あ・ぶっく・ぷれぜんてーしょん

 嫌がらせのように一般受け、評価されないであろうエントリーを書いている方が好きな当ブログ著者ですが、本の紹介っていう作業も「本の勉強より生の経験の方が価値があるって言っちゃう人」には一切ウケないっていうのを知りながら、あえてやり続けることに意味を見出しております。

"よくある言説として「本の勉強より生の経験の方が価値がある」的な話があるけど、その本ってやつは、どっかのすごい頭良い人が何十年か分の勉強と思索と「経験」を詰め込んで書いてるってことにみんな気づいてるのでしょうか。"
 結局、論文というのを書いたとしても、何がわかっていて、何が分かっていないのかを整理する作業から始めます。そして論文で結論を出したとしても、時間的な都合や本分から逸脱するなどの要因で今後の課題というのも生まれます。ただこれって大学の卒論レヴェルの基礎知識なのですが、そういう視点で釣りの本を読むと、いかに有益か、しょうもないかという区別が自分の中ではっきりしたりします。
 釣り関係でしょうもないものが何故しょうもないかという話は、たいていの場合設問を解くために必要な情報が足りていないことにあります。例えを変えると、ボケがはっきりしないのに、ツッコミ入れても笑いは起こりませんっていったら関西の人にはハッキリと通じるでしょうか。

 さて内容ですが、読んだことなんてない、むしろ自分のうぃっしゅりすとに入っている本です。
 価格は3冊¥3,534であればAmazon.comで3冊$33.03+7.97でクレジットカード決済したときの手数料を考え¥85円計算で¥3,485、18~32日の間に送付されるということですから、ほとんど変わりがありません。
 そんな本をなぜ推薦するのかというとIn-Fishermanの本であるということです。雑誌として2ヶ月に1冊という速度で刊行されているものがありますが、主に話題が北部を中心とした釣りで、スモールマウスやウォールアイ、キャットフィッシュなどが占める割合が多く、ラージマウスの話題は少なめで、多魚種について興味がある人でなければ読むところが少なくなります。しかし、記事中に実験、検証という設問を立てて結論を出すというスタイルは非常に興味深く読めます。常に「なぜそうなのか?」という設問を立てて検証していく作業が好きな人には特にその設問を解くために役立つ情報を提供してくれる雑誌です。そんな様々なリソースを持った雑誌社が書籍化した本がツマラナイ内容で収まっているはずがありません。
 そこで話が戻りますが、プロモーションビデオに終始力を入れているDVD1本分程度の価格で数値化されたデータを添付した論文を読めるのですから元は十分取れます。Fundamental,Location,Presentationの3つに分かれているので、自ら持っている設問に合うものを先に購入しても良いかもしれません。
 最新のは上記の3冊ですが、それ以前からstrategyが販売されています。1991年から出版され、現在でも販売されているところから、基本書として必要要件を満たしていることが必然的にわかります。
 他に購入した本もあり、個人的に必要な情報がそろそろ無くなってきているというのが、これらをすぐに購入するという動機につながらない理由です。しかし、自分の中に設問を立てて明確な答を出せない状態の人は、これらの書籍さえ読んで理解してしまえば、自分のかけた時間というコストをさらに少なく知識れゔぇるを上げることが可能なのです。2~3年もかけて理解したことを数ヶ月で理解できるのってお得ではありませんか?
 なぜ相手にとってそんな得なことを提示・プレゼンしているのかというと、自分とほぼ同れゔぇるで会話することを可能にし、そこからさらに高みを目指しているためです。相手に自分の知りたいことがないのに、話していて楽しいと感じることってありますか? 自分の知らない領域のことを知っていて、それを互いに交換することは、生の経験をしなくとも自らの糧にできるということと同義だと捉えています。それはブログやウェブコンテンツに関しても言えることで、相手が質の高い設問やそれに対しての答えを持っていたとすれば、もっと知りたいと思えはしませんか? そのような「釣れてよかったね。おめでとう。」という一言で終わらないコミュニケーションを求めているのが当ブログであり、そのようなことができる人たちが増えてくれることをビジョンとして掲げ意義として運営しています。

 釣りに関しての具体的な記述がないのは気のせいです。気のせいでなかったら戦略的手法です。この雑誌社のどこが学術的かって言うと、世代別に釣れるバスの数について統計学的数値を出したりするところです。希望があっても決してエントリーにしませんが、そういう情報って日本のバスアングラーには相手にされないという偏見があります。
 エントリーにしない理由は以下に添付したグラフのようにP1とかF1とか特殊文字化することすら面倒な学術研究だからです。最低でも高校の生物ぐらいの知識がないとたぶん下記のグラフも意味がよくわからないと思われます。そのような基礎知識を説明するコストが果たして必要なのか甚だ疑問を感じるためです。
catchability_in-fisherman
 このグラフだけを見て「ナルホドー」って思える人って本文に3行以内の文字しか書かれていないブログとか楽しめない人だという偏見もあります。グラフというのは説明してないようで、これだけ見ればわかるという典型的な視覚化によって理解させるものです。つまり、普段自分がイライラするブログとして挙げる3行以内しかコメント書いていない釣果写真ブログなどは、何のデータもなくて、何も知ることができないためにそう感じるということです。察して欲しい内容にも情報を並べる作業なしにして、読者が察することなどできないのです。このあたりを勘違いしている人って例によって多いと考えられます。
 ついでにこの程度のエントリーで(400字詰めの原稿用紙)5枚、つまり2,000字を超えているのですが、アカデミック視点で、正規のレポートとしてやっと認められる程度ではないでしょうかと世間に問うてみたりします。
 どうでも良いことですが、グラフが載っていたその特別号は¥500程度でした。

Reference
Dr.Hal Schramm 「SCIENTIFIC ANGLES - A SCIENTIFIC LOOK AT THE BASS BITE ~ BASS Catchability」『In-Fisherman 2011 GUIDE BASS』InterMedia Outdoors,Inc. ,2011


あ・ぶっく・れびゅー


Bill Dance on LARGEMOUTH BASS
Bill Dance,Tim Tucker『Bill Dance on LARGEMOUTH BASS』Atlantic Printing,1996

 この本を所持している全ての理由は、ヒロ内藤さんが推薦した洋書だったということです。

Introduction: Bass Fishing Is Special IX
SECTION 1:UNDERSTANDING LARGEMOUTH BASS
1.)America's Favorite Gamefish
2.)The Basics of Bass Behavior
3.)Taste and Smell
4.)The Importance of Sound
5.)The Baitfish Connection
6.)Seven Keys to Catching Bass
7.)The Presentation Game
SECTION2: TIMELY TACTICS
8.)Making Contact
9.)Pork - The Ultimate Lure
10.)Lures That Do Me Proud
11.)The Thrill of Topwaters
12.)The Versatile Carolina Rig
13.)Long-Distance Flipping
14.)Jig-and-Pig: When All Else Fails
15.)The Art of Deep Cranking
16.)The Allure of Buzzbaits
17.)Spinnerbaits Deep Down
18.)Understanding Crankbaits Dynamics
19.)Jigging Up Spoon-Fed Bass
20.)Ultralight Bass Basics
21.)The Making of a Classic Crankbait
SECTION3: WHERE BASS LIVE
22.)My Favorite Structure
23.)Four Universal Bass Structure
24.)Points Point Out Bass
25.)Wetland Channel Bass
26.)A Shalllow Approach
27.)Bass Love Cattails
28.)The Lily Pad Surprise
29.)Stalking Oxbow Bass
30.)Watershed Bass
31.)The Beauty of Standing Timber
32.)Moving Water Memories
33.)Canal Bass Hide in Plain Sight
34.)Bluffs: The Intimidating Structure
SECTION FOUR: APPENDIX
35.)Hooking Kids on Fishing
36.)Learn More About Largemouth Bass


 まず内藤さんが推奨しただけあってイントロダクションの段階が特徴的です。内藤さん本人の作品DVD『ヒロ内藤・THE ANSWER “GAME1:バスの生態学”』(内外出版、2008年)で解説したように、生物学視点からの解説という導入を読者のフックアップ・興味を惹かせる最初のセクションとしています。内藤さんも常日頃「バスフィッシングで大事なことはバスという魚を知ること。」と言っているように、こういった著書がとてもバスフィッシングを考察する上で重要なことだと教えてくれています。
 バスは緑や茶という色に対して、明確にコントラストなどを見分けられるが、青に対しての色覚はほとんどなく、水色と青という色はほぼ白と灰色のようにしか認識できません。これは生物学によって証明されている事実なのですが、この事実に対して「なぜそうなのか?」という設問を立てるバスアングラーって一体どれぐらいの割合存在するのでしょうか? または、これに生物学の範疇で答えられる人はどの程度存在するのでしょうか? ただし、この手の話は以前挙げた『Knowing Bass: The Scientific Approach To Catching More Fish』の範疇です。
 閑話休題、Bill Danceの著書のそのイントロダクションも、前述のDVDを見た知識を持って読むとまた様々な理解が深まるかもしれません。
sound_Bill Dance on LARGEMOUTH BASS

 また紹介されている多くのルアーは既に廃盤となっていたり、定番として残っていたりするなどのルアーの変遷などが見られます。しかし、廃盤となったが今でも使えそうなルアーが 9.)Pork - The Ultimate Lureで紹介されています。それは、Strike King社 Pork-Oという名のルアーですが廃盤になって5年は経過しているので入手は非常に困難かと思われます。そこで代替品として、Uncle Josh社にPorkerという同カテゴリーのルアーが復刻されており、"This bait is similar to the discontinued Strike King Porko (Pork-O)."と公式にその穴を埋めることを謳っています。元のルアーが7-1/4inだったので、7-1/2inがまさにそれといったところになります。使用方法はいわゆるジャークワームのそれと同様です。
 日本でもかつて同じようなことを考えた人が居たのですが、こちらもプロモーション不足で、定番商品にはならなかったのではないでしょうか。
 加えて、レングスが短かいというのが欠点です。7inあるからこそ出るアクションというのはジッターワームを使用している人なら理解できる部分であると思います。
 ただこれらジャークワームのアプローチは、ポストスポーン以降に最も有効ですから、日本の季節進行的にはもう少し先の釣り方となります。

 話が再び逸脱しましたが、アプローチという面では"SECTION3: WHERE BASS LIVE"が参考になります。先のエントリーで言ったように、魚の頭がどこに向いているのかということを常に考えるのですが、流れ・Currentという要素が魚がどの方向を向いているのかを非常に明確に教えてくれることがあります。
current_Bill Dance on LARGEMOUTH BASS
その中でも見過ごしてはならないのが反転流という要素です。このイラストを見て、どのリトリーブパスを選択すれば最も効率的に魚の頭へとプレゼンテーションできるのかと考えると、キャストしなければならない回数を減らし、見切るまでに必要な時間というコストを減らし、効率的な釣行が可能となります。付け加えるならば、どんな魚でも流れに対して常に頭を向けていなければなりませんから、どの魚種にも適用可能な非常に美しい方程式というのが得られるのではないでしょうか。
 注意するべき点は、岸からアプローチする場合とボートでアプローチする場合では、ボートの方が流されるために常にボートポジションに気を使っている必要があるなどの要素も考察背景に置くべきです。そのために必要なことは1度に最も効率的に魚の頭へ当てられるリトリーブパスを1本だけに絞り込んであげることです。急流であればあるほどチャンスは1度キリになります。
 イラストなので二次元的にしか説明できませんが、このような鳥瞰図のイラストに加えて、水中のブレイクやレッジといったイラストもあるので、三次元的にストラクチャー・フィッシングというのが理解できる、理解しなければならない内容となっています。このあたりでもヒロ内藤さんのDVD作品へのインスパイアとして、『ヒロ内藤「THE ANSWER Game 3:フィールド学」』のジオラマ撮影につながったのではないかと考えられます。

 Amazon.comからの個人輸入しなければ購入できなかったものが、¥2000以下でビル・ダンスという先人の知識を手に入れることができるのだとすれば非常にお得です。中古なのでたぶん1冊しかなく、早いもの勝ちとなります。こういった場合、欲しい人は迷ったら負けです。

追記:どうやらこのエントリーが功を成し遂げ売れていった模様です。
こうなるとAmazon.comで中古を探す方が安いかなといった感じです。

センテンスがわかりにくいって言われたから、今日は平叙記念日

http://twitter.com/#!/arb12001
あんだけディスってたついったーはじめました。
アフォ検出ツールとして全力で釣られていく予定です。その辺よろしくお願いします。

KVDを経営組織のトップとすると、その下は金枝篇のごとく、若い人に滅ぼされるっていうプロセスを将来的に我々は楽しみにするはずなのですが、だとしたらKVD王朝がやるべきことは、若い世代にブッ倒されるためにどんどんリソースを公開していくことだ。

そして未来のトップは「前世代の王」として再び若い人にブッ倒されるべき存在としてリソースを供給し続けるっていうプロセスがあればバスマスターエリートシリーズは一生楽しめませんか?

欠点として、もしJVDがKVDをブッ倒しちゃたりした日なんかには、我々はもはや組織の中の世襲とか批判できなくなったりしませんかね?

なんていう3ポストを140字以内で挙げてみましたがどなたか共感できましたかね?
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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 もっとも安定したアクションを生みながら、もっとも頑丈に作られているロングA。  ARCについて「多くのバスプロ達が求めたのはゾーンが深い方のルアーだったため、リップをディープダイバーのものにしてあります。」ヒロ内藤



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