泣け雌ザル、この際特別に許可してやる。キーキー喚いて洗いざらい全部ぶちまけてしまえ。

 間違ったことを言っちゃいけないという風潮は、ブレインストーミングに大きな障害を生みます。とにかくアイディアを集めて、その中から今まで考えつかなかったアイディアを探し出す作業なわけですから、最初からアイディアを批判するというのは禁止されている事項です。こういった注意事項を書いて、さらに発言する側が意識しないと、それができないという日本の風潮には失望するしかありません。昨年のエントリーでブログ内でブレインストーミングがしたいと考えているとエントリー内に書いた記憶があるのですが、忘れられていそう、大事なことなので何度でも言っておきます。


 Current vs Wind という対立構図で水の流れを考えた時に、『Largemouth Bass Location: Finding Bass in Lakes, Reservoirs, Rivers & Ponds (Critical Concepts)』では、Currentを主要要素として考え、special effect/特殊要素として風を考えるということが示されています。
 その風の影響をマクロで考えた、見たときには以下のような図1で示されます。マクロとは、地図上で広域にその影響を考えるということです。
図1
Wind effect 1

 そして上図に対してミクロな見方をしたものが下図2つ、図2,図3となります。
 True surface Current(右斜め上の矢印)というのはいわゆる水面に見える波などの水の流れです。風は岸、ショアラインに向かって交差するように吹いています。そして流れが風によって岸に向かってぶつかることによってつくられる岸際のturbulence/渦、そしてsubstrate rebound currentという跳ね返ってくる流れがあります。
 その中で、バスは岬の先端に、流れの当たる側にactiveの魚が、岬で流れが遮られる側にless activeの魚が居ます。
図2
Wind effect 2

 さらにミクロな視点でも、実際は3次元なわけですから、鳥瞰図だけではなく、水中の断面図でも見ています。
 岸に流れていった水は必ず跳ね返ってくるわけですが、渦になって相殺される流れもありますが、その逃げ道は図のように深い側へ流れていきます。つまりバスは流れに頭を向けたがる理由は、体勢を保持するためという理由に加えて、流れによって流されてくるベイトフィッシュを待ち伏せするようなかたちになり、好都合であるということです。
図3
Wind effect 3
 ルアーをオカッパリから、風上に、風に向かって投げる場合は、バスの視覚が波で遮られる水面ギリギリをスピナーベイトで釣れば流されてくるベイトフィッシュを模すことができます。
 逆にボートから風下へルアーをキャストするのであれば、ディープダイバーのクランクベイトなどで、ボトムにできた流れに流されてくる、または流れにのって逃げるベイトフィッシュを模すことができます。しかし、その場合海の餌釣りの世界で言う、2枚潮状態となるので、表層の流れにラインが影響を受けるため、リトリーブスピードを下げるとルアーアクションが損なわれるということを考えておかなければなりません。逆に表層をスピナーベイトで釣る場合は、ベイトフィッシュが流れに逆らって素早く動けない状態を模してやれば、バスからすると捕食対象になりやすくなるといったことも考えられます。
 しかし、注意しておかなければいけない事項として、図3の断面図も2次元で考えているわけですから、図2と図3を合わせて水の中を3次元で考えなければならないということです。それ以前にも、広域に場所を探すという地図も忘れてはならないということが図1なわけです。





 正直、この本は2006年出版でもう6年前の本なわけです。この本を引用に出して当方へ批判という考えつかなかったアイディアを提示してきたり、擁護してきたりして欲しいものですが、そういった傾向がないということが、いかに本が読まれておらず、バスフィッシングを脳を使って考えるから面白いという部分に気がついていないのかということを暗示していると考えています。
 上記のことを本の引用なしに意識しながら釣りをしていた当方としては、この内容を読むと、カレントという概念が湖流や河川といった直接的な要素によるものなのか、それとも風という要素なのか別で考える必要があるという体系化の手助けをしてくれるのです。
 そして、この上記のことは、もちろん1つ前のエントリーのバスのテリトリーと合わせて考えるということもできます。本の内容は体系的に述べられているわけですが、実際の釣りに役立てるのには、その中の要素を複合的に考える必要があるということです。ついでに図3はストラクチャーに魚が付いているといったことが画像の中の情報から読み取れたでしょうか。
 引用がなかったときに、こういった図に示されることを考えるために必要な、体系化を手助けするアイディアを募集していたのに、批判されるというだけに終わってしまったことが残念でなりません。
 このように間違っていようと、コメントや図解を入れたメールなどでアイディアを示して欲しいということを望んでいる著者なわけですが、コメント入れられた意見は、正解に限りなく近いことをすぐに示せたりできるかもしれませんし、現状で答えることができないかもしれません。そんな中で考えるという作業を決して怠らないという態度でいるというのが、当ブログの変容してきた目的となっています。
 何が言いたいのかというと、最初からこんなしょーもないコンテンツしか扱えなくなったしまったブログ読まなきゃいいじゃん、読む必要性がないじゃんということです。なぜわざわざ主題、トピックと違うところを批判されなければいけないのか疑問だと言うことです。

 そんなわけで1ヶ月ぐらい、(薄っ)ペラいエントリーしか上げられないかもしれないというお知らせでした。Pollで集計しているものといい、ネタは途切れないのですが・・・

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

 ストラクチャー・フィッシングのことについて書かれていると予想され、その通りであり、その予想以上の内容を返してくれる、そんな満足感を満たしてくれるのがIn-Fishermanが編集した書籍にあります。

Largemouth Bass Location: Finding Bass in Lakes, Reservoirs, Rivers & Ponds (Critical Concepts)

Territorial Spacing 1
Territorial Spacing 2
Territorial Spacing 3
 そのタイトル通り、なわ張り空間についてのイラストです。上からEarly Fallで平均7フィート離れているとか、1月後半には4フィートで捕食で動くにしてもほとんど距離は動かないとか、ポストスポーンにはその場所の"Boss"である雄とそのbossの座を狙うのが居て、雌はまだアグレッシヴでないとかいうイラストです。

 ついでにこのテリトリーの例を実釣に生かすなら、季節的にバスの散布が広ければ広いほどキャストする範囲を広げなければいけないし、狭ければ狭いほど1スポットを細かく狙っていくことが必要となったりするということがわかるわけで、その2つには違った難しさがありますよということです。前者はスポットを絞りにくく、後者はスポットを絞れずに外してしまうと釣果0があり得るということになります。


 実用的で、書架に置いておきたい本であることは間違いありません。何度でも必要な時に読み返せる内容です。ついでにedition 2ということで今のところ3部作になっています。きっとあとの2冊も良い意味で期待を裏切ってくれるような学術的ソース付きで装丁されているかと思われます。購入して開くまで気がつきませんでしたが、全編カラーで、プラグ1個分の価格にしては非常に安価に思われます。
 通常、最も注目の高いpond/野池の特集も組まれており、ストラクチャー・フィッシングを考えるにはどうすれば良いかというヒントを与えてくれる章もあります。そして、直接的に新しいフィッシング・テクニックを紹介している章は無く、本当に釣りをする上で基本的に知っておくべきバスが居着く場所、ストラクチャーの解説書です。
 中にはRick Clunnの意見を採用して書かれた、reservoirでの基本的なストラクチャーの考え方というのもあります。

 

 2本目の内容は"Location"というバスの位置について書かれており、湖沼図に等高線をつけた図解などストラクチャー・フィッシングの解説書として楽しめる内容です。しかし、1本目の基礎編を飛ばして2本目だけ読んでみたので、説明の足りない部分へはそれ以前に知っている知識で補完しました。ただ、いつものIn-fishermanだったので、学術的データを引用して解説された基礎編が気になって仕方がないという次が欲しくなるそんな本ですから、まとめて3冊買ってしまうのがおススメです。
 注意点としてIn-Fishermanの本誌、雑誌はスモールマウス、ウォールアイやキャットフィッシュ、今時期ならクラッピーの特集が多く、ルアーフィッシングだけでないこともあり、ラージマウスのみを追い求めるアングラーには不向きな内容です。つまりこういったIn-Fishermanが編集したラージマウスに絞った本というのは非常にありがたく読みやすいものとなっています。

 きっとこんなブログ読むより、ソースを直に読んだ方が効率が良いですよという紹介でした。「こんなブログ、こういう専門書読んでいれば、読まなくて良いじゃん。」ということですから、読者数は減った方が自分的には満足だったりするという、矛盾した中にあるカオスの一端に美学があるといった感じでしょうか。
 何が言いたいのかというと、内容は日本には絶対無く、日本人には書けない、いかに素晴らしいものかとおススメしたところで多くの人が買わない、そんな残念な商品だということです。そして「広告エントリーイラネ」という批判は甘んじて受けますが、そんな批判するぐらいならこんなブログ読んでないで、こういった元ソースを自分自身で常に探し続けて、常に読めば良いのにということです。

 


 そんなわけで(図だけでも日本では絶対紹介されなかったでしょうが)内容のペラいエントリーぐらいしかつくれない状況が続いております。

http://www.advancedangler.com/FeatureArticle.asp?SelectValue=Choosing%20Lure%20Colors

http://blog.wired2fish.com/blog/bid/63056/bass-fishing-feature-flutter-spoon-follies?source=BlogTwitter_[Bass%20Fishing%20Feature]

 ネタは途切れないのに真剣にやらないといけないことを忘れていて過酷な3日間を過ごすことになりそうなので、その間に上記のリンクで面白かったとか、ある点がそこらのジャーナルとは違うとか、興味深い部分を見つけて、有志のある方のコメントを募集するという他人任せなことをしてみようと試みてみます。
 北米のアングラーたちのレヴェルがトップに居るプロと呼ばれる人を含めて下がっていると申したことがありますが、そういった点も見つけられるようになれば、アングラーが何を求めてこういったブログというのを読むのかわかって自分から発信していく参考になるのではないでしょうか。
 そういうわけで、1週間ほど音沙汰なしというのも寂しいかと思い、やっつけなエントリーを上げておきます。



追記
http://www.advancedangler.com/FeatureArticle.asp?SelectValue=In%20Deep%20with%20KVD
 KVDのディープクランクの記事です。
“When I finished second at Kentucky Lake in 2009, I had nine different models; the bodies were the same, but the weight positions were different, and it took us a long time to get that right.”
 このように6XDを完成させるために9種類のモデルをテストしていたとか、ラインサイズで変わる潜行深度の重要性、
“In a hardcore cranking tournament, I typically have six identical rigs setup with line sizes from 12 to 20-pound-test,”
トーナメント中には6種類のタックルを12-20ポンドテストのラインサイズ別に組んでいるなど、参考になることが書かれていますが、当方の訳す時間がありませんので簡略に紹介しておきます。
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

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