I can't stand the devastation. Relentless agony. Hope that I get to see you on the other side.

Bassmaster Elite at Sabine River presented by Econo Lodge
June 7-10, 2018
GroupAnglerPlacePoints
AKevin VanDam
BGerald Swindle
CBrandon Lester
DGary Klein
EJason Williamson
Tie-Breaker: 54 lb 3 oz

 Ikeは無事にスケジュールの再調整で出場が可能となったeventです。
 今回は個人的にはそれほど攻めていない選択です。真夏の暑さで河川、シャローウォーターのフリッピングといった展開に強いとなれば選ぶべき選択肢が限られています。Bill LowenやTommy Biffleといったところも選択したいところではありますが、今回は世間的にやや期待されていないメンバーを選択しました。8ft超過のフリッピングスティックで釣りをしているのに日本じゃ誰も注目しないBrandon Lesterに、Mississippi Riverの前にもう一度Top 12に近づいておきたいGary Kleinです。2006 Northern OpenのMississippi Riverで2位といった成績に総重量が低めのeventで強さを発揮すると勝手に思っているJason Williamsonといったところです。G-Manに関しては選んだ人の多い選択肢であり何の面白さはありませんが、安定した強さを見せてくれる印象が万人にあるということですし、当方の予想もそのまま同じだということです。

Don't wanna hear it's over. What a rude awakening. Angel of death has come and ripped you from my life.

Toyota Bassmaster Texas Fest benefiting the Texas Parks and Wildlife Department
May 17-20, 2018
GroupAnglerPlacePoints
AOtt DeFoe59157
BKevin VanDam13251
CCasey Ashley14248
DKeith Combs4285
ERick Clunn27221

 今回まともに視聴できなかったため、特に言えることがありません。Drew BentonがROYのtitleだけで終わらずClassic出場をかけたeventで勝ったことを讃えたいところです。

騒動を遠く配置して、もう展望の余地は消えたと

Toyota Bassmaster Texas Fest benefiting the Texas Parks and Wildlife Department
May 17-20, 2018
GroupAnglerPlacePoints
AOtt DeFoe
BKevin VanDam
CCasey Ashley
DKeith Combs
ERick Clunn
Tie-Breaker: 80 lb 12oz

 今回のeventは2016 BASSfest Lake Texomaが基準の選択です。Group CはCasey AshleyかBrandon Cardか、Group DはMike McClellandかKeith Combsか非常に悩むところです。Keith Combsは昨年Texasで開催された2017 Bassmaster Classicで強さを見せきれず、同州開催のBASSfestでも16位と高い成績ではあるもののTop 12で最終日に残れず、最終戦こと2017 Toyota Bassmaster Angler of the Year Championshipで勝つというスモールマウスでの強さを見せつけたもののAOYが決定する最終戦という目立たない局面だったため、ここで勝たなければいつ勝つのかというお膳立ては整っています。Ott DeFoeと今回選べなかったBrandon Cardに関してはシャローのdock周辺での釣り、シャッドスポーンなどに絡んだ魚をトップウォーターでも使って50 cutには入ってくるだろうという見立てです。
 Group Eに関しては在住していた元Texanとしてなのか意外とTexasで成績を残すRick Clunnを選択しました。岩盤質の湖底に透明度の高い水系というLake Ozark, Table Rock系の様相を見せる湖というのも予想する上で重要な要素です。
 Wesley Straderの3週連続という見たことのない快挙も視野にいれた非常に興味深いeventではありますが、Roland MartinまでもがNed Rigを自分の釣りに採用するような時代ですが、彼らには日本には絶対に無い理論を持ち合わせて釣果をひねり出します。仮にfinesse fishingが優勢になったとしても、そこにはいつものように新しい発見があると断言しておきます。

踏み鳴らせ、汝善良のマシン。連呼せよ、さあ思慮は今罪と知るべし。

Berkley Bassmaster Elite at Kentucky Lake presented by Abu Garcia
May 4-7, 2018
GroupAnglerPlacePoints
AJames Elam71133
BKevin VanDam54167
CMatt Lee39197
DStephen Kennedy81113
EGary Klein9389

 初日が終わった段階で上位の名前を見て展開的としてKevinに勝ち目がないなと思ったら50 cutにまで数オンス差で逃すという事態となりました。元々トップか2位かみたいな成績はもう少し先の季節でオフショアの釣りが優勢になってからの話であって、この季節の話ではありません。Gary KleinについてはMississippi Riverでhistoryと共に頑張ってもらうことにしましょう。Tie-Breakerは81-1予想でしたが、結果80-4と13oz差までは迫ることができました。
 Live初日のevent2日目にトップに立った黄色の人ですが、その時点で3日目もトップで最終日には・・・という展開を予想しましたが3日目から順位が入れ替わってしまいましたがやらかすのは見えていました。

http://www.bassfan.com/news_article/9244/strader-stayed-committed-to-open-minded-approach
 最終日の動作をLiveで見ていましたがアプローチは本当に完璧でした。それにしても最終日のLiveでその内そこだけclipされるでしょうが"Yamaha Taste of the Bait"で見せたようにスピナーベイトを現場で組むのが手際よく速いです。3日目の時点で調子が良さげだったのはLive中にSkypeか何かで繋いだ中継でわかりましたが、最終日もバズベイト、スピナーベイト、スクエアビル、ピッチング、ホローベリーフロッグと特に決まったアプローチなどはなく、それらをその場とその瞬間に合わせて使い分けてトップに立ちました。ショットガンを撃った結果散弾はその名通り散っているものの全てクリティカルエリアを射止めていたという感じです。これをアメリカ合衆国内のbass fishingではjunk fishingと呼びます。

Main factor in his success – “Adjusting every day to what was going on. Just picking up the bait that’s best suited for the situation you’re in or the structure you’re throwing at and just going with my gut. That was my main key to success.”

 これがいかに凄いことなのか知識の足りない日本人には本当に理解することができないという偏見があります。
 ジャンク・フィッシングの概要は英語で調べればいくらでも出てくると思いますが、根本的にジャンク・フィッシングは日本人が理解できないであろう釣り方、戦略です。なぜかといえば、言語的な態度としてmargin of errorという語彙に馴染みがないからです。全く馴染みがないと言えばそれは嘘になるのですが、しかし我々が釣りをしているときにこれを気にしているかと言えば絶対に意識すらされていないという偏見があります。 そのmargin of errorを理解するところからjunk fishingの真意が見えてくるのです。まず辞書で検索すると「誤差の余裕、許容誤差」という言葉で説明され、具体的な用例はそれほど出てきません。しかし、"statistical precision of estimates from sample surveys."という専門用語にした時に、日本人でも何か気がつくはずです。このWikipediaのそのリンク先の図、サンプルの形状を見て何か思い当たる節がないでしょうか。
margin of error
 日本語でもよく使われる語彙の偏差値です。標準偏差という統計値や確率変数のばらつきを示す数値なのですが、果たして日本の釣りメディアでこれまで偏差にしろmargin of errorの考え方を示したことは今の今まであったでしょうか? あり得なかったという偏見があります。
 許容できる誤差にする、釣りに変換すればミスできる余地を残した十分な結果を残すということです。しかし、日本語の場合に、敢えて辞書そのままの語彙で「誤差の余地」をあらかじめ想定して釣りをしているプロがいたでしょうか? 存在しないという偏見があります。一尾を逃さないためにどうのこうのと対策を語る人を見たことがありますが、予めミスするということを想定した上で、そのミスの数が結果に影響しないだけの結果を出すという考え方をしている釣り人を見たことがありません。例えば、銃弾の的中させた話に戻せば、ショットガンをスラッグ弾を使用しないという前提で一箇所に的中させることは物理的に不可能です。そこには的にすら当たらない弾丸も出てきますが、予めそれを知っていてその誤差分は許容するという考え方がmargin of errorには含まれているわけです。釣りを前提に合わせて考えてみれば、前回のGrand LakeでのKevin VanDamの釣り方がライフルで標的に狙い定めて一発づつ着弾させ高得点を稼いだのに対し、今回のWesley Straderはショットガンで標的を撃つも散弾が全て高得点に着弾し誰よりも稼いだという感じです。
 日本人に多いのか、完璧主義的な考え方で掛けた魚を一尾も逃したくないだとか、岸釣りで元々少ない機会を逃さないためにといった意見が多いという偏見があります。しかし、それに対して必ず存在するエラーの数をどう補うのか失敗ありきでの対策を講じるのかという考え方は魚釣りという活動に適しています。極論としては切れる可能性のあるフィッシングラインを使っている時点で魚を逃さないわけがありませんし、魚の口に針先がどの方向を向いて刺さるかなど物理的に上顎を貫通するように設計されていてもそうならないことだって起こり得る訳でフッキングという動作時には釣り人が知る由もないことです。そもそも魚を逃すことが可能性として常に存在することを前提に存在するゲーム・フィッシングに、掛けた魚を一尾も逃さない方法を考える方がナンセンスだということです。すなわちmargin of errorを残しておく方法を考えることがプロフェッショナルだということです。
 またmargin of errorは北米のbass fishingで普通に使われている語彙です。
https://www.bassmaster.com/kevin-vandam/fishing-win-can-bite-you

The margin for error in the Toyota Bassmaster Angler of Year (AOY) race, or even earning a Bassmaster Classic berth, is much smaller today.


http://www.bassfan.com/news_article/7567/kvd-out-front-with-29-05-clunn-a-distant-2nd

He's got some margin for error this time as his 29-05 stringer was best in the field by more than 4 1/2 pounds.

つい1週間前、勝った直後のブログでも
https://www.bassmaster.com/kevin-vandam/little-things-produce-big-results

When you’re fishing against the best of the best, you have to take precautions to put you in the best position to win and leave little margin for error.

このような用法で使用されています。こういった考え方を背景にしたジャンク・フィッシングと見ればその戦略性を理解できるのではないでしょうか。すなわち釣れそうだと思う場所をショットガン方式で様々なアプローチで釣っていき、特定のアプローチで固めて釣ることができるパターンを見つけられなかったというエラーを補うぐらいの大きな結果を得ようということです。
 ジャンク・フィッシングは多くの場合失敗する戦略です。しかし春という季節だけは別で、bassという魚が春に産卵行動を起こすもののそれが一斉に始まり一斉に終わるわけではなく、個体差をもって多数派と少数派で時間が重ならないように産卵活動をするという特徴からジャンク・フィッシングが成立する環境があるのです。アプローチから見れば、それが今回のKentucky Lakeの季節感だったのです。産卵前のpre-spawnもいれば、産卵床をもつspawning fishを目視で釣るサイト・フィッシングで釣ったとStraderは言っていましたし、産卵床を尾びれではたく産卵期特有の行動から尾びれが欠けたpost-spawnの状態の魚、そして産卵行動を終えてそれとは関係なく同じく浅場で産卵に来たシャッドを捕食しようと待ちかまえている魚などが混在していたわけです。どれが多数派だったのかということもなく日替わりの状況変化に合わせて釣り買ったのがWesley Straderということです。
 これらを踏まえて本当のジャンク・フィッシングが日本人にもできるようになるでしょうか? Margin of error, 必ず起きるミスを前提に、もちろんそのミスを減らすことは考えなければいけませんが、一度自分の釣りにおいて考えてみるべき概念ではないでしょうか。

 当ブログでBassmaster Elite seriesでも成功しない訳がないと断言した彼ですが、早くも結果を残すこととなりました。勝利後のインタビューでトロフィーを持った撮影を大方終えた頃、Weigh-in Liveが終わる寸前にFLWからB.A.S.S.からの早期移籍組だったJason Christieが勝ったStraderに駆け寄る姿がなんとも感動的でした。

tag : junkfishing

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Author:arb1200
There are main contents.KVD;Kevin VanDam,He is a one of my angling hero.I translate his article in Japanese.Also BASSMASTER Magazine and BASS Elite series pros info too.
Curation which is the definition of my blog.
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