ファイティング中のロッドの角度

 自分の偏見というのは、あながち外れているものではなさそうです。「スピニングタックル ライン」で検索して辿り着いた方は何をお探しだったのでしょうか。うちのRandy Howellネタは役に立ったのでしょうか。
 トップにあった所謂相談系コンテンツをなにげなく見ていると、やはりスピニングに8lbや12lbを使用するようなことはありえないとった、自分から見ると見事に釣られてくれた普通の回答をしてくれています。しかしそれは回答であって解答ではないということも忘れてはなりません。見事に日本のスピニングタックルの基本思想を垣間見ることができました。もし、自分が建てたスレであれば釣り大成功といったとこかと思います。

 あとひとつ偏見なコメントに40cm以上のバスを抜き上げるとロッドが折れる可能性が高いなどと言っておりますが、40cm程度のバスってコンディションが良くて4パウンダー(2kg弱)程度なわけですから、それで折れるバスロッドって製品としてどうなんでしょうか。5lbラインが切れる前にロッドが折れるなんてシャレになりません。
 ロッドが折れる要因としては以下のことが考えられます。
rod-angle

 この解説図のようにロッドの角度をラインに対し鋭角にしていくと、どんなに強いと謳われているロッドでも折れてしまいます。

大事なことなのでもう一度言います。

ロッドが折れる多くの場合、ロッドを立て過ぎによる、アングラーのスキル、責任によって折られています。

 このようなロッド角度を実際にDVDなどで確認してみるのも面白いのではないでしょうか。実際、自分もこの点に注意してKVDやその他エリートシリーズプロを見てみるのですが、バスをわざと泳がせるときは鈍角にするし、引っ張らなければいけない時は全員ほぼ同じような角度でロッドを保持しているように見えました。
 ついでにこの著作権は自分にあるような気がしますが、公開したからには各自倫理観に従って利用してください。もしくは印刷用にPDF(約422KB)で欲しい場合メールフォームにてお問い合わせください。ヒロ内藤さんからフィッシングショーで聞いた話であり、本人チェックを実はしてもらっています。そのときに、「ロッドを鋭角にしていくと折れるよね。」っていう部分の追加を忘れていたので、この機会にエントリーとして紹介します。つまり上記のPDFにしろpngも未完成製品です。修正できる手段が現在手元を離れているので来月あたりに修正します。

 KVDのTipsからスピニングタックルの使用を紹介してきましたが、8lbフロロ(日本規格で約10lb)のタックルがもっと使いやすいという評価を受けてもいいころだと思うなどする。
 アングラーの皆様、ファイティング中のロッドの角度って気にしたことはありますか。もしなかったのだとすればバラす原因はロッドでもリールでもラインでもフックでもスプリットリングでもなくて、自分のスキルの問題だったかもしれないと気がつくだけでも大きな一歩なのではないでしょうか。
 釣行の度に意識してみてルーティーンワークにしてしまえば何も難しいことではないと思います。

ふぃっしんぐらいん

フィッシングラインの基礎知識
 釣り糸と言ってもこれまた星の数ほどあるはずです。まずはその製造過程からの説明が必要です。
 http://www.okazakicci.or.jp/top/2004/2004.12.html
 リンク先の写真のようにまずは液体から太い糸をスパゲッティを作るかのように、形状を整えます。そのラインが温かいうちに手延べそうめんのようにローラーを通して伸ばしていきます。この製造過程で、ラインの中に必ず電子顕微鏡で見るレベルですが気泡が入ってしまい、それは製造過程上仕方がないことなのです。その気泡が入った場所はそこだけ弱くなるので、当然その場所から切れてしまいます。それをメーカーは克服するために、何度もその原糸を温め直し伸ばすという作業を繰り返します。その過程が多ければ多いほど気泡はほぼなくなりますし、行程に時間もかかるために高価なラインとなります。そして安価なラインというのは、その過程が少ないものであり、それだけ保証がされていないということになります。
 まあ簡単には切れないと思いますが、極限で切れそうになったときに、切れるか切れないかの違いだと思って良いと思います。
 ラインの基本的な品質と価格の違いはこのようなところから来ています。

ラインの選択
 この基礎を知っている上で一体どのようなラインを選択するのかという問題です。自分のようなロッドワークの釣りをメインとするアングラーはラインストレッチ、糸の伸び率を気にします。太さでの伸びの違いは体感の伸びの差なのですが、今回は素材やメーカーによる伸びの違いに焦点を当てます。
 なぜ注目されていないのか不思議ですが、ラインストレッチはラインごとに違い、メーカーが違えばラインストレッチもかなり変わります。特にジャーキングなどのロッドワークにおいて伸びが少ないことは、ルアーへのギヴンアクションにキレを出してくれます。逆にバスフィッシングでは、スポーニングシーズンのようなときにキレのあるアクションをあえて出さないこともあることを覚えておくべきかと思います。
 また素材によるラインストレッチの違いは、ブレイデッドラインは伸びが一切なく ブレイデッドライン>フロロカーボン>モノフィラメント といった基本的な伸び率となります。なかにはフロロカーボン>=モノフィラメントといったようなものもあるようなのですが、まだ使ったことがありませんので何とも言えません。
 このようにブレイデッドラインやフロロをジャーキングにその伸びの少なさから使いたいところですが、ブレイデッドラインはジャーキングでは糸フケを巻き取るためにトラブルを増やす原因をつくります。加えてフロロカーボンはその性質上、水に沈んでいくためにギヴンアクションにキレが出せなくなったりします。逆にフロロカーボンでキレのない動きはスポーニング期には効果を発揮することがあるということも言えます。
 しかし、現在フロロカーボンとモノフィラメントの混合系ラインも販売されており、一概に沈むフロロカーボンと言えないところもあります。しかし、混合系はやはりモノフィラメントの影響でラインストレッチが大きくなりがちです。

 ラインの選択はスピニングとベイトキャスティングリールの2種でもラインへ求める要素が変わったりします。スピニングリールには特にスプールへ糸フケを巻き込んでいくと以前も書いたように、スピニングバックラッシュ
を引き起こす原因となります。それは防ぐためにもスプールに馴染むという性質がベイトキャスティングリールより求められます。逆にベイトキャスティングリールではラインが構造上ヨレを使用して巻かないため、硬めでも使用することができます。

 このようなラインストレッチに関しての共感はなかなか得られるものではありません。実際にそのラインを使用してみたとして、誰かに伝えるときには使うルアーや状況をまず共感する必要があり、比較して見るならばその相手も同じラインを同じ状況で使用した経験が必要となります。個人的に考察基準にしているのがユニチカ・シルバースレッド S.A.R. 20lbサンヨーナイロン GT-Rウルトラ 20lbサンヨーナイロン GT-R ピンクセレクション 20lbGT-R N-Specリミテッド 20lbです。コスト的にもシルバースレッドS.A.R一択になりつつありますが、ハリスであるグンター5号もメインラインとして使用したことがあります。グンター5号をスピニングの道糸にしている餌釣り師の方と出会ったことがありますが、そのときはかなりライン談義に花が咲きました。
 このように考察基準となるラインを使用したことがあり共感できる人であれば、それを例にあのラインはどうだとかの説明がつきますが、これらを使用したことのない人にはサッパリな会話が行われると思われます。それぐら相手がアドバンスドアングラーの人ほど伝えるというのは難しいところです。釣り方やスタイルも違えばさらに説明が困難となります。しかし、「ユニチカ・シルバースレッド S.A.R. 20lbを使ったことがなければそれを使用するのを勧め、それよりまだ伸びが少なくて硬いのがグンターで、本当に伸びが少ないのが欲しいときに購入すれば良い。」といったアドバイスはできます。自分の基準ラインを勧めて、その基準ラインについて説明し、そして比較して新しい商品を勧めてみればチョー親切なレビューのできあがりです。

 これからの冬期に限って言えば、ラインが硬いと非常に使いづらくなってしまいます。その点でソフトなラインは重宝します。しかし、伸びが大きいラインはただでさえ少ないバイトをフッキングさせにくいため避けたいところです。

 ラインストレッチの差異についてあまりアングラー間で話題にもならないので、こういった共感を得つつ商品を勧めるということはしてきませんでした。また一度データベース化を始めて見ると膨大な量に膨れ上がり、そのレビュー内容はかなり冗長的な内容となるような気がしているからです。
 標準直径の太さや、ポンド表記の数字など強度のみについてではなく、ラインストレッチ・ラインの伸びに注目して釣りをしてみると、また違った世界が見えるのではないかと思うのです。
 そんなわけでラインの伸びで釣りが変わるなんていう釣りを始めたばかりの人を対象として無視したエントリーでした。

 
バスフィッシングだけじゃなくルアーフィッシングに広く応用できる道具の基礎知識なら

このDVDでは上記のことに加え様々な知識を映像を通して学ぶことができます。
GAME3の予告からも決定事項かと思われますが、GAME4のルアーコントロールの発売が待ち遠しいところです。

ぱわーどろっぷしょってぃんぐ

 2エントリー連続でKevin VanDam(ケビン・バンダム)のパワーフィネスについていきたいと思います。今回はドロップショットに焦点が当てられています。

 KVDはこのドロップショットにもパワーフィッシングの概念を持ち込みました。KVDはいくつかのメソッドでドロップショットを使用します。その中には前回のエントリーで説明したようなトゥイッチをしながらボトムを素早く引いてくる方法もあります。

 KVDのデモンストレーションをプールで見たこの著者は、小さなワームがシンカーを軸として前後に暴れる様子を見て、バスが夢中になるのがわかるというような感想を抱いています。
 そして前回に書いたように、KVDは普通のアングラーが使うドロップショットより、早いペースで広い範囲をカバーしていきます。

リーダー
 使用するリーダーの長さは8~12インチ(20~30cm)と長く感じますが、キャスティングして引いてくる角度から、ボトムから数インチしか離れていません。
 「ほとんどのベイトフィッシュはボトムに身を寄せていてカモフラージュしている」とKVDは言っており「それが理由でバスも底にいる」のだと理由付けしています。
 そしてドロップショットはボトムに固執しているバスにはシェイキーヘッドより見やすいのだと言います。また岩などのカバーから針が離れてくれるため根がかりも少なく済みます。
 しかし、KVDはバスがボトムからサスペンドしている場合には、さらにリーダーを長くしていきます。これは五大湖のような場所で、スモールマウスがsmeltalewivesを捕食している場合によく行います。Lake Erieで行われた試合では彼は3フィートという長さのリーダーを使用し、大きな違いが出たのだと言います。

ウェイト
 KVDは円筒状の XPS Finesse Drop Shot Weightsを好んで使用しています。この形状はグラスや岩といったカバーの上を通す場合に、何度か引っかかってしまうと注意します。そんな時KVDはニッパーでウェイトをカットしてトリミングしたものを使用します。
 通常、KVDは1/4ozのウェイトで12フィートを、3/8ozで12〜20フィート、1/2ozで20フィート以深といった使い分けをします。ウェイトは素早く落ちて、引きずられずにボトムに常にコンタクトしていることが望ましい状態です。

ワーム
 DirtカラーのStrike King 4-inch Super Finesse WormがKVDのドロップショットでのgo-toベイト、コンフィデンスを持ったベイトです。このベイトにNo. 2 Mustad Drop Shot Hookをルアーの鼻先に、写真のように掛けます。
setting_dropshot_hook

 「このベイトの柔らかさと浮力がこの釣りに合っている」のだと彼は言っています。
 使用するタックルはスピニングタックルで8lbのフロロカーボンが巻かれています。この細いラインは風の中でもキャスティングディスタンスを伸ばしやすく、ベイトの沈下速度も早くすることができます。これらの要素は太いラインを使用するよりバイトが得られやすいとKVDは語ります。

ヴァーティカルプレゼンテーション
 ディープにいるバスは1ヶ所に固まっていることがなく、散っています。バスはハンプやドロップオフなどに留まっているわけでもないのがデプスファインダーからも見ることができます。また、2日間同じスポットで魚を見つけられることもほとんどありません。
 VanDamはこれらのジレンマをLake Erie, Lake Champlain, Table Rockなどの湖で克服してきました。KVDはエレクトリックモーターで動き続け、デプスファインダーでバスが見つかるまでドロップショットを水の中に入れないという方法です。
 バスを探している間はスピニングリールのベイルを返しておき、ラインに指をかけすぐにでもリリースできるようにしておきます。「もし長く待ち過ぎたなら、バスを逃すことになる。ベイトをバスに向かって正しくアプローチできたならば、バスは最初のフォールでバイトします。」とKVDは言います。
 ボトムにシンカーが付いたら数秒待って、バイトがない場合、ベイトに数回トゥイッチを加えます。もし何もバイトを得られなければ回収してまた動き続けます。
 トーナメントの前に散らばった魚を探すときは、エンジンをアイドリング状態で走らせ、デプスファインダーにバスが見えたらドロップショットをリリースし、エンジンもニュートラルにします。
 「私はこのようにして素早く多くのバスを見つけます。この方法はバスが位置するエリアやクオリティの高い魚を見つけるのに効率的で、トーナメントの出発にはこれらが必要な要素です」と締めくくっています。


 前回Lake Erieで優勝したのはご存知、桐山孝太郎さんでしたが、エリアは違っていたものの、ほぼ同じ戦略で優勝しています。違ったのは桐山さんの場合、もっと細い2.5lbまでラインを落とすことがあるということと、湖が大荒れのコンディションだったため、大波の中でボトムを取るために3/4ozのウェイトも使用していたことです。
 個人的には五大湖のスモールマウスバスがこのようなものであれば、日本でも普通に8lbラインで1/4ozのシンカーを使用してスモールマウス系の湖で釣れないのでしょうかと常日頃思っています。散っているバスを釣るのであれば、確実にその規模から五大湖の方が難しいように見えます。野尻湖のような湖では、パワーフィッシングの人はスピナーベイトとか投げてる偏見がありますが、このパワードロップショッティングも検証していただきたいところです。
 別にディープダイビングのクランクベイトとか引けないレンジならこういうドロップショットってのはありだと思っていて、こういうドロップショットでもし釣ってくることができれば、日本であってもそれはパワーフィッシングで釣ったきたということであり、パワーフィッシング通用するという立証になるという偏見がある。

 またKVDはBass Pro Shopsの"The Bass Pros"DVD(写真を上に貼付)では、ディープウォーターだけでなく6〜8フィートのシャローでも有効だと言っています。セッティングは1/4ozにNo.2のフックと変わりませんが、もしボトムに何もないような場所であればタングステンシンカーが最適だとも言っています。基本的に上記と全く変わらないことを言っていますが、ワームの紹介ではチューブワームもドロップショットに適したワームとして紹介しています。

引用
Mark Hicks (BASS Times Contributor)
http://www.bassmaster.com/power-drop-shotting-kvd
Bass Pro Shops "The Bass Pros Season 3"[DVD] 2009

tag : KVD

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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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