If we did all the things we are capable of doing, we would literally astonish ourselves.

 最近ブログを更新していないときでも、自分の中で何がわかっていて何がわかっていなのかという自問自答を繰り返していたわけで、それはそれなりの釣行回数と経験を重ねたことからある程度理解できたと言えるだけ洗練させ続けていることから着実に発展していっているわけです。しかし、それはときに先に行き過ぎて誰も付いてこれない鋭さを持っていたりするわけで、もう少し理解したことを噛み砕く必要があるように思う所存です。自分が理解したことをよりわかりやすく体系化するには、さらなる情報収集をする必要性があったりするので、それもまた勉強となります。
 そんなわけで、ふとこの投稿のコメントをタイピングしながら考えているといくつか見過ごされている重要なことを発見しました。それも今までボートに乗ったことがほとんどない人がボートに乗ったときに見過ごしていること、または岸から釣りをしていて気にしたこともなかったような重要なことについてです。
 まず最初に、前提としてオカッパリキングとか言っている人たちは総じてその技術や知識水準は低いと断言する当ブログなわけですが、ストラクチャー・フィッシングを考えたことがないということです。ストラクチャー・フィッシングを考えたことがないというか、ストラクチャーが何かわからないというところが始点なのですが、それ以前に水中に地形の変化が必ずあるという根本的な概念が欠如しているという意味です。水は流体ですから流れが生まれますし、それに従って地盤が削られたりして水中の地形に変化が生まれるわけです。減水したり、水抜きした溜め池を見ると非常に小さな流れ込みであっても地面がその流れの方向に掘れて溝になっていたりするのを見ることができます。ええ、もちろんその当事者達はこういった観察をしているつもりなのですが、いかんせんそれが実際の釣りに結びついていない、結びつけられないということが問題なのです。
 大事なことなので何度でも言いますが、structure/ストラクチャーというのは水深の変化であって、湖底・ボトムの変化のことです。それに隣接する橋脚といった人工物であったり、岩、木といった自然の障害物はcover/カヴァーという違いを知っておかなければなりません。そして淡水海水問わず、魚種を問わずどの釣りに最も大切なのはストラクチャーなのです。そしてカヴァーというのは、ストラクチャーに重複している場所はさらに魚を集めるという次点に重要なものです。何度言ったとしても、既に知っているとしても、実際の釣りに採用されていなければ何の意味もない知識です。先に述べたように知っていても実際の釣りに採用し、そこから釣りを組み立て運用している人というのはまず存在しないのではないかという偏見があります。
 なぜ日本でストラクチャー・フィッシングが普及しないのかといえば、根本的に釣りに対する姿勢が北米のそれに比べて半世紀近く遅れたままであることに他なりませんが、具体的な理由として挙げられることで代表的なものはTopographical maps, contour line/等深線が入った地図が致命的に入手できないことです。日本のダム湖のそういった水深に関するデータは存在しているのは間違いないのですが、一般的に公開されているものではないという現状のことです。その点、北米圏では1960年代からそういった地図をU.S. Army Corps of Engineersなどから入手でき、釣りの組み立てに利用してきた歴史から基本概念の組成で間違うことがありません。

 さて岸から釣っていようとボートで釣っていようとそういった水深の変化、ストラクチャーを意識して釣りができているのか、まず自問自答してみるべきです。例示としてまず以下に等深線入りの地図を簡易作成してみましたが、釣り場に到着して、岸からボートから問わずこういった水深に変化があるということを普段から意識して釣りをしているかどうかということです。この時点で9割以上の釣り好きを自称する人たちが「意識していない」に該当するという偏見があります。なぜなら淡水で釣りをしている人を海水に釣れだしたり、そのまた逆をしたときに、これも岸からやボートといった釣りの種類を問わずに初めてとは思えないような釣果を他人の情報無しに叩き出せる人というのはストラクチャー・フィッシングが完全に身に付いている証拠だからです。
 ここで9割以上をふるいにかけたので、もう少し踏み込んだ話をクランクベイトを例に挙げて解説していこうと思います。
Top to Bottom Aproach - crankbait - contour line
 Top to Bottom Approach/トップ・トゥ・ボトム・アプローチでクランクベイトをキャストしたとき、等深線入りの地図それも鳥瞰図で見たときのイメージです。
 この自分の基本イメージが一番の問題だと考えてみました。自分のクランクベイトの釣りの基軸というのはこのtop to bottomで魚の目の前に、頭にぶつけていくようにプレゼンテーション、送り届けてやることにあります。つまり、クランクベイトが潜っていくdiving curve/潜行曲線の初期からボトム・底にクランクベイトが接地・着底する瞬間までのゾーンでも釣れないかどうかという確認の釣りをします。つまり、その日、その瞬間に最も釣りやすい魚がどのゾーンに居るのか探している段階の釣りです。ただ、狙っているプライム・スポットとして定めるのはイラストにピンクの丸で示したように70 feetキャストした先からクランクベイトがボトムに着底した瞬間にとりあえず置くため、クランクベイトの限界潜行深度を調整する必要性がありますが、ボートから30ftの地点、またはキャストした先からリーリング、リール・ハンドルを回して40ft巻いた地点となります。どうして仮にでもプライム・スポットを定めるにかといえば、クランクベイトがボトムにぶつかり過ぎて釣り難くなったり、ボトムにぶつけられないような無駄なキャストを繰り返すことになるためです。これで着水してから潜るまで、そして着底した瞬間、どこで最も魚の反応が良いのかリール・ハンドルの回転数に加え、スピードと距離、着底の感覚の中で魚を探していきます。仮にクランクベイトがボトムに着底する前に釣れたとすれば、より浅い側にプライム・スポットを狙い直すためにクランクベイトそのものをより浅い側で使いやすいものに変えてしまいます。反対に深い側、ボトムにぶつけ続けて釣れるようであれば下の2枚目のイラストの釣り方に移行します。
Parallel Aproach - crankbait - contour line
 Parallel Approach/パラレル・アプローチです。釣りやすい魚のゾーンがわかれば最も効率的なプレゼンテーション方法だと考えています。この場合、ゾーンが決まっているので確実にそのゾーンを叩けるクランクベイトを選択してあげます。基本的なプライム・スポットの絞り方は同じくクランクベイトがボトムに着底したその瞬間ですが、ボトムにぶつかり続ける約15ftの間もプライム・スポットに置けます。そしてクランクベイトのdiving curveがボート側へ浮上し始める瞬間も、Gary Kleinがdirectional changeと呼ぶその瞬間もプライム・スポットになり得ますが、あくまでオマケ程度に考えておく方が無難です。なぜならラージマウスはそれほどルアーを何十メートルも追いかけないという基本とクランクベイトをアングラー側から魚にぶつけていくということを基本にするためです。大事なことなので何度でも言いますが、基本がなければ応用もできません。
 当著者はこういった基本、基軸をつくってきたわけですが、これにはデプスファインダーとマーカーブイがあって積み立てられるものです。先に言った問題点とは、そういった機器がない場合の積み立てを考えていなかったわけです。人それぞれに釣りのスタイルというのは確立されるため、どのような方法論を自分に採用するのかというのは自由なわけですが、ある程度の案内がないことには何もできない人たちが多いのも事実です。それでは、そういった機器がない場合にどのようにしてクランクベイトの釣りというのを積み立てるのかという話です。
 それをどのようにするのかといえば、top to bottom approachを応用として、parallel approachを基本にするという手法です。先にツール側、リール、ラインサイズ、クランクベイトの限界を知識だけで知っておき経験で補助していくという手法です。いずれどこかで水深を確認する作業が出てくるのは間違いありませんが、色付きのブレイデッドラインでも測量ロープのような細いワイヤーに印を入れてでも工夫すれば確認できなくはありません。具体的な話をしていきましょう。リールのギア・レシオとそれに従った巻き取り量センチメートル単位であったりインチは非常に幅広いので各自で好みの基準を1台つくってもらうとします。それがクランクベイトの限界潜行深度に影響することはありませんが、アングラー側がコントロールしやすいのはローギアであるということだけ述べておこうと思います。そしてここからがクランクベイトの限界潜行深度に影響する要素で、まずは使用するラインサイズの基準をつくることです。ここではSilver Thread S.A.R. 20lb(.388mm)を使用することにします。2枚目parallel approachのイラスト中の右上は8ftのゾーン・水深を叩いています。そこで使用するクランクベイトは限界潜行深度が8ftを少し超えるようなクランクベイトを選択してあげます。先に言う20lbラインで8ftをある程度快適に叩けるクランクベイトは探せば星の数ほどありそうですが、知っている範囲でCotton Cordell Big-O C78, Wally Diver CD7, Bomber Model Aシリーズから6A, 7AまたはBomber Fat A 6F, Rebel Deep Wee-R, Storm Wiggle Wartが最適です。
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 これのどれかを基軸と定め基準づくりをしてあげます。まずはその釣っている水深が8ftより浅いのか深いのか等深線に沿うように平行にキャストして快適にボトムにぶつかり続ける8ftという水深を探します。目安は70ftキャストしリーリングで40ftまでにボトムにぶつかるようであれば8ftより浅いですし、40ftを超えてもボトムに到達しなければ8ftより深いということが把握できます。こうすればクランクベイトを使用して魚を探しているだけなのですが、自分なりにその釣っているスポットの等深線をより的確に把握することができます。ここで最初にふるいをかけたと述べたように等深線を普段から意識して釣りをしているのか否かがはっきりと露呈するはずです。これによりデプスファインダーがない場合でも、自分が使えるツールの中で情報だけで知っていることであっても経験を足していくという積み立てができます。自作のマーカーブイをクランクベイトをキャストした先やクランクベイトがボトムに接触した場所に投げ入れておけばほぼ間違うことはありません。もちろん、70ftやリーリングしてから40ft、またはボートから30ftという距離感は持っておかなければいけません。それはボートの全長・艇身であったり普段の距離感、キャストした先からリール・ハンドルの総回転数などを駆使すれば難しくないはずですが、普段からそういったことに鈍感であればその態度を改めなければならない自身の意図の問題となります。
 さらに深い側10ft(イラストでは左)であれば同じ距離感でラインサイズはそのまま20lbを使用すれば、Bomber Fat Free Shad 6F, Model A 8AまたはNorman DD14, Deep Little NさらにStorm Mag Wart, Strike King Pro Model Series 4&5があります。
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 同じBomberの中でもFat Free Shad 6FとModel A 8Aは似たような限界潜行深度ですが、巻き重り、初期潜行曲線が随分と違うことを感じるはずです。Strike Kingのシリーズ4と5も同じようにリーリングの抵抗と潜り始めの潜行曲線が大きく違うことを感じるはずです。逆に10ftより深い側へプレゼンテーションしたい時には初期の潜行曲線が急であることがリーリングの抵抗を増大させるため使い辛さにつながってしまいます。まずはこのぐらいで自分なりの基軸・基準をつくっておくべきです。15ftをイラスト中に入れていますが、この水深はPaul Eliasが1980年代後半あたりでMann's 20 Plusを手にするまでほとんどのクランクベイトが到達することができない水深だったこともあり、基本ではなく応用であると考えるべきです。実際に行うには20lbでもルアーが限られることを除いて不可能ではありませんが、多くの場合ラインサイズを下げたりキャスティング・ディスタンスを伸ばしたりする必要が出てくるためです。
 このようにparallel approachを基本とすることで自分の使っているツール側で水深を把握すると同時にその過程で魚も探していくことができるというのがサーチベイトと呼ばれるベイトである所以です。

 さて随分前になりつつありますが、今回紹介した2種のアプローチについては以前触れたことがあります。そして、その中のparallel aproachについては、Rick Clunnを例に挙げて紹介したこともあります。
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 このDVDの動画内でもRick Clunnはparallel側を基本として紹介していました。記憶が定かならば同シリーズ中のどれかでEdwin Eversも同様のparallelを推奨してました。等深線上にルアーを効率的に、有効にプレゼンテーションできるというのがその主旨でしたが、自分の積み立ての中で何か納得がいかないものがあったわけです。先に述べたように、個人のスタイルがそれぞれで違うということは普通のことなので、そのスタイルを支える積み立てが違っているのもまた普通です。そして、今回のような「初めたばかり」の人の積み立てや前提を考える機会を得たことでRick Clunnが言いたいことが全て自分なりに受け入れられたという過程を投稿してみたわけです。
 こういった積み立てを経て基準さえつくってしまえば、後の微調整が非常に簡単です。変化を感じようと意図しなければそういった積み立ては達成されません。基準ができたということはそういったわずかな違いに敏感になったと同義です。ラインサイズを1サイズ変更しただけでわずかな違いが非常に大きな違いに感じられるはずなのです。仮に感じられなければ自らの鈍感さを反省する他にありません。大事なことなので何度でも言っていますが、基本がないのに応用ができないのと同様に、基準がないのに微調整したところで一体何になるというか、選択肢が無限に広がるだけでまとまりのない無駄ができてしまう、効率的に運用することができません。木で例えるならばあくまで基軸という幹があるから枝葉が支えられて木として成立するのです。微調整といった枝葉を広げるだけ広げても幹が無いとなると折れる、体系化して運用することなどできるはずがないのです。ルアーにしてもきっと星の数ほどある中から自分が最も自身を持てるコンフィデント・ベイトを持つのと全く同じ理由です。
 結局何が言いたいのかというと、デプスファインダーなしでラインサイズとクランクベイトといったツール側の外部情報を持っているという前提の場合において、ストラクチャー・フィッシングを積み立てようとする場合、予め目の前にあるストラクチャーの形状の想像、想定をしておきparallel approachを基本とする方が積み立てとしては最適ではないだろうかということです。大事なことなので言っておかなければならないのは、自分の真逆から積み立てをした例があるようにこれが正解というインスタントな答えはなく、あくまで近道にならないだろうかという方法論の提示であるという認識を忘れてはなりません。どうしても、何でもかんでも単純な答えを求めたがるというのがブログなんかをよく読む読者の悪い癖であるという自覚を持っておくべきだと考えています。これも何度も言っていることですが、ここに正解はありません。


追記
 個人的に必ず目を通すいつもの場所からRick Clunnについての非常に良い言及がありました。
 So the other day I went online, curious to see what Rick was up to lately. Still fishing, forty well in his rearview mirror, but the same thinking I remembered. He was talking about how some fishermen today rely too much on GPS coordinates. “Technology is great,” he said, “but in the long run it cannot replace awareness.”
 1988年の"BASS WARS"を出版してからずいぶん後に、好奇心からRick Clunnを探してみました。彼は釣りを続けており、40の彼の考察がありましたが、私の記憶している限り考え方は同じでした。彼は今日の釣り人がGPSの座標に頼り過ぎていることについて話していました。「テクノロジーは素晴らしいものです。」と彼は言いますが、「しかし、長期的に見ればそれはawareness/気が付くこと・意識に取って代わることはないのです。」

 ここまで書けばawareという状態になってないといけないのですが、Rick Clunnの概念というのは時を経ても変わらないという基本・基軸が完成しているということに加え、そこに意識といった人側の意図、感性を持ち続ける重要性を述べてくれています。今回の件に合わせて学ぶべきことがあるとすれば、距離感にしてもわずかな変化にしても自分からその違いを意識していなければ何も感じないままであるということに加え、そういった積み立てから完成した自分なりの基準はやがて理論となり時を経ても変わらない基本となっていくということです。

Indecision is often worse than wrong action

 ときには文化を見直すと意外なところで驚くように違う背景から生活していることがあります。バス・フィッシングをそんな観点から見直してもそのような違いを発見することができます。

given
【名】
1.既知[既定]の事実、当然[当たり前]の事
【形】
1.贈られた、与えられた
2.定められた、既定の、所与の、一定の、ある~、所定の、特定の、任意の、既知の

 英語で何か釣り関係のジャーナルを読んだ場合によく出てくる語彙として"given day","given time"というものがあります。もちろん両者の用法は形容詞です。意味するところは「その日、与えられた日にどう釣りをするのか」、「与えられた時間をどう有効活用するのか」といった時間が有限であるという前提に基づき、1秒たりとも無駄にできないといったところです。
 よく考えてみると日本語の中では時間を与えられたものだという前提に基づくことはあまりありません。むしろ「人生短し」といった自身が主格になったライフスパンといった長期間の時間を言うことの方が多いはずです。そこから1秒たりとも我々は戻ることができないといった狭義の時間を言うことの方が自然なはずです。最初から目先の細かい時間が有限であるという前提がそれほど一般的ではないということです。
 北米圏においてgivenは、誰から誰に贈られたものなのかという考え方もできます。それはもちろん宗教的な意味においてもそうですし、無宗教であっても社会からや企業からといったものでもあります。このあたりが些細なことに表れる文化の違いを形容しているのではないかということです。


 さて釣りにおいて"given time"というのは些細なことではなく、むしろゲームを組み立てる上で最も重要な要素です。自分がその日、その時間、一体どうすれば釣果につなげられるのだろうかという有効活用を考えなければいけないということです。
 すぐに釣れるとか釣りたいからといった即席の釣果を目指すからライトリグ信者なのに、そんな信者たちはそれを使って釣れるまで一体何十時間無駄にしてきたのかという非合理性には目を瞑るという偏見があります。
 要は釣れなかった時間、釣れなかった経験をいかに次の瞬間または次の釣行といった後・未来・将来につなげるのかと考えるのが合理的だと言いたいわけです。ライトリグ信者の行動や言い訳にその合理性は見出せません。産卵期のバスを狙うにしても、どの状態の魚に狙いを絞ってゲームを組み立てるのかといった前日の釣行計画を立てることをしない、行き当たりばったりの釣りをしているのも同じです。そんな言動を繰り返している人たちがパターンなんて言葉を使っているとしたら失笑ものです。なぜなら、行き当たりばったりで行き着いた結果を整理、分析するならまだしもそれをしないで次の釣行という行動を起こしているのですからパターンと言う名の理論をつくることができるはずがないのです。従って、そんな言動を繰り返して自分の釣りが固まることもありません。ずっとメディアの流行を追いかけ続けるだけの単なるミーハーなまま、どこかで飽きて釣り自体辞めてしまう展開が待っているだけです。しかし、辞めてくれるならまだ救いがありますが、現状問題とするべきは辞めることなくその悪習を広め続ける存在として確立している連中がいるという点です。このバス・フィッシングという文化は、日本で中身のないことを延々と詰め込むことしかできないそんな連中から忌諱しなければなりません。いずれにせよ釣れなかった経験であろうと釣れた経験であろうと、それを経験という積み立てとして次につなげられないのだからライトリグ信者というのは知恵が足りないと言えます。

 文化というのはそれぞれの土地で違うということを知っているようで、実は本質的に全く理解できていないというのが文化間の衝突を引き起こす原因であったりします。アメリカ人を馬鹿にするステレオタイプを見ることがありますが、1970年代に体系化されたバス・フィッシングを完成させた彼ら、さらに1950年代に既に釣りは釣果ではないという前提で普及させた彼らを雑だの何だのと馬鹿にしているようではそういった文化の違いを理解しようとしない態度と同義です。バス・フィッシングにおいても、今回の"given"という概念1つとっても良いところを積極的に取り入れる態度というのは非常に重要です。

その日、鳥かごが錆びた、だから鳥は外へ出られなくなったんだ。

 魚から釣りを組み立てるのが最終的な目的地であって、ルアーから釣りを組み立てるのは初心者だということをずっと言い続けており、従ってそこに踏み入れるためにはボートから釣りをしなければならない、ボートから釣りをしなければ決して到達しないと言い続けています。結局、多くの人にとって目標、終着点が明確になっていないことが飽きるという結果を招いているのではないかという仮説を流布してみるなどしてみます。つまり釣ってみたいと思ったルアーで釣ってみたところで「釣れたから何なの?」と思われてしまってはもう趣味として終わってしまうということです。何が言いたいのかというと、自分のスキルで、自分だけの力でどこまで釣りを組み立てられるのかということを釣りの最終目標にすることが、趣味を飽きさせない最大の意図となるのではないかという仮説です。
 岸からしか釣りを行ったことのない人たちがボートで釣り始めようとしたとき、地図、湖沼図を見てどこから釣りを始めたら良いのか分からないという人たちが多いという偏見があります。メディアがオカッパリキングなどと岸釣り、オカッパリしか特集していないのだからそれも仕方ないことなのかもしれません。さらにそれが原因となって「釣れたから何なの?」という疑問を持たれた瞬間に終わってしまうということもきっと考えられていないのだという偏見すらあります。大事なことなので何度でも言いますが、オカッパリは魚の方からアングラー側へ近づいて来てくれなければ決して成立しない種の釣りだという基本が忘れられているという意味です。そこで、不満を持った人たちがアングラー側から魚に近づいていくボートの釣りに移行していくという次のステップ、未来像が現状で誰も説明してくれない、自分が釣りをしている将来像が全く見えないのではないかという警鐘です。自分がどの程度自分だけで釣りを組み立てられるのかという挑戦を試みた瞬間、きっとあなたは自然の奥深さから逃れることができなくなるということでもあります。

 さてそんな釣りの手順を古い情報誌から、Rick Clunnの言葉を借りてみたいと思います。さらに今も言っていることが何も変わっていないことにも注目したいところです。当時33歳ですが、その分析力といった賢明さはやはり群を抜いています。現在のElite Seriesの基本思想はやはり当時の優勝者たちの賢明さによってつくられてきたということが良く理解できる資料となっています。


Advice From a Bass Champ
BY RICK CLUNN
Rick Clunn, a Texan, is recognized as one of the country's top bass fishermen
 Casual fisherman/一般的な釣り人は多くの問題に直面しますが、ほとんどの人たちが釣りをする時間が限られているという問題より厄介なことがあります。あらゆる釣りの不安で、私たちは釣りをする時間をとることよりも集中させることがあります。それは最も有効に時間を費やすことです。
 私たちのほとんどが休暇、旅行、その他の日常の重要な職務を計画するときに多くの時間をorganize/計画・企画・体系化に費やします。釣りもそれと何ら変わらないのです。ささいな細部を見逃すことが旅の見所を台無しにしてしまうことがあります。あなたが観照的な釣り人であろうと競争的な釣り人であろうと、organization/組織化は水上での成功を収めるために、より楽しむために追加できる唯一のことになります。
 あなたが釣りをする時間を効率的に使用することを保証するために最も重要なステップは、それぞれの釣行であなた自身のsystematic/(組織が)秩序立った・整然としたアプローチを発展させていくことです。
 私のバス・フィッシングアプローチについて説明していきますが、それは過去6年で何度も何度も変化し、修正されてきたものであるということを覚えておいてください。あなたも同様に、時間と経験によって洗練させていくとで、その有効性に驚くことになるでしょう。いつどこで釣ったかは問題ではなく、time-proven/時を経たアプローチがあなたの成功と楽しい釣行を保証するようになります。
 複雑そうに聞こえるでしょうか? それが実際にはいかに単純であるか驚くことになるでしょう。
 どこに行こうとしているのかということは問題ではありません。あなたが有効に時間を使うこと、魚の居場所を見つけ釣り上げることを可能にするための4つのステップがあります: Do your homework/下調べをすること; "confidence area"を明らかにする; 代替案を特定する; 体系的に水域を除外・消去することです。
 あなたは一般的なアイディアとして、どのような水系で釣りをするのか、どんなルアーが最も有効なのか、湖のどの区域・セクションで釣りをするのか、そして段階的な計画で魚の居場所を探していくということを理解しておくべきです。
 必然的に、全ての釣行を始めるときには、あなたの道具が全て順序良く、体系化されている必要性があります。もしあなたが私のようにできれば、1日の釣行が終わった際に部分的に[組織化したものを]再建することができ、従って次の朝には新たなスタートが切れます。これが自動的に行われるようになります。
 釣りに行こうとしている水系に関して入手できる情報を全て調査します。Specifics/明細ではなく、generalities/一般的な概念を探します。明細(例えばhotspots/ホットスポット、super lure/素晴らしいルアー)は危険であり、時折水系に関して先入観にとらわれることになります。湖の状況という一般概念、季節、いくつかの有効なルアーの知識などを持つことは非常に重要です。しかし常に偏見のない、柔軟な態度を保っておかなければなりません。
 加えて、気候の動向を釣行する予定の期間とその前後を調査します。この季節[3月]のseasonal patterns/シーズナル・パターンは湖の上流部が通常は最適な場所であることを指図しています。しかし、季節外れの大雨があれば湖の上流部は濁り、増水すると考えられることから湖の中流部で釣りをすることを余儀なくさせます。
 釣りの初日は仮の計画です。あなたが収集した情報から、釣行日を1時間ごとで予定を決めます。私は最初の1時間半をweed bed/ウィード・ベッド・水生植物の広がる場所で、様々なベイトを試すという時間の費やし方を計画します。動きながら、ウィード・ベッドで有効に使用できる様々なルアーを使って、ウィード・ベッドの岬・突起部、窪み、そしてchannels/チャネル・川筋を釣っていきます。もしこの行動が予定通りにうまくいったり、空に雲がかかってくるような場合、あなたはそのウィード・ベッドに留まることになるでしょう。もしこの行動があまり振るわない場合、次の予定に移行します。もし日が昇ってきたら、あなたはプラスティック・ワームやディープ・クランクベイトを使用して岬や立ち木の並ぶ場所で数時間釣ることになるでしょう。
 要となるのは、どこから釣りをしていくのかを知ること、どんな水域が非生産的・効果がないのか消去していくこと、そして次を試すことです。代替案を心に準備しておかなければなりません。例えば日中に開けた湖のクリークに釣りに行こうと決断したとして、そこに行くまでにもし30mph(13m/s)の風が吹いたらどうするでしょうか? またはお気に入りのウィード・ベッドに行ってみたら既にボートがそこに居たらどうするでしょうか。あなたの代替案は何でしょうか? 湖上でそれらの決断を下すときは決して待ってはいけません。バス・ボートの上は世界で最も考えるのが難しい場所です。それも誰かがあなたのお気に入りのスポットで魚を釣り上げているのを見ながら考えなければならないのです。
 組織化・体系化することというのはpositive mental attitude/積極的心構えを持つということも意味しています。なぜ釣れなかったのかと釣行前夜に深く考え過ぎることに時間を費やしてはいけません。楽観的に、現在の状況をどのようにしてあなたの利点として使用するかを考えるのです。
 あなたの限られた時間を有効に活用する際に極度に重要なことは、集中して取り組むべきな"confidence area/自身のある場所"を明らかにすることです。湖や河川の大きさ、特定の場所が1年のとある季節で他の場所より優れているといったことは問題ではありません。
 通常私は湖をupper/上流、middle/中流、lower/下流と3つの区域に分割します。明らかに数日では全ての湖を釣れない、回れない場合は、1つの区域に焦点を合わせます。これが私の言うconfidence area/自身のある場所です。あなたはどのようにしてこの場所を特定するでしょうか?
 それは3要素に基づきます: (a)シーズナル・パターン、(b)local information/地域の情報, and (c)あなた自身の情報(これは最も価値があるもので、あなたの友人からの助言は最低となります。)
 あなたが魚の居場所となるconfidence areaを明らかにするためには、最も価値のあるツールとしてシーズナル・パターンを知ることが必要です。いつものように、最高の手段を習得するのは最難関となります。最も手助けとなる手段はあなたの釣行を記録しておくことです。あなたは記録が全く科学的ではないと考えるべきで、過去の釣りの経験を思い出すのを手助けしてくれるだけだということです。

 私はTexas州のPasadena Bass Clubに参加した1969年から記録しています。釣りに行った後、成功したか否かに関わらず毎回記録します。もし魚を釣ったら何を正しく行えたのかを記録します。もし釣果がなかったとしても同じ失敗を繰り返さないために私のアプローチを同じく記録します。2年が経過するとそれは価値のある記録となっていました。初年度の秋にどこで釣れたのかという経験を、次の秋にも繰り返し釣果を上げることで、どこで釣りをすれば良いのかということが明確になってきました。同じシーズナル・パターンは、与えられるどんな湖であっても時間がわずかに違うだけで、毎年繰り返し起こります。これらのシーズナル・パターンは湖の上流、中流、下流のどの区域で釣りをすれば良いのか、クリークなのか苔で覆われた場所なのか立ち木なのか、シャローなのかディープなのか、多くの場合どのルアーが最適なのかを教えてくれます。
 このアプローチを使うことで湖に到着する前に多くの水域を消去しておくことができ、あなたを優位にさせます。他の方策は地域のマリーナに連絡してspecific/特定ではない、general/一般的な、湖の状況についての情報を集めます。バスはディープなのかシャローなのか? クリークの奥なのか本湖なのか? 湖が増水しているのか減水しているのか? 水の透明度はmurky/低い、muddy/泥濁り、clear/高いのどれなのか? 水温は何度なのか? その湖に最近訪れた友人に話を聞くこと。(ここには落とし穴があり、多くの釣り人も同様に、友人は誇張気味で、ときに最も重要な細部を伝え忘れる傾向にあります。)
 地元の情報と助言は手助けになりますが、先に述べたシーズナル・パターンを支援したり検証するためだけに使用しましょう。
 Confidence areを明確にしたら、次にactive fish/最も釣りやすい魚をどのようにして素早く見つけ出すのでしょうか? あなたが覚えおかなければならないのは、多くの場所で魚が居るのは1か所だけだということです。彼らはどこにでもいるわけではないのです。水系を読むことを学び、あなたの選んだconfidence areの全域から魚が居るであろう場所を特定することができれば、あなたは多くの無駄な時間を除外することができます。
 例えば、小さな農業用ため池に行ったとします。池のdam/ダム・堰まで歩いていったとき、意識しようとしなかろうと、すぐにあなたはバスが居着いている可能性のあるvisible area/視認できる場所を特定することから始めます。バスはたぶん西岸のmossbed/苔の生える場所、クリーク上流部の立ち木、東岸のstump/スタンプ・木の根、または堰周辺の岩に居ると考えられます。同様にinvisible/視認できない代替案を考えなければなりません。小さな湖の上流へ向かう古いcreek channel/川筋の跡を追ったり、水中のディープ・ウォーターの広がりが終わる場所に堆積した枝や泥があります。つまり魚が居るであろう4つのshallow alternatives/シャローにおける代替案と2つのディープにおける代替案ができあがりました。あなたはこれらの条件をどこかでは探せないこともあるでしょう。
 私は自分の選んだconfidence areaに入ったとき、同じ手法を用います。大きな場所の中にはまだいくつかの代替案があるはずです。そこでシーズナル・パターンの良い記録があれば通常は事前にいくつかの場所を消去しておくことができます。
可能性の高い生産的な場所を見つけたら、あなたが行わなければならないのは体系的に魚を見つけられなかったそれ以外の場所を消去していくことです。簡単なことのように聞こえますし、実際そうなのですが、しかしそこには統制のとれた・よく訓練された作業が含まれています。
 魚を探すために湖の全てを飛び越していき、多くの水域を釣ろうとするにも関わらず可能性のないものを全く消去しない釣り人たちが多過ぎます。アプローチを進展させ場所を素早く消去しなければなりませんが、徹底的にする必要もあります。それには適切な出発点として、時間を有効に割り振る、適切なルアーの選択、規律・統制を含んでいます。
 代替案をシャローかディープに分けましょう。あなたの釣行の90%は、最初にシャローの代替案を消去していくことから始まります。限られた時間の中で、あなたが最高の結果を出すためには、私たち全員10 feetかそれより浅い生息域で多くの時間を費やすことが利益となるのです。従って、私たちは場所を消去していくことにより自信を持って、より効果的に行っていかなければならないのです。
 ある場所でバスの居場所を探すときは素早く、しかし徹底的に行うことが重要です。
 居場所を特定したとき、適切なルアーの選択は極めて重要です。私たちはルアーを、バスが何を欲しがっているのかという先入観、私たちが好む早朝のルアーといった基準で選んでいることが多過ぎます。それらは馬鹿げた理由であり、貴重な時間を損失させます。
 私はルアーを選択する際、何が最も効果的にその水域と水深を釣ることができるのかを基準にしています。もしウィード・ベッドから釣り始めるのであれば、どのルアーが最も効果的に使えるのでしょうか?
 クランクベイトは3回キャストすれば2回は引っ掛かってくるでしょう。ワームはウィードをすり抜けてくれて使用できるでしょう。しかし覚えておかなければならないのは、あなたは限られた時間の中で魚の居場所を探さなければならないわけで、ワームでは遅過ぎるということです。スピナーベイトかトップウォーターが私の選択肢です。水草の上を効果的に、さらに素早く釣ることができます。魚が固まっている場所を特定できた後に、他のルアーを試してみることはできます。
 違った水域を消去していくときに、1か所を消去して次に移動する前に徹底的に釣りをしたことを確認しておきます。これは我慢できなくなり、別のスポットに変更してしまうという一般的な誤りの始まりです。1つの間違った移動は通常他の誤りを生み、1日で様々な水域で釣りをしたが、本当は適切に消去できなかったことになります。
 もしウィード・ベッドから釣り始めることを決断したなら、outer edge/アウトサイド・エッジ、ポケット、穴、岸とウィードの間を釣ります。1か所のウィード・ベッドだけを釣ろうとせずに、数か所は試してみます。いくつか岬から離れたもの、cove/ワンドの奥のもの、大きなウィード・ベッド、小さな孤立したパッチを試してみます。徹底的にです。
 それには規律・統制と統制を徹底的に行う時間が必要とされます。1日が終わったら2,3種の水域しか釣りができずわずかな釣果しかないかもしれません。しかしあなたはその日どこで釣れなかったのかを知っています。場所とパターンを見つけたとき、それを貫き通して熱心に取り組みます。
 釣り人は釣れなかったとき用のほぼ無限の言い訳リストを持っています。しかしながら、私はバス・フィッシングを物事が順調にいったときにより楽しみ、アリバイは必要ありません。あなたの時間を有効に使い、あなた自身で進展させ、アプローチを体系化すると、あなたも同じようにアリバイを必要としないようになります。





Reference
Field&Stream, March,1979, p.127-129

 先に述べておくべきは、Rick Clunnが比較的他のアングラーと比べると良く口にするdisciplineという語彙があるわけですが、日本語では文語体つまり辞書的な訳を見れば「規律、統制」となります。しかし口語体で訳を表現すれば「ルール」と言ったりするでしょうか。しかし、彼の言いたいことを読み取れば、厳密に言う「人の行為の基準として定められたもの」として「規律」という語彙になります。
 つまりバス・フィッシングというものを楽しむために、キャスティングの距離感を一定に保つなど自分の基準を持つという重要性を何度も説明しているわけですが、それを一言で表現するならばRick Clunnの言う"discipline"となります。これを英語で読み解いて日本語に翻訳した際に意訳として盛り込むべきことなのかもしれませんが、個人的に文章の読めない人たちが読んでもどうせワカラナイ形式の方が面白いという要らぬ配慮から当ブログは構成されています。

 言いたいことを流れ図のようにすれば以下のようになるでしょうか。

広義の意味の場所(エリア)、天候、水の透明度
  ↓
狭義の意味の場所(structure,スポット)、相対的濁度 →適切なルアーの選択
  ↓
狭義の一義(cover,ホットスポット)、相対的濁度
  ↓
適切なルアーの選択

 大きな問題は限られた釣行時間です。いつ見切るのか、またその時間配分のことです。一朝一夕で達成できることではありませんし、これこそが釣りにはまると抜け出せないと言われる所以です。どんな魚種を狙うにしても、岸なのかボートなのかも関係無く同じことです。ここに楽しみの焦点を合わせる、注目することができなければ釣りを趣味としていたとしてもいずれ飽きて辞めてしまうのです。そこが釣りを趣味として続けられるか否かの思想の境界です。従ってバス・フィッシングを岸から行うということは、このRick Clunnの言うルーティンワークに最大の枷が付いて回るということであり、それは果たしてバス・フィッシングとしての楽しみなのかどうかという疑問の提唱なのです。
 ついでにラージマウスが愚かな人たちの言う通りに進化して賢くなって釣れなくなっていたり、シーズナル・パターンが変容しているのであれば、それはバス・フィッシングの終焉、死を意味するということであると理解されていないという偏見があります。業界の人たちが言っている偏見もありますが、それって自分で自分の首を絞めているだけということに気がつかないとかいう愚かしさです。

 いずれにしてもルアーから釣りを考える、ルアーの選択のことしか考えられないということがいかに釣果を損ねるのかということが理解できたでしょうか。ルアーの色だったり、細部であったり、ロッドワークであったり、アクションであったりも同様です。まず最初に注目するべきは何なのかということです。まず最初は対象魚です。ラージマウス、スモールマウスの生態を知るということは、いつどこを好んで生息環境とするのか知ることであり、それがシーズナル・パターンという体系的な分析に集積されます。次にあなたが行うべき行動は地図を見て、釣行で使える限られた時間の配分を考えるということです。そして、日本であろうとthe USであろうと、国を問わず、釣りをする水域の大小も問わず同であり、同じであるということは基本ということです。勝手にアメリカの釣りが広大な湖の釣り方であって日本には適用できないかのような意味不明な言論がありますが、どこに行ってもいつでも釣りたいという願望が少しでもあるならば、日本に居ようとも基本を学ぼうとする態度を持つべきだということです。どこに行ってもバスはバス、ラージマウスはラージマウスなのです。

 さて自分の見据える目標として、ボートに乗って自分のスキルのみで魚を釣り上げるという将来像を少しでも思い描くことができるキッカケとなるのでしょうか。どこそこのメーカーのナントカ言うルアーが良く釣れるなんて非常にドウデモイイ情報で溢れた現状に嫌気が差すかもしれません。しかし、それは釣りを永らく楽しめるという諸刃の剣なのかもしれません。

 当時33歳のRick Clunnはここまでclever/賢明だったわけですが、彼より年齢が上なのにも関わらず彼より愚かな人たちがバス釣り業界に溢れているという事実をそこらじゅうで見ることができるわけですが、せめてここのちゃんと文章の読める読者だけでもそういった愚かな態度を改める、反省するという態度を持つべきではないのでしょうかという、現状に対する警鐘です。個人的にKevin VanDamをclever/賢明だと普段から褒め讃える当ブログですが、その賢明さをつくりだした先人たちが存在したという歴史を忘れてはいけないという意味でもあります。そろそろスポンサー関連で資金集めをしているところを見ると引退間近なのではと勘ぐってしまうRick Clunnの動向ですが、せめて引退してからでもこういった内容をまとめた、貴重な情報を残した書籍を発表して欲しいものです。
 最後になりましたが、大事なことなので何度も言っておかなければならないのは、ノートを取ったからといってその記録、己の経験が科学的などと考えるのも愚かしい行為であるということです。科学的であるためには検証材料、比較対象が存在しないため(科学的に)立証できないということです。加えて、魚の胃の内容物を電子顕微鏡すら使わずに調査しようとするのも愚かしい、非科学的行為です。同じことが繰り返されるという回数だけが増えたところでそれは科学的ではあらず、科学的であるためには多角的な検証、立証作業が必要だということです。当ブログは非科学的な、似非科学など科学を装う連中を非議していきます。



 Rick Clunnについて何も知らない人たちが彼を神格化しているという偏見がありますが、なぜ彼のこういった賢明さや先見の明を褒めようとはしないのでしょうか。
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 Season 5以降、"Art of Angling"のコーナーはなく、Rick Clunnも出演していません。しかし、Season 4までで伝えてくれる内容は知っておく価値があります。話題にならないのは、英語であるが故に何を言っているのか理解できていない人たちがほとんどだということに原因があるという偏見がありますが、それにしてもRick Clunnを持ち上げる連中ほど彼の賢明さに言及したことがないのは、KVDについても言えることであり、悲しい現実です。


 YouTubeのサイトも面白い試みとして"automatic captions"という音声を文字化するという機能を追加しています。文面を翻訳ソフトの使用で読めば少しは彼の賢明さに触れることができるかもしれません。ついでに聞きながら音声の文字化の正確性について確認してみましたが、まだテスト段階です。または、話し手の発音ミス、話しにつまる、訛りなどがあると文字化もスムーズにはいかないようです。さすがにナレーターの発音はClunnなど人名、特殊なワード以外は比較的正確に文字化されています。しかし、いかに言語の発声、音声というのが曖昧なのかということがよくわかります。つまり、我々は音を言語として理解するために多くの部分を文化的な側面で補っている、補完して会話しているということがよく理解できます。つまり、相手が何を話しているのかという理解から常に内容の先を予測したりしているということがわかるのです。
 もし文字化したものを個人レベルで修正可能にするなどすれば新しいコミュニケーションツールとしてオモチャ程度に遊べそうです。



 Rick Clunnからの引用としてp.82に地図を3セクションに分割して考えるというカラーのイラスト付きtipsが掲載されています。2006年に出版された書籍ですが、書いてあることは1979年と変わっていないのです。バス・フィッシングは30年も変わっていないからこそバス・フィッシングとして成立するのです。大事なことなので何度でも言いますが、基本が変わればそれはバス・フィッシングそのものの、概念の死なのです。
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arb1200

Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
http://twitter.com/#!/arb12001

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