やかな天候が1週間続いたかと思えば、一夜にして激変することがあります。気温がmid-70(75°F=23.8℃)と、曇った天候が揃うと、バスをシャローに移動させることになります。それに反して、Jim Bitterと著者は快晴に、冷たい20 mph(風速8.8m/s)の北風が吹き、そして、なぜフロリダのアングラーが防寒着を持っているのか理解できる気温の中で会いました。

 アングラーたちが使う言葉には様々なものがありますが、このような日を"In The Dumper"[dumper=ゴミ箱]と呼びます。他の語彙に比べて、これが一番適切で、印刷可能な言葉でしょう。

 しかしながらBitterはそれほどこの状況に対して困惑していませんでした。そして幸いなことにボート・ランプからは短い走行で済み、彼はcanal/用水路に入りました。そこで彼は今日のゲーム・プランについて教えてくれました。

 「a Rat-L-Trapを結び、可能な限り全てのカヴァーをburn/速巻きで釣ります。」と彼は指示しました。「スピードは上げたままで、ルアーを枝の先端、ドックの杭、倒木などそれぞれのカヴァーにぶつけていき、可能な限り様々な角度でアプローチしていきます。昨日のように多くの魚を釣ることはできないでしょうが、私たちは魚をつることができるでしょう。」
 ビルルイスRat-LTrap/ラトルト...

ビルルイス Rat-LTrap/1/2oz
価格:714円(税込、送料別)

Rat-L-Trap ラトルトラ...

Rat-L-Trap 3/4oz
価格:1,050円(税込、送料別)

Rat-L-Trap ラトルトラップ マグ...

Rat-L-Trap 1oz
価格:1,500円(税込、送料別)


 多くの人が不活発なバスにはfinesse techniques/フィネス・テクニックが必要とされると理論的に信じ込まれていますが、Bitterは冒涜に相当することを主張します。しかし、それは有効だったのです。

 事実、それは非常に有効であることが証明されました。その日の終わりには、十分なバスを釣り上げ、釣っているスポットからスポットへ移動するそのスピードが非常に有効で、一般的な見識がいつも正しいとは限らないことに気がつかされました。

 「このcanal/水路には、昨日多くのバスが上がってきました。そして、今日のこの前線がバスをその場から移動させる要素にはなっていません。」とBitterは説明します。「バスがどうするかというと、彼らが見つけ出した様々なhard cover/硬いカヴァーにぴったりと身を寄せます。同様に、それは不活発になり、ベイトを追いかけ回さなくなります。しかし、もしあなたがバスの鼻先に勢いよく適切な角度でリトリーブすることができたら、彼らは本能的な反射でヒットしてきます。これはスピードが問題となります。そしてこれはほとんどの場合で見過ごされているルアーのプレゼンテーション方法の一つです。」

The speed factor
 多くの"speed/スピード"の解説には確かな定義が存在せず、相対的なものです。つまり、それはアングラーからすると、プラスティック・ワームでボトムを叩くスピードと、バズベイトを表層でリトリーブするスピードとで違ってくることを意味します。

 多くの経験を持つアングラーたちにとって、"speed/スピード"は説明するのが少し簡単になります。リトリーブ・スピードを上げて、ルアーをバスに短時間見せるということは、魚がそれに反応するか、見過ごすかのどちらかということです。

 「ハイ・スピードでリトリーブすることは多くのバスのストライクを誘発することになります。」とFlorida在住のプロ、Bernie Schultzは言います。「バスはトップ・レヴェルの捕食者で恐れを知りません。そして、生まれつき好奇心が強いのです。そしてbullies/(弱いものをいじめる)いじめっこでもあります。もし他の魚と水槽に入れたとすれば、小さな魚をしきりに追い回すのを見ることができるでしょう。あたかも学校でのいじめっこのように、彼らはついばむでしょう。それが彼らの本能なのです。彼らは生息環境に居る小さな生物に対して反応するようになっています。それは猫がねこじゃらしに手を出したり、犬がボールを追いかけるのと同じなのです。」

 「バスに適切な角度でルアーをburn/速巻きでプレゼンテーションすれば、反応を得ることができるでしょう。そしてバスは手を持っていないことから、口に含むことでしか反応することができないのです。もしバスがfeeding mode/捕食体勢にない状況でも、口の中に針を掛けることができるのです。つまりmood/バスの捕食傾向は関係ないのです。スピードがストライクを誘発する鍵です。」

 バスがnegative mood/消極的なときはスピードを上げることが多くの場合に選択されますが、それだけがベイトをburning/速巻きが効果を発揮するときではありません。

 ときには、非常に活発な魚に対して、彼らの口を開けさせる余分な要素が必要となることがあります。Schultzは珍しい一例を思い出します。

 「数年前、私がPotomac Riverで開催されたBASSMASTER Invitationalで釣りをしていたときでした。」と彼は解説します。「私はバズベイト・パターンが確実だと考えていました。プラクティスからトーナメント初日まで、魚は攻撃的でした。私のHildebrandt社のバズベイトが水面を動く限り、バスは反応していました。」

 「全ては2日目に変わりました。全ての魚はベイトを追って水面まで来て表層を騒がせるのですが、決してベイトには触れなかったのです。」

 「私は失望しました。なぜ変わってしまったのかがわからないのです。」

 彼は全てを試みました。スロー・リトリーブ、小型のルアー、別のカラー、別のブレードと考えられること全ての作戦を試したのです。しかし、違いはありませんでした。バスは確実にSchultzのバズベイトに興味を示していましたが、釣果に結びつかなかったのです。

 「もしついていなかったら、私は1日中失望することになっていたでしょう。」と彼は報告します。「あるキャストをしたとき、大型のバスがベイトを追いかけてくるも逃してしまいました。そこで私は次のキャストをしようとベイトを素早く回収しました。ボートから5 feetのところで、魚が水音を立てながらストライクして、私はその魚を捕えたのです。その魚はベイトを口の中深くまで飲み込んでいました。」

 「そこでひらめきました。唯一私はスピードを上げることを試さなかったのです。そしてそれが必要だったのです。私は次の2日間バズベイトをグラスに向かって可能な限り速くリトリーブしました。それは一度も釣ったことがないぐらい速いスピードでした。そして私はそのリトリーブを見つけてから魚を逃すことがありませんでした。これを発見してから、私は全てのキャストを新しい水域に行く必要性がありました。他のアングラーたちが同じ基本のベイトで、しかしスローな速度で釣りをした後を追うことになりましたが、私はファスト・リトリーブで釣ることができました。」

 「私は未だになぜ魚がそれほど急激に変わったのかはわかりませんが、それ以来私はよりスピードという要素を気にかけるようになりました。そして他のベイトでもそれが有効であることもわかりました。ときには、それは1時間ごとに変化し、今見ていることが絶対なのです。」

When speed can rule
 それでもスピードは気まぐれなバスの対抗策となります。どのベイトをburningし始めるか、それぞれに適切な時間と状況があります。

 「Florida州のpre-spawn/プリスポーンのバス、または他の場所でも魚がシャローの水生植物や木に上がってくる場合に、最も効果的なパターンがあります。それはシャロー・ランニング・クランクベイトを速巻きすることです。」とBitterは言います。「もしカヴァーのほとんどが水生植物であれば、リップレス・クランクベイトが通常最も使い易いでしょう。もし木が多い場所であれば、Mann's社1-MinusかBomber社Square Aといったシャロー・クランクベイトが有効です。それは木にぶつけていったとき引っ掛かることを抑制してくれます。これは確実に釣果を得られるパターンです。もしバスが産卵床をつくる場所を知っていて、そこを選択するものの産卵床に居る魚を見ることができない場合、私は深いゾーンに戻って、水生植物をa[Rat-L-]Trapで速巻きを始めます。」
マンズ ワンマイナス 1...

マンズ ワンマイナス 1...
価格:1,170円(税込、送料別)

BOMBER ボーマー Model A's Square A...

BOMBER Square A B04SL
価格:399円(税込、送料別)

BOMBER ボーマー Model A's Square A...

BOMBER Square A B05SL
価格:399円(税込、送料別)


 ブレード・ベイト[スピナーベイト]はこの時期非常に有効です。特にグラスがトレブル・フック・ベイトを使うことを妨害する場合に最適です。

 「Florida州には多くの湖があり、2 to 4 feetの水深のフラットに広大なグラスのある場所が南部には存在します。」とSchultzは付け加えます。「そういった湖はeelgrass/セキショウモ、peppergrass/ササバモ、hydrilla/クロモ、またはこれらの抽水植物が混合して生育しています。キャスティングする対象として明確な場所がそれほどないのですが、魚はそこに居着くか、不規則にその周囲を泳ぎ回ります。」

 スピナーベイトかSnagless Sally[インライン・スピナー]を、水面直下で素早くリトリーブすることが、多くの魚という釣果に結びつくでしょう。私は背中に風を受けたボート・ポジションを好みます。風に向かって魚は頭を向けます。そこでfan cast/扇状に素早くキャストし、ボートの前をボートでdraft/漂わせながらグラスの上を釣っていきます。これは、多くの魚の背後からベイトを持って行くことになり、魚の目の前に持って行った瞬間的な反応を狙います。彼らに考えさせる時間を与えないのです。これはバスがグラス・フラットで産卵しているときに有効なパターンです。

 The spawning period/産卵期間中、そして秋も含めてスピードが素晴らしい結果を得るための鍵となります。

 「魚が捕食体勢に完全になっているときなら、いつでもスピード・リトリーブが有効になります。」とBitterは指摘します。「そういった魚は捕食しようと活発であることから、ベイトを素早くリトリーブすることで、魚の目の前を通す可能性を上げることもできます。スピードを上げるパターンは、秋の人造湖で、シャッドがクリーク・チャネルに集まっているときにも例外なく有効であると考えられます。」

 「秋には、クリークの奥にある、わずかなlittle pocket/窪み、小さなワンドにシャッドが群れを成しているのを見ることができるはずです。」と彼は言います。「いくつかのポケットは、リビング・ルームよりサイズが小さいこともありますが、シャッドの群れはそこに居て、それを追って何尾かのバスもそこにいるため狙うべきなのです。もしスピナーベイトやクランクベイトをシャッドの群れの真ん中にファスト・リトリーブで通せば、群れは2つに別れることになるでしょう。しかし、群れが別れたとしても、バスはルアーに照準を合わせてきます。」

Persistence pays
 スピードを上げてストライクを誘発する鍵とするには、スピードを上げるだけで成功するものではありません。威力を発揮するためには、バスに対してルアーを適切な角度でプレゼンテーションしなければならないのです。アングラーたちが、カヴァーに対してバスがどのように位置しているかを理解するまでは、ファスト・リトリーブを有効に使うには、そのカヴァーを様々な角度からキャストすることで、適切な角度を見つける作業が必要です。

 「Chesapeake Bayで開催されたBASS Masters Classicで釣りをしていたときのことです。」とSchultzは関連づけます。「その場所はduck blinds/カモ撃ち小屋が建設されたばかりで、その中の一つに魚が固まっていることを見つけました。その周辺で1尾か2尾を釣り上げますが、それからバイトが止まってしまいました。そこで、私は別の角度で同じ場所を戻ることで、さらに1尾か2尾を追加しました。そして再び、それを繰り返していきます。1時間でa SpotとBomber社2Aを使い分け、両方をファスト・リトリーブで使用しました。リトリーブ角度を変えながら、小屋の杭にぶつけることで、全ての魚を釣り上げました。」
BOMBER ボーマー ModelA...

BOMBER ModelA B02A
価格:672円(税込、送料別)


 「何尾ぐらいの魚がそこにいたのかわかりませんが、私を追う2艇のボートがそこで釣りをして釣果を得られなかったことは知っています。彼らは魚を釣るとすぐに移動していったのです。カヴァーに対して何度も様々な角度からぶつけていくことが、スピードを上げてストライクを誘発することになるのです。」

 スピードを有効に使うには、耐えることが結果につながります。しかし、与えられた釣りの時間は限られていることから、このアプローチをいつ採用するべきか知ることは、適切に実行するためには重要なことです。Bitterによれば、その判断は比較的簡単なものだと言います。

 「多くのスピードという要素は、あなたが持っているその水域の知識にかかっています。」と彼は発見しました。「釣果が落ちてきたとき、多くのアングラーたちがルアー・プレゼンテーションをスロー・ダウンさせる傾向にあります。もしそのエリアに魚が居るかどうかわからない場合、悪いアイディアだとは思いません。しかし、もしバスがそこに居ると確証があるけれど、通常のリトリーブで釣ることができなければ、それがスピードを上げる合図になります。そのような状況では、スピードが圧倒的な結果を生みます。」

Maximizing you RPMs
 全てのルアーをファスト・リトリーブすることができますが、非常に速いスピードが要求されます。多くのエキスパートたちは、リップレス・クランクベイト、スピナーベイト、スクエア・ビル・シャロー・クランクベイトを選択します。市場には様々な選択肢があり、それら全てが適切に働いてくれるでしょう。しかしながら、微調整することがより効果的にしてくれる場合があります。

 「多くのスピナーベイトは、水面に飛び出すまでの上限のスピードがあります。」とBernie Schultzは言います。「しかし、rubber core sinkerのラバーを外したもの、ナツメオモリ型のスプリットショット・シンカーをフック・シャンクに取り付けることで、リトリーブ・スピードを著しく変えることができます。1/2-ounceシンカーを3/8-ounceベイトに取り付ければ、より速くリトリーブしても、適切にリトリーブすることができるでしょう。」

 クランクベイトは1サイズ大きなトレブル・フックに変更することで利点を得られます。何人かのアングラーたちはリア・フックを変更することを好み、その逆を好む人も居ます。

 「フックを変更することでアクションを変えるわけではありません。」とSchultzは言います。「なぜなら、いずれにしてもルアーのテールは大きく振れるのです。しかし、大きなフックによって、素早く動くベイトにバスが飛びついてきたとき、針を掛ける確率を上げるのです。」

 タックルを慎重に選択することは賢明な処置です。

 「スピード・クランキングはアングラーを疲れさせることでしょう。」とJim Bitterは指摘します。「そこで私は、軽量であることから5 1/2-footのピストル・グリップ・キャスティング・ロッドを好んでいます。リールは5.1のギア・レシオを使い、長時間使うことができない重いものは避けるべきです。そして、長いレングスのロッドは必要ありません。なぜなら、あなたが行うほとんどのキャストは、短距離で正確なキャストである必要があるからです。」





Reference
http://www.bassmaster.com/tips/speed-kills
 ファスト・リトリーブを有効に使って釣りましょうと言ったことがありますが、試してみても一向に釣果が得られない人は、まさにバスの頭がどちらに向いているかなんて考えたことがない、プライム・スポットを絞って釣りをしたことがないということです。または、対峙しているバスの状況に対して、このルアーをこう動かして釣りたいという意図がない、ルアー・フィッシングしていない人です。
 後者は初心者にはそもそも基本がわかっていないことから非常に厳しいものとなりますが、何十年も釣りをしているのに、対峙している魚の状況に対して、このルアーをこう動かしたら釣り易いから、ライン・サイズはこれ、ロッド・レングスはこれ、リールのギアレシオはこれ、そしてスプール・サイズはこれといった考えが一向に出てこないというのは、未だに己が初心者であることを認識しなければならないということでもあります。
 結局、対峙している魚の状況を考えると、このルアーをこう動かして釣りたいと意図することが、そのうち好みとつながり「スタイル」となるはずなのですが、魚を釣りたいと願うことが先行して、見えている全ての魚や100尾居たら100尾釣りたくなり、結果釣り易い魚を見過ごし、釣りにくい魚に振り回されるという、好み・スタイル以前の人たちが多過ぎます。言ってしまえば、その典型例がライト・リグだということです。

 さて、ファスト・リトリーブのためにリア・フックのフック・サイズを変更すると、ウィグルこと尻尾の振れ幅が微妙に変わってきます。それ以前にタックルのうちのどれか一つセッティングを細かく変えればアクションを変えることは可能だという前提が、長いこと釣りしている人たちの考察に無いことが不思議で仕方ありません。
 物理的にアクションがタイトになることが理解できるかと思いますが、タイト・ウィグル、ロールを伴うタイト・ウォブルに関わらず、アクションが小さくなることによって同じ距離を同じスピードでリトリーブしたときにクランクが尻尾を振る回数を増やしてあげることができます。
 クランクベイト好きを自称する連中からすれば、そのピッチが増えることすら、魔法のアクションとかアクションに名前を付けたりして言いたがるでしょう。
 しかし、そんなどうでもいいことではなくて、大事なことなので何度も言っている、バスから考えて道具を組むことを前提とすれば、つまり、いつどの状況でタイト・アクションが必要なのか、バスを知らなければならないということです。昔から定説と言われていることもあるでしょうし、周囲が皆同じことをしているから違うものを必要としてそれを採用することもあるでしょう。本当に大事なことなので、これも何度でも言いますが、ルアーに魔法は宿っていないのです。ルアーをキャストして魚の目の前に届けてあげるのは、アングラーから仕掛けなければ始まらないのです。何が言いたいのかというと、ルアーにあたかも魔法のアクションがあるかのように謳う連中が蔓延っている現状を嫌悪しているということです。

 ルアー・アクション1つ1つがどうこう言う前に、多くの人たちがバスの目の前、鼻先にルアーを持って行けていないという事実を突きつけて、繰り返しその要点を言うべきだと言っても、そういった連中が反省するはずもありません。
 最後に大事なこととして付け加えておくと、ゾーンというのは、バスの目の前にルアーを持って行くということです。
 つまり、最初スピナーベイトをファスト・リトリーブするためにブレード・サイズを落とすという意図だったとしても、魚が見つからなければゾーン・コントロールとして深いゾーンをスロー・リトリーブで釣ることもできるということです。2-3mのゾーンをスロー・リトリーブできるという利点は、今時分、ファスト・リトリーブの有効性を試しながら1つのルアーで2つのゾーンを釣ることができるとても合理的なベイトだということです。
Profile

arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

Latest journals
Latest comments
Monthly archive
Category
Latest trackbacks
Favorite
ジャークベイトの基礎/定番 ARB
定番2 Long A 14A
BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A

BOMBER ボーマー Long"A" ロングA B14A
価格:820円(税込、送料別)

 もっとも安定したアクションを生みながら、もっとも頑丈に作られているロングA。  ARCについて「多くのバスプロ達が求めたのはゾーンが深い方のルアーだったため、リップをディープダイバーのものにしてあります。」ヒロ内藤



Test ad
Mail form

Name:
Mail address:
Subject:
Body:

Poll Question
Link
Reference
Favorite 2
Display RSS link.
Friend request form

Want to be friends with this user.

Favorite 4